新婚旅行の行き先に迷っていませんか?
「ハネムーンS」では、新婚旅行へどこに行きたいか、何をしたいか、どんな過ごし方をしたいかなどを独自にリサーチ。2023年1月~12月までの1年間で、どんなハネムーンを希望しているかをランキング形式でご紹介します。
これを見れば2024年の人気の行き先や注目スポットなど、ハネムーンのイマがまるわかり!?これから新婚旅行に行こうと思っているカップルの皆様、要checkです!!
【2023年】は海外ハネムーンが徐々に復活
海外新婚旅行を希望するカップル、2021年は約4.6%→2022年は約23%、2023年は46%まで復活。2018年の海外新婚旅行希望は約80%にはまだまだ及びませんが、順調に回復してきていますね。
最も人気なのがヨーロッパ方面、2番目にハワイ、3位がモルディブとなっています。
【2023年】国内ハネムーンはダントツで「沖縄」!ビーチリゾートでまったり
国内新婚旅行の希望者、2018年は全体の19%、2019年は22%、2021年は95%、2022年は77%、2023年は54%が国内新婚旅行を希望。2024年は再び海外新婚旅行が優勢となりそうですね。
以前から国内新婚旅行は「沖縄」人気がダントツでしたが、主要都市からの直行便が増えた石垣島は全体の9%、宮古島は11%と、離島も含めれば沖縄を行き先に選んでいるカップルは65%という結果になりました。
特に映画「Dr.コトー診療所」の最新作が2022年に封切られた影響で、与那国島へ行ってみたいというリクエストもありました。
そして北海道を行き先として希望するカップルが年々増加。2020年は11%、2021年は20%、2022年は25%、2023年は33%となっています。
また、沖縄以外の離島(奄美大島、与論島、屋久島、小笠原諸島など)にもハネムーンにぴったりな“おこもり宿”が続々!こちらを希望するカップルも増えています。
ちなみ国内新婚旅行でその他の行き先を希望するカップル、関西周遊、クルーズ船で屋久島や小笠原諸島などの離島に行きたいという方もいらっしゃいましたよ!
【2023年】新婚旅行で人気の行き先おすすめポイントは?
1位 沖縄(石垣島・宮古島など) 65%
- 「沖縄本島以外にも離島めぐり(西表島、小浜島、波照間島、与那国島など)がしたい」
- 「きれいな海でフォトウェディング希望」
- 「星のややハレクラニ、シラギなどハイクラスの宿に泊まりたい」
- 「青の洞窟などきれいな海を満喫」
- 「宮古島や石垣島でのんびり過ごしたい」
2位 北海道 33%
- 「旭山動物園や美瑛、小樽にも行きたい」
- 「星野リゾートやウィンザー洞爺など希望」
- 「利尻島や知床など自然が美しいところ」
- 「美しい自然の中でフォトウエディング希望」
- 「函館の夜景を楽しみたい」
- 「さっぽろ雪まつりや流氷ウォークなどのアクティビティ希望」
- 「エスコンフィールドで野球観戦」
- 「釧路や摩周湖、網走監獄に行ってみたい」
3位 その他国内 2%
- 「九州周遊で温泉はマスト」
- 「奄美大島や屋久島、ついでに福岡や鹿児島も」
- 「非日常や特別感が味わえるプラン」
- 「関西地方周遊」
- 「高級ホテルやリゾート希望」
- 「屋久島や小笠原諸島などの離島を巡るクルーズ」
国内ハネムーンの予算はどのぐらい?
行き先や滞在日数によりますが、国内新婚旅行全体の予算平均額は「1人あたり21万3千円」。
- 沖縄(宮古島、石垣島含む):約22万4千円
- 北海道:約19万3千円
- その他の行き先:約19万2千円
という結果に。比較的多めの予算でその分ゆったりと過ごしたい、普段泊まれないような特別な宿に泊まりたいなどのリクエストが目立ちました。
国内ハネムーンの滞在日数は何日ぐらい?
国内全体の平均的な希望日数は以下の通りです。
最も多いのは4日~5日程度。3日以下と短い方もいる一方で、8日間以上ゆっくり滞在という方もいらっしゃるのが印象的です。
せっかくのハネムーン、やっぱり海外に行きたい!
