映画やドラマのヒロインになった気分で旅ができるイタリア。どこで写真をとっても絵になります。
パスタ、ピザ、お肉や魚など本場のイタリアンを食べ比べ!ドルチェやジェラートなどスイーツも目移りしちゃうほど。
フランスでモンサンミシェルを見て、スペインでガウディ建築を見るなど、イタリア以外の世界遺産も楽しんじゃおう!
ヨーロッパではいちばん人気のイタリアへ新婚旅行、平均予算としては1人だいたい30~50万円ぐらいが目安です。
人気の都市、ローマやヴェネツィア、アマルフィなどいくつかの都市を周遊するパターンが多く、最終的にはそのぐらいの金額になるようです。
激安パッケージツアーなどで、たまに20万円以下のものが出回っていますが、宿泊先がビジネスホテルだったり、駅や観光地から遠く観光に不便など、ハネムーンには不向きです。
どうしても予算がないということであれば、行き先をアジアやグアムに変更するなどして、素敵な思い出をたくさん残しましょう!
ヨーロッパの場合、ハワイやアジアに比べるフォトウェディング費用が高め。どこでとるか、何時間かかるかなどにより、さまざまですが、最低でも20万円以上と考えておきましょう。また、レンタルドレスは日本人のサイズが合わないので持参するのがおすすめです。
ローマやミラノには直行便があります。直行便がなくても、ヨーロッパ各都市との連絡便が頻繁にあるので、日程は比較的自由に組むことができます。
イタリアのみの滞在であれば、平均旅行日数は6~7日間というところでしょうか。
ハネムーンSを利用したカップルで最も多かったのが7日間、次いで8日間、6日間の順。9日間以上を希望する人も約3割いて、いろんな都市をじっくり周遊したり、ヨーロッパの他の都市と周遊するなど、ゆったり過ごす傾向にあるようです。
旅行日数が短い場合は、滞在を1都市に絞るなどの工夫が必要。イタリアにこだわらないようであれば、アジアやグアムなど近場の海外に行先変更するのも手ですよ。
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イタリアの気候は温暖で雨が少ない地中海性気候。式の区別もはっきりしていて、日本とだいたい同じと考えていいでしょう。
ただ、日本に比べ緯度が高いので、夏は夜遅くまで明るくなるので、サマータイム(3月最終日曜日から10月最終土曜日まで)があります。
イタリアには桜の木も多く、ローマの南側にあるエウル地区では、4月になると桜を見に大勢の人が集まるとか。地元っ子は5月後半からぐらいから、ビーチは出掛けて海水浴を楽しんでいます。
4月~8月に比べると少し値段は下がりますが、9月・10月まではやや高め。その代わり、おいしいワインやキノコ、栗など秋の味覚が味わえますよ。
お正月明けから2月にかけてが底値。北イタリア(ミラノなど)は寒さが大変厳しく、南イタリアであっても雪が降る日があるほど。朝晩の冷え込みが厳しいので防寒対策はしっかりとしましょう。
2月でもカーニバルの時期は例外ですので要注意。
イタリアの国土は南北に長いため、北部・中部・南部では多少気候が違います。また、海岸に近いところ、内陸部、山間部でも変わりますので、行き先に合わせて服装の調整ができるようにしておきましょう。
フィレンツェなどの盆地を除き、夏は日差しが強く乾燥するため、サングラスや日焼け止め、帽子は必需品。ミネラルウォーターを持ち歩いて、熱中症には気を付けましょう。
春と秋は天候が不安定で、急な雨などに見舞われる場合もあります。基本的には傘を忘れずに持ち歩きましょう。
冬最も寒くなる都市はフィレンツェや、ミラノなど。また、アオスタなどの山岳地帯は夏でもあまり気温が上がらないので要注意。
同じ北イタリアでもピサやジェノヴァなどでは、さほど冷え込むことがないので冬でも過ごしやすい場合も。ナポリやシチリア島などは、南にあるので暖かそうに感じますが、冬は寒くなります。防寒対策は必要です。
気になるドレスコードですが、イタリアの場合、星付きレストラン意外はあまり気にしなくてもよさそう。ちょっと値段高めのレストランなら、ジーンズやショートパンツ、リュック、サンダル履きでなければ大丈夫です。
星付きレストランであっても、ワンピースやきちんとしたスーツ程度で構いません(フォーマルドレスは不要)。ただし、女性は靴とバッグもドレスコードの一部ですので、気を抜かないようにしましょう。
せっかくのハネムーン、しかもイタリアまで行くのにホテルで失敗したくないですよね?
