白夜と闇。透明な自然を感じさせるフィンランドは、日本から一番近いヨーロッパです。
フィンランドは憧れのウインターリゾート。オーロラは最高にロマンティックな自然現象。
ただ汗を流すのではなく、心身が浄化されるサウナは未体験の心地よさ。 [Photo:Harri Tarvainen]
映画を思い出しながらお茶を飲んだり、森を散歩したり。北欧デザインを満喫。
航空券のチケット代だけで10~16万円ぐらいと幅があり、時期により値段にかなり差がでます。ホテル代やアクティビティ代を含め、お1人7日間で最低でも30万円はみておきましょう。
フィンランドも含め、福祉に力を入れている北欧の国では総じて物価が高い傾向にあります。税金も高く、日本でいう消費税に当たる付加価値税率は24%前後です。
パッケージツアーで5日間、15万円ぐらいの格安ツアーもあるようですが、食事などが含まれていないことが多く、現地での交通費や食費で最終的にはプラス10万円はかかると思ったほうがいいでしょう。
日本からフィンランドへは直行便があり、ヘルシンキまでは約10時間弱で移動できます。ヨーロッパの国の中では最も移動時間が短いので、少し高めでも直行便を利用することをおすすめします。
ハネムーンでなければ5日間の弾丸ツアーもありかもしれませんが、1日は移動時間で取られてしまうので、滞在日数3日間はとれる旅行日程で、最低でも6日間、できれば7日間は確保しましょう。
ヘルシンキを起点に、北欧の国々、スウェーデンやデンマーク、ノルウェーなどを周遊する場合は、8日間から10日間は欲しいところです。
せっかくアクセスのよいヘルシンキを新婚旅行で訪れるのですから、このチャンスにぜひ、北欧周遊を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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国土の3分の1は北極圏内というフィンランド。
南北に長いため、滞在する都市によって気候が異なりますが、四季はあります。
また日照時間が夏と冬ではかなり差があり、北極圏(北緯66度33分よりも北の地域)では夏に白夜、冬に極夜(太陽が顔を出さない)日もあります。
ちなみに、ロヴァニエミ北部にあるサンタクロース村に北極圏との境界線が引かれていますよ。
そんな北欧をハネムーンで訪れるなら、ベストシーズンは 夏(6・7月)。春(4月・5月)はまだまだ寒い日が続きますが、この季節のヘルシンキならば平均気温も 15 度前後。ハネムーンでの滞在も過ごしやすく、観光もスムーズに楽しめます。
そして幻想的な白夜が訪れるのも夏。太陽が沈まないのは北極圏だけですが、南部のヘルシンキあたりでも明るい夜を体験できます。
6月後半にハネムーンで訪れるなら、セウラサーリの夏至祭りを地元の人と楽しむこともできるかもしれませんね。
8月後半からはすでに秋の気配。この時期から 10月にかけては美しい紅葉を見ることができます。
フィンランドはキノコやベリー類の種類が豊富で、豊かな森の恵みを感じられる季節。ぜひお2人で森を歩いて、短くも美しい秋を楽しんでみては?
