バルセロナ・ハネムーンで必ず訪れるゴシック地区。
カテドラル(大聖堂)を中心とする、細い石畳の古い街並みに足を踏み入れれば、誰もがローマ時代から中世のバルセロナに思いを馳せることになります。
実はこのゴシック地区のほぼ全域が、ローマ帝国のコロニー「Barcino(バルキーノ)」の遺跡の上に建設されているというのですから驚きです。
ゴシック地区の地中に眠っていったローマ遺跡が発見された1931年から長い年月を経て、現在は遺跡の一部を見学することができるのです。
バルセロナに眠る、ローマ遺跡を見学
ローマ遺跡は、王の広場にあるバルセロナ歴史博物館「Museu d’Historia de Barcelona」の中の地階にあるというので、小さな庭のような遺跡を想像していましたら、これがかなりの広さです。
公衆浴場、魚の塩漬け場、ワイン醸造場など、当時の生活を想像しながらゆっくりと歩いていると、1時間が経ちました。
地中のローマ遺跡を見学した後は、地上のローマ遺跡「ローマ王アウグストゥスの神殿(Templo de l’August)」もご覧ください。
ゴシック地区の中の Paradis通り(住所:Carrer Paradis 10)の建物の中に守られて、隠れるように存在する4本の柱。
たかが4本の柱なのに、その下に立つと、紀元前の初代皇帝アウグストゥス偉大さ感じずにはおれません。