海外初心者のハネムーナーが行き先を決める時、いろいろ悩んでしまいますね。
日本語が通じる?現地で困ったことがあったら?と不安はつきません。
でも安心してください。
海外初心者にぴったりのハネムーンの行き先は場所は世界中にたくさんあるんですよ。
そのなかでも、魅力いっぱいの穴場の行き先を3つ紹介します。
海外初めてハネムーン!行き先に悩んだら?
ハネムーンの行き先として、ハワイやグアムを考えた海外初心者は、多いのではないでしょうか?
トロピカルな魅力がいっぱいだけでなく、日本人が多そうだから、観光でもショッピングでもあまりナーバスにならずに済みそうですね。
でも、人気エリアゆえにあまり真新しさがなく、残念なポイントがあることも確か。
ハワイやグアムは確かに人気だけれど…ハネムーンにはちょっとありきたり?
常夏の島ハワイは、海外初心者にやさしいイメージ。
でも、現地の物価や交通費が高いので、旅費がリーズナブルなわりには滞在費がかかってしまうデメリットも。
グアムは飛行機で3~4時間と日本から近く、日本人にフレンドリーというメリットがある反面、家族連れが多く、物価もそこそこ高いのです。
ハネムーンでというよりも、子供が生まれてから家族旅行で訪れるにはぴったりな行き先かもしれません。
安い&穴場!今どきのハネムーンといったらココ!
ハワイやグアムのいいとこどりして、しかもお得で真新しさもあって…という、花嫁の望みをすべてかなえてくれるエリアはこちら!
どれをとっても、ハネムーンという特別な旅行にぴったりなので、お友達からもうらやましがられそう。
実は結構穴場でありながら、海外初心者にもやさしい行き先だから安心です。
3つのエリアの魅力をご紹介します。
広大な自然を満喫「エアーズロック」
世界最大級の一枚岩「エアーズロック」(ウルル)は、オーストラリアで行きたいスポットのつねに上位に入る人気エリア。
「ウルル」とは先住民アボリジニの言葉で「聖地」を意味しているんですよ。
海外初心者には日本語サービス充実の「エアーズロックリゾート」がオススメ
実は、エアーズロックを訪れる観光客で二番目に多いのが日本人。
だから、日本語サービスがとても充実しています。
なかでも海外初心者にオススメしたいのが、「エアーズロックリゾート」。
5つの宿泊施設やレストラン、ショッピングセンター、キャンプ場などを集約したリゾート施設で、日本語の現地ツアーも多くプラニングされています。
5つの宿泊施設のなかでもとくにハネムーナーに人気なのが「セイルズ イン ザ デザート」。
「セイルズ」という名前の通り、巨大な帆を張ったような外観と、落ち着いたインテリアが魅力で、エアーズロックビューのお部屋もありますよ。
日本語の話せるスタッフが常駐しているのも、とても心強いですね。
エアーズロック登山が中止になっても「ウルル」を楽しめるポイントはたくさん
2019年10月26日以降、エアーズロック(ウルル)への登山は禁止されてしまいました。
でも、ウルルを楽しめるツアーはたくさんありますよ。
ウルルナイトスカイ
2019年11月から新たにスタートしたプラン。
砂漠にあるビューイングスポットから、日本では観ることができない南半球の星空を日本語ガイド付きで堪能できます。
美しい満天の星空をバックに写真を撮ったら、ロマンティックな記念になること間違いなし!
サウンド オブ サイレンス 星空ディナー
エアーズロックを望むディナー会場で、日没後にバーベキューディナーを楽しむツアー。
砂漠と美しい星天のもとで楽しむディナーはロマンティックでムーディーだから、ハネムーナーにはオススメ。
食後は英語によるスタートークがありますが、有料で日本語ガイドに変更可能です。
フィールド・オブ・ライト
ウルルが見えるサッカーグラウンド4面分の砂漠に、約5万球以上の電球を灯すイルミネーション・ショーです。
日没後、あたりが暗くなっていくにつれて球状のガラスに点灯されていく様子は幻想的かつダイナミック!