フィンランドハネムーンを希望するカップルのほとんどが楽しみにしているオーロラ観測。現地では9~3月の間楽しめますが、日本語ガイドが付くオプショナルツアーは12月からスタート。海外初心者さんや日本語でガイド欲しい!という場合はそれ以降の日程に調整しましょう。クリスマスシーズン以外でも本物のサンタクロースに会えるのもうれしいポイントです。
フィンランド最北の地域では、太陽が全く昇らない日が1か月以上続く極夜があります。南部のヘルシンキでも昼間、太陽は低い位置のまま。普段は見ることのない貴重な体験ですね。
フィンンランドはふたりの希望に合わせて、どの時期に訪れても、その時々の新婚旅行が楽しめる国と言えるでしょう。
4月から5月の春と、9月から10月の秋は、日本の初冬に似た気温です。秋には雪も降ることがあるので、しっかりとした厚めのジャケットや冬のコートなどを用意しましょう。コンパクトにしまえて軽い薄手のダウンなどがあると、便利かもしれません。
そして6月から夏の間は日本の初夏ぐらい。日中、半袖で過ごせますが、朝晩の温度差が大きいので、体温調節のできる服装がベストです。半袖を着ながらも、ジャケットはかならず持参といった感じでしょうか。
12月から3月までの冬場は、気温が氷点下まで下がるので防寒対策をしっかりと。ダウンや厚手のロングコートはもちろん、ニット帽、手袋、マフラーは必需品。またスノーブーツなど、滑り止めのついたブーツを履いていくことをおすすめします。下着類もヒートテックやタイツを用意して、体温を逃さないようにしましょう。貼るタイプの使い捨てカイロがあると便利です。
12月から3月までは南部でも氷点下になるので、この時期に旅行の計画を立てているカップルは、防寒対策を万全にしていきましょう。また天候の悪い日が続くことが多いので、部屋干しグッズ(洗濯ロープやミニピンチなど)があると、新婚旅行がより快適になりますよ。
フィンランドはホテルからアパートメント、ホステルまでさまざまなタイプの宿泊施設が充実。ハネムーンスティの選択がたくさんあります。
首都ヘルシンキで人気のホテルは、北欧らしいシンプルなデザインが好評の「ホテル ファビアン」。スタイリッシュで清潔感のあるロビーや客室が、ハネムーンカップルにぴったりです。
また繁華街にも歩いていける好立地の「ホテル ヘイブン」も人気。窓からヘルシンキ港も一望できる客室には豪華なベットやバスルームもあり、ハイクオリティのハネムーン滞在が楽しめます。
ムーミン谷が再現されているナーンタリに宿泊するなら、北欧屈指のリゾートホテル「ナーンタリ・スパ・ホテル」がオススメ。
このホテル内に3つある客室はベットリネン、備え付けのマグカップなど、すべてがムーミン。そんなお部屋にふたりで泊まれば、ムーミンの物語さながらの時間を過ごせること間違いないなしです。
ムーミン好きなカップルはフィンランド第二の都市であり、ムーミン谷博物館があることでも知られるタンペレに滞在しても良いでしょう。
タンペレ駅にほど近い「ホテル・トルニ・タンペレ」は、レンガ造りの駅舎と融合するように建つ、モダンなタワーホテル。25階にあるモロ・スカイ・バーからの眺めは最高!美しい夜景を2人で楽しめますよ。
北極圏に近いフィンランド北部にあるロヴァニエミ。サンタクロースに会うためにここを訪れるカップルは「サンタズ・ホテル・サンタ・クロース」に滞在してみては?街の中心に位置するので、徒歩で買い物にも行けるので便利です。
ロマンティックにオーロラ鑑賞を楽しむなら、ウルホ・ケッコネン国立公園の近くにある「カクシラウッタネン」はぜひ泊まってみたいところ。サーモガラスを使ったイグルーからは、温かいお部屋でベッドに寝転んだままオーロラ観測ができます。
また、雪と氷でできた「アークティック スノーホテル&グラス・イグルー」でのスティもオススメ。日本のかまくらに似た雪や氷のキャビンに毛皮を敷いて寝袋での宿泊体験。ハネムーンの特別な思い出になりそうです。氷と雪のレストラン、アイスバー、チャペルになんと、サウナまでありますよ!
