16世紀から18世紀の建物が残る世界遺産の街、エディンバラ。中世の香りが漂うこの街には、トレンド感溢れるロンドンとはちょっと違った、でもハネムーンにぴったりのお土産探しができるショップがたくさんあるんです。
今回はそんなエディンバラでも、とびっきりに情緒感たっぷりの旧市街で、お土産ハンティングをしてみましょう。
1回目は石造りの古い建物が並ぶ「ロイヤル・マイル」編。2回目はカラフルな街並みで有名な「ヴィクトリア・ストリート編」。3回目はエディンバラで人気の「ストックブリッジマーケット」編をお届けします。
その前にスコットランドの古都エディンバラってどんな観光地?ハネムーンに人気のポイントは?
イギリスの正式名称は「United Kingdom of Great Britain and Northern
Ireland」、つまり「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」という長〜い名前。じつはイングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの4つの王国から成立つ国なんです。
今回の舞台はスコットランド。エディンバラはその首都であり、険しい岩肌の上にそびえ立つエディンバラ城が美しい、はるか昔から多くの人々を魅了してきた街です。
じつはこのエディンバラ、歴史ある場所ながらもミシュラン星獲得のレストランをはじめ、センスの良いショップが点在。だから観光だけではなく、お食事からお土産選びまでを短時間でコンパクトにできる!と、イギリスをハネムーンで訪れる人から人気の旅行先なんです。
でも「エディンバラへはどうやって行けばいいの?」と悩むカップルも多いのでは?ロンドンからエディンバラまでの移動手段は飛行機、鉄道はもちろん、高速バスという選択肢もあり、以外と簡単に移動ができるんです。
イギリスの夜行バスってどんな感じ?ロンドンから楽しむ長距離バスの旅
イギリス国内移動手段として鉄道や飛行機と並んで人気なのが、長距離バス。価格がリーズナブル、しかも乗換なしで目的地に到着できるから便利!というのが、支持率の高い理由。
今回はロンドンのヴィクトリア・コーチ・ステーションから、スコットランドのエディンバラまでの夜行バスの旅をご紹介します。
引用元:貸切バスの達人「バス観光マガジン」より
もちろん大切な時間を過ごしたいハネムーンカップルには飛行機や電車がおススメですが(笑)、ロンドンから電車で4時間ほどの旅は英国の田園風景が楽しめると人気がありますよ。
エディンバラで有名なお土産って何?キルト(タータン)やスコッチウイスキー!
スコットランドと聞いてまず思い浮かぶのは「キルト」!
バグパイプを抱えたスコティッシュが身につけている民族衣装です。この腰に巻きつけて着るキルト、使われているタータンの柄はもともと氏族ごとに定められていました。日本でいえば、家紋みたいな感じでしょうか。
現在では企業や個人でもタータンのデザインを作ることが可能。カナダの航空会社「Westjet」は、添乗員の制服などをタータンチェックで揃えたこともあるんですよ。
ちなみにキャサリン妃がスカーフを制作している「クラン(CLAN)」では、自分オリジナルのタータンをオーダーメイドで制作してくれます。新しい人生の門出を祝ってカップルでタータンをデザインしてみるのも、良い思い出に残るかもしれませんね。
キルトについてのご紹介はまた別の機会に譲るとして、このほかにスコットランドの名産品といえば、スコッチウィスキーですよね。「スコッチ」と名前で呼ばれるウィスキーは、英国スコットランドで醸造されるものだけ。
じつは最近、スコットランドでは日本のウィスキーがとっても人気。街にあるお酒を扱う店先にはサントリーのウィスキーが並んでたりしますが(笑)、ハネムーンでスコットランドに来たら、やはりスコッチウィスキーを試したいですよね。
スコットランド全土には100カ所以上のモルトウイスキー蒸留所が点在。現地のオプショナルツアーでスコッチウイスキー蒸留所巡りだっ
て楽しめちゃうから、お酒好きなカップルならぜひ参加してみては?
「ロイヤル・マイル」なら、高価なカシミヤをお得にゲットできちゃうかも!
エディンバラでのお土産といえば、スコッチウイスキーやタータンチェックはもちろんのこと、実はカシミヤセーターもおすすめなんです。目抜き通りのプリンセスストリートには老舗のデパートやお土産ショップが軒を連ね、スコットランドの名産品を探す観光客でいつも賑わっています。
でも「いろいろ見てから購入したい!」いうカップルは「エディンバラ城」から皇室の避暑地である「ホーリールード宮殿」までを結ぶ「ロイヤル・マイル」へゴー。人気のスコティッシュカシミヤやタータンの専門店ががズラリと並んでいます。
見て、触って、品物を比較検討してから買うことができますよ。日本よりずっとリーズナブルなお値段で買えちゃうかも!
憧れのタータンチェック柄のマフラーやストールがディスプレーされている店先は、眺めるだけで心はワクワク。しかも日本でも人気の「ジョンストンズ」を取り扱うお店などでは、現地価格で人気アイテムが購入できちゃうのが嬉しいところ。
とくに、商品切り替えのために出るセール商品などはねらい目!半値になっているものだってありますよ。またショップ特注のタータンチェック柄もあるので、たくさんのお店に足を運べば、お気に入りがきっと見つかるはず。ハネムーンの記念にぜひ購入していきましょう。
「ロイヤル・マイル」でショッピングに疲れたら立ち寄りたいカフェ
「ロイヤル・マイル」でお土産散策中にちょっと一息入れたいときは、カフェ「The Edinburgh Larder (エディンバラ・ラーダ)」に立ち寄ってみては?ここは地元の食材を使った丁寧なお料理が、エディンバラっ子に人気のカフェです。
スコットランドならではのポリッジ(オートミール)や手作りスコーンが人気です。英国内で高い評価を得ている紅茶専門店「エティケット」の茶葉と、「ウィリアム アンド ジョンソン」の珈琲豆を使用するなど、飲み物にもこだわっているので、ぜひトライしてみて。
朝一番に行けるカップルなら、ハネムーン観光の美味しいエネルギー補給がここでバッチリできますよ!
「ハリー・ポッター」ファンならここは外せない!「エレファント・ハウス」
「ロイヤル・マイル」に来たらぜひ立ち寄りたいのがカフェ「エレファント・ハウス」。「ハリーポッター」の作者が執筆に通い詰めたと場所です。
とはいえ、ここはお店の前で記念撮影するだけが王道!?どうも 観光客の多くは店内には入らず、外から写真をパチリ!で去るのがお決まりのようです(笑)。
エディンバラにふたりで来たよ!という証拠写真には、グーなスポットですよ。
石畳の1本道が続く「ロイヤル・マイル」。中世の頃には、馬車が行き交っていたこの道も、現在は観光客でにぎわうエディンバラでも華やかな通りの一つになりました。
歴史の重みを感じる石造りの古い家を眺めながら、ハネムーンの楽しいお土産ハンティングを楽しんでくださいね。次回は、カラフルな建物が立ち並ぶ、エディンバラ屈指のインスタ映えスポット「ヴィクトリア・ストリート編」をお届けします。
<Information>
■エディンバラ・ラダー The Edinburgh Larder
ホームぺージ
住所:15 Blackfriars Street & 11 Blackfriars Street. EH1 1NB
電話:44 0131 556 6922
営業時間:平日は8時~16時、土日は8時30分~16時
■エレファント・ハウス The elephant house
フェイスブック
住所:21 George IV Bridge, Edinburgh EH1 1EN
電話:44 131 220 5355
営業時間:平日は8時~22時、金土は8時~23時
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