その時参考になるのがホテルのランク付けですが、最高ランクの5つ星なら文句なし。インテリアもサービスも問題なく快適な滞在が約束されています。
しかしながら、それ以下のランクとなると州ごとに判定基準が異なるため、何とも言えないというのが実情のようです。
それというのも、日本とは異なり、イタリアでは新しいものより古いものに価値を感じるお国柄。少々狭かったり、部屋ごとに広さが違ったり、水が出にくいなどは気にしない。個性とみなされます。また、スタッフの質と星の数はまったく一致してないので、ランクが上でもスタッフは最悪というところがあります。
5つ星以外に泊まるのなら値段との折り合い、立地、自分たちなりの審美眼が試されるというところでしょうか。
格安ツアーで泊まるタイプのホテルは町の郊外にあるケースが圧倒的。ツアーの値段は安くても移動に時間やお金がかかることを覚悟してください。
またハネムーンらしいロマンティックな滞在気分はゼロですよ!
ホテル料金は滞在する町やシーズンによって大きく異なります。
当然のことながら人気の観光地であるローマ、フィレンツェ、ベネチアなどはオフであっても高く、ハイシーズンである3月~10月ならさらに高くなります。
ローシーズンであってもクリスマス(ナターレ)、イースター(パスクア)、カーニバル(カルネバーレ)中は、ハイシーズンより高くなる場合があるので要注意。
イタリアの多くの都市でで導入されている「宿泊税」。観光客がホテルに宿泊する際、宿泊費とば別途徴収されます。
東京都内のホテルでも1人1泊1万円以上のお部屋だと、100円~200円の宿泊税がかかっていますが、あまり知られていないかもしれません。
金額はおおむね1~7ユーロ/1泊1人あたりが平均的。滞在する都市、ホテルのランク、宿泊日数、宿泊者の年齢などによってさまざまですので、ハネムーンコンシェルジュによく確認しておきましょう。
イタリア、ギリシャ、マルタ島、クロアチアなどヨーロッパ・地中海の主要観光地をラクラク移動できるのがポイント。しかも宿泊は船の中なのでサービスや滞在の快適さはお墨付き!
