日本を代表する観光地・北海道。壮大で豊かな自然が作り出す絶景と、豊富なグルメが魅力です。
総面積約83,000㎢のうち7割が森林。美しい風景や貴重な生態系に出会えます。
北海道といえばカニ、ウニ、ジンギスカンにラーメン!美味しいもの盛りだくさん!
馬やホエールウォッチング、流氷砕氷船などアクティビティも豊富です。
広大な北海道には11もの空港があります。新千歳空港と函館空港なら日本各地からの直行便があります。また東京からなら、利尻空港と奥尻空港以外は直行便が就航しています。
予算は3泊4日で1人6〜7万円ほど。ラグジュアリーなホテルに宿泊するならプラス3万円ほどとなります。
LCCが就航していない都市への旅行ならプラス1万円。また広い道内、エリア間の移動にも1万円前後かかります。現地でのフォトウェディングを希望するならプラス3〜6万円ほどをみておきましょう。
北海道外からの飛行機移動は、道内どの空港でも1時間半〜2時間ほどとそれほど時間はかかりません。新千歳空港は、東京、大阪、福岡、仙台などの主要都市だけでなく、茨城、富山、松本など日本各地から直航便が就航しています。
遠方からでもアクセスしやすい北海道ですが、道内でのエリア移動も場所によっては飛行機で1時間ほどかかります。2泊3日でもある程度は回れますが、複数エリアの観光を楽しみたいなら、3泊4日くらいあるとゆとりを持って過ごせます。
函館、小樽、札幌、阿寒、知床、富良野、稚内…。そして離島の利尻島と礼文島。広大な面積とたくさんの魅力的な観光地を持つ北海道ハネムーンは、行きたい場所をある程度しぼり効率よく回れるよう計画を立てましょう。
1月 | ◎ |
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10月 | ● |
11月 | ● |
12月 | ◎ |
寒くて長い冬のイメージが強い北海道。夏でも30度を超えることは少ないので過ごしやすく、また、梅雨がないのも特徴です。
春(4月〜6月)は、桜やライラック、スズランなど色とりどりの草花が景色を彩る季節。4月上旬は、雪解けの影響で足元がぬかるんでいることも。
ラベンダーを楽しむなら夏(7月・8月)。30度を超える日もありますが、地域によっては肌寒い気温なので、夏でも羽織るものは用意しましょう。
秋(9月・10月)は紅葉の季節。早い場所では9月下旬から山々が色づき始めます。
冬(11月〜3月)はぐっと気温が下がり、1月・2月は北海道のほぼ全域で氷点下となります。寒さは厳しいですが、この時期ならではの風景美に出会うこともできます。
リーズナブルに北海道ハネムーンを楽しみたいなら、3月下旬~4月下旬、10月~12月がおすすめ。4月下旬になれば桜が楽しめますし、10月には紅葉、そして凍った湖の上に咲く「フロストフラワー」は真冬よりも12月が見頃です。
7月・8月とGW、年末年始は価格が上がります。観光客は多い時期ですが、過ごしやすさを重視するなら夏がおすすめ。北海道の夏は湿度が低く、カラッとしていて快適です。空と海が青々と輝き、北海道旅行の醍醐味である雄大な自然を存分に感じることができます。
冬の北海道旅行は寒くて大変そうという印象が強いかも知れませんが、氷瀑、樹氷、流氷などは冬しか見られない神秘的な自然美です。風景だけでなく、丹頂鶴や白鳥などの渡り鳥が見られるのもこの季節ならでは。北海道の歴史ある街並みをイルミネーションが彩り、各地で雪まつりや氷祭りが開催されます。
また、冬ならではのアクティビティも豊富。スキーやスノーボードなどのウインタースポーツはもちろん、犬ゾリ体験や流氷の上を歩く流氷ウォークなど思い出に残る貴重な体験ができます。
豊かな自然の恵みが豊富な北海道グルメは、旬がはっきりしているものが多くあります。
冬のイメージが強い毛ガニやズワイガニですが、北海道での旬は実は春。また、北海道民の間では当たり前の“花見ジンギスカン”も春ならでは。
夏はウニやスルメイカ、トウモロコシに夕張メロン。秋なら鮭やイクラ、ボタンエビ。牡蠣やホタテ、高級魚のキンキをいただくならやっぱり冬。冬はラーメンの季節でもありますね!
