イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの連合王国。音楽やサッカー好きには憧れの国です。
サッカーに加えて、最近ではラグビー観戦も人気。
歴史的なバンドから最先端の音楽を楽しむなら英国!
「ハリーポッター」ロケ地巡りは鉄板の現地ツアー。
7日間のツアーで平均的な予算は1人最低でも25万円から。
日本からロンドンまでの直行便最安値は、最低でも往復10万円前後。乗り継ぎ便を利用すれば費用を抑えられますが、移動に時間がかかってしまうため、旅程に余裕がない場合はおすすめできません。
ロンドンは特に物価が高いので、宿泊費・食費・交通費・アクティビティの費用を含め、少し余裕をみてプラス10~15万円は欲しいところです。
ロンドンまでは直行便がありますが、片道12時間以上かかります。また、ロンドンから郊外へ移動する場合は、乗り継ぎを含め15時間以上を見ておいた方がいいでしょう。
見どころの多いロンドン1か所の滞在でも1週間では足りません。せっかくイギリスを旅するのであれば、湖水地方やスコットランドへも足をのばしてのんびり過ごしたいもの。2都市以上周遊するなら8日間以上をみておきましょう。
また、ユーロスターを利用すると、パリへ日帰りも可能な距離。ヨーロッパ周遊を希望なら、イギリス・パリもおすすめです。
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日本の北海道よりも北に位置するロンドン。西海岸性気候のため、冬でも温暖であまり雪は降りません。
過ごしやすさでいえばやはり夏がおすすめ。ただし、ピーター・ラビットでおなじみの湖水地方は、夏がピークシーズンで大混雑します。春や秋の景色も美しいので、混雑する夏をさけていくのもおすすめです。
北部にあるスコットランドはロンドンよりも気温が低く、冬は雪が降ることもあるので要注意です。その反面、夏は涼しく夜が長いので、夜更かしが楽しめます。
日本同様、四季があるロンドン。ただし、東京よりも気温は低めで、夏でも涼しく過ごせます。1年を通じて曇りや雨が多く、天気が変わりやすいのが特徴といえそうです。
北にあるスコントランドは夏でも日本の春ぐらいの気温。20度を超えることはあまりありません。エディンバラを訪れる場合は、夏でも長袖の上着は必需品といえそうです。
あると役立つ持ち物は以下の通り。
10月~4月まではダウンコートやストール、マフラー、手袋のような防寒具があるといいでしょう。
夏は紫外線が強いのでサングラスや帽子が必需品。ただ日陰は寒く感じるので、長そでの上着があるといいでしょう。
ロンドンの名門ホテルや、貴族の邸宅をホテルに改造したマナーハウス、湖水地方にあるかわいらしいカントリーハウスなど、いろいろなタイプの宿があります。イギリス発祥の朝食付きB&Bで「らしさ」を体験するのもいいですね。
ロンドンの一等地、メイフェアに建つ5つ星ホテル「ザ・ドーチェスター」。ダイアナ妃との結婚式前日にチャールズ皇太子が宿泊したことでも有名です。
ホテル内には三ツ星レストランの「アラン・デュカス」や、アフタヌーンティーが楽しめる「ザ・プロムナード」、女王のロイヤル・カクテルが有名なバーがあるなど、宿泊しなくてもぜひ立ち寄りたいホテルです。
マナーハウスは、貴族が所有していた領地(荘園)に建てられた館を宿泊施設に改装したもの。豪華な内装や美しく手入れされた庭園、のんびりとした田舎の風景など、英国ならではの滞在が楽しめます。
宿泊以外でも、アフタヌーンティーやディナーを楽しめるところも多くあります。
ロンドンからアクセス便利なところや日本人に人気のコッツウォルズなどにもありますので、ぜひ1泊はマナーハウスでとリクエストしてみましょう。
B&Bはイギリスが発祥!朝食付きで手ごろな値段で宿泊できるのが魅力で、イギリスの伝統的な滞在が楽しめます。
物価の高いロンドンでB&Bを選び、宿泊費を抑えるというのも手。大人気の海外ドラマ「アウトランダー」で撮影に使われたインヴァネスのホテルも宿泊可能です。
イギリスで暮らすように滞在するのも特別な思い出になりますね。
イギリスの正式名称は「グレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国」、通称UKです。ロンドンがあるイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4地域で構成され、それぞれが独自の文化や伝統を持っています。
イギリスだけでいろんな国を周遊した気分を楽しめますよ。
首都であるロンドンには、ロンドン塔、ビッグベン、セント・ポール大聖堂、ウェストミンスター寺院、バッキンガム宮殿と有名どころがずらり!
