ハネムーン人気ランキング2022年

新婚旅行の行き先に迷っていませんか?

「ハネムーンS」では、新婚旅行へどこに行きたいか、何をしたいか、どんな過ごし方をしたいかなどを独自にリサーチ。2022年1月~12月までの1年間で、どんなハネムーンを希望しているかをランキング形式でご紹介します。

これを見れば2023年の人気の行き先や注目スポットなど、ハネムーンのイマがまるわかり!?これから新婚旅行に行こうと思っているカップルの皆様、要checkです!!

目次
● 総括編
● 国内編  ● 海外編  ● その他総合

【2022年】は海外ハネムーンが復調の兆し!

新婚旅行の行き先海外・国内の割合
「ハネムーンS」編集部調べ

2021年は海外新婚旅行を希望するカップルが全体の約4.6%でしたが、2022年には約23%まで復活。2018年の海外新婚旅行希望は約80%にはまだまだ及びませんが、復調の兆しが見えてきましたね。

コロナ前に人気を博してきたハワイ希望が最も多く、続いてモルディブ、オーストラリア、ヨーロッパ2か国以上周遊、イタリアがベスト5。日本の水際対策が緩和され、ワクチン3回以上摂取済、「Visit Japan Web」に登録済であればスムーズに帰国ができるようになりました。

ヨーロッパ新婚旅行を最高にハッピーに楽しむ!2023年の運勢別おすすめの行き先と開運アイテム

【2022年】国内ハネムーンはダントツで「沖縄」!ビーチリゾートでまったり

2021年はやっぱり沖縄へハネムーン

国内新婚旅行の希望者、2018年は全体の19%、2019年は22%、2021年は95%が国内新婚旅行を希望。2022年は少し海外希望が盛り返し、全体の77%となっていました。

以前から国内新婚旅行は「沖縄」人気がダントツでしたが、リゾートでの「おこもりステイ」が可能な沖縄は2022年もこの傾向は変わらずに全体の約50%となっています。

さらに主要都市からの直行便が増えた石垣島は全体の14%、宮古島は9%と、沖縄離島も含めれば宮古島と合わせると、沖縄を行き先に選んでいるカップルは72%という結果になりました。

2022年で人気の行き先割合
「ハネムーンS」編集部調べ

そして北海道を行き先として希望するカップルが年々増加。2020年は11%、2021年は20%、2022年は25%となっています。

また、沖縄以外の離島(奄美大島、与論島、屋久島、小笠原諸島など)にもハネムーンにぴったりな“おこもり宿”が続々!こちらを希望するカップルも増えています。

ちなみ国内新婚旅行でその他の行き先を希望するカップル、京都や九州周遊、日本一周という方もいらっしゃいましたよ!

【2022年】新婚旅行で人気の行き先おすすめポイントは?

1位 沖縄(石垣島・宮古島など) 72%

沖縄
  • 「沖縄本島以外にも離島めぐり(西表島、小浜島、波照間島など)がしたい」
  • 「きれいな海でフォトウェディング希望」
  • 「星のややハレクラニ、シラギなどハイクラスの宿に泊まりたい」
  • 「青の洞窟などきれいな海を満喫」
  • 「九州との周遊プラン希望」

2位 北海道 25%

北海道新婚旅行
  • 「旭山動物園や美瑛、小樽にも行きたい」
  • 「星野リゾートやウィンザー洞爺など希望」
  • 「知床など自然が美しいところ」
  • 「美しい自然の中でフォトウエディング希望」
  • 「函館の夜景を楽しみたい」
  • 「さっぽろ雪まつりや流氷ウォークなどのアクティビティ希望」
  • 「可能なら東北や九州などとの周遊も」

3位 その他国内3%

大分・由布院
  • 「九州周遊で温泉はマスト」
  • 「奄美大島や屋久島、ついでに福岡や鹿児島も」
  • 「非日常や特別感が味わえるプラン」
  • 「四国地方周遊」
  • 「高級ホテルやリゾート希望」
  • 「京都でゆっくり滞在」

国内ハネムーンの予算はどのぐらい?

