Edinburgh Castle

美しくロマンティックな街として有名なスコットランド・エディンバラですが、実は恐ろしく残酷な歴史をたくさん秘めた街でもあります。

ここエディンバラで、是非カップルさんで体験してほしいのがこの現地ツアー「エディンバラ・ダンジョン」。二人で行けば盛り上がること間違いなしのおすすめアクティビティです!

エディンバラダンジョン公式YouTubeビデオ:

ダンジョンとは地下に作られた監獄を意味し、ここではお化け屋敷を意味しています。

日本のお化け屋敷とは一味違い、他の観光客の方々とグループになって、エディンバラの地下施設を巡っていくスリル満点の体験型アトラクションです。

その人気は夏の観光シーズンに大行列ができるほど!その理由は明確。ものすっごく怖くて、ものすごく面白いんです!

今回はそのエディンバラ・ダンジョンがいったいどういった内容のお化け屋敷なのか、少しだけご紹介したいと思います。

エディンバラ・ダンジョンが開催されている場所とチケット購入方法

ウェイヴァリー駅の南出口からすぐ

エディンバラ・ダンジョンの場所は主要駅「ウェイヴァリー駅」の南出口からすぐの場所にあります。

チケットは窓口で直接購入するか、ネットからの事前予約もOKです。夏の観光シーズンにエディンバラを訪れる際は、やはりネットでの事前予約がおすすめ

各シーズンごとにいろいろなタイプのチケットが販売されています(ハロウィン・バージョンなど)。スタンダードなチケットをお求めの方は、時間が選べる「ENTRY TICKET」、もしくは時間帯を気にせずいつでも入場できる「FLEXI TICKET」を購入してください。

ハネムーン観光で思った以上に空き時間ができた時なども、是非窓口に行ってみてください。夏の繁忙期以外であれば、よっぽどの大きなイベントがない限りすぐに直接購入できます。

ただし、窓口から買う場合は空いていればすぐ入場可能。またはその日の空いている時間帯を指定されるか、翌日指定になる場合もあります。

エディンバラ・ダンジョン・ツアーでめぐる10個のストーリー

10個のストーリー

ツアーはエディンバラで実際に起きた、もしくは噂された、歴史的出来事を背景にした10個のストーリーを元に作られています。リアルすぎてお話するのが怖い(笑)

俳優さんたちと、エディンバラの暗~いダンジョンツアーを巡ります。

しかしながら、エディンバラ・ダンジョンはすべて英語での演出。英語が苦手な方のためにも、ここではエディンバラ・ダンジョンで体験するストーリーを簡単にご説明します。

※会場内は写真撮影禁止です。

暗~いダンジョン

(0)写真撮影
ツアーが始まる前に記念に写真撮影!この写真はツアー終了後に購入することができます。

次の扉を開けばすぐに恐ろしい地下世界。その前にここでは怖い顔をしてみたり、驚いている顔をしてみたり、楽しく撮影しましょう。

(1)裁判

まずは裁判にかけられます

舞台は17世紀末、裁判官「メンタル」の法廷。魔術を使用した罪、精神異常の罪、他人のウイスキーをこぼしたという罪で私たちは起訴されます。

当時のスコットランドでは公正な審理のもと、すべての罪人は絞首刑に。ここでは強気な裁判官と必死に戦う必要があります。

(2)魔女狩り

魔女狩り

舞台は1644年、スコットランドでは魔女狩りが全盛期の時代。魔女と疑われた私たちはスコットランドで最も名高い尋問者の告白室に足を運びます。

魔女判定人が当時スコットランドでは有名だった、Witch Pricking(針を指に指すことで魔女を判定できる手法)を使い、誰が本物の魔女か判定します。

魔女に選ばれた人は観衆の目の前で生きたまま焼かれる覚悟をしなくてはなりません!魔女「アグネス・フィニー」の強力な魔力に負けないようにしてください!

※会場が揺れますのでご注意ください。

(3)拷問
選ばれた観客は拷問の椅子にかけられます。ここでは簡単に自白しないようにしましょう。

チャッピー・チョッパーと呼ばれる舌を抜くための特別な機械で、あなたの舌が抜かれてしまいます!