このように、北海道は季節ごとに旬が入れ替わるので、食べたいグルメを中心にハネムーンの季節を選ぶのもアリですね。
北海道ハネムーンの服装選びのポイントは、重ね着や着脱しやすい服を持っていくことです。また、同じ季節でもエリアによって気温に差があるので、旅行するエリアの気温に合わせて服装を選びましょう。
比較的温暖な札幌でも、真冬の最高気温は氷点下ということも。ダウンコートや手袋はもちろんのこと、雪が沁み込まないよう防水機能や滑り止めのついた靴があるとベターです。靴下の替えは余分に持って行きましょう。
春になっても、札幌の最高気温が20度に届くのは6月に入ってから。特に4月は冬の寒さが残っているので、厚手のコートが必要です。雪解けが始まる時期でもあるので、濡れたりぬかるんだ道でも大丈夫な靴だと安心です。
夏の札幌の最高気温は25度前後、最低気温は20度を下回ります。日中は半袖で過ごせますが、羽織物を忘れずに。トレッキングなど山でのアクティビティを予定している場合は、虫除けの意味でも長袖長ズボンを忘れずに。
秋は札幌で最高気温15〜20度ほどですが、10月に入ると最低気温は一桁にまで下がります。厚手のコートや、朝晩との気温差に対応できるパーカーなど、10月ならマフラーや手袋もあると安心です。
北海道は、ホテルや旅館もエリアによってバラエティ豊か。登別温泉や湯の川温泉に代表される温泉旅館、お洒落でモダンなデザイナーズホテル、北海道の大自然を満喫できるリゾートホテルなど、ホテル選びも北海道旅行の醍醐味です。
北海道の中央より少し下、占冠村トマムに広がるリゾート施設「星野リゾート トマム」。敷地内には初心者から上級者まで楽しめる29のコースを持つゲレンデがあり、冬にはスキーやスノーボードだけでなく、犬ぞりやスノーモービルほか多彩なウィンターアクティビティを楽しむことができます。
また、毎年12月半ばから3月半ばには、氷でできた雑貨屋やバー、スケートリンクや滑り台などで構成された「アイスヴィレッジ」が出現します。夏の目玉は“天空の絶景”と称される雲海。ゴンドラで山を登った先にある「雲海テラス」からは、眼下一面に壮大で神秘的な雲海が広がります。2021年8月には雲海テラスがバージョンアップしてリニューアルオープン予定!足元にまで流れ込む雲を眺めながら、ポップで可愛らしい雲海ソーダや雲海コーヒーをいただけるようになるそうですよ。夏には「水の教会」、冬には「氷の教会」で、ロマンチックな挙式をすることもできます。
「北こぶし 知床」は、知床半島のオホーツク海側に立つ高級ホテル。知床半島は、豊かな生態系や希少動植物が多く生息していること、そしてそれらを保護する管理体制が整っていることが評価され、屋久島・白神山地・小笠原諸島と並んでユネスコの世界自然遺産に登録されています。
「北こぶし 知床」が建つのは、知床八景に数えられる「オロンコ岩」や「夕陽台展望台」があるウトロ温泉で、オホーツク海はすぐ目の前。オーシャンビューの客室なら、流氷も流れ着く世界遺産の海を、部屋から贅沢に眺めることができます。もちろん露天風呂やサウナもオーシャンビュー。ホエールウォッチングなど知床の海を探索する知床観光船の乗り場も近く、ヒグマやキタキツネなど多くの野生動物が生息する知床五湖へ行くにも好アクセス。世界遺産の自然を贅沢に堪能できるホテルです。
北海道出身の建築家・中山眞琴が設計デザインを手がけた「小樽旅亭 蔵群」。和の趣を大切にする中山氏らしく、蔵をイメージした客室を回廊でつなぐというスタイルで、19ある客室はそれぞれ調度品や内装が異なります。漆喰や和紙など日本の伝統的な素材をふんだんに使い、居間には掘りごたつ。大浴場はもちろんのこと、客室も全室天然温泉バス付きという贅沢なつくり。和を軸に創作された料理の数々は、懐石形式ながらフランス料理のような華やかさ。