やっぱり一生に一度の新婚旅行。どうしても海外に行きたいという方が少しずつ増えてきた2023年。2024年はさらにお出かけになる方が増えそうですね。
2023年希望を紐解いてみると、海外ハネムーンで希望する滞在日数は以下の通り。
希望する行き先で最も多いヨーロッパの場合、やはり8日間以上は欲しいもの。3位のモルディブは直行便がないので、経由地でのトランジットや周遊を考えるとこちらもやはり8日間以上は欲しいところ。
ハワイなら6日間~7日間が平均的な滞在日数。また、5日間以下の方は比較的日本から近い、グアムやアジアのビーチリゾートなどを考えているようです。
ヨーロッパ2か国以上周遊 9.4%
ヨーロッパを希望している方は全体の約41.8%。そのうち2か国以上周遊を希望しているカップルは約9.4%でした。
ヨーロッパで行きたい国No.1はイタリア。次いでギリシャ、フランス、スペイン、北欧となっています。
- 「イタリア、スイス、オーストリアなどに周遊したい」
- 「ヴェネツィア、フィレンツェ、ローマ、アマルフィ海岸など」
- 「バルセロナでサグラダ・ファミリアを見学してマドリードでサッカー観戦」
- 「ギリシャ・ミコノス島またはザギントス島(サントリーニ島)、マルタ島にも行ってみたい」
- 「北欧で犬ぞりに乗ったり、オーロラが観たい」
- 「地中海クルーズ希望」
ハワイ 22.3%
ハワイはビーチリゾートの王道。大勢のハネムーナーが訪れています。
アメリカ国内同様、現在円安と物価高の影響を受けており、渡航&滞在費用が高騰しています。十分な予算を考えておくことが大切です。
特に、ハレクラニやディズニーのリゾートホテル滞在、フォトウェディング希望の場合はご注意ください。
- 「ハレクラニなど高級ホテルに泊まりたい」
- 「1泊はディズニーのホテルに泊まりたい」
- 「”この木なんの木”のところでフォトウェディング希望」
- 「天国の海ツアーなど、ハネムーンらしい体験」
- 「オーシャンビューの部屋がいい」
- 「キラウェア火山に行ってみたい」
- 「マウナケアで星空観察」
モルディブ(ビーチリゾート) 約15.4%
モルディブはいくつもの島で構成されており、1島1リゾートの滞在となります。物価は以前から高め。
1人当たり50~60万は最低でも用意しておきましょう。直行便はないので最低でも6日間以上、できれば7日間以上が目安です。
- 「水上コテージに泊まりたい」
- 「ハネムーンフォト希望」
- 「オールインクルーシブで」
- 「シンガポールやスリランカ、ドバイとの周遊希望」
オーストラリア 約6.0%
オーストラリアは時差が少ないことと、ビーチリゾートや動物との触れ合い、エアーズロックに代表される大自然が魅力の行き先。ハネムーンで行きたい海外として常に上位にランキングされています。
オーストラリアドルはさほど高騰していないので、ハワイよりも予算を抑えて出かけられる可能性があります。ぜひ検討してみましょう。
- 「ハミルトン島に行ってみたい」
- 「コアラに触りたい」
- 「街とリゾート両方楽しめるところ」
- 「グレートバリアリーフ、デインツリーレインフォレスト、エアーズロックはマスト」
- 「ゴールドコーストでコアラも抱っこしたい」
この他、直行便が再開されたタヒチやパラオ、カンクン、フィジーなどのビーチリゾートを希望する人も多数。ようやく日常が戻ってきたと実感できますね。
その他ハネムーンいろいろランキング!
新婚旅行プランで最も重視していることは?
旅行計画を立てるうえで、一番重視することを以下の中から選択(複数回答あり)してもらいました。
旅先でしたいこと、予算、ホテル、日程、方面、ベストシーズン、現地ガイド
第1希望から第3希望までを集計すると「予算」を最も重視。その上で「旅先でしたいこと」「ホテル」へのこだわりを重視しているのがハネムーンらしいところ。
第1希望のみをチェックすると「旅先でしたいこと」を最も重視していました。また、「ホテルは少し高くてもいい部屋にしたい」と答えた人は全体の8割強に上りました。
ハネムーン、どんな風に過ごしたい?
