チューリップや風車が回る風景でおなじみのオランダ。フェルメールやゴッホを輩出した国として有名です。
アムステルダムは水路が張り巡らされ、おとぎの国のような景観。
ディック・ブルーナの出身地であるユトレヒトには、うさこちゃん信号も!
ゴッホやレンブラント、フェルメール、ルーベンスなど有名な画家が続々。
7日間のツアーで平均的な予算は1人最低でも25万円から。
日本からアムステルダムまでの直行便最安値は、最低でも往復10万円前後。乗り継ぎ便を利用すれば費用を抑えられますが、移動に時間がかかってしまうため、旅程に余裕がない場合はおすすめできません。
アムステルダムは物価が高め。宿泊費・食費・交通費・アクティビティの費用を含め、少し余裕をみてプラス10~15万円は欲しいところです。
アムステルダムまでは直行便がありますが、片道12時間以上かかります。
アムステルダム1か所の滞在であれば、3泊5日も可能ですが、せっかくのオランダ新婚旅行。世界遺産の街・キンデルダイクの風車群やロッテルダム、ユトレヒトへも足をのばしてしっかり楽しめましょう。
2都市以上周遊するなら7日間以上がおすすめです。
また、ベルギーやフランス、ドイツなどを気軽に周遊できるのがオランダの魅力。ぜひ8日間ぐらいの旅行日程でヨーロッパ周遊を楽しみましょう。
1月 | △ |
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2月 | △ |
3月 | ● |
4月 | ◎ |
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7月 | ● |
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10月 | ● |
11月 | ● |
12月 | △ |
観光を楽しむならやはり夏がベストシーズン。カラッとして過ごしやすいオランダの夏は、街歩きにも最適です。
そしてもう一つのベストシーズンといえば、チューリップが満開を迎える4月~5月のGW頃。格別に美しいオランダを楽しめます。
ツアー料金を抑えたいなら、6月や年末年始を除いた冬の時期がねらい目。特に冬の時期は、歴史的建造物のライトアップ、ショッピングストリートの光のデコレーション、運河沿いの光のイベントなど、街が素敵にデコレーションされて見ごたえがあります。
日照時間は大変短くなりますが、その分、冬なりの楽しみ方もいっぱいできるのでおすすめです。
西ヨーロッパにあるオランダは海洋性気候。日本同様、四季があります。東京に比べて夏涼しく、カラッとしているので過ごしやすい気候です。ただし、冬はあまり雪がふることはありませんが、冷え込みが厳しく、防寒対策は万全にしていきましょう。
オランダはヨーロッパ周辺諸国と比較してもカジュアルな文化で有名。ドレスアップはあまり求められません。ビーチサンダルや半ズボンでなければ、まず問題はありません。観光を楽しんだ後、そのままレストランでのお食事やコンサートを楽しめますよ。
あると役立つ持ち物は以下の通り。
強風が多いオランダでは、使用中に傘が折れてしまう事が良くあるのでお勧めしません。携帯できるレイングッズが便利です。
10月~4月まではダウンコートやストール、マフラー、手袋のような防寒具が必要。また、5月以降に秋のような気候がやってくることもよくあります。出発直前の気温チェックをお忘れなく!
