こんにちは、エディンバラのなこです。
魅力あふれるデンマークの首都、コペンハーゲンには、シンプルなデザインとかわいい雑貨、美味しいレストランがたくさん。
そんなさまざまな楽しみがある街を離れ、旅の最終日に訪れたのは、世界で一番美しいといわれる美術館、ルイジアナ現代美術館。
ハネムーンの思い出にもぴったりなこの美術館で、現代アートと大自然を、ゆっくりふたりで楽しみましょう。
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北欧デザインを満喫する新婚旅行!コペンハーゲン中央駅を出発
まずは、コペンハーゲン中央駅へ。ルイジアナ美術館へは、旅行者で賑わうこの駅から郊外電車に乗車して行きます。目指す駅は、Humlebæk(フムレベック)。
フムレベック(Humlebæk)駅は、コペンハーゲンから北に電車で30分。この駅から美術館までは、ステキなお家が立ち並ぶ道を歩いていきます。
未来のマイホームを思い描きながら散策気分で歩く道のりは、ちょっと長めですが苦になりません。
デンマークハネムーンで必ず立ち寄るべき人気スポット「ルイジアナ美術館」
美術館に到着です!自然の中にひっそりと佇む緑に覆われた入口が、訪れた人びとをお出迎え。開館時間に合わせて来た私たちですが、入口前にはすでに来場者の長い列!この美術館の人気の高さがうかがえます。
ルイジアナ美術館の魅力は、アンディ・ウォーホールなど質の高いコレクションもさることながら、その考え尽くされデザインされた建物と、それを取り囲む大自然が織り成す美しさだとか。
設計をしたヨルゲン・ボーとヴィルヘルム・ヴォラートは、素晴らしい景観を建物の中に取り混むために、日本建築を参考にしたそうです。
館内に点在する大きな窓から射し込む光と木々の青さには、お寺の回廊で感じる凛とした空気に似たものを感じます。
アルネ・ヤコブセンの「セブンチェア」を惜しげもなく使ってる!
館内はいくつかのウィングに分かれていました。ワークショップが開催されていたのは、子どものためのウィング。
絵を描いたりコラージュを作ったり、粘土や工作、そしてもちろんレゴも自由に楽しむことだってできるんです。
この子どもワークショップのお部屋で使用されている椅子、なんとアルネ・ヤコブセンの「セブンチェア」。驚きの贅沢さ!
そして、やはりここにも大きな窓。そこからは美しい森と静かな湖が見渡せます。家族が増えたら、こんな恵まれた環境でアートに触れさせてあげたいですね。
現在、日本でも展覧会が開かれているジャコメッティ。館内を歩き進んでいくと、このジャコメッティの作品が目に入ってきます。
彼の作品は、開館当時から展示されているとのこと。そしてジャコメッティの作品がたくさん飾られたお部屋では、窓の外に見える大自然が彼の作品をより際立たせてくれていました。
ミュージアム・カフェで北欧グルメとデザインを味わう
さまざまな現代アートを鑑賞したあとは、もちろんミュージアム・カフェへ。ここにも「セブンチェア」の名作が使われていました。
カフェでいただいたランチは、デンマークの郷土料理、「スモーブロー」。デンマークらしい黒パンにエビがたっぷりと乗ったオープンサンドは、日本人好みな味です。
一緒にオーダーしたオレンジジュースも、飲みやすくてフレッシュ。ほかにはビュッフェも人気のようでした。またデザートメニューも豊富でしたよ。
お庭とレストランが一体化したかのような空間で、美味しいお料理とゆったりとした時間の流れを楽しめば、はじめての2人旅でちょっと疲れた心と身体も一気に癒される感じです。
美術館の前には、気持ちの良い海岸が広がります。釣りに訪れた家族の方も見かけました。
コペンハーゲンから北に伸びる海岸線に佇むルイジアナ現代美術館は、現代アートを楽しみながら、大自然も満喫できるスポットでした。ハネムーナーでも気取らずに、おだやかな時間を過ごせること間違いなしです。
新婚旅行でコペンハーゲンを訪れた際には、ぜひ足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
■ルイジアナ現代美術館
住所: Gl. Strandven 13, 3050 Humlebæk
電話:49−190719
定休日:月曜
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