9月11日カタルーニャの記念日に、「独立」を掲げたカタルーニャ人がバルセロナに集結して大規模なデモを実施したことは、日本のニュースでも大きく報道されたようですね。
人口160万人のバルセロナ市に100万人以上(反カタルーニャの中央政府の発表では50万人、バルセロナの警察によると180万人)の参加者が集まって、カタルーニャ人がいかに「独立」を意識しているかを明確にしました。
日本の家族は「そこは大丈夫なの?戦争になったりしない?」などと心配してくれますが、それは全く大丈夫。以前と変わることなく、平和な日常です。
ハネムーンで来られても、静かな街の温かさを感じられることでしょう。
大規模なデモがありましたが、バルセロナは平和です!
カタルーニャ人は「独立」には長い道のりが必要なことがわかっています。せめて独立に賛成か反対かの選挙をさせて欲しいという願いが、今回の大規模で平和的なデモとなりました。
デモの参加者は、老若男女、グループ、お一人様と多様です。
和気藹々と冗談や歌が飛び交い、過激な言動や暴力沙汰などは一切ありません。
ディアゴナル通りとグランビア通りに、赤と黄色のシャツでカタルーニャの旗の人文字を作ります。
参加希望者が事前にネットで自分の居たい場所を選ぶ、担当場所予約制。強制的でもなく、無秩序でもなく、民主的で合理的な方法です。
自分の持ち場に向かう、生真面目なカタルーニャ人たち。
独立旗が行き交います。
カタルーニャのこれからの行方、見守っていきたいと思います。
*情報は2014年9月現在のものです。お出かけの際は、最新の現地情報を確認してからおでかけください。