夏は日差しがまぶしく、サングラスや帽子、UVカットの薄手の上着を用意しましょう。
世界的にも有名な観光地・オランダのアムステルダム。ヴェネツィアのような水都としてロマンティックな滞在が楽しめます。
観光に便利なホテルから、オランダらしい(?)奇抜なものまで、いろいろな宿泊先が選べそうです。
1867年開業の由緒あるホテル。王室や政府関係者の利用が多く、ノーブルな雰囲気が魅力です。
アムステル川を臨む「ラ・リーヴ(LaRive)」は正統派フランス料理が楽しめる星付きレストラン。屋内プールやスパ施設などもあり、ゴッホ美術館までも徒歩圏です。
アムステルダム中央駅の隣にある「ダブルツリー・バイ・ ヒルトン(旧:ミントホテルアムステルダム)」。ジョン・レノンとオノ・ヨーコの「ベッドイン・フォー・ピース」のパフォーマンスがここで行われたことで有名です。
ノールデル・アムステル運河を臨むガーデンテラスが心地よく、モダンな外装もオランダらしい印象。
ハネムーンには向きませんが、ロッテルダムのキュービックハウスは、ユースホステルがあり、実際に宿泊も可能。
また、飛行機をそのままホテルにしたものや、巨大なクレーンに泊まれるホテル、オランダの伝統的な家屋を積み重ねたような「インテル ホテルズ アムステルダム ザーンダム」など、オランダならではの滞在を楽しむのもいいですね。
オランダ第1の都市、アムステルダムをはじめ、世界遺産のキンデルダイク風車群、奇抜な建築物が並ぶロッテルダムなどなど。
ハネムーンでぜひ訪れてほしい可愛らしいスポットがたくさんあります。見逃せないおすすめの観光地をダイジェストにご紹介しましょう。
アムステルダムとは、アムステル川につくられたダムという意味。16世紀から17世紀にかけ、運河を整備し、港湾都市として栄えてきた歴史があります。
運河沿いにはブロックを積み上げたようなかわいらしい家々が立ち並び、まさにフォトジェニック!建物のいちばん上に家具を部屋まで吊り上げる滑車がついているのにも注目です。
春にハネムーンでオランダを訪れるなら、キューケンホフ公園に咲くたくさんのチューリップを見に行きましょう。アネモネやスイセン、バラなどたくさんの花々が咲き乱れ、まさにおとぎの国を訪れたような気分になります。
アムステルダム観光の出発は「ダム広場」から。ダム広場周辺にはたくさんのお店やカフェなどが立ち並び、大勢の人でにぎわっています。
広場の西側には王宮があり、国外からのお客様をもてなす迎賓館として使用されています。
フランクフルトから逃れてきたアンネ・フランク一家が2年間暮らした家。アンネの日記が書かれた屋根裏部屋を、当時の様子そのままを展示しています。
日本語対応のオーディオガイド(無料)がレンタルできます。
約200年以上の歴史を誇るアムステルダム国立美術館。フラッシュなしの写真撮影が可能です。
こちらで最も有名な作品は、レンブランドの「夜警」。そしてフェルメールの「牛乳を注ぐ女」もこちらで鑑賞できます。
館内には世界一美しいと称される「カイパース図書館」もありますので、こちらも忘れずに見学していきましょう。
この他、オランダ出身の画家であるゴッホの美術館やレンブラントの家など、人気のアートスポットがいろいろあります。
オランダの原風景が広がるキンデルダイクは世界遺産の村。19機の風車が立ち並び、18世紀の風車守の暮らしを見学出来るミュージアムがあります。
カラフルで可愛らしい絵本が人気のディック・ブルーナ。彼の生まれたユトレヒトには2006年にうさこちゃんの美術館がオープンしています。
ユトレヒトにはうさこちゃんの信号機や、ブルーナさんの次男であるマルクさん作のミッフィー像などがあります。
うさこちゃんモチーフの木靴や切手、クッキーなどグッズも売っていますのでお見逃しなく!
オランダ第2の都市であるロッテルダム。こちらの名物は奇抜なデザインの建築物。中でも「キュービックハウス」は有名ですよね。
この他にもブリューゲル作「バベルの塔」を所蔵する「ボイマンス ファン ベーニンゲン美術館」や斬新なデザインの屋内マーケット「マルクトハル」など、見どころがたくさん!
