モルディブに来て海に入らない方はいないと思いますが、大抵の方から
ウミガメが見たい!
ウミガメが好き!
ウミガメは何処で見られますか?
と聞かれます。
私が居る所では、正直何処でも見られます。
スノーケルでもダイビングでもどちらでもタイミングさえ良ければ大抵見つけられます。
水面をふわふわ息継ぎの為に漂っていたり、水中1m-20mの所で捕食していたり。特に捕食中はじーっと観察する事が出来ます。
なので、甲羅に触りたい気持ちをぐっとこらえてそーっとそばに寄ると、逃げずにいつまでも見ていられます。手を伸ばすと、するっとそれをかわして逃げて行ってしまいます。特にアオウミガメは臆病であまり近くに寄って来てくれません。
ここでよく見られるウミガメは、「タイマイ」と「アオウミガメ」ですが、稀に「レザーバック」や「ロガーヘッド」という種類もいるようです。
ちなみにアオウミガメは海藻や藻などを食べ、タイマイは海綿や柔らかい珊瑚やクラゲを食べます。夜は浅瀬の岩の影などに隠れて寝ています。
時々ナイトダイビングやスノーケルに行くと岩の下の空間に身体を挟めて寝ている所を見つけます。
なるべく顔にライトを当てないように(まぶしくて起きてしまったり、目つぶしになってしまうので)、気をつけて観察します。
早朝、海に入ると水面近くを泳ぐ姿を毎回見かけます。
ダイビングとスノーケルどちらが遭遇率高いかと言うと同じくらいではないかと思いますが、距離はダイビングの方が近くに寄れます。
今までの経験でウミガメが私の頭の上に乗って来たり膝の上に座って来た事があるのですが、これはすべてダイビング中です。
素潜りが得意な方は、潜って近寄れますが、これをすると大抵の亀は驚いて逃げてしまいます。多分手の動きとフィンキックが激しくなるので怖いのだと思います。なので手を後ろに組んで近寄るといいです。
ウミガメは、こちらをじーっと観察して寄って来たりします。
どアップの写真は素潜りで撮った物です。カメラにごつんとぶつかってきた後の写真です。