実は、イタリア旅行でクルージングを選択するハネムーナーが増えてきています。
セキュリティは万全、食事は好きな時間に取れるし、旅費にすべて含まれているので安心。日本語の話せるスタッフが乗船している船もあるので、海外初心者には助かりますね。
詳しくはハネムーンクルーズ特集を参考にしてください。
新婚旅行で「行ってよかった国」としてヨーロッパトップクラスの人気を誇るイタリア。歴史と文化の圧倒的な存在感と人懐こい笑顔が、誰にも「また来たい」と思わせる魅力の源泉です。
また訪れる都市によって違った楽しみがあるのもイタリアの特徴。訪れる町ごとにイイトコドリをしてしまいましょう。
見たいものが多すぎて迷うという時には、なにかテーマを持ってプランを考えるのも楽しいもの。ヒントになりそうなトピックスをいくつかご紹介しましょう。
イタリアの町にはたくさんの聖堂や教会があります。観光客が集まるような大聖堂から、街角にふっと現れる小さな教会まで、形も大きさも様々。こうした教会は建てられた時代によって特徴があり、例えばミラノ大聖堂はゴチック建築の大傑作といわれています。
またローマの中にある、ヴァチカン市国は国丸ごと世界文化遺産。サン・ピエトロ大聖堂にあるミケランジェロの「ピエタ像」は、ルネサンス芸術の理想とまで称されるほど。
サンタンジェロ城はハドリアヌスが自分の霊廟として建てたものですが、サン・ピエトロ大聖堂とは、秘密の地下通路でつながっているといわれています。
レオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」を見るなら、ミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会というように、教会は建物だけでなく収蔵する美術品もチェックしておきたいところ。新婚旅行でイタリアの歴史が持つ重厚さを感じることができるはずです。
イタリアといえばやっぱりサッカー!せっかくハネムーンで訪れるなら、ぜひ試合を生で見たいというリクエストがたくさんあります。
人気のカードはやっぱりACミランとインテル。フィレンツェならフィオレンティーナ、ローマならASローマ&ラツィオというように地元っ子とともに一緒に盛り上がりたいものです。
セリエAの試合がスタジアムで見られるのは、9月から5月末の土日。この時期に新婚旅行で訪れるならチャンスですね。
チケットは高額で入手が難しいカードもあります。もし手配できなければ、スタジアム見学でも楽しんでみませんか?有名選手の活躍を肌で感じられるかもしれませんよ。
風景や街並みの違いを楽しみながら移動できる鉄道もイタリアでは魅力的な交通手段です。
ユーロスター・イタリアと呼ばれる高速鉄道はシチリア島を含む全土の主要都市を網羅。ローマ-フィレンツェ間が約1時間半、ローマ―ミラノ間も約3時間で移動することができます。食堂車がついた車両もあり、田園風景を眺めながらの食事も忘れられない思い出になることでしょう。
また景勝地ならばローカル線を使っての移動も楽しいもの。お得なエリアチケットが用意されている場所もありますから、ハネムーンコンシェルジュに事前に相談しておきましょう。
せっかくイタリアに行くなら、イタリアならではの体験をしたい!という方には、1日で体験できる留学がおススメ。
留学って、何か月もかかるんじゃないの?と思っている方が多いと思いますが、実は1日でも体験できちゃうんです!
本場のイタリア料理に革小物製作、ジュエリー製作、ワインなど、イタリアならではの文化を体験できるコースがたくさんあります。イタリア文化を体験して、忘れられないハネムーンの思い出を作ってみては?
詳しくは、「旅行のついでにできちゃう!イタリアを楽しむ1日体験留学♪」
人懐っこいラテン気質。街中のバルや居酒屋で、イタリア地元の人とのふれあいも旅の楽しみ方のひとつ。都心部では英語が通じるところが多くなっているので、スーパーやお店でジェスチャーを交えながら気軽に話しかけてみてはいかがでしょうか。
数字や挨拶など簡単なイタリア語を覚えておくと、イタリアの人たちがさらに身近に。ちょっとした買い物だけでも飾らない笑顔が返ってくるでしょう。
イタリア語は日本人にも発音しやすい外国語ですから、この際ふたりで練習してみるのもいいかもしれません。
それほど厳密なものではありませんが、きちんとした高級レストランを「リストランテ」、そこそこきちんとしている「トラットリア」、気軽な食堂・居酒屋風「オステリア」、ピザ専門の「ピッツェリア」があります。
