モンサンミッシェル、島内、オムレツ店。

フランスハネムーンで必ずリクエストに上がるモンサンミッシェル。1回目は場所・行き方、参加前の準備のコツなどをご紹介させていただきました。

2回目は、モンサンミッシェル観光と幻想的な夜の島の様子をご紹介

3回目はホテル・トイレ事情を、そして、4回目はモンサンミッシェルの現地グルメのご紹介です。

モンサンミッシェルと言えばふわふわオムレツ。皆さんも噂はネットなどで読んで、ご存じの方が多いのではないでしょうか。

今回はそのオムレツについてもレポートいたします。

私もはじめていただいたのですが、さてさてそのお味はいかに?!それでは早速まいりましょう!



現地ツアー費用に含まれていたふわふわオムレツのランチを実食!

モンサンミッシェル、レストラン、ツアー、有名店。

それでは噂?!のふわふわオムレツのご紹介です!

今回、私が参加したエミトラベルさんのバスツアーでは、モンサンミッシェルに着いてすぐ、このふわふわオムレツのランチがついていたんです。

お店は対岸にあるレストラン「ラ・ロティスリー(La Rotisserie)」。

ふわふわオムレツの発祥は島内のレストラン「ラ・メール・プラール」ですが、現在はこうして他のレストランでもいただくことが出来るんです。

レストラン内はツアーで到着した日本人の方でどんどん埋まっていきました。

モンサンミッシェル、レストラン、オムレツ、ふわふわ。

これがふわふわオムレツです。実は食べたことがある人たちが口をそろえて、味がないので塩を結構かけた」と言っていたのですよね。

そこで自宅からフランスのいいお塩フルール・ド・セルを持参したんです。

ということで正直、期待しないでいただいてみます。さてさてお味は?

うん、本当に卵そのもの。淡泊なお味です。

で、持参のフルール・ド・セルをかけて改めていただいてみると、あれ?ぜんぜん悪くない。

シンプルで優しいお味がいいお塩で引き立っています。これはいいお塩のおかげか?とも思いましたが、シンプルに調理したお野菜やお肉も、いいお塩で美味しくいただけるので同じことかな、と。

それとこのオムレツは、19世紀後半「ラ・メール・プラール」の創業者アネットさんが、巡礼者のために考えた料理。

現代のフレンチと比べてはいけないもの。むしろ素朴なのが当たり前なんですよね。

これを巡礼者の方が喜んで食べていたと思うとそれだけで興味深かったんです。

モンサンミッシェル、レストラン、オムレツ、フライドポテト。

オムレツにはフランスの定番、フライドポテトもたっぷりつきます。デザートはリンゴのタルト。悪くないです、このセット。

モンサンミッシェル、レストラン、デザート、リンゴのタルト。

これらのランチメニューは、全部今回のツアーについていたもの。モンサンミッシェル名物のオムレツを、お試しでいただくのには十分だと思いました。

観光客が多いモンサンミッシェル老舗ホテルのレストランは、本当に美味しいの?

モンサンミッシェル、島内レストラン2、夕食。観光客人気店

夜ごはんをいただいたのが島内にあるホテル&レストラン「ムトン・ブラン(Le Mouton Blanc)」

モンサンミッシェル、島内レストラン2、中世建築、観光客人気店。

昔ながらの中世の建物を改修しているので雰囲気のある店内です。

私の後から次々と観光客の方が入ってきました。いろんなガイドブックに紹介されているようです。

モンサンミッシェル、人気レストラン、料理。

私がいただいたのは夜のセットメニュー(34.80ユーロ)で前菜は魚のスープ。これはごくごく普通のお味。

モンサンミッシェル、人気レストラン、メイン料理、ラム肉のロースト。

メインはラム肉のロースト。ただし塩分を含んだ草を食べたモンサンミッシェルの特別な子羊「プレ・サレ」ではなく普通の子羊です。

これはかなりの大味でしたねぇ。ソースが特に・・・。

これよりお手頃なセットにモンサンミッシェルのムール貝マリネがあったので、そちらにすればよかったと後悔しました

モンサンミッシェルのムール貝は、2006年に海産物として初めてAOC(原産地統制名称)を取得しているんです。

AOCはフランスの農業製品やワインなどに与えられる特別な品質保証。モンサンミッシェルのムール貝、美味しいんです。

デザートはクレーム・ブリュレでしたが甘過ぎて、一口いただいて残してしまいました。

名物ふわふわオムレツはどのレストランでも食べられる
「ムトン・ブラン」のふわふわオムレツ

ちなみにこちらのレストランでも、ふわふわオムレツはいただけますよ!

<Information>
ムトン・ブランLe Mouton Blanc
住所:18 Grand rue 50170 Mont-Saint-Michel
電話:33 2 33 60 08 60

モンサンミッシェル宿泊ホテルの朝食会場はあの「ラ・メール・プラール」だった!

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私が宿泊した「テラス・プラール」はふわふわオムレツの発祥レストラン「ラ・メール・プラール」と同じ系列。で、宿泊についている朝食が何と「ラ・メール・プラール」だったのです!

ここがレストラン「ラ・メール・プラール」。「テラス・プラール」から徒歩30秒。朝食がいただけるレストランは2階になります。

モンサンミッシェル、レストラン、有名店、オムレツ

素敵でしょう?オムレツを食べに入らなくても系列ホテルに宿泊すればここで朝食がいただけちゃうんです。

ちなみに「ラ・メール・プラール」もホテルがあって朝食はここになります。

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ブュッフェ形式の朝食は各種パン類やハム、チーズ、そして「ラ・メール・プラール」のジャムとハチミツも並んでいます。

ロワッサンとスクランブルエッグが美味しくておかわりしちゃいました。

モンサンミッシェル、レストラン、有名店、朝食

「ラ・メール・プラール」のオムレツは食べていないけど、きっと同じ卵をつかってるはず・・・。

このスクランブルエッグで十分満足です!