ロゼッタストーンやミイラなども所蔵する大英博物館は、1日ではとても回れないほどの広さ。ポイントを絞って見学するのがおすすめです。
サッカーファンにとってぜひ行ってみたいのがマンチェスター。チケットはなかなか取れませんが、スタジアムツアーだけでも楽しみたいものです。
湖水地方は絵本のような風景が広がる、イングランドで最も美しいエリア。ピーター・ラビットを生み出したビアトリクス・ポターが半生を過ごしたニア・ソーリーなどかわいらしい村を訪ねてみましょう。
イギリスで唯一の温泉があるバースは、街全体が世界遺産。また、ソールズベリーには有名なストーンヘンジもあります。
イギリス海峡に面した場所にある絶景スポット「セブン・シスターズ」は、白亜の断崖が7人の修道女に見えたことから名づけられました。
タイタニック号がニューヨークに向けて出港したサウサンプトンもここにあります。
物語が誕生したのはスコットランド・エディンバラ。ホグワーツ魔法魔術学校のモデルといわれるエディンバラ城をはじめ、中世の雰囲気が残る美しいエリアです。
スコッチウイスキーのふるさとであり、タータンチェック、バグパイプなど、スコットランドならではの伝統も魅力的。
雄大な自然が残るハイランド地方、ネス湖など時間があればぜひ訪れてみたいエリアです。
ラグビーですっかりおなじみになったウェールズですが、実際に訪れた人は少ないかもしれません。
城壁にかこまれ、ケルト文化の影響が残り、街中の看板はウェールズ語と、異国を訪れた気分になることでしょう。
人気アニメ「天空の城ラピュタ」に描かれているお城のモデルは、ここウェールズにあるカナーヴォン城ともいわれており、見逃せません。
豊かな大自然の絶景が広がるウェールズにもぜひ足を延ばしてみましょう。
アイルランド島の北東部にあり、首都はベルファスト。ヴィクトリア王朝時代の雰囲気や豊かな自然が残されているエリアです。
見どころは世界遺産になっている「ジャイアンツ・コーズウェイ」。何万という六角形の石柱群が連なる神秘的な光景を見ることができます。
また、世界最古の蒸留酒製造所といわれる「オールドブッシュミルズ蒸留所」。伝統的なアイリッシュウイスキーの試飲を楽しんでいきましょう。
処女航海で沈没したタイタニックは、ベルファスト造船所で建造されたため、博物館もあります。
定期観光バスを利用した手軽なものから、ツアーバスで日帰り可能なツアーなどさまざまな現地ツアーを利用して、賢く楽しくイギリス旅行を満喫してみましょう。
ハリーポッターに出てくるホグワーツ食堂のロケ地となったのが、オックスフォード大学クライストチャーチ校。
ここのグレート・ホールは、「魔法の国のアリス」のモデルとなった、ルイス・キャロルの娘アリス・リデルの肖像がステンドグラスになっているのもお見逃しなく。
この他にも魔法のほうきに乗るレッスンが行われたアニック城など、いろいろなツアーが企画されています。ハネムーンコンシェルジュにぜひ相談してみましょう。
スコットランドを訪れたなら、ぜひ参加してほしいのがこちらのツアー!ウイスキーのバレルに乗って、ウイスキーの製造行程を見学できます。
各地のウイスキーを飲み比べできるので、お気に入りの1本を購入できますよ。
パワースポットとしても有名なストーンヘンジ。自分たちで行くのはちょっとハードルが高いですが、バスツアーを利用すれば簡単です。
ここでしか買えないお土産もあるので、ぜひ参加してみましょう。
イギリスを震撼させた切り裂きジャックやスィニートッドなど、暗黒史を題材にした恐怖のアトラクション。地元では大人気のツアーになっています。
日本とは趣向が違うお化け屋敷ツアーで、2人の絆を深めてみては?