行き先や滞在日数によりますが、国内新婚旅行全体の予算平均額が「1人あたり17万7千円」で2021年よりも7千円アップしています。

  • 沖縄(宮古島、石垣島含む):約17.7万円
  • 北海道:約16万8千円
  • その他の行き先:約25万2千円

という結果に。その他の行き先を選択した方は、九州一周や沖縄以外の離島などを希望されている方が多かったので少し高めの予算となっているようです。

国内ハネムーンの滞在日数は何日ぐらい?

国内全体の平均的な希望日数は以下の通りです。

国内新婚旅行の滞在希望日数
「ハネムーンS」編集部調べ

最も多いのは4日~5日程度。3日以下と短い方もいる一方で、8日間以上ゆっくり滞在という方もいらっしゃるのが印象的です。

せっかくのハネムーン、やっぱり海外に行きたい!

やっぱり一生に一度の新婚旅行。どうしても海外に行きたいという方が少しずつ増えてきた2022年。2023年はさらにお出かけになる方が増えそうですね。

2022年希望を紐解いてみると、海外ハネムーンで希望する滞在日数は以下の通り。

海外新婚旅行の希望滞在日数
「ハネムーンS」編集部調べ

希望する行き先で最も多いハワイの場合、7日間あればかなりのんびりできますね。第2位だったモルディブは直行便がないので、経由地でのトランジットや周遊を考えると8日以上は欲しいところ。

滞在日数が少ない方は比較的日本から近い、アジアのビーチリゾートなどを考えていたようです。

それぞれの行き先の今の渡航制限状況、海外から戻ってきた場合の水際対策など(2023年3月23日現在)をお伝えします。最新の情報は外務省もしくは、厚生労働省のホームページをご確認の上、渡航を検討するようにしましょう。

  1. ヨーロッパ周遊

    パリ・ベルギー・オランダ周遊ツアー

    ヨーロッパを希望している方、行きたい場所はイタリア、スペイン、ドイツ、フランス、北欧などが上がっていました。

    【イタリアの渡航制限】
    ・入国規制なし
    ・マスク着用義務なし(介護施設や病院等、一部施設では必要)

    【スペインの渡航制限】
    ・入国規制なし
    ・公共交通機関、医療機関でのマスク着用は義務

    【フランスの渡航制限】
    ・入国制限なし
    ・マスク着用義務なし(介護施設や病院等、一部施設では必要)

    【ドイツの渡航制限】
    ・入国制限なし
    ・マスク着用義務なし(介護施設や病院等、一部施設では必要)

    【北欧の渡航制限】
    フィンランド、デンマーク、ノルウェー、アイスランド、スウェーデンともに入国制限なし


    • 「サグラダファミリア、グエル公園などガウディの建築物巡り」
    • 「ヴェネツィア、フィレンツェ、ローマ、アマルフィ海岸など」
    • 「北欧のテキスタイルや歴史に興味あり、本場のサンタさんに会いたい」
    • 「オーロラが観たい」
    • 「地中海クルーズ希望」
  2. ハワイ

    ハワイ

    ハワイはビーチリゾートの王道。大勢のハネムーナーが訪れています。

    ハワイ入国の条件は、以下の通りです。
    ・ワクチン接種2回以上証明書の取得(12月20日にマイナンバーカード取得済の人を対象としたアプリあり)、2回目接種から14日以上経過していればOK
    ・宣誓書
    ・ESTA(電子渡航認証システム)の登録

    アメリカ国内同様、現在円安と物価高の影響を受けており、渡航&滞在費用が高騰しています。十分な予算を考えておくことが大切です。

    特に、ハレクラニやディズニーのリゾートホテル滞在、フォトウェディング希望の場合はご注意ください。


    • 「ハレクラニなど高級ホテルに泊まりたい」
    • 「フォトウェディング希望」
    • 「天国の海ツアーなど、ハネムーンらしい体験」
    • 「オーシャンビューの部屋がいい」
  3. オーストラリア

    オーストラリア

    オーストラリアは時差が少ないことと、ビーチリゾートや動物との触れ合い、エアーズロックに代表される大自然が魅力の行き先。ハネムーンで行きたい海外として常に上位にランキングされています。