嬉しいオールインクルーシブなので、カフェ&バータイムも気兼ねなく楽しめます。小樽運河から電車で45分、新千歳空港から電車で2時間という立地は、旅行初日や最終日にもおすすめです。
観光にお金をかけたい、高級ホテルじゃなくてもいいからハネムーンを長めに楽しみたい、子ども同伴だから旅費がかさむなど、ハネムーン事情は様々。価格は抑えめでもハネムーンらしい特別感を感じられるホテルも、北海道にはたくさんあります。
「イマジンホテル&リゾート函館」は、“日本一空港に近い温泉街”と言われる湯の川温泉に立つリゾートホテル。函館空港から車で10分、五稜郭や夜景の名所・函館山から車で15分。真っ青な海がパノラマに広がる展望露天風呂は、リゾート感満載です。
「森のスパリゾート北海道ホテル」は帯広駅から車で5分と中心地にありながら、緑豊かな森に囲まれています。お風呂は世界でも珍しい植物性モール温泉の源泉掛け流しで、フィンランド式サウナ「ロウリュ」も取り入れています。十勝・帯広の食材をふんだんに使用した料理の数々も魅力です。
札幌、小樽、函館、十勝、富良野、知床、利尻島に礼文島。広大な北海道は観光地も豊富!海、山、湖、牧場、動物園とそれぞれ持ち味も違えば、体験できるアクティビティも様々です。
選ぶアクティビティやエリアによっては、ハネムーンの季節も限定されてきます。2人でやりたいこと・行きたい場所を出し合って、できるだけ多くの希望を叶えられるよう、旅行会社やハネムーンコンシェルジュに相談してみましょう。
北海道は、冬とそれ以外の季節でおすすめの過ごし方が違いますが、季節を問わず楽しめるものもあります。森や草原、海岸などを馬に乗って探索できるホーストレッキングは、北海道の雄大な自然を体感できる人気のアクティビティ。熱気球に乗って空高くまで上がれば、広大な北海道の大地が360度パノラマで視界いっぱいに広がります。
北海道の先住民族・アイヌの文化に触れてみるのもおすすめです。「阿寒湖アイヌコタン」は、今も120人近くの人々が暮らすコタン(集落)であると共に観光地にもなっていて、アイヌの伝統舞踊を披露していたり、民芸品を販売していたり。2020年7月にオープンした「民族共生象徴空間ウポポイ」も、アイヌの文化に様々な形でふれることができます。
一年中見ることができる絶景もたくさんあります。王道の函館の夜景や小樽運河、apple社のMacの壁紙に採用されたことでも有名な「美瑛の青い池」、世界で二番目に透明度の高い「摩周湖」などは特に人気のスポット。
また、「藻岩山(もいわやま)」から見渡す札幌の夜景も近年人気です。こちらもすっかり北海道観光の王道となった「旭山動物園」は、混雑を避けるなら11月・4月、ペンギンの散歩を見たいなら12月中旬〜1月がおすすめです。
冬の北海道は、海外からもスキーやスノーボード目当ての観光客が多く訪れる、ウィンタースポーツのメッカ。スキーやスノーボードが好きなカップルなら、北海道の天然で良質な雪が一番のお目当てかも知れませんね。
でも、他にも冬の北海道ならではの魅力的なアクティビティがたくさんあります!十勝や富良野など道東がメインフィールドとなっている犬ぞり体験は、冬の北海道をダイナミックに楽しめるアクティビティ。札幌にある「体験型ふれあい動物園ノースサファリサッポロ」では、本格的なものよりは小ぶりですが都心で犬ぞり体験ができますし、3才からの参加が可能です。
