予算はあまりないけれど、絶対素敵なハネムーンにしたい!
そんなハネムーナーのために、出費を抑えつつ新婚旅行をお得に行く方法を解説します。
行き先、行く時期、物価の安い国を賢く選択して、ロマンティックだけどコスパのよい海外新婚旅行を実現させましょう。
新婚旅行に安く行く方法
ロマンティックなハネムーンにしたいけれど、やはりお金のことは気になります。
結婚に際してはお金がたくさんかかるから、できることなら出費は抑えたいものですね。
新婚旅行費用を安く抑える方法をまとめました。
1.安い時期を狙う
海外旅行の料金は「いつ」行くかで違ってきます。
海外旅行の代金を決める大きな要素は、航空運賃と宿泊費の二つ。
航空運賃は、日本から人が多く海外に行く時期に高くなります。
具体的には、ゴールデンウィークやお盆、年末年始などの大型連休のある時期のほか春休みなど。
安い時期は、4~5月(春休みやGWを除く)、年末年始を除いた12~1月になります。
また宿泊費などの現地でかかる費用は、目的地にとってのベストシーズンでは高くなり、雨季や厳寒期、酷暑といったオフシーズンでは安くなります。
なおオン・オフのいずれのシーズンでも、土日より平日出発の方が料金が安いのが一般的です。
2.格安ツアーを狙う
とにかく安く行きたいなら、日程の直前(出発の1ヶ月半前くらい)になって売りに出される格安ツアーを選択肢にいれるのもあり。
旅行代理店のセール商品のサイトをマメにチェックするほか、メルマガやツイッター、FacebookなどSNSから、お得な情報を得ることができます。
仕事の休みをとれることが決まっているなら、その時期をねらって探してみるのも楽しいですね。
価格だけ見るのではなく、内容もしっかりチェックしてくださいね。
3.物価の安い国を狙う
航空運賃やホテル代だけでなく、現地の物価が安い国を選ぶことで新婚旅行費用を抑えることもできます。
実は日本は、スイス、ノルウェー、アイスランドに続いて世界で4番目に物価が高い国と言われています(「Cost of Living Index by Country 2020」)より。
ですから物価の安い国を選べば、現地で使うお金をぐっと抑え、しかもリッチに過ごすことができますよ。
ハネムーン向きで物価が安い国はどこ?
日本から近い東南アジアは、旅費・物価が安い国で、美しいビーチリゾートや観光スポットがたくさんあります。
東南アジア以外でも物価が安く、魅力的な国とあわせて紹介します。
紹介する国の物価は、たいてい日本の三分の一から半分程度。
コスパの高いハネムーンが実現できそうです。
インドネシア(バリ島)
アジア屈指のビーチリゾート地バリ島は、ハネムーナーの憧れの地。
ビーチだけでなく、歴史を感じさせる遺跡や伝統文化など、多くの魅力にあふれています。
物価の安いインドネシアですが、国民の約9割がイスラム教徒で飲酒の習慣があまりないため、お酒の価格はやや高めです。
ベトナム
アジアでありながらフランス植民地時代の面影を残すフォトジェニックな街並みや、ハロン湾や古都フエなどの世界遺産と、みどころがたくさんのベトナム。
最近では、ダナンやニャチャンといったビーチリゾートも注目を集めています。
日本人に合うと言われるベトナム料理も二人で数百円もあれば、存分に楽しめます。
フィリピン(セブ島)
日本から4~5時間のフライトで到着するフィリピンのビーチリゾート、セブ島。
海が美しいだけでなく、ウミガメや大きな魚を見ることができるので、アクティブにダイビングなどをしたい二人におすすめ。
船で小さな島々を巡り、シュノーケリングやBBQなどを楽しむ優雅なアクティビティ「アイランドホッピング」も、一人10,000円前後で楽しめます。
トルコ
東西の文化が融合する地理的状況にあって独自の文化を育んだトルコは、最近コスパがよいと注目されている国。
世界遺産に登録されている奇岩群カッパドキア、世界三大料理に数えられるトルコ料理など、その魅力は尽きません。
メキシコ
ハネムーナーから注目されつつあるメキシコ。
とくに世界でも有数のビーチリゾート、カンクンには人気が集まっています。