イギリス料理はおいしくないといわれていますが、ロンドンには世界中のグルメが集まっています。伝統的なサンデー・ローストやフィッシュ&チップス、パイ料理なども、日本人の口に合うおいしさです。
ホテルの朝食でよく目にするのがイングリッシュ・ブレックファースト。
グリルしたソーセージやベーコン、ビーンズ、卵、トースト、マッシュルームの組み合わせがスタンダードです。
バリエーションとしてハッシュドポテトやオートミール、ブラックプディング(動物の血や内臓、肉などをミンチにして腸詰したもの)、イングリッシュマフィンなどを、紅茶とともにいただくのもおすすめです。
日曜のランチにイギリスの家庭で食べられているサンデー・ロースト。ヨークシャー発祥の習慣です。
ローストしたチキン、ビーフ、ラム、ポークなどのメインにローストまたはマッシュポテトやヨークシャー・プディング(シュークリームの皮のようなもの)、野菜類を添え、グレービーソースをかけた肉料理。
イギリス式の甘くないパイとマッシュポテトの組み合わせもローカルなお料理としてよく提供されます。
待ちのいたるところにあるパブは、イギリスでぜひ立ち寄りたいお店のひとつ。
入店したらカウンターかテーブル席をチョイスしましょう。続いて注文カウンターに行き注文。お金を払いビールを受け取ります。
そしておつまみはやっぱりフィッシュ&チップス!?魚の種類を効かれますので、肉厚なコッドもしくは、小ぶりなタラのハドックなど好みを伝えましょう。
日本の方がおいしいという人もも多いですが、ここは旅の思い出として注文しておくのもいいかもしれません。
正式なイングリッシュ・アフタヌーンティーは、お茶のポットと三段のスタンドに美しく盛りつけられたスイーツやサンドイッチ。
一段目から順にいただきましょう。日本とは違ったフィリングで冒険気分が味わえます。
一流ホテルはもちろん、日本でも有名なフォートナム&メイソンなどの老舗デパートでもティーサロンがありますし、もう少しカジュアルな雰囲気のところも。滞在中にぜひ一度は体験してみてください。
イギリス王室グッズやスコッチウイスキー、紅茶、ショートブレッドなどいろいろな定番グッズがあります。また新婚生活で使えるテーブルウェアとして、ウェッジウッドやエインズレイ、バーレイなど、訪れた記念に購入してもいいですね。
シャルボネル・エ・ウォーカー社の「ピンクマルク・ド・シャンパン・トリュフチョコレート」や、ベンディックスのミントチョコレート、ピラミッド型の結晶が特徴のマルドン シーソルトなど、英国らしい上品なお土産は大変喜ばれます。
上司や両親、親戚など、お世話になった方にはおすすめです。
日本でも大人気のハリーポッターグッズ。スタジオ見学ツアーやロケ地巡りなどで購入できます。
この他、ピーター・ラビットやパディントンベア、くまのプーさん、ひつじのショーン、きかんしゃトーマスなど、イギリス生まれの人気キャラクターがいっぱい!ファンならぜひ限定グッズを手に入れていきたいものですね。
日本の100円均一ショップのように、イギリスにもほとんどの商品が1ポンド購入できる「パウンドショップ(Pound Shop)」が存在します。
キットカットやマクビティなど、日本でもおなじみのお菓子もあり!イギリスで有名な「タンノックス」のティーケーキ(ふわふわのメレンゲとビスケットをチョコレートでコーティング)したものは紅茶によく合います。
バラマキ用土産にはぴったりなお店ですね。
旅費を抑えるため、イギリスとフランスを周遊するフリープランを選びました。
新婚旅行者向けのサービスは何もなく、残念なことに旦那さんからのサプライズもありませんでした。
自分たちですべて考え、調べなくてはいけません。旦那さんがちょうど忙しい時期に重なってしまったので、下調べが不十分。現地でガイドさんと相談しながら決めた行き先もあるので、余分な時間が多かったかも。
埼玉県・20代
パイプ織間なこ
エディンバラ在住。職業はライター・翻訳家。旅先で見かけた美しい風景をご紹介していきます!