知床や網走でおすすめの冬限定アクティビティが、流氷体験。砕氷船に乗って流氷クルーズを楽しんだり、特殊なドライスーツを着用して流氷の上を自分の足で散策することができます。流氷から流氷へ渡り歩いたり、水の中に入って流氷と一緒に浮かんでみたり!他ではなかなか味わえない、とても貴重な体験が待っています。
寒い冬には体験できない北海道の魅力もたくさんあります。
富良野や美瑛に代表されるラベンダーの見頃は、ズバリ7月中旬〜下旬。その時期なら早咲き・遅咲き両方の品種が開花しています。美しい積丹ブルーの海へと突き出た「神威岬」へ行くなら、青と緑のコントラストが美しい春〜秋がおすすめです。
知床でのホエールウォッチングは4月下旬〜10月中旬、「知床五湖」散策も、やはり雪のない春〜秋が人気です。
また、支笏湖などの美しい湖や日本最大の湿原である釧路湿原でのカヌーやカヤック、SUP体験も人気です。「支笏湖」は日本一の水質を誇り、透明度は30m!船底が透明な素材で作られているクリアカヤックは特におすすめです。
日本初のラムサール条約登録湿地でもある「釧路湿原」には、タンチョウヅル、オジロワシ、エゾシカやキタキツネ、キタサンショウウオなど珍しい生き物がたくさん生息しています。湿原の中を流れる釧路川でカヌーを楽しむだけでなく、湿原の中を通る遊歩道や列車からも豊かな湿原を体感することができます。
北海道の中でも北に位置する利尻島。稚内からフェリーで1時間40分、一日1往復ですが新千歳空港と丘珠空港から飛行機も発着しています。
利尻島の中央にそびえる「利尻山」は、通称・利尻富士。条件が揃うと美しい“逆さ利尻富士”が見られる「姫沼」や、白い恋人のパッケージに描かれた景色を眺めることができる「白い恋人の丘」、「オタトマリ沼」などが代表的な観光スポット。「白い恋人の丘」でプロポーズをするとプロポーズ証明書を発行してもらえるので、ここで改めてお互いに気持ちを伝え合っても思い出に残りますよ。「仙法師御崎公園」ではアザラシの餌やり体験もできます。
利尻島からフェリーで45分、稚内から2時間程のところに位置する礼文島は、別名「花の島」。本土から遠く離れていることに加え一年を通して涼しい気候のため、海抜0メートル地点から約300種類の高山植物が生育しています。
映画「北のカナリアたち」のロケ地としても知られる「澄海岬」、“日本最北限”到達証明書を発行してもらえる「スコトン岬」、海を挟んで利尻山を望む「桃岩展望台」など、澄んだ海と高山植物が作り出す風景美に癒されます。展望台までは幾つかのトレイルコースがあり、トレッキングも楽しめます。
利尻島と礼文島を一日で観光することもできますし、利尻島に宿泊して星空や朝焼け、トレッキングなどじっくり楽しむこともできますよ。
ジンギスカンに海鮮丼、カニ、牡蠣、ウニなど新鮮な魚介類にラーメン!北海道はグルメの宝庫でもあります。
北海道の各地でいただける海鮮グルメ。中でも代表格と言える海鮮丼は、高級な寿司屋や市場など様々な場所でいただくことができます。
ご飯片手に市場内の該当店舗を巡り好きな具材を乗せられる「釧路和商市場の勝手丼」、旬の海鮮がてんこ盛り「魚吉別邸 惠宙(えそら)の北海海鮮てんこ盛丼」、イクラかけ放題「海味 はちきょうのつっこ飯」、新鮮なイカが丼の上で踊る「一花亭たびじの活いか踊り丼」などお店ごとに異なる魅力の海鮮丼を楽しめます。
海鮮丼と並ぶ海鮮グルメといえばお寿司。「時しらず」「ホッキひも」「こまいの子」「タコの子」など北海道ならではの珍しい食材も多いので、今まで食べたことがないネタに出会えるかもしれません。
高級寿司店はもちろんですが、新鮮なネタが手に入りやすい北海道は回転寿司もハイレベル!イクラや甘エビの“こぼれ寿司”で有名な「なごやか亭」、珍しいネタを多く扱う「根室花まる」など、手頃な価格で鮮度抜群のお寿司をいただくことができます。