カンクンにはビーチだけではなく、足を延ばせばチチェン・イッツァなどの遺跡も多いので、色々な楽しみ方ができますよ。
※2023年現在、円安と物価高の影響で現地でかかる費用が高騰しているので注意です。
物価が安い!ヨーロッパの穴場
ヨーロッパというと、物価が高いイメージがありますね。
確かにスイスや北欧は物価が高いのですが、東南アジアほどではないものの、物価が安く魅力的な国もたくさんありますよ。
ボスニア・ヘルツェゴビナ
バルカン半島に位置するため、中東からさまざな影響を受けてきたボスニア・ヘルツェゴヴィナ。
ヨーロッパでありながら、エキゾチックな雰囲気が漂う不思議な魅力があります。
首都サラエボは、ヨーロッパの中でも安い都市のひとつと言われ、場所にもよりますが、500円~1,000円くらいあれば食事を存分に楽しむことができます。]
ポーランド
ピアノの詩人ショパンの祖国であるポーランドは、「平原の国」という名のとおり、どこまでも平原が広がる美しい国。
中世の面影を残すフォトジェニックな町並みから、負の世界遺産として知られるアウシュビッツ博物館まで、多く見どころがあるのも魅力です。
物価は日本の三分の一程度、治安もよいので、まさにヨーロッパの穴場と言えるでしょう。
バルト三国(エストニア・ラトビア・リトアニア)
バルト海沿岸に位置するエストニア・ラトビア・リトアニアの三国は、中世の雰囲気を今も残し、それぞれの首都が世界遺産に登録されている貴重な地域。
おとぎの国のようなエストニアの首都タリン、「バルトのパリ」といわれるラトビアの首都リガ、緑豊かなリトアニアの首都ヴィリニュスと、それぞれが違った魅力を持っています。
三国の中ではリトアニアの物価が最も安いと言われていますが、エストニアは観光人気もあって、物価が上昇しつつある様子。
スロベニア
スロヴェニア共和国は、中央ヨーロッパの小さな国。
日本ではあまりなじみがありませんが、山や湖の豊かな自然とメルヘンチックな街並みに出会える、とても美しい国です。
主要都市はそれほど広くなく、坂も少ないので、レンタサイクルで観光するのがおすすめ。
たとえば首都リュブリャナのレンタサイクルなら、1時間目は無料、2時間目は1ユーロ、3時間目は2ユーロ、それ以降は1時間ごとに4ユーロ加算という安さ(2019年現在)。
お財布にやさしい海外婚旅行にするコツ
海外に安く行く方法や、物価の安い国を紹介してきました。さらにお財布に優しい海外旅行にするために、行き先を選ぶ時に気を付けほしいことをまとめました。
旅費と現地物価のバランスを考えて行き先を選ぶ
行き先を決める時は、ツアー代金だけでなく、食費や交通費といった現地の物価も考慮して検討するといいですね。
ずっと行きたいと思っていた国の旅費が思ったより高くても、簡単にはあきらめないで。
現地の物価が安ければ、全体として新婚旅行の費用を抑えることもできますよ。
逆にツアー代金が安くても現地の物価が高いと、予算オーバーになってしまうかも。
注意!観光エリアとローカルエリアでは物価もちがう!
紹介した国は、全体としての物価は日本より断然安いのですが、どの国もエリアによって物価に大きな差があります。
日本でもそうですが、物価は観光エリアでは高く、ローカルエリアでは安くなっているのです。
例えばインドネシアなら、ローカルな屋台では1人100円、地元向けレストランだと250円もあれば楽しめるところが、観光客向け高級レストランだと2,000円程度かかります。
物価が安いから何をしてもOKと思っていたのが、結局は高くついてしまうこともありえるのです。
出費を抑えたいなら、メリハリのついたお金の使い方がおすすめ。
ディナーは高級レストランでとり、朝食やランチはローカルエリアの屋台などの安いお店で舌鼓を打つ…なんて過ごし方はいかがでしょうか?
コスパ最高のプランニングはハネムーンSに
ハネムーンだからあまりケチケチしたくはないけれど、やっぱりお金は大事。
でもせっかくだから、ラグジュアリーな思い出を作りたい!
海外初心者だから膨らむ、ハネムーンへの欲張りな夢をかなえたいなら、ハネムーンSに相談してください。
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