イルミネーションとお酒やディナーが楽しめるツアーは3つありますが、いずれも英語でも案内。
日本語ガイド付きツアーは2019年11月から、「ウルルサンライズとフィールド オブ ライト」がスタート。
徐々に明るくなる空と、イルミネーションを楽しむことができます。
いずれも2021年3月31日までの期間限定なので、このチャンスをのがさないで。
日本からエアーズロックまでは乗り継ぎが必要
エアーズロックの入り口、コネラン空港までは日本からの直行便がありません。
まず、オーストラリアに主要都市まで行き、そこか飛行機を乗り継ぐことになります。
比較的安いのがシドニー、メルボルン、ブリスベン経由、最も費用がかかるのがケアンズ経由です。
いずれもオーストラリアについた日のうちにウルルに移動するのは難しいので、まずは主要都市で1泊するのが基本。
予算の目安は2人で50万円~80万円程度。
旅行会社にプランをお願いすれば、オーストラリア国内での乗り継ぎサポートも受けられるので安心ですよ。
ハワイとほぼ同じぐらいの費用で楽しめるビーチリゾート「ハミルトン島」
オーストラリア大陸の東海岸を南北2,300㎞にわたって貫く世界遺産グレートバリアリーフは、世界最大級の珊瑚礁地帯。
この中で誰もがうらやむ非日常感を味わるのが、ハミルトン島なのです。
エアーズロック同様、日本からは直行便がないので、ブリスベンやメルボルン経由で入ります。
日本語サービスが充実しているわりに、ハワイほど日本人がいないのもオススメポイント。
見たら幸せになれる!「ハートリーフ」
ハミルトン島でぜひ訪れてほしいのが、グレートバリアリーフの中央部に位置する「ハートリーフ」。
その名のとおりハート型をした珊瑚礁「ハートリーフ」を見たカップルは幸せになれるという言い伝えがあるから、まさにハネムーンにぴったりのパワースポットなのです。
ただ、ハートリーフには上陸できないので、ハートの形を確認するのはヘリコプターや小型飛行機を使った空からのアプローチが必須。
世界でもっとも美しいと言われるホワイトヘブンビーチの観光とセットになったツアーがオススメです。
かわいい!コアラをだっこできる
オーストラリアならでは動物たちと触れ合いたいなら、「ワイルドライフ ハミルトンアイランドへ。
なんとここでは、あのコアラを抱っこして写真撮影ができるのです。
コアラを見ながら朝食をとるメニューも人気です。
もちろん日本語スタッフがいるホテルあり
言葉に不安が残るなら、迷わず四つ星の大型ホテル「リーフビューホテル」へ。
部屋はスタンダードでも65㎡と広く、オーシャンビューの部屋を希望すれば、グレートバリアリーフを一望できます。
なんといっても日本語サービスデスクがあるので、安心。
ツアーやアクティビティの予約をどんどんお願いしちゃいましょう。
セレブ感いっぱいの「クオリア」「ビーチクラブ」
セレブ感を追求するなら、「クオリア」か「ビーチクラブ」へ。
いずれも宿泊するには18歳以上、という年齢制限が設けられた大人のリゾートホテルです。
「クオリア」はコンデナストトラベラーリーダーズチョイスアワード(2012年)で世界最高のリゾート地に選ばれたほど。
ハミルトン島の気になる費用は?