オランダ第3の都市、デン・ハーグ。国会議事堂や国際司法裁判所である平和宮があり、政治の中心になっています。
ここで見逃せないのがフェルメールの名作「青いターバンの少女」を所蔵しているマウリッツハイス美術館。他にもレンブラントやルーベンスなどの名作は見逃せません。
定期観光バスを利用した手軽なものから、専用車や現地ガイド同行ツアーなどいろいろあります。賢く楽しくオランダ旅行を満喫してみましょう。
オランダといえばやはりキンデルダイクにある風車群。国土の1/4が海面下にあるオランダでは、たびたび起こる水害対策として、風車を排水システムに活用してきました。
オランダを世界有数酪農・園芸国に押し上げたのもこの風車。キンデルダイクの運河沿いに建ち並ぶ19基の風車群をメインに、デンハーグやロッテルダムなどをめぐるツアーが定番現地ツアーです。
アムステルダムならではのかわいい体験をぎゅっと盛り込んだ欲張りツアー。
馬車でアムステルダムの美しい町並みを見学。その後、オランダの「ハイティー(紅茶と一緒にお菓子や軽食をたっぷり食べる)」を体験します。
最後はやっぱり運河クルーズ!ハネムーンならではのロマンティック体験をお楽しみください。
ヨーロッパの国々には中世の街並みなど歴史を感じるスポットがたくさん!オランダにもダム広場やアムステルダム駅、美術館、運河など、ロマンティックな映えスポットがたくさんあります。
特に春のチューリップが咲く時期は、オランダらしい特別な1枚になるはず。
日本語サポートサービスもついた[オランダ倶楽部×オランダフォトウエディング]プランも選べますので、海外旅行に不慣れな方でも安心して素敵な写真を撮影できますよ。
あまり外食をしないオランダ人。グルメなイメージはないかもしれませんが、現地ならではのおいしいもはたくさんあります。ぜひ、ハネムーンでトライして帰りましょう。
オランダのコロッケはクロケット(Kroket)といいます。日本でいうクリームコロッケです。コロッケはバーで注文出来ますし、それ以外にも販売機もあるんです!それだけオランダ国民に愛されているということですね。
もう一つ、街中でよく見かけるのが「フリッツポテト」。厚切りのポテトにマヨネーズなどのソースをつけて食べます。
どちらも滞在中にぜひ食べてほしい人気のファストフードです。
エルテンスープは、エンドウ豆を使ったトロトロのスープ。ソーセージや玉ねぎ、にんじんなどを使ったボリューミーな一品です。
そしてもう一つは、オランダ国民が夏の解禁日に大熱狂するといわれるハーリング(ニシン)。“ホーランツェ・ニューヴェ”といわれ、誰もがお店で大行列します。
街ごとに食べ方が違うといわれるので、夏にオランダを訪れたら、国民と一緒にハーリングを味わっていきましょう。
パンケーキとクレープの中間ぐらいの薄さで、もちもちした記事が特徴のパンネクック。
「パンネクックン」や「パンネクーケン」とも言われています。
パンネクックには色々な楽しみ方があります。農民の仕事前の腹ごしらえとして、ハムやチーズなどを乗せた昔ながらの食べ方。そしておやつとしてチョコレートやジャム、クリームなどと合わせるスイーツ系、などなど。
オランダでは定番のメニューです。
オランダのワッフルは、ベルギーワッフルと違い、薄焼きタイプ(ストロープワッフル)。
キャラメルソースがはさまっており、温かいコーヒーや紅茶が入ったカップの上に載せて、中のキャラメルが溶けだしたタイミングで食べるのも美味しいです。市場を訪れたらぜひ、出来立てホヤホヤのワッフルをその場で食べていきましょう。
そしてもう一つ、オランダの伝統菓子となっているのがリンゴケーキ(オランダ語ではアップルタルト、英語ではダッチアップルパイ)。
オランダはリンゴの産地としても有名で、薄切りのりんごをぎっしりと詰めたケーキは、日本では食べられないおいしさ。
こちらも忘れずに1度は味わっていきましょう。
農業・酪農大国のオランダ。チーズは日本より格安で手に入る場合が多いのでお勧めです。
また、オランダならではの伝統工芸品もたくさん!事前にチェックして効率よく購入して帰りましょう。
オランダといえばカラフルで可愛らしい木靴。実際に履くことができるものから、お部屋の飾りとして置くものまでバリエーション豊富にあります。
もう一つ、オランダならではの伝統工芸品は、「デルフト陶器」です。オランダ語ではデルフトブラウ。英語ではデルフトポッテリ―とも言われています。中でもロイヤルデルフトはオランダ王室御用達!新婚生活のテーブルウェアにいかがでしょうか。
チーズ大国・オランダで必ず食べてほしいのはもちろんチーズ!お土産としてもおすすめです。
オランダの都市「ゴーダ」で生まれたゴーダチーズやくせがないエダムチーズ、お酒が進むスモークチーズ。そして、好き嫌いは分かれますが、山羊の乳で作ったゴートチーズもたまりません。
日本ではあまり見かけない黒トリュフが入ったものなど、ぜひ購入して帰りましょう。
洋服からキッチン用品まで、様々な商品をリーズナブルな価格で購入できる老舗のプチプラ・ショップです。
かわいい文房具や、チョコレート菓子など、ばらまき用土産を探すのにぴったり。
お店によっては、店内でサンドイッチやアップルケーキなどの軽食が食べられるところもあるので、じっくりとお土産ハンティングできますよ。
オランダまりぽさ
オランダガイド倶楽部の代表。2000年より旅行業界で活躍し、800名を超えるお客様をご案内してきました。大手旅行会社や企業様へも定期的にサポートしています。趣味は楽器演奏、ボランティア(15ヶ国)、語学習得(オランダ語、中国語、スペイン語、フランス語、イタリア語、英語)、海外勤務(オランダ、米国、英国、中国)、旅行(47ヶ国)、ホームビジット(21ヶ国)です。宜しくお願いします!