イタリアではカフェのことをバル(Bar)と呼んでいますので、コーヒーを楽しみたいときはぜひ。
高級店や人気店は予約必須。リストランテ、トラットリアでは服装にも注意です。また、パスタやピザなどをシェアしたい場合は食べかけたお皿を回すのはNG。前もって別のお皿に取り分けてもらいましょう。
また、パスタを音を立ててすするのもNGですよ。
南北に細長いイタリア。東にアドリア海、西にティレニア海、南にイオニア海と三方を海に囲まれているため、魚介類がおいしいイメージがあります。
でも北部にはヨーロッパアルプスの山々がそびえ、中央部にはアペニン山脈が縦断。山の幸もなかなか豊富なのです。
北部にあるミラノでは肉や米、野菜などを使った料理が主流。リゾットや子牛肉にパン粉をつけて焼いたミラノ風カツレツが有名です。
パスタやチーズ、肉、ハムなどを使った料理が多いフィレンツェ。シーフードメインのヴェネツィア、豊富な野菜や果物、海の幸がふんだんに使われる南イタリア(ナポリ、シチリア、カプリ、アマルフィなど)など、それぞれ特色のある味が楽しめます。
ローマ時代から親しまれているワインは、イタリアの食事につきもの。こちらも地域ごとにさまざまな味が楽しめます。その土地の料理はワインに合わせて発展しているので、その地域のものと組み合わせるのがベストです。
フィレンツェの料理にはもちろんトスカーナ地方のワイン。キャンティやブルネッロ、サッシカイアがぴったり。
ヴェネツィアなら白ワインでソアーヴェ、発泡タイプのブロセッコ、食後酒のグラッパ。
ロンバルディア州にあるミラノならフランチャコルタ、ヴァルテッリーナ、ガルーダなどがあります。
グラッパは、ぶどうの搾りかすから作るう蒸留酒。チーズやチョコと一緒にいただけば、一日の疲れも溶けていきます。
ショッピングは新婚旅行で楽しみのひとつ。でも、海外初心者さんの場合、気軽に入れない雰囲気と気後れしちゃうこともありますよね。ここでは、イタリアで買い物を楽しむコツをお伝えしましょう。
日本人にありがちなのは、無言でお店に入り、無言で品物を見る。コミュニケーションを大切にするイタリア人には「嫌な客」に見えてしまいます。
郷に入っては郷に従え、まずはにっこり笑顔で挨拶。ことばは話せなくても、指さしてこれが見たいと片言の英語でも構わないので定員さんに話しかけましょう。
イタリアでは勝手に商品に触ってはいけません。必ず取ってもらうのが原則ですよ。
毎年国の法律で決められるバーゲン時期。都市ごとにも異なります。だいたい夏の7月初め頃、冬は1月のはじめぐらい。新婚旅行の日時がこの時期と重なるならラッキーですね。
イタリアで有名なアウトレットといえば、ローマのカステル・ロマーノ、フィレンツェのザ・モール、ミラノのセッラヴァッレでしょうか。バーゲン時期はアウトレットのものもさらに安くなるので、チャンスですよ。
日用品から食品、雑貨、化粧品など、手頃な値段で買えるスーパーはお土産探しの救世主!パッケージがおしゃれなものが多く、意外に喜ばれます。
朝市といえば、ハワイを思い出しますが、ローマでもあります。基本毎日(祝日除く)7~13時までオープン。食材やワイン、チョコレート、オリーブオイル、靴、ファブリックなど結構なんでもそろっています。
チーズや生ハム、サラミなどを真空パックで提供してくれるので便利。ホテルや機内が乾燥してのどがイガイガするならハチミツはいかが?
日曜日には蚤の市やオーガニック市場もあります。観光にでかける1時間前にちょこっと立ち寄ってみるのも楽しいですね。
パッケージツアーですと大半が皆同じ場所へ行き、時間配分も決められているので慌ただしい感じ。オリジナルプランでゆったりとした時間配分で行き先を決めていくと、それぞれの土地の雰囲気をもっと楽しめるのでは?
愛知県・30代
イタリアは革製品、特にフィレンツェでが有名ですが、意外とベネチアの革製品のお店のほうが、種類も多く、値段も安いのでおすすめです。あとはフィレンツェのヴェッキオ橋近くの薬局。香水やバスソルトなど、癒しグッズがとても可愛く、安くいのでおススメですよ!
東京都・20代
青の洞窟といえばカプリ島が有名ですが、シチリアのタオルミーナでも見れる。カプリ島は滞在時間が限られているが、タオルミーナは心行くまで堪能可能!また、シチリアといったら、海鮮類が豊富!中でもおススメはうにパスタ。うにが新鮮で濃厚でとろけること間違いなし!
