こんにちは。
ローマの観光名所「トレビの泉」の今現在の情報です。ただ今、修復工事のため、大変残念な外観となっています。
ローマ遺跡の修復は、建築保存のために必要のある工事ではあるけれど。
今年に入り工事が着工されてから、すでに半年過ぎた10月現在でも、工事が終了しないところが、イタリア・・・です。
実は2014年はローマ観光地の修復年と言われるほど、いろいろな観光場所が現在も修復されていますが、スペイン階段下の噴水も最近やっと一般開放されました。
写真のように、今は小さなスペースにコインを投げ入れる方式で観光されていますが、正直とても残念です。
それでも、トレビの泉にコインを投げるとローマに戻ってこれるというおまじないはきっと叶う事でしょう。
現在はトレヴィの泉の中をただ歩くだけの観光に
普段(通常)は、トレビの泉前の階段にはたくさんの観光客でにぎわっているのですが、10月現在、下記写真のように、一列で泉の中を歩くだけの観光です(涙)。
トレビの泉まで歩いたのであれば、近くにあるジェラート店「ジェラテリア・バレンティーノ」でおいしい休憩をお勧めいたします。
日本人の寄付により修復されている「ピラミデ」
ローマ修復という共通事項で日本人にとって誇らしい事例がございます。
ロ-マサンパオロ方面へ行くと、オスティエンセという地域になります。
ココには、紀元前12世紀にたてられたカイウス・ケスティウスのお墓としてピラミッドが建てられています。
実はこのピラミッドは大変汚れていたのですが、ローマ財政としては修復する予算がとれなかったため、汚れたまま、排気ガスにもまれたまま存在されていました。
以下の写真は工事前の汚れた姿のピラミッドです。
このピラミデを大変気に入ってくださった、日本人である、八木通商の八木雄三氏が、修復完了期間を2013年として100万ユーロの寄付をだし、工事が着工されました。
ピラミッド周辺へいらした折には、日本の八木雄三氏の恩恵にてきれいになったピラミッドをご覧くださいね。
さすが日本人が絡むと、着工から完了までスムーズに良いお仕事されます。
トレビの泉も早く修復完了されるといいですね。
このピラミッドは、サンパオロ寺院やイータリー方面にあります。
最寄の地下鉄駅名は「Piramide(ピラミデ)駅」です。
10月のローマはまだまだ半袖で昼間は歩ける気候です。
ハネムーンSはお二人の楽しいイタリア新婚旅行を応援します!
2014年 ローマより 桜子