ハミルトン島へ予算は平均50万円。
ハワイとほぼ一緒ですが、米ドルより豪ドルの方が安く、滞在費を抑えることができるので、ハミルトン島の方がコスパがいいハネムーンになりそう。
マリーナエリアに足を延ばせば、ロマンティックディナーを楽しめるレストランから、カジュアルなファストフードまでさまざまなお店が。
新鮮な食料品や雑貨がそろうスーパーマーケットもあるので、ここを利用すれば節約が可能。
最後の夜はセレブなレストラン、それ以外は、マリーナで食べ歩き、なんていうのも楽しそうですね。
島内の移動は無料のシャトルバスを使えばOKなのもうれしい。
ハミルトン島へ乗り継ぎするならブリスベン
ハミルトン島への直行便は日本からは出ていないので、オーストラリアの主要都市で乗り継ぎます。
ブリスベン、シドニー、メルボルンのいずれかを経由する場合が多く、計11時間以上のフライトに。
この3つのうちもっとも価格が低いのがブリスベンで、フライトの数も多いのでオススメです。
ハミルトン島もエアーズロック同様、旅行会社にプランをお願いすれば乗り継ぎでまごつくことはありません。
「奇跡の楽園」タヒチでとびきりロマンティックに
美しいエメラルドグリーンと、豊かな自然が織りなす神秘的な美しさが「奇跡の楽園」と呼ばれているタヒチ。
この美しい島でロマンティックなハネムーンを過ごせた最高ですよね。
タヒチってどんなところ?
タヒチがあるのは南太平洋のほぼ真ん中。
フランス領ポリネシアに属する国で、118の島々で構成されています。
その美しさから、世界中のハネムーナーから羨望の眼差しを集めているんだとか!
日本からは直行便が出ているので、ノンストップで楽園に降り立つことができます。
心配なのがフライトキャンセルですが、あるのは年1~2回程度。
日本語対応スタッフがいるホテルが多いので、海外初心者でも不安を感じることはなさそう。
街を歩けばフレンドリーなタヒチアンが「イアオラナ~」と挨拶してくれるのもうれしいですね。
世界中の観光地で圧倒的な存在感を誇る中国・韓国人が少ないので、ハネムーンらしさを満喫できそうです。
タヒチへ行くならモーレア島がおすすめ
タヒチといえば、ボラボラ島のラグジュアリーな水上コテージが有名ですが、2人で100万円以上と費用が高いのがちょっと残念。
実はタヒチでぜひ訪れてほしいのが「愛の島」の意味を持つモーレア島なのです。
モーレア島の特徴は、緑あふれる険しい山々とブルーラグーンの見事なコントラスト。
費用は2人で80万円くらいからですし、国際線が発着するタヒチ島から飛行機でわずか7分、フェリーで30分とアクセス面もバッチリです。
移動時間が短い分、費用が抑えらるのがポイント。
「ヒルトン モーレア ラグーン リゾート & スパ」などは、日本語スタッフがいるホテルも多いので安心です。
ガーデンバンガローでロマンティックに過ごす
モーレア島に行くなら、最近注目のプライベートプール付きガーデンバンガローを是非チェックして。
開放感のある水上バンガローはもちろん素敵ですが、緑に包まれたロマンティックなプライベート空間で、2人で過ごす魅力も見逃せません。
アクティブ派にもオススメ!4WDサファリツアー
美しい海と山々に囲まれたモーレア島なので、アクティブ派もきっと満足。
険しい山道をダイナミックに駆け抜け、冒険気分を味わってみては?ハワイとは違うタヒチならではの景観が二人のいい思い出になるはず。
≫タヒチおすすめの島やホテル(リゾート)をもっと詳しく
≫タヒチおすすめの現地ツアー&モデルプランをもっと詳しく
海外初心者ハネムーンでも心配なし!
海外初心者におすすめの穴場エリアとして、エアーズロック、ハミルトン島、タヒチの3つを紹介しました。
美しい自然にロマンティックな雰囲気と、ハネムーンの要素をギュッと詰め込んだところばかり。
ハワイやグアムと違って「穴場」エリアなので、2人で非日常の世界に浸ることができるのが、なによりうれしいですね。
日本語サービスも充実してるので、言葉のことでナーバスになる心配もないようです。
どのエリアに行っても、きっと満足するハネムーンになりますよ!
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