大阪府・30代
夫婦でよく相談して妥協の無い新婚旅行にしてほしいです。確かに費用はかかりますが、一生に一回の思い出の旅行ですし、なかなかここまで贅沢な旅行をする機会があまりないので、惜しむことなくプランをたててほしいです。
大阪府・20代・イタリア
一国だけをじっくり回るという作戦は成功したと思います。複数国を回るツアーだと移動時間が勿体ない。一国だけ回るなら観光スポットの多いイタリアはとてもオススメです。治安もそこそこ良く、観光地は観光客なれしているし国民性か皆愛想が良い。とても良い気分で旅行を終了しました。
山口県・30代・イタリア
イタリアは陽気な国ではありますが、治安は良くない国です。一緒にハネムーンにいったメンバーの中にはジプシーにミサンガを無理やり買わされていた人もいました。財布には最低限必要なお金だけ入れて、残りは肌に直接巻けるポーチなどに入れて守るようにしたほうがいいかもしれません。 スーツケースも行きはひとつですんでも、帰りはお土産が増えることを考えて大きめサイズ二つでいくことをオススメします。私たちはひとつで行って、現地でもうひとつ購入して帰ってきましたので。
大阪府・30代・イタリア
ツアーでも1冊は現地語の会話本を購入することをお勧めします。正直、ほぼずっと添乗員さんがついているので不要かと思いましたが、少しでも自由時間があるのなら、ないとかなり辛かったと思います。 あとは、夫いわく、「旦那は堂々と、嫁は寛容を心がけてください」とのことです。
神奈川県・20代・イタリア周遊
連休中などの混雑している時期を外して新婚旅行を計画する事。満席だと飛行機の席が必ずしも隣同士にならない事もあるそうなので、旅行会社での申し込みの際には、必ず「新婚旅行」であるということを申し出る事が必要だと思う。
茨城県・30代・イタリア周遊
もし、イタリアの食事が合わなかったらどうしよう、と思い日本のカップラーメンなどを多めに持っていったが、どの食事もおいしく、不要で、むしろ邪魔になってしまい困った。もし、持っていくなら少量がおすすめです。
神奈川県・20代・イタリア周遊
桜子
ローマ在住10年。主婦。趣味は写真を撮ること。 結婚を機にローマに住み始め10年目。私の経験・体験をもとに皆様のローマ観光の後押しができたら良いな、と思っています。
はらだ イソラ
ローマ在住18年。観光通訳ライセンス保持。趣味はアクセサリー作りと街歩き。現地旅行会社勤務の経験を生かしてローマの魅力をお伝えします。
ローマ国際空港へは東京・成田空港から週9便、大阪・関西国際空港から週4便の直行便が出ています。運航はアリタリア航空。所要時間は往路で13時間前後です。
同じく直行便のあるミラノ(マルペンサ国際空港)へはアリタリア航空。成田発の便が週4便あるので、東京圏ならば直行便を使うのが一番便利です。昼過ぎに出発して当日の夕方現地につきます。所要時間は往路が12時間30分です。
直行便のいいところはロストバゲージ(受託荷物の紛失)や、乗継便の遅延などのリスクがないところ。値段は高くなりますが、安心を買うと思えば安いのでは?