スノーホテルは12月中旬~3月末までオープン。ヘルシンキからホテル近くのロヴァニエミまで飛行機で約1時間半、さらに車で約30分の移動です。
日本から一番近いヨーロッパといわれるフィンランド。国土の8割にもなる森や湖の大自然の中、さまざまなアクティビティを満喫できる、ハネムーンにも魅力的な国です。
首都ヘルシンキの街はコンパクトだから効率よく回ることのできる場所。「ヘルシンキ大聖堂」や「ウスペンスキー寺院」、「デザイン博物館」など定番観光スポットを巡って、フィンランドらしさを楽しみましょう。
そしてもう一つ体験してほしいのが、フィンランド人が愛してやまないサウナ。海岸地区にオープンした公共サウナ「ロウリュ」は、昔ながらの「スモーク・サウナ」があることで人気です。「ヴィヒタ」と呼ばれる白樺の枝葉を束ねたものを水につけて体をたたくと、ひんやりここちよく、心も洗われるよう。
汗を流して体が温まったら、地元の人に交じって、目の前の海にダイブ!最高に心地よいフィンランド時間を過ごせますよ。
ヘルシンキの主な博物館、美術館は月曜定休。そんなときは、マーケット広場から乗れるフェリーで世界遺産の島スオメンリンナへ足を延ばしてみましょう。
島の歴史がわかる博物館や潜水艦のミュージアムなどの他、1940年代製のムーミンフィギュアがあるおもちゃ博物館も。アーティストヴィレッジとしても有名なので、オリジナル雑貨をお土産にいかが?
ヘルシンキから約2時間、アーキペラゴ地方にある森に囲まれた美しい街ナーンタリは、ムーミンで有名なところ。沖合に点在する島々の中のひとつ、カイロ島にムーミン谷が再現されています。
島の中心にあるムーミンハウスは必見。物語に登場するムーミン一家の暮らしそのままに作られていますよ。
ムーミンワールドは、6月中旬から8月中旬の2ヶ月間のみ開園。立ち寄りたい場合は、新婚旅行の日時を合わせていきましょう。
ムーミンといえば、ヘルシンキから電車で 2 時間ほど北西にあるタンペレに、「ムーミン美術館(旧ムーミン谷博物館)」もあります。
ムーミンに関する本や資料が揃うライブラリーは、ムーミンファンにはたまらないスポットです。2017年6月、フィンランド独立100周年を記念してタンペレホールにお引越し。ムーミンの物語が体感できる展示内容にパワーアップしています。
タンペレでは、フィンランドでいちばんおいしいドーナッツが食べられるピューニッキ展望台や、かわいい北欧雑貨の店が立ち並ぶタッリピハ厩舎跡でお土産探しもおすすめです。
フィンランドに行くなら外せないオーロラ鑑賞。そんなお2人におすすめなのがオーロラ発生率の高いスポットに的確に連れて行ってくれる現地オプショナルツアー。
ロヴァニエミ発で約4時間のオーロラハンティングツアーは、ホテルからの送迎と軽食も付いているので便利です。
日本語ガイドが付くのは12月以降に開催されるので、海外初心者さんはそれ以降、オーロラが発生しやすい3月までで旅行スケジュールを考えましょう。
ラップランドにあるウインターリゾート、サーリセルカに宿泊しながら、昼間はスノーアクティビティ、夜はオーロラが現れるのを待つのもおすすめ。
人気No.1のアクティビティはシベリアンハスキーが引く犬ぞり。想像以上のスピードにびっくり!この他、トナカイぞりやスノーモービルで彼と2人乗りもいいですね。オーロラの神秘的な世界と合わせて、一生モノの思い出になること間違いなしです。
子供のころから誰もが一度は会ってみたいと憧れるサンタクロース。その故郷であるラップランドへも足を運びましょう。
ロヴァニエミには一年中サンタクロースに会える「サンタクロース村」があります。ここではぜひサンタクロースと一緒に記念撮影をしましょう。
また郵便局から、サンタクロース村の消印がついた手紙(有料)を出すことができます。自分たち宛や結婚のお祝いをしてくれた人たちにサプライズで出すのもいいですね。
このサンタクロース村へは飛行機の他、ヘルシンキから毎日走る夜行寝台列車の「サンタクロース・エキスプレス」でも行くことができます。所要時間は約12時間。片道は列車の旅もロマンティックでいいですね。
森と湖の国、フィンランドには35の国立公園があります。アウトドアー派のカップルならオプショナルツアーを利用して、ハイキングを楽しんでみるのもいいですね。5月頃から10月上旬ぐらいまでなら気持ちのいい森林浴を満喫できます。
ヘルシンキからわずか45分で到着する「ヌークシオ国立公園」は、1時間ほどのトレッキングでもフィンランドの自然をたっぷり堪能できるスポット。周辺にはオーガニック食材の農家もあります。
また「ヌークシオ国立公園」は映画「かもめ食堂」で、マサコがキノコ狩りに出かけた場所。「かもめ食堂ロケ地ツアー」に参加しても、訪れることができますよ。ただし、キノコは観るだけに!毒キノコも多いので要注意です。
もう一つ、かもめ食堂に登場したのが「カイヴォプイスト公園」。バルト海に面し、1年を通してフィンランドの四季を身近に感じることができます。ついでに「カフェ・ウルスラ」にも立ち寄っていきましょう。
ヘルシンキから豪華客船でスウェーデンの首都ストックホルムに行くのはいかが?
