今日は、ブーケのお話です。
ハワイで有名な公園は、何と言ってもマジックアイランドがある『アラモアナビーチパーク』。
海に囲まれた緑の広い芝生とダイアモンドヘッドが見えて、公園は緑で溢れて鳥が鳴き、カラフルなハイビスカスの花が咲いている。。。そのイメージ通りなのです。
ただ、ハワイのお花について言うと、ブーケに使うような種類のお花は少ないように思います。ハワイで有名な花は、比較的弱いものが多いのです。
『ハイビスカス』は日本でいうと朝顔のような薄い花びらで、切り花には向きません。
『プルメリア』はブーケにもよく使われて、ウエディングカップルにも大人気のブーケですが、夏のお花なので冬は使えません。さらに、ブーケに使っても、このお花は触ると花びらが茶色になってしまって、取り扱いに注意が必要です。
↑ プルメリアのブーケ。夏限定なので、他の季節には、ブーケに無理・・・。
ハワイは雨季、乾季はあるものの、日本のように四季がありません。なので、日本ほど季節によって咲く花の種類は多くないように思います。
ハワイ挙式のブーケはアメリカ、もしくは日本から空輸
そこで、ハワイの結婚式で使われているブーケは、ほとんどのお花がアメリカ本土から、または日本から空輸されてきます。
ただ、お花は生ものですから、移動中に枯れてしまったり、思ったような大きさや色のお花が手に入らなかったりと、スタッフはお客様のリクエストにお応えするのにとても苦労が多いようです。
季節によって咲く花と咲かない花があり、なかなか理想どおりに行かないという理解も必要です。
ブーケは結婚式にはなくてはならないアイテムの一つ
生花の持つエネルギーはとても強く、朝一番で運ばれてきたブーケを見た時のお嫁様の笑顔は、そのエネルギーに高められてさらに綺麗に輝くのではないでしょうか。
ブーケを見たときのカップルのテンションは必ずと言っていいほどアップするので、これからもっとハワイにも色々な種類のお花が入ってくるようになればいいなと思っています。
美しいブーケは、見る人に感動を与えて心 を和ませます。ウエディングカップルの大切な思い出の品物の一つです。