そして海鮮好きカップルにたまらない、海鮮食べ放題!こちらはさすがに、北海道どこでもというわけにはいきませんが、「ヤマイチ根室食堂」や「難蛇」など札幌駅周辺には食べ放題のお店がいくつもあります。また、ホテルや旅館のビュッフェで海鮮がいただけるところも多いので、お宿を選ぶときに注目してみてください。
海鮮だけでなく、農産物も豊富な北海道。牛や豚のお肉ももちろん美味しいですが、北海道といえばやっぱりジンギスカンでしょう。独特の形をしたジンギスカン鍋は、“山”の部分でラム肉を焼き、“溝”の部分に落ちてきた肉汁やタレで野菜を煮ていただきます。
ラム肉は、豚肉や牛肉と比べて脂肪が少なく、加えて脂肪燃焼効果のある「カルニチン」というアミノ酸が多く含まれているのでヘルシー。「平和園」や「白樺」などリーズナブルなお店でも、お肉は新鮮で臭みがなく美味!でも食べ過ぎには注意してくださいね。
もう一つ、北海道といえばチーズフォンデュやラクレットなど乳製品も外せません。
チーズフォンデュがいただける「ふらのワイン」はワイナリー直営のレストランで、チーズ以外の食材も地産地消にこだわっています。
溶かしたラクレットチーズをソーセージや野菜の上にかけていただくラクレットは、スイス発のチーズ料理。チーズフォンデュ以上に“映える”と人気です。古民家をシックな洋風にリノベーションしたレストラン「円山別邸」や、リーズナブルなのが嬉しい「CIRCO」など、ラクレットをいただけるお店は年々増えています。
北海道の乳製品で忘れてはいけないのが、ソフトクリーム!乳業メーカーや牧場直送の牛乳を使ったソフトクリームは濃厚でクリーミー。さらに、ラベンダーやかぼちゃ風味のもの、メロンを添えたパフェ状のものなど、北海道のご当地ソフトはバラエティ豊か。利尻島では、島で育った熊笹を使った「熊笹ソフト」やソフトクリームに乾燥ウニパウダーとベビー昆布を添えた「愛す利尻山」など、特に斬新なソフトクリームをいただけます。
北海道グルメとして語らないわけにいかない、ラーメン。札幌ラーメン・函館ラーメン・旭川ラーメンは「北海道3大ご当地ラーメン」と呼ばれ、それらの北海道ラーメン文化は後世に引き継ぎたいものとして「北海道遺産」にも登録されています。
味噌のイメージが強い札幌ラーメンは、実際には味噌・塩・醤油の3つの味がメイン。それに対して函館は、ラーメンといえば塩。旭川ラーメンも味噌・塩・醤油が定番ラインナップですが、ラードが多めなのが特徴です。
「彩未」「奈々兵衛」「えびそば一幻」など人気店もたくさんありますが、行列覚悟のお店も多いので、時間にはゆとりを持っておきましょう。17店のラーメン屋が軒を連ねる「元祖さっぽろラーメン横丁」でハシゴするのもありかも?!
近年注目を集めているのが、「利尻ラーメン 味楽」。利尻島のブランド昆布“利尻昆布”からとった濃厚な出汁を使ったラーメンは年々人気が高まり、今では行列ができるほどに。“日本一行きづらいラーメン屋”としても有名です。2018年には新横浜ラーメン博物館に支店がオープンしましたが、せっかく北海道へ行くなら本場で味わってみませんか?
圧倒的な人気を誇る北海道土産といえば、六花亭の「マルセイバターサンド」と石屋製菓の「白い恋人」。バターサンドをお土産に購入するなら、ぜひ「喫茶室」を併設している店舗へ。
六花亭の喫茶室とはカフェスペースのことで、お土産購入だけでなくその場で六花亭のスイーツを堪能することができます。バターサンドのアイスバージョン「マルセイアイスサンド」や賞味期限3時間という「さくさくパイ」、ピザやビーフシチューなどもあります。当日がお誕生日の人には、ケーキとドリンクのサービスもありますよ!