タリンクシリヤが運航する「セレナーデ号」と「シンフォニー号」はレストランはもちろんスパやカジノまであり、まさに贅沢空間。
400kmの短い距離だから、安心感もたっぷり。リゾートホテル気分を味わいたいカップルには、ぜひオススメしたいプランです。
お隣のロシア、サンクトペテルブルクやエストニア、ラトビア、デンマークなどにも船で訪れることも可能。冬ならケミからサンポ号に乗って、スリリングな砕氷船の旅も体験できますよ!
近隣諸国であるロシア、スウェーデンやドイツに影響されたといわれるフィンランドの郷土料理。ジャガイモやオート麦など全粒穀物、ブルーベリーやコケモモ、ホロムイイチゴなどのベリー類を豊富に使うことでも知られています。
フィンランドハネムーンでは、本場の味にぜひトライ。ベリーソースやハーブのディルを使ったメニューが特徴です。
北欧産のサーモンにはデイルは欠かせません。サワークリームを載せたジャガイモやクリームベースのソースが合います。
フィンランドのソウルフードともいわれるのが「カレリアピーラッカ」です。ライ麦・小麦粉で作られた生地にお米のミルクがゆを載せて焼いたもの。
この他、コケモモのソースで頂くミートボール、バルト海で獲れたニシンのフライ、トナカイのローストなど、フィンランドらしいメニューをぜひ楽しんでみて。
スープ好きなフィンランド人。メインディッシュにもなるぐらい、ボリュームもあっていろんな種類が楽しめます。
ミートボールのスープ「リハプッラト」、優しい味わいのサーモン入りスープ「ロヒケイット」、リンゴンベリーがアクセントのカレリア風シチューなどもぜひ試してみたいお料理です。
オールド・マーケットホールにでかけたらスープ専門店「ソッパケイッティオ」へ。ヘルシンキ中央駅のすぐそば「ラヴィントラ・ツェトル」なら、ミートボールなどの伝統メニューもあります。
コーヒーの消費量は世界一かもしれないといわれるフィンランド。滞在中はいろんなカフェをハシゴしてみましょう。
夏におすすめなのが、カイヴォブイスト公園そばの「カフェ・ウルスラ」。テラス席からは、スオメンリンナ島まで見渡せるのが人気。
北欧デザインを楽しむなら「モコ マーケット&カフェ(ヘルシンキ)」へ。インテリアショップの中にあり、オーガニック中心のメニューがお腹にやさしい。
ヘルシンキ最古の老舗「エクべり・カフェ」は朝食やランチビュッフェもあるので、カフェタイム以外にも立ち寄ってみては?
小腹が空いたときには街角のバースタンドで「グリッリ・マッカラ」と呼ばれる、あっさり味のソーセージを食べてみましょう。
また映画「かもめ食堂」にも登場したフィンランドのシナモンロール「コルヴァプースティ」は、フィンランドを代表する焼き菓子。ほとんどのカフェで見かけることができるので、ふたりのお気に入りを見つけるのも楽しいかもしれませんね。
ヘルシンキ生まれの「ロバーツコーヒー」は福岡にもある人気のコーヒーチェーン。シナモンロールとコーヒーの相性が最高です。
フィンランド発祥のヘスバーガーは、あちこちに店舗があるので、ランチを軽めに済ませたいときには便利です。フィンランドらしく鮭のフライを挟んだバーガーもありますよ。
デザイン性が高いブランドが目白押しのフィンランド。せっかくハネムーンでフィンランドを訪れたのだからお目当てのブランドの品を、リーズナブルにお買い物がしたいカップルも多いのでは?