    オーストラリアでは、2022年6月からすべての入国規制を廃止。ただし、到着後は州ごとに対応が異なるため、出かける前に旅行会社とよく相談しましょう。

    オーストラリアドルはさほど高騰していないので、ハワイよりも予算を抑えて出かけられる可能性があります。ぜひ検討してみましょう。


    • 「エアーズロックに行ってみたい」
    • 「コアラに触りたい」
    • 「ケアンズには行きたい」
  4. モルディブ(ビーチリゾート)

    モルディブ

    モルディブでは2020年7月から観光客受け入れを再開。日本からの渡航は可能です。出発前96時間以内にモルディブ東京のWebサイト上で渡航者に関する情報を入力すればOK。

    モルディブは物価高の影響を受けているため、こちらも予算に余裕をもってお出かけください。


    • 「水上コテージに泊まりたい」
    • 「シンガポールやスリランカ、ドバイとの周遊希望」

この他、タヒチ(2023年10月末まで直行便・運休中)やニューカレドニア、グアム、プーケット島、バリ島なども入国可能。状況が変わる可能性もありますので、事前に旅行会社とよく相談の上、お出かけください。

海外から帰国する場合の制約は大幅緩和

厚生労働省では水際対策にかかる新たな措置として、3月以降大幅な緩和を発表。

ワクチンを3回接種済かつ、「Visit Japan Web」に登録済であれば、スムーズな帰国が可能になっています。

ワクチン未接種、もしくは2回以下の場合は、今まで通り出国前検査証明書が必要です(出発国で航空機への搭乗を拒否されるのでご注意を)。

その他ハネムーンいろいろランキング!

新婚旅行プランで最も重視していることは?

ハネムーンプランで重視していること

旅行計画を立てるうえで、一番重視することを以下の中から選択(複数回答あり)してもらいました。

旅先でしたいこと、予算、ホテル、日程、方面、ベストシーズン、現地ガイド

第1希望から第3希望までを集計すると「予算」を最も重視。その上で「旅先でしたいこと」「ホテル」へのこだわりを重視しているのがハネムーンらしいところ。

第1希望のみをチェックすると「旅先でしたいこと」を最も重視していました。また、「ホテルは少し高くてもいい部屋にしたい」と答えた人は全体の8割強に上りました。

ハネムーン、どんな風に過ごしたい?

新婚旅行先での過ごし方イメージ

旅行先でしたいことを、以下の中から選択してもらいました(複数回答可)。

2人でのんびり、グルメ、ビーチ、大自然、買い物、世界遺産、スパ・エステ、都会、その他

結果はともかく「2人でのんびり過ごすこと」。

その上でおいしいものを食べて、ビーチでゴロゴロ!都会を離れて自然豊かなところでまったりしたいというところでしょうか。

【2022年】編集部が勝手に予測「今年イチオシのハネムーン行き先」

2022年に編集部がおすすめしたい新婚旅行の行き先をダイジェストにご紹介。海外は物価高やウクライナ情勢の影響を受けにくい場所、国内は新しいリゾートホテルがオープンした話題の場所をお伝えしていきます。

2023年GW明けにはリニューアルが終了しそう!与論島「プリシアリゾートヨロン」

2021年頃から大規模改修に入っていた「プリシアリゾートヨロン」ですが、ついに2023年4月末には完了しそうです。

エーゲ海を思わせるような白とブルーで統一されたリゾートは、与論島の西端にある兼母海岸(=サンセットビーチ)に面し、空港から車で約5分というアクセスの良さ。サンゴが隆起した島である与論島は、真っ白な砂浜と透明度の高い海で、まるで海外にいるかのうような極上の風景が広がっています。

条件がそろった時にしか姿を現さない「百合ヶ浜」は地球の楽園。鹿児島と沖縄県の間にあるため、両方の文化が混ざり合う独特の雰囲気も魅力の一つとなっています。

沖縄では新規ホテルオープンラッシュ!

