マレの隠れ家バー日本メディア初紹介!?

美食の街パリ。昔ながらの定番メニューがいただけるビストロや星シェフの芸術的な料理がいただけるレストランなどなど。お食事を楽しみにしていらっしゃるハネムーンカップルも、たくさんいらっしゃることでしょう。

今回はそんな食事の前のアペリティフタイムか、または食事の後の一杯におすすめの超隠れ家バーをご紹介いたします。

何と、日本のメディアでは初登場になると思います。というのも、このすぐ近くで働いている私の主人の友人が教えてくれたとっておき店なのです。

え?こんなところに?という知る人ぞ知る場所にあって、本当は自分も教えてもらったくせに秘密にしたいくらいなのですが・・・。

でも、せっかく日本から来るお2人。やはりパリらしいおしゃれなバーも楽しんでいただきたいので、えいっ、っとご紹介しちゃいます!

それでは早速まいりましょう!

マレ地区の一角にある、こじんまりとした外観のホテルにあるバー

ジュール&ジャンはこじんまりとした外観のホテルにあるバー

食事、アート、文化の中心地マレ地区の活気ある通りに建つホテル「ジュール&ジャン」。知らなければ通り過ぎてしまうような小さなホテルです。

でも実は、その扉を開き小さなフロントを抜けるとその奥に、緑の中庭が気持ちいい超隠れ家バーがあるのです。

外の賑わいが嘘のように静かで居心地の良い隠れ家バー「ジュール&ジャン」

ホテルと同じ名前のバー「ジュール&ジャン」

ここがホテル名と同じバー「ジュール&ジャン(Jules&Jim)」

通りの雰囲気とは一転。ざわめきは一切なく静寂な空気が流れております。

今回は主人と2人で、写真撮影もさせていただきたいので開店と同時の来店。私たちがこの日の1組目の客です。

気持ちのよいすっきりとした中庭は、ほどよくモダンでありながらどこかエレガント

モダンでありながらエレガントな店構え

バーに飾られている、フランスの大女優ジャンヌ・モローの男装の写真も印象的でおしゃれです。

男装したジャンヌ・モローの写真が飾られている

中庭に面した屋内バーは古い建物の造りを生かしてシックモダン。誰でも落ち着ける雰囲気となっております。

シックでモダンな雰囲気で落ち着けます

スタッフの方もとても気さくで感じがよく、はじめてのお客さまでも旅行者の方でも、気負わずリラックス出来ると思います。

テーブル席をチョイス

お好きな席へどうぞ、と案内され、きちんと整えられたゆったりめのテーブル席をチョイスしました。

カクテルの美味しさを堪能できる至福の一杯

おいしく美しいカクテルをいただきました

素敵な店内をしっかり拝見させていただいた後は、お待ちかねのカクテルタイムです。

最初にいただいのは主人も私も「Le Réveil de Mayahue(14ユーロ)」というテキーラやコーヒーシロップを使った一杯

これがものすご~く美味でびっくり!

クリーミーな口当たりで甘みはかなり抑えめ。そしてコーヒーの苦みと奥の方でほんのりスモーキーな香り。絶妙なバランスです。

カクテルはそれぞれ工夫があって楽しいけれど、これは今まででベスト1のカクテルかも、と思っていたら、何と主人も同じことを言っておりました。

それぐらいに美味。特にコーヒー好きにはたまらないと思います。

マレ地区を知り抜いている人たちから支持されているバー

マレ地区を知り抜いている人じゃないと知らないバー

美味しいカクテルを寛ぎながらいただいていると次々にお客様が入ってきます。

見事にパリジャン、パリジェンヌばかり。おしゃれなマダムグループもいらっしゃるしゲイカップルも。自由なマレらしい雰囲気でいいな、と感じました。

とにかく場所が場所なだけにこの界隈をよく知ってる人じゃないと入って来ないのですよね。そしてフランス人にかかせない、食事前にお酒を楽しむアペロの時間だということもあるのでしょう。

もう少し遅い時間になると、観光を終えたホテルのお客様もやって来るのでしょうね。

バーテンダーさんの腕前が素晴らしい!絶品カクテル

バーテンダーの腕前の良さが出ている美味しいカクテル

2杯目は「Film noir(14ユーロ)」という名前に魅かれてお願いしたのが手前の白黒の美しいカクテル。奥は「La présidente(15ユーロ)」。

どちらも上品なお味。バーテンダーさんの腕がとてもよいんですねぇ。

でも何と言っても主人も私も「Le Réveil de Mayahue」に恋をしました!なのでもう一杯ずついただいちゃいました。

ここに来たらわたくし的には、コーヒーが苦手じゃなければまずは「Le Réveil de Mayahue」をおすすめします。

もう少し日が落ちれば、さらにロマンティックな雰囲気に

肌寒い春のテラス席には暖房を設置

この日は春の少し肌寒い夕暮れ。

でもテラス席の各テーブルの真上には暖房が設置されているので、こうしてテラスに座るお客様の姿も。

日が暮れて明かりが灯ってもロマンチックで素敵だろうな、と思いました。

「ジュール&ジャン」はホテルの評判もよく、便利なロケーション

ホテル宿泊もおすすめの「ジュール&ジャン」

ホテルとしての「ジュール&ジャン」は23室と小規模ではありますが、モダンでおしゃれと評判がよく、レピュブリック広場やヴォージュ広場、ポンピドゥーセンターからも近くて便利。

でも、ホテルに宿泊しなくても、こんな素敵なバーが利用出来ちゃうんです。

ハネムーンでもぜひ、活気あるマレの一角から一歩入ったこの静かな中庭バーで至福のカクテルタイムを堪能しませんか。日本メディアでまだあまり騒がれていないうちに、しっとりとしたパリらしい夜を楽しんでお帰りください。

<Information>
ジュール&ジャン Hôtel Jules & Jim
ホームぺージ
11, rue des gravilliers – 75003 PARIS


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