フィンランドを代表する1951年創業のテキスタイルメーカー「マリメッコ」。本社はヘルシンキの中央駅から地下鉄で約12分ぐらいのところにあります。
1階にあるショップ(ヘルットエルミプライム店)、アウトレットショップの他、社員食堂は観光客も利用できますよ。
ここのアウトレットでは、日本の3分の1の価格で売られている商品があるとか。お気に入りのハギレがたくさん見つかるかもしれません。
マリメッコはショップごとに品ぞろえが違うので、ファンなら店舗周遊もしたくなっちゃうかも!?
機能美とデザイン性の高さで有名なガラス製品「イッタラ」や、ムーミンマグでおなじみの「アラビア」。イッタラ&アラビアデザインセンターでしか買えない商品があるので、時間に余裕があるカップルは足を延ばしてみては?
日本人が多く訪れるということで、日本語が話せるスタッフさんもいらっしゃるようです。40ユーロ以上なら免税対象になるので、気軽に訪ねてみましょう。
9階にはミュージアム(入館無料)もあり、歴代の名作を見ることもできます。
スーパーにもデザイン性が高い、北欧らしいアイテムがたくさんあります。バラマキ用のお土産に最適な品々が見つかるスポットだから、観光の途中にぜひ立ち寄ってみましょう。
気軽に配れるお土産ならフィンランドチョコレートの老舗メーカー「ファッツェル」のチョコバーがおすすめ。「ノードクヴィスト」のフレーバーティ、コーヒー好きなフィンランド人に人気の「ロバーツ・パウリック」のチョコレートやブルーベリーフレーバーのちょっと変わったコーヒーなども、かさばらないのでお土産に最適です。
国民的キャラクター、ムーミンのパッケージが可愛いキシリトールのガムや棒付きキャンディー、絆創膏はコンパクトで軽いのでお持ち帰りに便利。また、マリメッコ商品でありながら、リーズナブルなお値段が嬉しいペーパーナプキンは、北欧通の友人にぴったりなお土産になりそうです。
ハネムーンはフィンランドへ、オーロラ観測と買い物(特に食器)、映画「かもめ食堂」のロケ地めぐりに行きました。
ロヴェニエミ滞在中に、何回かオーロラ観測に行ったのですが、最後の夜にはっきり見えて、とても綺麗で感動したのが一番の思い出です。10月頃はオーロラ観測するのにちょうどいい季節なので、ぜひフィンランドへ足を運んでみてください。その際には防寒対策をしっかりしていくことをおすすめします。
ヘルシンキにあった「シーホーク」というレストランがとてもおいしかったです。あと、同じものを買うとしてもヘルシンキよりロヴァニエミの方が安く購入することができました。スーパーマーケットも大きくて、見ているだけでもとても楽しいです。フィンランド新婚旅行、おすすめです!
神奈川県・20代
日本からフィンランドまで直行便があります。
成田からは、フィンランド航空と日本航空が就航しており、2018年の夏ダイヤから1日2便に増便が決まっています。フライト時間は約9時間30分~10時間30分です。
関西国際空港、中部国際空港からはフィンランド航空(日本航空はコードシェア便)が毎日就航。2018年4月26日~2018年10月26日の間だけ、福岡から直行便(フィンランド航空)が週3便飛びます。福岡からハネムーンに出かける人はチャンスですね!