その他の都市を経由してイタリアに到着する連絡便は、ヨーロッパ各国の航空会社も多数運航しています。乗り換え時間を含めた所要時間は早いものでも15時間以上かかりますが、たいていは当日中(日本を出発した日付のうち)にイタリアに到着できます。
最近では、割安な料金とサービスの豪華さで注目を集める中東の航空会社(カタールやエティハド航空など)。時間はかかりますが、激安で行けます。
こうした連絡便を利用して費用を抑えてる方法もありますから、旅行日数に余裕があるようであれば、検討してもよいかもしれません。
パスポートは入国時に90日以上の有効期間が残っていることが必要です。また観光目的で90日以内の滞在ならビザは不要です。出入国カードは記入する必要がありません。
ヨーロッパの他の都市(パリやアムステルダム経由などシュンゲン条約加盟国)からイタリアへ入国する場合は、その国で入国審査が行われるため、イタリア入国時には不要となります。
ただしいくら入国審査が行われないといっても、パスポートを紛失・盗難した状態で、他国へ周遊は厳禁です。万が一、パスポートを所持していないことが発覚した場合は、入国拒否や身柄拘束の可能性もあります。大使館で必ず再取得(原則2日間かかります)してから移動するようにしてください。
※ビザ・パスポート等の情報は予告なく変更されることがあるので、必ず大使館、領事館または旅行会社で確認するようにしてください。
通貨はユーロ、補助通貨はセント(チェンテ-ジミ)です。
基本はクレジットカードを使用し、タクシーやチップ、有料トイレ、地下鉄やバスの切符、こまごまとした買い物用に少額だけ両替しておくといいでしょう。日本では一般的なJCBやAMEXは使えないところが多いので、VISAやMASTERがおすすめです。
日本での両替率がいいので、出発前に準備しておくことをおすすめします。この場合、5~20ユーロ紙幣までで高額紙幣には絶対に両替しないこと。
詳しくは「イタリア治安情報!新婚旅行で気を付けたい、巧妙なスリの手口」記事を参考にしてください。
チップ(イタリアではマンチャ)は、ホテルやレストランの料金に含まれていることが多いので、その場合は不要。必ずレシートを確認&もらうようにしましょう。
心づけとして渡す場合、ポーター、ルームサービス、ベッドメイキングにだいたい1ユーロ程度。トイレの前にスタッフがいる場合も同様です。タクシーなら、料金の10%程度を目安に。
出入国時の通貨持ち込みは1万ユーロ以上は申告が必要です。また、1,000ユーロ以上の支払い金額になる場合は、クレジットカードなど決済記録が残る支払い方法が義務付けられていますのでご注意を。
1人あたりの価値相当額の合計が300ユーロを超える物品を持ち込む場合(パソコンやビデオカメラなどの電子機器など)は、税関に申告が必要です。無作為に荷物を開けるよう要求される場合があるので、高額なものは持ち込まないようにしましょう。
有名観光地であるローマ、ミラノ、フィレンツェ、ナポリ等での犯罪被害が多くなっています。
人通りが多い空港や駅、ホテル、レストランでの置き引き。オートバイ2人組によるひったくり。子連れの女性や子どもの集団によるスリ。警察官を名乗る外国人が、偽札や違法薬物の捜査等と称して所持品検査を装い、現金をとったり、クレジットカードの暗証番号を盗み取ったりする事例もあります。
また、パスポートの盗難被害が多発しているので、くれぐれも管理に気を付けましょう。
夜間外出や日中であっても人気のない場所は避ける。ご主人と別行動で、女性1人になることのないように気を付けて!
イタリアの電圧は220~240ボルト、50ヘルツ。日本の電化製品はそのままでは使用できないので変圧器と交換プラグが必要です。
お店やレストラン等で支払いをする場合、小銭を先に出しその後お札を出します。お釣りをもらう場合は必ず全額を受け取って、額を確認してから財布等にしまいましょう。また、買い物した場合のレシートは、しばらく保管しておきます。
また、銀行での両替した場合、現金は換金証明書を渡されるまで、財布にしまわないこと。証明書の額と受け取った額が違っていても、差額の請求ができないので要注意です。
街中にある湧き水は飲用可能ですが、石灰分の含有量が多くいので、飲みにくいと感じる場合も。ミネラルウォーターを購入して持ち歩く法が無難です。
ハネムーンSは、「旅行会社の中でも新婚旅行に詳しい担当者」=【ハネムーンコンシェルジュ】に、無料で旅行プランを作ってもらえるサイトです。
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