選ばれた観客は拷問の椅子にかけられます。

(4)ボート
人食い一族「ソニー・ビーン一家」(昔スコットランドで本当に存在したと言われている)を追跡するため、ジェームス王の軍隊へ入隊します。

ボートに乗ってガロウェイ洞窟の捜索にでかけますが、そこは既に何百人ものひとが行方不明になっている場所。ソニー・ビーンの連続殺人事件に終止符を打つため、仲間と共に一緒に戦いましょう!

※ボート乗車後、水しぶきが飛びますのでご注意ください。

(5)ソニー・ビーン
「ソニー・ビーン一家」の隠れ家にて彼らと対決!彼らは人間の耳や指、頭蓋骨から吸う眼球が大好きです。

彼らの餌食にされてしまう前に、ジェームス軍のみんなと戦いましょう!決して手や足を出してはいけません。

(6)解剖
1828年、エディンバラではロバート・ノックス博士による検死解剖の革新的な発見が行われました。

ここ解体室では医学の奥深さを体験することができます。でもひとつだけ気になることが…。

解剖

実は博士はエディンバラで悪名高き連続殺人犯、ウィリアム・バークとウィリアム・ヘアから遺体解剖を引き受けた医師。実験に使う死体にはかなりの価値があります。

その餌食とならないよう注意してください。

(7)バークとヘアとノックス
19世紀エディンバラでは、「医学の進歩のため」という名目で17人が殺害され、解体のために医学学校に売却されました。その主犯であるお肉屋さんを経営するバーク、泥棒のヘア、牛肉を買う少年ノックス。

彼らエディンバラ連続殺人犯が語る、医学と密接したビジネスチャンスの話を聞きます。

その餌食とならないよう

(8)ペストからの脱出
1645年、エディンバラのオールドタウンの地下では、劣悪な生活環境からペストが大流行。

下水施設が整っていなかった当時、住民は汚物や排泄物を窓から捨て、瞬く間に疫病は蔓延。地下街に住む多くの人々が命を落としました。

ペストが大流行

ペストの危険から逃れるために急いでここから脱出する必要があります。ネズミとノミに気を付けてください。

ノミはペストを運び、ねずみがノミを運びます!

※水が飛びますのでご注意ください。

(9)ウィリアム・ウォレス
スコットランド独立のために戦ったスコットランドの英雄ウィリアム・ウォレス。イングランド軍に大勝利を収めたスターリング・ブリッジの戦いの話を聞きましょう。

しかし、残念ながらウォレスはその後フォルカークの戦いでイングランド軍に敗れ、捕らえられます。彼は観衆の目の前で内臓をえぐり取られ、身体を四つ裂きにされ処刑されます。

彼の残した剣は、いまだ復讐に燃え、血を求めています。

(10)死の落下
運命のドロップ・ライド(Drop Dead,Drop Ride to Doom)へたどり着きました。絞首刑の罪に問われた私たちは、エディンバラのグラスマーケット絞首場に連れていかれます。

その縄が切られたとき、私たちは首吊りの刑に処されます。

※写真撮影があります。ツアー終了後に購入できます。
※高所から落下するアトラクションです。心臓、腰、首に問題のある方、妊娠中の方はご乗車できません

以上が、エディンバラ・ダンジョンの10個のストーリーです。

エディンバラ・ダンジョンツアー後にはお土産購入もできます!

お土産1

ツアー後にはお土産屋さんで記念写真やキーホルダー、公式グッズなどを購入することができます。お土産2

お土産3

実はこのダンジョンシリーズ、イギリスには現在6か所あり、各地域の歴史的背景を元にしているので勉強にもなります。

イギリス・ハネムーンで以下の地域を訪れる機会があれば、各地域のダンジョンを訪れてみてもいいかも知れません。

ロンドン
ヨーク
ブラックプール
アルトンタワーズリゾート(スタッフォードシャ)
ウォーリック城(ウォリックシャー)

是非ヨーロッパの本格的お化け屋敷を体験してみてください!

ヨーロッパの本格的お化け屋敷

◼︎エディンバラ・ダンジョン
住所  31 Market Street Edinburgh EH1 1DF
電話番号 +44 871 663 1672
公式サイト https://www.thedungeons.com/edinburgh/en/
営業時間 10時~17時(土曜日のみ18時閉園)

※サマータイム、イベントツアーにより開閉園時間が異なります。ウェブサイトをご確認ください。

 

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