Bonjour !
週末は、パリの区役所で行われた友人の結婚式に参加してきました。
フランスでの結婚って、どんな感じなのでしょうか。今日はちょっとその様子をお伝えしますね。
教会での結婚式のイメージがもちろん強いフランスですが、正式な結婚として認められるのは区役所で行われる婚姻セレモニー。
日本でいう、「区役所への婚姻届提出」のような感じです。
ただ、3か月前から必要書類を集めて提出し、区役所でのセレモニーの時間を予約します。セレモニーを執り行ってくれるのは区長さん。
この3色旗を肩からかけているところが何ともフランス!
彼女がスピーチをし、フランスの結婚条約を読みあげます。そして結婚の信誠。「OUI」とお互いが誓いあいます。
日本と違うのは、新郎・新婦側共に、最低1名の証人が必要なこと。新郎新婦の署名の後に、それぞれの証人も結婚証明書にサインをします。
こうして無事「フランス国の法律のもと」結婚が認められるのです。セレモニーは大体15分から30分。
Livret de familleという家族手帳の様なものが渡されて、ここに将来生まれる子供を追加したりして、新たな家族 としてのスタートを踏み出します!!
パリの区役所は大体このような大階段と赤いカーペット。日本の区役所とはかなり雰囲気は違いますよね!
今日の新婦のブーケには、季節のミモザが使われていました。ナチュラルで癒しの彼女の雰囲気に合った素敵なブーケ!
フランスの披露宴では、プチシューのケーキが定番
そして、日本の披露宴にあたるフェット(パーティー)は夜から。必ずいただくのが、このプティシューのケーキです。これがフランス式結婚式の定番お菓子なんです!
そしてこのパーティーは、夜中過ぎから新郎新婦を含め皆が踊りだし・・・明け方まで続きます・・・本当に体力勝負(笑)
日本の披露宴の様に、プロの司会が入ったり、両親への手紙などの泣かせ場はなく、本当にその場にいる全員で楽しんで騒いでお祝いする感じです。
いかがでしょう、日本の結婚式とはちょっと雰囲気の違うフランスでのセレモニー。でも結婚式に行くと、幸せそうな2人を見てハッピーをおすそ分けしてもらって、ほんわかと温かい気持ちになれるのはどの国も同じですね!!!