石屋製菓が運営する「白い恋人パーク」は、お土産購入だけでなく「オリジナル白い恋人作り」などの体験や製造ライン見学ができるチョコレートエンターテイメント施設。パーク内ではチョコレートフォンデュやパフェなどをいただくこともできます。
札幌のローカルチョコレートブランド「Saturdays Chocolate」のチョコレートもお土産におすすめ。カカオ豆の焙煎から板チョコレートになるまで全工程を自社工房で行う“Bean To Bar”というこだわりと、お洒落なパッケージが人気の秘密です。こちらもカフェを併設していて、“Bean To Bar”のチョコレートを使ったドリンクやスイーツが提供されています。
ショッピング、グルメ、観光気分を一気に味わえるのが市場の魅力!「二条市場「札幌場外市場」「函館朝市」「はこだて自由市場」「小樽三角市場」「釧路和商市場」など、北海道では海沿いの各地に市場があります。
観光地であると共に、古くから市民の台所として親しまれてきた市場の魅力は、観光客と地元民が作り出す賑わいやローカル感。特に巨大なのが函館朝市で、鮮魚店や飲食店など約250の店舗が軒を連ねています。朝市と言っても14時頃まで開いていますが、その日のおすすめ商品や人気商品は早めに売り切れてしまうことも。午前中から市場を散策して、市場の食堂でランチというプランがおすすめです。函館朝市名物の「活イカ釣堀」もぜひチャレンジしてください。
札幌中央卸売市場のすぐ横に広がる札幌場外市場、札幌の中心地にあり最寄駅からも徒歩5分とアクセスしやすい二条市場、「勝手丼」が人気の釧路和商市場など、市場ごとの持ち味も様々です。
旬のものやその日のおすすめなどはお店の人に聞くのが一番!ショッピングと一緒に地元の人とのコミュニケーションも楽しんでください。
オルゴールやガラスの街として知られる小樽は、ショッピングスポットとしても人気です。
特に「小樽堺町通り商店街」は、ガラス製品やオルゴールを販売しているお店が集まっています。手作りで世界に一つだけのグラスや食器は、ハネムーン後の新生活をキラキラと彩ってくれますよ。
“北海道と暮らそう”をコンセプトに、北海道産の雑貨や食品を取り扱っているのは「北海道暮らし百貨店」。パッケージもお洒落な、こだわりの商品が並んでいます。
お土産選びに迷ったり、やっぱりあの人にも買っておけばよかった!ということがあったら、迷わず「おみやげの店 こぶしや」へ。白い恋人や花畑牧場の生キャラメル、白いブラックサンダーやジャガポックル、地酒など北海道の代表的なお土産が一堂に会しています。札幌・小樽・函館に店舗があり品揃え豊富。まとめ買いすれば送料も格安なので、旅行最終日にここでショッピングしてまとめて自宅へ送れば、旅行中や帰路も最小限の荷物で済みますよ。
羽田空港から新千歳空港までは、約1時間30分。中部国際空港セントレアからは、1時間45分。関西国際空港からは2時間、福岡空港からは2時間20分ほどで到着します。
羽田空港からはJAL、ANAの他に、エア・ドゥ、スカイマークが、名古屋・大阪・福岡からなら、ピーチやジェットスターも飛んでいます。
JALの「クラスJ」は、プラス1,000円程度でエコノミーよりも一つ上のグレード席。短いフライトですが、ゆったり座れるのでおすすめです。ANAの同様のサービス「プレミアムエコノミー」は国際線のみ。その代わり、プラス10,000円前後で「プレミアムクラス」が利用できます。
北海道を旅行していると、キツネ、シカなど野生動物に遭遇することがあります。そんな時は、絶対にエサをあげてはいけません。また、車などに乗っている時に遭遇した場合は、外へ出ないでください。
シカとの衝突事故は起きやすいので、郊外を運転する際には気をつけましょう。特に早朝や夜など暗い時間にはシカが活発に動き回りますのでご注意を。
現地での移動をレンタカーで考えている場合には、しっかり事前予約をしておきましょう。特に夏の繁忙期は、直前の申し込みだと希望の車種が出払っていることもあります。
冬のハネムーンなら、なるべくなら公共交通機関をおすすめします。雪道は思っている以上にハンドルを取られますし、アイスバーンになっていることに気づかない場合もあります。
公共交通機関を利用する場合はダイヤの乱れなどを考慮して、臨機応変に対応できるスケジュールを組んでおきましょう。
ハネムーンの計画を立てる時は、ゆとりを持った日程で。行きたい場所や食べたいものを詰め込んだけど結局行けなかった、ということにならないようふたりでよく話し合い、余裕を持たせたスケジュールにしてくださいね。
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