https://mariposa4u.wixsite.com/line
アムステルダム・スキポール空港まで成田・関西国際空港からKLMオランダ航空の直行便があります。フライト時間は約12時間前後。
ヨーロッパ周遊などで乗り継ぎ、オランダを目指す場合、ドイツ・フランクフルト、ベルギー・ブリュッセルが便利。
福岡や愛知から出発する場合、成田や関空で乗り継ぐよりも、韓国・インチョンを経由して、そこから向かう方が便利な場合があるので、相談してみましょう。
パスポートの残存期間は3か月以上あれば問題なし。日本からオランダを旅する場合は、ビザは不要です。
また、オランダはシュンゲン協定加盟国ですので、同じ加盟国であるヨーロッパ諸国との周遊は、パスポートコントロール(入国審査)は不要です。
オランダの通貨はユーロです。補助通貨はセント。公共交通機関の乗り物やスーパーマーケットやレストランなどでクレジットカードしか受け付けないお店や、高額紙幣札は支払いを受け付けていない店が増えてきていますので、両替の際はご注意を。
両替は必要最低限、日本から出発する際に空港でできます。オランダ国内では、ホテルよりも銀行が便利でしょう。市内へ行くと両替出来る場所が大変限られてきます。空港を出た後にどうしても現金が必要になった場合は、ATMでのクレジットカードで現金引き出しが便利です。
クレジットカードはVISA、MASTER。JCBやAMEXはほぼ使えません。
オランダではチップは不要と言われています。しかし、レストラン、タクシー、ホテルでサービスを受けた場合、「心づけ」として少しチップを添えるのが一般的です。
オランダはヨーロッパの中では比較的治安が良いといわれています。中でもアムステルダムはヨーロッパ一治安が良いというデータ(Safe Cities Index 2019 世界の都市安全性指数ランキングより)もあるくらいです。
ただ、日本人は「現金を持っている」「ビザなしでヨーロッパ諸国を移動できるパスポートを持っている」と思われているため、置き引きやスリのターゲットになりやすくなっています。
歩きスマホや荷物を置きっぱなしにするなどしないように。特に国際空港のアムステルダム・スキポール空港や国際駅のアムステルダム中央駅では注意は怠らないようにしましょう。
オランダの電圧は230VでコンセントはBタイプ・Cタイプ・SEタイプです。変圧器や変換プラグを用意していきましょう。
オランダの水道水はそのまま飲めます。しかし、硬水ですので、味が気になる人はミネラルウォーター購入がおすすめです。
オランダの公共トイレは基本的には有料で0.50~1ユーロ程度です。デパートやホテルのロビー、レストラン、カフェなどで必ず行っておくとよいでしょう。
オランダで特に注意が必要なのが「Coffee shop」と書かれたお店。こちらの店内では、大麻などの軽微なドラッグを使用しても構わない場所になります。間違って入らないように要注意。
また、軍関係や「飾り窓(売春施設)」に関するものは撮影禁止なので気を付けてください。
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