フランスハネムーンでぜひ訪れてほしいモンサンミッシェル。1回目は場所・行き方、ツアー参加前の日程調整や準備のコツなどをご紹介させていただきました。
2回目は、モンサンミッシェル観光と幻想的な夜の島の様子をご紹介。
3回目の今回はホテル・トイレ事情を、私が感じた率直な感想と共にご紹介させていただきます。
1.モンサンミッシェル宿泊の場合のホテル選び
■対岸ホテルに宿泊するメリット・デメリット
■島内ホテルに宿泊するメリット・デメリット
■私が実際に泊まった「レ・テラス・プラール」
2.モンサンミッシェルおトイレ事情
3.おすすめの無料トイレ
モンサンミッシェル宿泊の場合のホテル選び
モンサンミッシェルで1泊する場合、迷うことの1つが対岸のホテルか島内のホテルにするかということ。それぞれメリット・デメリットがあります。
今回私は観光客の引けたモンサンミッシェルを体験したかったので島内のホテルにしましたが、実際に対岸と島を行き来してみての感想をお伝えします。
対岸のホテルに宿泊するメリットとデメリット
対岸のホテルに泊まるメリットは、以下でしょうか。
- ほとんどのホテルがバス停近くでツアーで訪れるのに便利
- モンサンミッシェル全体の風景が楽しめる
- ホテルの選択肢が多くいろいろ選べる
- 島内より物価が安く、ホテル代も抑えられる
- スーパーが近く、お買い物に便利
反対にデメリットとしては以下のような感じ。
- 島まではシャトルバスか徒歩でのアクセスになる(それほど不便ではない)
- 人工的な街の印象(田舎町の雰囲気は味わえない)
まず、対岸のホテル、立地のほとんどがバス停の近く。
ツアーで到着しても、路線バスで到着しても、帰る時のことも含め、ホテルがすぐ近くなのはとても便利だと思います。
実際に対岸ホテルに宿泊した方にお話しを聞いたのですが、部屋が広めでかなり快適だったそう。
ただし「モンサンミッシェルの島のために出来た一角」といった雰囲気は否めない印象。
一応モンサンミッシェル村になりますが、人工的なイメージがあります。なのでフランスの田舎の雰囲気も楽しみたい方には、ちょっと味気ないかもしれません。
それともう1つ、あえてデメリットをあげるなら、島内への行き来が無料シャトルバスか徒歩になること。
でも実際何度か行き来してみて、シャトルバスの本数が結構多いし、乗車時間は10分くらいなのでそれほど不便はないなと感じました。
散歩をかねてモンサンミッシェルを眺めながらの徒歩も気持ちがいいです。
対岸のホテルで人気があるのが「ル・ルレ・サン ミッシェル」。
お部屋からモンサンミッシェルが眺められるのが人気(一部見えないお部屋があります)だそうです。
レストランからも素晴らしいモンサンミッシェルが望めるということなので、それは贅沢なことですね。
対岸のホテル宿泊まとめ
- 近代的で快適なお部屋に泊まりたいカップルにおすすめ
- モンサンミッシェルで費用を抑えて泊まれる
島内のホテルに宿泊するメリットとデメリット
島内のホテルに泊まるメリットは、以下のポイントでしょうか。
- シャトルバスに乗らず朝も昼も夜も、とにかくモンサンミッシェルの島内がいつでも好きな時に楽しめる
- 中世そのままの美しい世界遺産の島の古く趣のある建物に滞在できる
反対にデメリットとしては以下のような感じ。
- ツアーバスなどで到着したら、シャトルバスか徒歩で島内に移動しなくてはならない
- 島内はほとんど石畳なのでスーツケースを持っての移動が不便
- ホテルの選択肢が対岸よりは少なめで値段が高め
- 狭い島内に建つ古い建物なので広い部屋は期待できない
- 島内宿泊は人気なので満室になるのが早い
- レストランも買い物も対岸より物価が高い
一読すると、メリットよりデメリットの方が多いと感じるかもしれません。でも、島内宿泊の2つのメリットは、どんなデメリットよりも断然魅力的、それを上回る価値があります。
そして食事や買い物はシャトルバスがたくさん出ているので、気軽に対岸と行き来できるので問題なし。
モンサンミッシェル島内への宿泊は、世界遺産の中に泊まった!という実感が味わえます。
私が楽しんだように、夜や早朝のモンサンミッシェル散歩が自由に楽しめて、ホテルを一歩でれば中世の世界にどっぷり浸れます。
島内には、いくつかのホテルがありますが最も有名なのが、名物のオムレツを生み出したプラールおばさんが創業した、歴史あるホテル「ラ・メール・プーラール(La Mere Poulard Hotel)」。
少し費用を落とすなら4つ星「ホテル ドゥ ラ ディーグ」もあります。
こちらのホテルは全館でFree WiFiの利用が可能。お部屋にはテレビもあります。
レストランでは、伝統的なフランス料理を提供。モンサンミッシェルの景色も楽しめます。
私が実際に宿泊したホテル「レ・テラス・プラール」はどんな感じ?