トリップアドバイザーで人気No.1!モンサンミッシェルのクレープ屋さんはお手頃価格でおすすめ

モンサンミッシェル、レストラン、オススメ店、人気店

ちゃんとおすすめ出来るお店もご紹介いたしましょう、

トリップアドバイザーでモンサンミッシェル人気No.1のレストラン「ラ・シレーヌ(La Sirène)」。塩味クレープのガレットと甘いクレープがいただけます。

人気店なので開店時間の11時45分に行ったのですが、すぐに座れました。

モンサンミッシェル、レストラン、オススメ店、人気店、リンゴ、特産、リンゴのお酒。

いただいたのはリンゴのお酒で辛口の「シードル・ブリュット」(5.60ユーロ)と、カマンベールとリンゴの塩味のクレープ「ガレット・ノルマンディー」(7.90ユーロ)。

シードルはさらっとしてて飲みやすく、ガレットはパリパリタイプではないけどカマンベールとリンゴがとてもよく合います。ノルマンディーならではの組み合わせなのもグッド。

お値段もお手頃なので、へたなところに入るよりずっといいな、と思いました。そしてお店のスタッフさんがとっても感じがよいんです。この点もポイント高め。

ただし17時までの営業で夜はやっていないのが残念。

モンサンミッシェル、レストラン、オススメ店、カマンベールとリンゴのガレット

このお店でいただいたシードルは、次回最終回のお土産特集で購入出来る場所と共にご紹介させていただきます!

<Information>
ラ・シレーヌ(La Sirène)
住所:Grand rue 50170 Mont-Saint-Michel
電話:33 2 33 60 08 60

物価の高い島内で、軽食と飲み物が安いお店は「オ・ペルラン(Au Pèlerin)」

モンサンミッシェル、レストラン、物価、お手頃な店。

モンサンミッシェルに滞在して感じたことが物価の高さ。対岸よりさらに島内が高いです。

島のお店は参道のグラン・リュに並んでいるのですが、グラスワイン1杯は5ユーロ前後から。

テイクアウトの軽食も島の入口入ってすぐのお店では、ハムとチーズのサンドイッチが6.90ユーロ。びっくりです。

参道のお店のお値段をチェックしていくうちに奥の方で安いお店を発見。それが上の写真「オ・ペルラン(Au Pèlerin)」です。

パート(2)でご紹介した「サンピエール教会」のすぐ前にあります。

ここはテイクアウトのハムとチーズのサンドイッチが4ユーロ、お店でいただくグラスワインが2ユーロから。

食事は手軽なサンドイッチでいいという場合は、他のお店で買うよりはここがいいと思います。

ただし、私がグラスワインをお願いした時、お店の方がおつりをうっかり間違えたので(意図的ではないのですが)、お値段とおつりの確認はしっかりしてくださいね。

<Information>
オ・ペルラン(Au Pèlerin)
住所:3025 grand Rue Mont-saint-Michel

サンドイッチを買ってモンサンミッシェルの穴場でお気軽ピクニックもあり?!

モンサンミッシェル、海、食事、ゆったり。

モンサンミッシェルはとても小さな島。島の入口から参道のグラン・リュを歩いて修道院までは日中、多くの観光客でいっぱいになります。

サンドイッチを買っても、歩きながら食べてる人や途中の道沿いに座って食べてる人も多いです。でもそれはちょっと味気ないですよね。

そんな時に座って海を眺めながら食べて比較的ゆっくり出来る穴場をご紹介いたしましょう。

場所は島の入口、堤防のすぐそばのラヴァンセ門を正面にした時に左に見えるこの小さな入り口。

ここをくぐって少し進むと、舗装されたなだらかな坂道があります。

モンサンミッシェル、海を眺めながらの食事、ゆったり、穴場、ハイキング。

その先に比較的ゆっくり出来る海辺の一角があるんです。

この時も手作りランチ持参のハイキングツアーのグループが、ピクニックをしておりました。

モンサンミッシェル、海辺、ピクニック、ゆったり、食事。

歩きながらや道沿いで食べるよりは、ずっと寛ぐことが出来るのでおすすめです。

モンサンミッシェルでの食事について私が感じた率直な感想

モンサンミシェルレストラン事情の本音

超有名世界遺産モンサンミッシェルは、宣伝しなくてもたくさんお客さまが来てくれる場所。

しかも小さな街なので選択肢がと~っても少ないです。

高いレベルの味は求めず、高いお金を払う必要もなく、モンサンミッシェルらしい(ノルマンディーらしい)ものを選択するのがいいのかな、と感じました。

そう考えると、ふわふわオムレツは今回ツアーについていたので十分満足。

レストランではプレサレじゃない子羊をいただくくらいなら、モンサンミッシェルのムール貝の方がきっと満足出来ただろうと思います。

モンサンミッシェルで食事にお金をかけない分、パリでうんと美味しい料理をいただいた方がいいんじゃないでしょうか。これが私の率直な感想です。

ということで次回最終回はお土産特集です。お楽しみに!



モンサンミッシェルハネムーン大特集INDEX

  1. (1)モンサンミッシェルへの行き方とツアー参加準備
  2. (2)モンサンミッシェル現地観光ガイド
  3. (3)ルモンサンミッシェルのホテル・トイレ事情
  4. (4)モンサンミッシェル現地グルメ事情
  5. (5)モンサンミッシェルおすすめのお土産

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