【インスタグラムでエディンバラの素敵な風景を発信中 @newtranquility】
NomuraHitomi
イギリス・スコットランド・エディンバラ在住。2015年のイギリス旅行をきっかけにイギリス文化に惚れ込み、2017年に渡英。スコットランドの伝統衣装キルト(スコットランド人男性が着るタータンチェック柄の巻きスカート状の衣装)の作り方を現地で学び、現在はエディンバラを拠点にキルトメーカーとして活躍中。スコットランド文化をより多くの方に広めるのが目標。
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日本からロンドン・ヒースロー空港まで成田(JAL・ANAブリティッシュエアウェイズ)・羽田(JAL・ANA・ブリティッシュエアウェイズ)・関西国際空港(ブリティッシュエアウェイズ)から直行便があります。
フライト時間は約12時間30分前後。サッカー観戦で人気のマンチェスターやスコットランド・エディンバラへは、ロンドンやパリを経由し、国内線で移動することになります。
パスポートの残存期間は6か月以上あるのがベスト。日本からイギリスを旅する場合は、ビザは不要です。
また、2019年5月以降「eGate(自動化ゲート)」がスタート。イギリスへの入国カードが廃止され、パスポートをスキャンするだけでOKになりました。
イギリスはシュンゲン協定加盟国ではないので、他のヨーロッパとの周遊では、パスポートコントロール(入国審査)が必要です。
イギリスの通貨はポンドです。補助通貨はペンス。紙幣は5~50ポンドまでの4種類、コインは1~50ペンスと1ポンド、2ポンドがあります。ちなみに50ポンド札はほとんど利用されないので、両替しないようにしましょう。
両替は必要最低限、日本国内の銀行などがおすすめ。イギリス国内では、デパートに入っている両替所が比較的為替レートがよいといわれています。現金が必要な場合は、クレジットカードでのキャッシングがおすすめです。
クレジットカードはVISA、MASTERなら確実。最近ではJCBも使えるところが増えているようです。また、イギリス国内で使用する場合、暗証番号の入力(PIN)になります。
支払いの際、ポンド払い・円払いを聞かれることがありますので、その際はポンド払いがおすすめです。10ポンド以下のクレジットカード支払いは、手数料を上乗せされるので要注意。
イギリスにもチップを渡す習慣はあります。レストランでサービス料が含まれていなければ、食事代の10~15%程度、ホテルで荷物を運んでもらったら2~3ポンド、ベッドメイキングには1~3ポンド程度を置いておく程度です。
ただし、タクシーは基本的に不要。また、多くのカフェでもチップはいりません。
イギリスの治安は比較的良好といわれていますが、ロンドンなどの有名観光地では、スリや置き引きなどに注意しましょう。特に歩きながらスマホを操作するとひったくりのターゲットになりやすいです。
ニセ警官にクレジットカードやお財布の提示を求められるなどの詐欺事件もあります。気を緩めずにお出かけください。
イギリスの電圧は240VでコンセントはBFタイプと呼ばれるものです。変圧器や変換プラグを用意していきましょう。
イギリスの水道水は硬水ですので、ミネラルウォーター購入がおすすめです。
イギリスの公共トイレは基本的には有料。おつりが出ないので10、20、50ペンス硬貨の準備を。ロンドンの都市部では、デパートやホテルのロビー、レストラン、カフェなどで必ず行っておくとよいでしょう。
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