新婚旅行でクルーズを楽しむコツ【ハネムーンS】

国内クルーズの場合、最低でも3泊4日。海外クルーズでは現地までの往復（移動）を含めて最低でも5泊6日からと考えておきましょう。
地中海やカリブ海クルーズ、人気のディズニー・クルーズの場合は、寄港地までの移動を含めて9日～10日間。

長い休みがとれる新婚旅行だからこそ許される贅沢！しかも、スタンダードクラスの船なら、普通にハワイ旅行をする費用とほとんど変わりないばかりか、むしろ安いかも!!

クルーズ費用はお部屋のカテゴリーによって変わります。最も安いお部屋だと、窓のない内側キャビン（客室）やバスタブがない、ベッドが狭い…などになります。
せっかくのハネムーンですから、少し贅沢にバルコニー付きのスイートルームタイプをおすすめします。

船に乗り、各部屋に荷物を置いたらデッキへ向かいましょう。華やかなバンド演奏やシャンパンで出航を祝います。

ドラマや映画でもおなじみ、銅鑼の音や汽笛が鳴り響き、船のデッキから岸壁に向かって投げられる色とりどりの紙テープ。ゆっくりゆっくり遠ざかる港の風景を2人で楽しみましょう。

船酔いが心配という場合は、乗船前か乗船後すぐに、酔い止めを飲んでおくといいですよ。

クルーズ最初のイベント！乗船した初日、24時間以内に行われる「ドリル」と呼ばれる避難訓練。客室にあるライフジャケットを着用して、いざというときに乗る避難ボートのあるところまで集合します。

普段はなかなか体験できない貴重な経験です。

荷物をクローゼットにしまったら、船内新聞に目を通そう。その日に開催されるエンタテイメントやアクティビティ、食事の時間などをチェック。

お部屋でくつろぐもよし、デッキのカフェでお茶を飲むのもよし。マイペースで過ごせるのもクルーズのいいところ。船内にどんな施設があるのか、ツアーにでかけるのもいいですね。

その日のドレスコード（服装）は、船内新聞に書いてあります。
カジュアル・インフォーマル・フォーマルの3タイプ。客船によって、2回入れ替え制やフリーシッティングなどいろいろあります。

インフォーマルは、女性の場合、ワンピースやきれいめカジュアル、男性は襟のあるシャツにパンツ、ジャケットで。フォーマルは結婚式や謝恩会などで着るようなスタイルにドレスアップ！

船旅ならではのおしゃれをめいっぱい楽しみましょう。

どの船も毎晩、さまざまなショーやライブ演奏など、ワクワクするようなエンタテイメントが用意されています。海外クルーズなら、船内で本格的なカジノも体験可能。

星空の下、デッキでお酒を楽しんだり、静かに潮風に吹かれるのもロマンティックでいいですね。選択しがいろいろあるのがクルーズの魅力の一つです。

朝食や昼食の時間に決まりはありません。早起きするのもよし、朝寝坊するのもよし。朝からデッキでシャンパンなんて最高です。

船内では常にどこかで体験プログラムやスポーツプログラム、映画などを見ることができます。目が覚めたら、その日の気分で自由に参加OK。ただし、寄港地でのオプショナルツアーは、人数に限りがあるため、事前予約が必要なのでご注意を。

海外挙式やリゾートウエディングを検討しているカップルの方には、船上ウエディングもぜひご検討ください。

船長立ち会いのもと、クルーズ・スタッフが参列してのウエディングはなかなか経験できることではありません。天気がよければ、オープンデッキでケーキカットやシャンパンでの乾杯など、開放的な気分で祝福してもらえます。

客船にもよりますが、セレモニー自体は費用が掛からず、参列してくれた他の乗船客にふるまったシャンパン代程度、という場合もあります。あとは、自分達とゲストのクルーズ代のみです。食事の手配や参列者に気を使う必要はなく、リラックスして過ごせますよ。

客船内には有料ですが、美容院やエステ、写真館などもあるのでウエディング写真もばっちりです。もちろん、ふたりはそのまま新婚旅行を楽しむことができます。きっと忘れられない思い出になることでしょう。