新婚旅行、素敵なホテルに滞在して、行きたい観光スポットも巡って、美味しいものに舌鼓を打ち、しっかりショッピング!とあれこれ欲張って堪能したいですよね。
とはいえ、どうしても気になってしまうのが予算。「でも妥協したくない!」という方に是非お勧めのビュッフェがあります。
それは「アントネッロ・コロンナ=オープン」の平日ランチビュッフェ!
イタリアのテレビ番組などに数多く出演している、ローマ出身の有名シェフ「アントネッロ・コロンナ」氏がプロデュースするレストランです。
去年までミシュラン1つ星レストランでしたが、今年は惜しくもそのタイトルを失ってしまいました。
でも、お味の程は変わらず、火曜から金曜までの平日ランチに、16ユーロ(2019年3月現在で約2000円)でお料理を好きなだけ取りに行ける、ローマっ子に人気のお得ビュッフェです。
当たりはずれの多いローマのレストランですが、ここはいつもイタリア人で満員。美味しいレストランかどうかを見分けるには、地元のイタリア人がどれだけ入っているかが美味しいお店のバロメーターでもあります。
ちなみに「アントネッロ・コロンナ=オープン」のメインのレストランは、ディナータイムのみの営業です。
三越・ローマ店で有名なナツィオナーレ通りにあるレストラン
おすすめのレストラン「 アントネッロ・コロンナ=オープン」があるのは、ローマの共和国広場から始まるナツィオナーレ通り。日本の百貨店でおなじみの三越のローマ支店もあり、ちょっとしたショッピング通りでもあります。
そのナツィオナーレ通りに、パラッツォ・デッレスポズィジオーニ(通称:パラエキスポ)という展覧会が催される美術館があり、そこの最上階に「 アントネッロ・コロンナ=オープン」レストランがあります。
この建物向かって右側を通るミラノ通りに入口があります。
トンネル横の階段を上ったところがレストランの入口です。美術館に入らなくてもレストランをご利用になれます。
「 アントネッロ・コロンナ=オープン」でショッピングや芸術鑑賞の後に充実ランチ!
とにかく広々と開放的で明るい店内。天井までガラス張りです。お外の眺めも歴史ある建物に囲まれ、雰囲気満点です。
イタリアのランチタイムの13時ごろに、近所で働いている会社員の方々が大勢でやってきますので、営業開始時間の12時30分ごろに行けば大抵お席を確保できます。
平日メニュー(火曜~金曜、月曜日はお休みです!)は一律ビュッフェです。お席についたら、ビュッフェには含まれない飲み物さえオーダーすれば、あとはお料理を取りに行くだけ!
注文にまごつくことなく、海外初心者さんでも簡単です。
新婚旅行中の偏った食事を解消!目で見て選べる充実メニュー
ビュッフェスタイルのいいところは実際に自分の目で見て、お好きな量だけお料理を選べるところでしょうか。普通のレストランなどで、メニューだけ見ても、あまりどういったお料理なのかピンときませんよね。特に海外でメニューが外国語だと、なおさらです。
その点ビュッフェだと、どういったお料理かが目で見て決めることができるので、便利です。
このレストランのビュッフェの展示スペースはさほどないのですが、常に補充され続けるのでお料理がなくなることはありません。
お料理の種類も、チーズやドルチェ、つけ合わせのお野菜は、定番のものを除けば毎日日替わりでビュッフェのお料理が変わります。積まれているお皿をとり、お好きなものをお好きなだけ、何回もとりに行けます。
私が訪れた日のビュッフェメニューをいくつかご紹介しましょう!
チーズなどの前菜やライス系のお料理が並ぶコーナー
この日は、上写真左から、野菜のクスクス、黒ライスサラダ、イタリアンライスサラダ、フムス、スップリッという名のライスコロッケがありました。
つけ合わせのお野菜のお料理のコーナー
色々なお野菜が豊富にご賞味いただけます。
チコリのトウガラシとニンニク炒め、ポテトのオーブン焼き、ミックスサラダ、煮た人参、さやいんげん、ナスのグリル、赤カブの煮物、ほうれん草のオイル焼き、野菜のフリットなどがありました。
これだけの種類の野菜料理はなかなか家庭でも用意できないのですが、お気軽にお野菜の補給ができるのがうれしいですね。
メインのお魚・お肉のコーナー
お肉は冷めないように蓋つき保温ケースに入っており、なくなったら随時新しいお料理が充填されます。
別の種類のお肉料理もこの後新しく置かれておりました。
その他にも、2種類のパスタのお料理と2種類のスープのお料理もありました。
ドルチェ(デザート)コーナー
チョコがけブラウニー、定番のティラミス、ミルフィーユ、パウンドケーキ、2種類のソースがけパンナコッタ、季節のフルーツがありました。
元ミシュラン星付きレストランのお味はいかに?
ここのお料理は塩分控え目でヘルシーな優しい味付けです。塩分の多いはっきりしたお味のローマ料理でお疲れの時に最適。色々なお料理をちょっとずついただけるのがビュッフェのよいところです。
少し彩りが同じ色ばかりであまり見映えがしないのですが、サーモンとナスのニョッキ、手作りパスタのラグーソースあえ、お野菜のフリットをチョイスしました。中でもサーモンとナスのニョッキが絶品でした。
イタリアでは、カトリックの習慣の名残りで、火曜日と金曜日に肉の代わりに魚を食べる習慣が残っているのですが、このレストランでも、火曜日と金曜日は魚を使ったお料理が若干増えるそうです。
豚肉のホワイトソースがけとカジキマグロと野菜のオーブン焼き、どれもかなり美味でした。濃いお味でごまかすのではなく、素材のおいしさを生かした繊細な味付けがここのレストランのお料理の特徴です。
新たにお料理を取りに行く場合は、新しいお皿にとりますので、同じお皿を使う必要はありません。空になったお皿はテーブルに置いておくと給仕の方が下げてくれます。
新しいお肉料理(ピザ風牛肉)も追加されておりました。ミニモッツァレッラチーズとスパイスチキンサラダを添えてお皿に盛りました。
人参がぎっしり詰まった、まさに人参味のスープでした。ここでも、素材の持つお味がしっかり生かされていました。
ドルチェは定番のティラミスとブラウニ―、二種類のソースのパンナコッタをチョイス。すべてお砂糖控え目で日本人好みのお味だと思います。
「アントネッロ・コロンナ=オープン」の平日ビュッフェ、いかがでしたでしょうか。
クオリティーもコスパも優秀、雰囲気も素敵なこのレストランへ、ローマにハネムーンでお越しの際は是非行かれることをお勧めします。
<Information>
アントネッロ・コロンナ=オープン (Antonello Colonna Open)
営業時間:
・シティ・ランチ(平日ビュッフェ 16ユーロ)
火~金曜12:30~15:30
・ブランチ(土日ビュッフェ 30ユーロ)
土~日曜 12:30~15:30
・レストラン(ディナーのみ営業)
火~土曜 20:00~23:00
住所:Via Milano 9/A, 00184 Roma
最寄りの駅:地下鉄 A 線 レプッブリカ駅(Repubblica)より徒歩約10分
※2019年3月現在 地下鉄A線 レプッブリカ駅はエスカレーター整備により閉鎖中。復旧のめどは立っていません。
※テルミ二駅から徒歩で15~20分、テルミ二駅前から64番、40番、H番のバスがでています。
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