結婚式の後に待っているのが、新婚旅行。日常生活を忘れて、彼と二人で目いっぱい楽しみたいですよね?
そのためには、できればまとまった休みがとりたいもの。
通常、ハネムーンって何日くらい行くのでしょうか。新婚旅行で休める日数はどのぐらいあるのでしょうか?
新婚旅行で仕事を休む日数の目安を考えてみました。
新婚旅行は何日行くの?平均日数が知りたい!
「ゼクシィ結婚トレンド調査2019」によると、ハネムーンの旅行日数は平均6.9日。
旅行の日数を多い順にすると以下のようになります。
- 7日…23.5%
- 8日…17.3%
- 6日…15.0%
全体の半数以上が6~8日間というある程度まとまった期間、新婚旅を楽しんでいることがわかりますね。
このくらいの日数で新婚旅行に行くとなると、土日の休みを利用するとしても、数日間は休暇を取る必要がありそうです。
職場ではどのくらい休みがもらえるの?
職場で新婚旅行で休める日数は、どのぐらいあるのでしょうか?
有給を使わなければダメなのでしょうか?
結婚の時は、特別休暇(慶弔休暇)が取得できる
結婚が理由の場合、慶弔休暇や結婚休暇と呼ばれる年次有給休暇以外の休みを使えることがあります。
ただ慶弔休暇(結婚休暇)は、年次有給休暇と違って、法律上必須の休暇制度ではありません。
会社が独自に設定する任意の「特別休暇」の1つとなので、全ての会社に慶弔休暇があるとは限らないのです。
とはいうものの、およそ8割くらいの会社に慶弔休暇の制度があるようですよ。
慶弔休暇は何日ぐらい申請できる?
社員本人が結婚する場合、一般的には慶弔休暇は5日間とれることが多いようです。
たいていの場合、連続5日ではなく、分けてとってもいいとされています。
たとえば、結婚式後少し時間を空けて新婚旅行に行く場合、式前日に1日、残り4日を新婚旅行で使う方法もアリです。
ただ、何日間とれるかなどの詳細は会社ごとに異なるので、まずは就業規則をチェックして。
日数だけでなく「入籍日から○ヶ月以内」と、基準となる日を設定している会社もあるので要注意です。
なお、慶弔休暇が有給かどうかも会社によって異なります。
新婚旅行、トータルで何日休める?
一般的に結婚休暇はどのぐらい休めるのでしょうか?
6.9日という新婚旅行の平均日数や慶弔休暇の一般的な日数からすると、新婚旅行に伴う休暇はトータルで1週間程度になるようです。
結婚休暇5日だとすると、前後に土日(2日から4日)をつければ、合計7日から9日間休むことができますね。
金曜日まで仕事して、土曜日から翌週の日曜日まで休んで、月曜日から出社というパターンが多いようです。
なお予定を立てる時には、彼との兼ね合いもありますが、繁忙期をさけるなどの配慮も必要です。
新婚旅行に2週間も休みをとるのは非常識?
新婚旅行のための休暇は、どのくらいが常識の範囲内でしょうか?
「一生に一度のハネムーンだし、結婚だからお休み取りやすいし」ということで、結婚休暇に有給休暇をつけて、2週間くらい休みを取るのは可能でしょうか?
確かに10日以上の日程で新婚旅行に行くとなると、選択肢がぐんと広がって、理想のハネムーンが実現できそうです。
でも、まるまる2週間となると、新婚旅行の平均日数のほぼ2倍。
結婚が理由であっても、職場でちょっと引かれてしまうかも。
休みあけに、仕事が山づみになっているのを想像するのもこわいですね。
繁忙期以外ならOK、あるいは理解ある上司や先輩ばかりで問題ない職場もあるかもしれませんが、長くても10日位までにしておいたほうが、気持ちよく仕事を再開できそうです。
いつまでになんて言ったらいい?新婚旅行で仕事を休む時の言い方は?
新婚旅行で仕事を休みたいときの言い方を説明します。
「就業規則に書いてあるから問題ないでしょ」と先に申請書に記入し、上司に「はんこください」というのは、社会人としてマナー違反。
まず、就業規則をチェックしたら、仲のいい先輩社員などに、実際どのくらい休んだかかを聞いてみましょう。
会社や部署によって暗黙のルールがあるのなら、そちらに従ったほうが無難かもしれません。
その後上司に聞く流れになりますが、まずはお伺いをたてる形で相談し、了解をもらったら改めて申請書を提出する方がいいでしょう。
休暇申請の理由としては、正直に「新婚旅行に行くため」で問題ありません。
上司に結婚報告をする時点で、新婚旅行の時期も決まっているなら、併せて聞いておくとスムーズです。
申請書は、遅くとも休暇の1ヶ月前までには出せるようにしてくださいね。
なお、業務上必要な場合は、結婚休暇に入る前に関連部署に連絡しておいた方がいいでしょう。
◆上司に申請する例
新婚旅行のために、○月上旬に○日ぐらいの結婚休暇をいただきたいのですが、ご検討いただけますでしょうか?
◆結婚報告とあわせて休暇申請する例
実はこのたび、結婚することになりました。
〇月〇日、□□ホテルで挙式予定です。
課長にはぜひ結婚式にご列席いただきたいと思っております。
また、結婚式に合わせて新婚旅行を予定している関係で、できれば〇月〇日から結婚休暇と合わせて1週間ほどお休みをいただきたいのですが、ご検討いただけますがでしょうか?
これからプライベートでは多少忙しくなりますが、皆さんにご迷惑かけないようがんばります。
今後とも、ご指導ご鞭撻、よろしくお願いいたします。
◆結婚休暇のメール連絡文
【件名】 休暇取得のご連絡(〇月〇日~〇月〇日まで)
〇〇様
お疲れ様です。□□部□□です。
私事ですが、この度結婚する運びとなりました。
つきましては結婚式および新婚旅行のため、誠に勝手ではありますが〇月〇日~〇日まで休暇をいただきます。
その間の業務は同部署の△△に引き継いでおります。
なお、結婚後も、名前やアドレスは現在のままで勤務いたします。
ご迷惑をおかけして誠に恐縮ですが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
□□部 □□
時期や日数が決まったらハネムーンはプロに相談してみて
休暇を取って新婚旅行に行くのは本当に楽しみですね。
ただ、仕事の兼ね合いやパートナーの都合で、希望どおりの時期・日数に休暇を取得できないかもしれません。
うまくとれたしても、「予算がたりない!」なんてこともありえます。
そうなってしまっても、がっかりしないてください。
ハネムーンコンシェルジュに相談すれば、時期や日数、予算に応じてに、もっとも素敵に過ごせるハネムーンを提案してくれますよ。
仕事を離れて行くせっかくの新婚旅行、ぜひ彼と2人で非日常の世界を楽しんでくださいね。