今年に入って 雨季だというのに雨が降らないハワイです。
ハワイウエディングを予定している方にとっては、雨が少ないのはありがたいのですが、 それでもこんなにお天気が続くと 異常気象を感じます。
こんな異常気象だと 影響があるのが『お花』。
私たちが、撮影で必要なブーケのお花が、今年は少ないらしくて、お花畑が非常に心配です。
ハワイは土地が狭いので、お花もたくさん栽培できるわけではありません。このため、ハワイ産のお花で作ったブーケやレイはとても貴重な物です。特にマイリ*の葉っぱで作った「マイリレイ」。ハワイ島から来るのですが、
一時期、ハワイ島でも生産が追いつかなくなり、今はトンガからも輸入しているそうです。
デンドロビウムと言う 蘭の種類のお花も、ハワイの代表的なお花で、オアフ島で採れたデンドロビウムは非常に生命力が強く、切り花にしても 1ヶ月は持つと言われています。
ハワイ以外のデンドロビウム(種類が違う)は、タイから送られてくるそうです。
一つ作るのに沢山のお花を使うレイ 。生のお花をふんだんに使ったレイを首にかけて、結婚式をするのは本当に素敵ですね。
生花はエネルギーが強く 癒しの力があると言います。せっかくのハワイのウエディング、できれば生花を使った レイ やブーケがお勧めです。
※マイリ(=マイレ、Maile)はハワイ固有の植物のひとつ。古代では、戦場で停戦の儀式に使われたといわれています。葉や茎をつぶすと、バニラのような甘い香がするそうです。
マイリのレイは唯一、葉っぱだけでつくられます。フラの神様「ラカ」に捧げられ、人と神を結ぶ象徴であり、人と人とを結ぶ象徴でもあるとか。このため、ハワイの結婚式で、夫婦の絆を誓うものとして使われてきました。最近ますます貴重になってきているマイリのレイ。ハワイ・ウェディングで身に着けるときは、神聖な意味があるということを覚えておいてくださいね!