Bonjour!
ほとんどのお店が閉まる日曜日。フランス人にとって、日曜日は家族や友人たちと過ごす、大切なのんびりタイムです。
もしゆっくり時間が取れるのであれば、あまり観光客もいないビュットショーモン公園(Butte-Chaumon)付近でまったりとした日曜を過ごしてみませんか?
休日のスタートは、レストランで遅めのデジュネから
まずは遅めのデジュネを、クラシカルなお魚レストランで。メトロ5番線のLaumiere駅から30秒。その名も「ル・ルミエール(le Laumiere)」はパリジャン達からも評判の良い、魚介系が得意のレストラン。
内装は、古き良き時代を連想させるクラシックスタイル。日曜の午後1時くらいは、家族や友人の集まりを楽しむフランス人たちで満席です。
こちらは私のお気に入りの海老のシャンパン煮。12ユーロ。パンがいくらでも食べられてしまうような味で、ムチムチの海老が沢山入っています!
メインは目の前で骨を取って取り分けてくれるソール・ムニエール。
バターの中をヒラメが泳いでいる様な・・・この濃厚ソースがたまりません。シンプルだけれど、バターそのものが美味しいフランスでは、美味しくないわけがないっ!
400gとボリューミー。でもぺろっと食べられてしまうから不思議。39ユーロ。
そして甘いもの好きな方に是非おすすめの、自家製プロフィットロール。10ユーロ。小さなお鍋にたっぷりとはいったチョコレートを目の前でかけてくれるこちらのデザート。チョコレートだけ舐めて幸せ。プロフィットロールと一緒に食べてダブルの幸せ!
ちなみに、バイオレット・ローズ・オレンジの3種類のクレームブリュレも美味しいです!
サービスの責任者から若いギャルソンまで、サービス精神があふれるレストランで満足なゆっくりデジュネを終えるのは15時半ごろ。
腹ごなしに坂道を3分ほど登れば、そこはパリジャン達が愛するビュットショーモン公園です。
パリの穴場!ビュットショーモン公園は意外にアドベンチャラス
他の公園と比べてあまり知られていないこの19区の公園は、滝や岩山、人口の鍾乳洞など、アドベンチャーな公園なのです!
傾斜も多い公園ですが、晴れた日曜にはパリジャン達が思い思いの時間をすごしていますよ!
「明日の予定はどこにしようか?」ふたりで芝生に寝っころがりながら計画を練て・・・。ゆっくり過ごした分、明日からの観光のためのエネルギーも補給できましたね!
<Information>
●ル・ルミエール Le Laumiere
4 Rue Petit, 75019 Paris 75019
Tel: 01 42 02 46 71
営業時間:12時~14時30分/19時~22時15分、日曜のディナーと月曜休み
最寄り駅:メトロ5番線「ルミエール(Laumiere」」駅すぐ
●ビュットショーモン公園 Parc des Buttes-Chaumont
1 Rue Botzaris – 75019 Paris
最寄り駅:メトロ7番線「ビュットショーモン/ボザリ(Buttes Chaumont/Botzaris)」駅
パリ19区は一般的な観光スポットからは少し離れたエリアにあります。異国情緒ただようエリアで、アラブ系、アジア系、アフリカ系などさまざまな人種が暮らすので、フランスとはちょっと雰囲気が違って感じられるかも。中華街Bellevilleがあるのもココです。
ビュットショーモン公園は、ゴミ捨て場を整備して、1864年につくられたそう。当時はショーモン(=はげ山)と呼ばれ、パリっ子たちに嫌われていたとか・・・。採石跡の穴や岩山の起伏をそのまま生かし、整備されたため、ワイルドな公園になったそうです。
吊り橋やサン・マルタン運河から水を引いてきた池、人口の滝、洞窟などがあり、ピクニック気分で訪れても楽しいスポット。園内にはカフェやレストランもあります。日本でいうと井の頭公園みたいな感じ??とーても広い公園なので、入口を覚えておくといいでしょう。