北欧周遊を考えているなら、成田からスカンジナビア航空でコペンハーゲン経由がおすすめ。スウェーデンのストックホルム、ノルウェーのオスローへも簡単にアクセスできます。フィヨルド観光やオーロラ鑑賞に北部へ行きたいときもラクラクです。
フィンランド航空の航空券は、一定の追加料金を支払えばヘルシンキから各フィンランド国内の都市へのフライトを手配してくれる旅行会社もあるので北部のラップランドなど地方都市に行かれる方は事前に確認してみるとよいでしょう。
フィンランドはシュンゲン協定加盟国。フィンランドを拠点にデンマークやノルウェー、スウェーデンへと北欧を周遊したい場合でもビザ取得は免除されます。シュンゲン協定加盟国からの出国予定日から3か月以上あり、パスポート発行日より10年以内、未使用ぺージが2ページ以上あることが条件です。
フィンランドから船でエストニア、ラトビア、リトアニアなどに足を延ばす場合でもシュンゲン協定加盟国なのでOK。周遊したい国が加盟国かどうかはハネムーンコンシェルジュに相談するときに確認しておきましょう。
※ビザ・パスポート等の情報は予告なく変更されることがあるので、必ず大使館、領事館または旅行会社で確認するようにしてください。
フィンランドの通貨はユーロです。補助通貨はユーロセントになります。紙幣は5~500ユーロまでの7種類、コインは1セント~50セントの6種類と1・2ユーロの2種類があります。
同じ北欧の国でもスウェーデンやノルウェー、デンマークと通貨が異なるので周遊する場合は注意です。
北欧は両替手数料が高めなので、日本国内で両替する方が良いかもしれません。また両替所よりも銀行の方が比較的レートが良いようです。
クレジットカードはVISA、MASTERであればほとんどの場所で利用可能です。お菓子や飲み物などの少額でもクレジットカードが使えるので便利です。
またトラム・メトロ・バスなど、ヘルシンキ市内の公共交通機関とヘルシンキ近郊の電車が乗り放題になる便利な「ヘルシンキカード」などもクレジットカードを利用して購入可能です。
料金にサービス料金が含まれていることが多いので基本的にチップの習慣は必要ありませんが、サービス料が含まれていない場合は支払い総額の10%ほど渡しましょう。クロークなどを利用する際には1ユーロほどチップとして渡すようです。
フィンランドではほとんどの商品に24%(食料品は14%)の付加価値税(VAT)が課せられています。旅行者は買い物額に応じた払い戻しが受けられるので、忘れずに申請しましょう。
「TAX FREE」の表示がある店で 1 日1店舗につき各税率40ユーロ以上の買い物をした場合、所定の手続きをすれば商品にかけられている付加価値税の最大16%が払い戻しになります。免税書類(リファンドチェック)を発行してもらうのを忘れずに。
フィンランドを出国する際(またはEU最終出国の際)に税関で発行してもらった免税書類、購入品のレシート、未使用の購入品、搭乗券、パスポートを提示し、税関のスタンプを押してもらいましょう。払い戻しの受け取り方法は、現金、クレジットカード、小切手の選択が可能です。
フィンランドは治安が良く、安全な国ですが、ヘルシンキなど観光客が集まる都心部は注意が必要です。
ヨーロッパのどの国であっても置き引きやスリ、詐欺など注意が必要なポイントは同じ。気を緩めずにお出かけください。
電圧は220、230V/50Hzで、プラグは丸2ピンのCタイプが一般的です。携帯の充電器などを持っていく場合は、形状変換プラグが必要。現地調達は難しいので、忘れずに持っていきましょう。
フィンランドでは水道水は飲み水として利用できます。空のペットボトルや水筒などに詰め替えて持ち歩くのが経済的ですよ。
飲み水としての使用に抵抗がある人は、キオスクなどでミネラルウォーター(1ユーロ前後)が購入できます。ミネラルウォーターは炭酸入りが多いので購入前に事前にチェックしましょう。
フィンランドの公共トイレはほとんど有料。50セントから1ユーロぐらいです。一部のデパートやショッピングモール、カフェなどで無料のところも増えてきたようです。
ハネムーンSは、「旅行会社の中でも新婚旅行に詳しい担当者」=【ハネムーンコンシェルジュ】に、無料で旅行プランを作ってもらえるサイトです。
お二人の希望をかんたんに入力していただくだけで、複数のコンシェルジュにプランを作成してもらえます。ご利用はもちろん無料!