沖縄では新規開業のホテルやリゾートが続々。2022年~2023年開業のホテルをダイジェストにご紹介していきましょう。

アクアセンス ホテル & リゾート
アクアセンス ホテル & リゾート(引用元:PRtimes

恩納村に2022年4月にグランドオープンした「アクアセンス ホテル & リゾート」。全室屋外ジェットバスとデイベッドを完備したオーシャンビューリゾートです。

ホテル前にはインフィニティプールやオープンエアバー、ガゼポなど、ハネムーンをロマンティックに過ごせる施設がいっぱい。二人でまったり過ごしたいカップルに最高のロケーションです。

「琉球ホテル&リゾート 名城ビーチ」
琉球ホテル&リゾート 名城ビーチ(引用元:PRtimes

「琉球ホテル&リゾート名城ビーチ」は2022年7月にオープンした全室オーシャンビューのラグジュアリーリゾート。那覇空港から車で約20分、国定公園内の白砂天然ビーチに面したロケーションが極上ステイを演出してくれます。

ハイクラスフロア宿泊の場合は、専用クラブラウンジの利用が可能。趣向を凝らした9種のレストラン&バー、流水プールをはじめとする6種のプールなど滞在を楽しませてくれる演出がたくさんあるので、退屈せずに過ごせます。

この他、インターコンチネンタルが那覇空港にほど近い美らSUNビーチの目の前に「インターコンチネンタル沖縄美らSUNリゾート・豊見城市」を2023年に開業予定。近くには「DMMかりゆし水族館」があります。

また、2020年7月に開業した「ヒルトン沖縄瀬底リゾート」ですが、宮古島にも2023年開業に向けて急ピッチで工事が進められています。

大型リゾートよりもこじんまりとしたラグジュアリー宿での滞在希望という場合も、さまざまな“おこもり宿”が登場していますので、ぜひ旅行会社に相談してみましょう。

物価高騰中の中、比較的リーズナブルに行けそうなハネムーン先は?

円安と物価高のダブルパンチで、海外旅行の費用が高くなっている今日この頃。できるだけ費用を抑えて旅行できそうな行き先をチェックしてみました。

オーストラリアドルは比較的安定、円安でも行きやすい渡航先

シドニーのボンダイビーチ
シドニーの美しいボンダイビーチ

米ドルに比べ、オーストラリアドルは1オーストラリアドル=88.27円(2023年3月現在)と安定しています。ビーチリゾートでまったりしたい派も、観光やアクティビティを楽しみたい派も両方満足させることができる行き先ですので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

羽田からシドニー、メルボルン、ブリスベン、ケアンズへ直行便が飛んでいます。成田空港からはメルボルン、パース、ゴールドコース、ケアンズ。

日本から最も近いケアンズまで約7.5時間でハワイとほぼ同じぐらいです。オーストラリアのいいところは、日本との時差が1~2時間なので、到着してすぐに行動でき、体への負担が少ないのが魅力ですね。

ヨーロッパのユーロと円の関係は、若干円安で推移

2020年のコロナショックやウクライナ進行で一時的にユーロ安に陥った時期がありましたが、円安の影響で長期的にみれば上昇傾向にあります。現在は1ユーロ144円台をウロウロといったところ。

フランスやイタリアなどの王道の行き先は今までと変わらないか、若干割高な行き先となっています。

しかし、比較的物価の安い国もあるので、そちらを狙うというのもありですね。例えば、ハンガリーやクロアチア、ポーランド、地中海に浮かぶマルタ島、ポルトガル、ラトビアなど。

マルタ島
世界遺産の島・マルタ島

2か国以上周遊で、王道のフランス・イタリアとともに、ちょっとお得な国を選択してみてはいかがでしょうか。

また、地中海クルーズのように、すべてオールインクルーシブな旅なら、荷物を持ち歩くことなく気軽により多くの国々や島々を周遊可能。ギリシャなど地中海に面した国に行きたいなら、おススメですよ!

日本より物価の安いアジアのビーチを狙う!

世界中から人気の高いビーチリゾートは物価は高めですが、日本に比べればまだまだお得という行き先があります。

例えば、ベトナムは直行便で約6時間程度。現地での食事や交通費は比較的リーズナブルなので、滞在費を抑えることができます。

ベトナム・ダナンのビーチリゾート
ベトナム・ダナンのビーチリゾート

ダナンやホイアン、ニャチャン、ランコーなどさまざまなビーチリゾートがあるので、ぜひ検討してみましょう。

治安が良く滞在費が抑えられるマレーシア、フィリピン、少し高くなりますがプーケット島・バリ島もおすすめ。ハワイに行く予算でちょっとラグジュアリーに過ごせたら嬉しいですね。