旅行先でしたいことを、以下の中から選択してもらいました(複数回答可)。
2人でのんびり、グルメ、ビーチ、大自然、買い物、世界遺産、スパ・エステ、都会、その他
結果はともかく「2人でのんびり過ごすこと」。
その上でおいしいものを食べて、ビーチでゴロゴロ!都会を離れて自然豊かなところでまったりしたいというところでしょうか。
【2024年】編集部が勝手に予測「今年イチオシのハネムーン行き先」
2024年に編集部がおすすめしたい新婚旅行の行き先をダイジェストにご紹介。海外は物価高やウクライナ情勢の影響を受けにくい場所、国内は新しいリゾートホテルがオープンした話題の場所をお伝えしていきます。
2023年にリニューアルしたばかり!与論島「プリシアリゾートヨロン」
2021年頃から大規模改修に入っていた「プリシアリゾートヨロン」ですが、ついに2023年に完了し、リニューアルオープンしました。
エーゲ海を思わせるような白とブルーで統一されたリゾートは、与論島の西端にある兼母海岸(=サンセットビーチ)に面し、空港から車で約5分というアクセスの良さ。サンゴが隆起した島である与論島は、真っ白な砂浜と透明度の高い海で、まるで海外にいるかのうような極上の風景が広がっています。
条件がそろった時にしか姿を現さない「百合ヶ浜」は地球の楽園。鹿児島と沖縄県の間にあるため、両方の文化が混ざり合う独特の雰囲気も魅力の一つとなっています。
沖縄でシティリゾート派のカップルにおすすめしたい「ホテル コレクティブ」
沖縄にはいきたいけど、ビーチはほどほどに楽しみたい。できれば観光や夜遊びなどをメインに・・・というカップルにおススメなのが那覇・国際通りのど真ん中に位置する「ホテル コレクティブ」。2020年1月にオープンしたラグジュアリーなホテルで、もちろん那覇空港からも車で約15分とアクセスも抜群です。
ホテルにはチャペルも併設。屋外プールやサウナなども完備され、館内には洗練されたアート作品などもたくさん飾られており、大人カップルにはぴったりです。
この他、老舗ホテル「ザ・ムーンビーチ ミュージアムリゾート」が2023年4月にリブランドオープン。また、「沖縄サンコーストホテル」も「TWIN-LINE HOTEL」ブランドへリニューアルして8月にオープンしています。
宮古島や石垣島にもホテルが続々とオープンしているので、今年もまた沖縄人気は安定ですね。
物価高騰中の中、比較的リーズナブルに行けそうなハネムーン先は?
円安と物価高のダブルパンチで、海外旅行の費用が高くなっている今日この頃。できるだけ費用を抑えて旅行できそうな行き先をチェックしてみました。
オーストラリアドルは比較的安定、円安でも行きやすい渡航先
米ドルに比べ、オーストラリアドルは1オーストラリアドル=88.27円(2023年3月現在)から、97.50円(2024年2月現在)とやや値上がりしていますが、比較的安定しています。ビーチリゾートでまったりしたい派も、観光やアクティビティを楽しみたい派も両方満足させることができる行き先ですので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
羽田からシドニー、メルボルン、ブリスベン、ケアンズへ直行便が飛んでいます。成田空港からはメルボルン、パース、ゴールドコース、ケアンズ。
日本から最も近いケアンズまで約7.5時間でハワイとほぼ同じぐらいです。オーストラリアのいいところは、日本との時差が1~2時間なので、到着してすぐに行動でき、体への負担が少ないのが魅力ですね。
ヨーロッパのユーロと円の関係は、若干円安で推移
2020年のコロナショックやウクライナ進行で一時的にユーロ安に陥った時期がありましたが、円安の影響で長期的にみれば上昇傾向にあります。2023年は1ユーロ144円台をウロウロでしたが、2024年2月現在は161.13円といったところ。
フランスやイタリアなどの王道の行き先は今までと変わらないか、若干割高な行き先となっています。
しかし、比較的物価の安い国もあるので、そちらを狙うというのもありですね。例えば、ハンガリーやクロアチア、ポーランド、地中海に浮かぶマルタ島、ポルトガル、ラトビアなど。
2か国以上周遊で、王道のフランス・イタリアとともに、ちょっとお得な国を選択してみてはいかがでしょうか。
また、地中海クルーズのように、すべてオールインクルーシブな旅なら、荷物を持ち歩くことなく気軽により多くの国々や島々を周遊可能。ギリシャなど地中海に面した国に行きたいなら、おススメですよ!
日本より物価の安いアジアのビーチを狙う!
世界中から人気の高いビーチリゾートは物価は高めですが、日本に比べればまだまだお得という行き先があります。
例えば、ベトナムは直行便で約6時間程度。現地での食事や交通費は比較的リーズナブルなので、滞在費を抑えることができます。
ダナンやホイアン、ニャチャン、ランコーなどさまざまなビーチリゾートがあるので、ぜひ検討してみましょう。
治安が良く滞在費が抑えられるマレーシア、フィリピン、少し高くなりますがプーケット島・バリ島もおすすめ。ハワイに行く予算でちょっとラグジュアリーに過ごせたら嬉しいですね。