私が今回宿泊したのがコチラ、島内のホテル「レ・テラス・プラール(Les Terrasses Poulard )」です。
対岸からシャトルバスでやって来ました。
島内は石畳が多いので、スーツケースではなく肩にかけられる旅行カバン使用です。
パート(2)でも書きましたが、ホテルへのチェックインの時間は16時。島に着いたのは14時前。
荷物だけでも預かってもらおうとホテルに寄ってみたら、お部屋が空いていたのですぐにチェックイン出来たんです。これはラッキーでした!
そしてそのお部屋がコチラ。窓からは海を一望!夜の景色もスペシャル!
お部屋は正直決して広いとは言えないです。が、窓から海を一望!これには感激しました~(一部見えないお部屋があり)。
モンサンミッシェルの参道「グラン・リュ」も真下。風景すべてがモンサンミッシェルに来たな、という特別感。
お部屋が広くないのは小さな島内だということと、中世からの建物を改修しているので、それを考えれば当たり前なんですよね。
そして夜はホテルの入口から、修道院の尖塔の黄金に輝く大天使ミカエルの像を眺めることが出来ます。すごい綺麗です!
部屋から見た夜中のグラン・リュ。人気がなくてとても静か。これがある意味、モンサンミッシェルの本来の姿なのかな、と感じました。
この風景を見て、やはり島内に泊まってよかった、と思いました。
島内のホテル宿泊まとめ
- 多少狭くても、中世そのままの趣のある建物に滞在できる
- 世界遺産であるモンサンミッシェルを味わい尽くしたい人に
モンサンミッシェルのおトイレ事情
おトイレ探検隊のわたくし、今回もしっかり見てまいりましたよ~。
まず、島内にあるおトイレについて。入口入ってすぐのところにあるおトイレは有料です。
他にも島の中に無料公衆トイレもあるのですが、どこも結構混んでいて、すごく綺麗とはいきません。
モンサンミッシェルの修道院にも入口に入ってすぐのところに無料トイレがあります。ここもすごく綺麗とはいきませんが、使用にはまったく問題ありません。
一番良いのはカフェやレストランに入った時に、行きたくなくても行っておくこと。
私の場合ですが、島内のホテル宿泊だったので、外にいて行きたくなったらホテルの部屋に戻りました。
ホテルは島の参道「グラン・リュ」の便利な立地で、島内のどこからでも歩いて5分とか10分くらい。なので滞在中トイレで困ったことは一度もありませんでした。
こちらも島内のホテルに宿泊するメリットの一つですね!
おすすめの無料トイレはお土産ショップ「レ・ギャルリー・ドュ・モンサンミッシェル」
モンサンミッシェルで無料で使えるおトイレを、ほぼ全部見て回りました。
一番綺麗だったのが、対岸のバス停の真ん前にあるこの大型スーパー&お土産ショップ「レ・ギャルリー・ドュ・モンサンミッシェル(Les Galeries du Mont Saint-Michel)」のおトイレ。
おトイレは2階に上がったところにありますが、日本のデパートと変わらないくらい清潔で安心して入れます。帰りのバスに乗る前に入る方も多かったです。
また、パリ・モンサンミッシェル間のバスでも、トイレ休憩が1回ずつあるのでよっぽど水分をとっていない限り、心配はいらないと思います。
さて、次回はモンサンミッシェル名物のオムレツを実食!正直レポートいたします。
また、ガイドブックによく紹介されているレストランの味もチェックしてきました。こうご期待!
モンサンミッシェルハネムーン大特集INDEX
- (1)モンサンミッシェルへの行き方とツアー参加準備
- (2)モンサンミッシェル現地観光ガイド
- (3)モンサンミッシェルのホテル・トイレ事情
- (4)モンサンミッシェル現地グルメ事情
- (5)モンサンミッシェルおすすめのお土産