イタリアでのハネムーン、お二人の思い出に残る特別な高級ホテルに
泊まってみたいですよね。

5つ星ホテルが並ぶローマの高級ホテル街といえば、真っ先に思い浮かぶのが「ヴェネト通り」(Via Veneto)です。フェデリコ・フェッリーニ監督の1960年の映画「甘い生活」(La Dolce Vita)の舞台となったことでも知られています。

ヴェネト通りは、ローマ有数の観光スポットで、スペイン階段やトレビの泉、最寄りの地下鉄駅にも徒歩で行くことができ、ロケ―ションの良さも抜群です。

今回ご紹介するハネムーンにおすすめのホテルは、ヴェネト通りの中心に位置する5つ星ホテルの「バリオーニ・ホテル・レジーナ」です。

バリオーニ・ホテル・レジーナの外観
「バリオーニ・ホテル・レジーナ」(C)Baglioni Hotel Regina

 

イタリア王妃とも縁がある由緒正しいホテルの歴史

1904年に開業したこのホテル。イタリア王妃マルゲリータ・ディ・サヴォイアが、ローマでの住居「ヴィラマルゲリータ(現:アメリカ大使館)」が完成するまで滞在していたことで知られています。

マルゲリータ王妃から称号を与えられたホテル
1911 年 1 月付けのイタリア王家からの書状

1911年1月、王妃はホテルの質の高いサービスやホスピタリティーに感謝の意を込めて、レジーナ(王女)の名称、サヴォイア王家の紋章をホテルが使うことを許可しました。

新婚旅行なら、思いきって本物の格式あるホテルを選んでみては?

2012年に全面改装されていますが、かつての輝きはそのまま。

今から 100 年以上も前、このホテルでイタリア王妃が見たであろう光景を自分たちの目で確かめることができます。

ロビーは歴史的価値のあるインペリアルスタイル(帝政様式)の内装、調度品はすべてホテル開業当時のオリジナルのものです。

「バリオーニ・ホテル・レジーナ」のロビー
「バリオーニ・ホテル・レジーナ」のロビー

今回は取材の日に空いていた、ホテルのお部屋をいくつか見せてもらうことができましたのでご紹介します!

女王気分が味わえるお部屋「レジーナ・スィート」

「バリオーニ・ホテル・レジーナ」のレジーナ(女王)の名を冠するレジーナ・スィートのお部屋をご紹介します。

5階(イタリア式4階)に位置するこのスィートルームは80㎡と広々。窓からはヴェネト通りが見渡せます。

レジーナスィートのリビングルーム
レジーナスィートのリビングルーム (C)Baglioni Hotel Regina

高級感あふれる黒い大理石の床は落ち着いた雰囲気を醸し出し、空の長旅や観光の疲れをすぐに癒してくれそうです。

ところどころにしつらえたアールデコの調度品がお洒落。

落ち着いた色味で統一されたベッドルーム

緑とクリーム色を基調としたインテリアのベッドルームも、心休まるリラクゼーションを約束してくれるでしょう。

ゆったりとしたバスルーム (C)Baglioni Hotel Regina

こちらはバスルーム。自然の中にいるような色調のベッドルームとはうってかわって、情熱的な赤と白の大理石のコントラストが美しい芸術的なインテリアです。

このレジーナ・スィートは、お部屋の名前の通り、レジーナ(女王)気分を味わえるゴージャスなお部屋ですね。

1泊1,600ユーロから。日本円にするとだいたい21万円前後、お1人あたり10万5千円前後で1泊できる計算になります(2018年6月現在のレート)。

少しお部屋のランクを落としても十分ゴージャス!

「グランド・デラックスルーム」のお部屋は35㎡。レジーナ・スィートに比べれば小ぶりですが、十分な広さがあり、天井も高い設計です。

グランド・デラックスのお部屋 (C)Baglioni Hotel Regina

アールデコのオリジナルの調度品は残しながらも、明るい色調のファブリックや壁紙を使うことでモダンに仕上げています。

床やバスルームはすべて大理石を使用しています。

1泊430ユーロから。日本円にするとだいたい 5万5千円前後、お1人あたり2万8千円前後で1泊できる計算になります(2018年6月現在のレート)。

広さ 25㎡の「スーペリアルーム」は、当時の面影を一番残すお部屋です。

エレガントなアールデコの直線的な調度品と、曲線的なラインの照明たちやソファーが、調和のとれたコントラストをなしています。

スーペリアルーム
スーペリアルーム

1泊280ユーロから。日本円にするとだいたい3万6千円前後、お1人あたり1万8千円前後で1泊できる計算になります(2018年6月現在のレート)。

こちらのお部屋なら十分手が届きますね!イタリアらしい歴史の趣を感じる滞在が楽しめますよ。

ラグジュアリーの真骨頂!夢のような超豪華なペントハウスもあります

このホテル、ローマの5つ星ホテルの中でも、トップクラスの広さと贅を尽くしたペントハウスがホテル9階(イタリア式8階)の屋上にあります。

ハネムーンにはちょっと贅沢すぎますが、普段なかなかのぞけない世界なので、ついでにご案内いたしましょう!

屋外のテラス(290㎡)を含めたペントハウスの広さはなんと560㎡!リビングルームはなんと2つ。1つは暖炉までついていました。

ゆったりとしたペントハウスのリビングルーム
ゆったりとしたペントハウスのリビングルーム (C)Baglioni Hotel Regina
セカンドリビングルーム
セカンドリビングルーム

さらにベッドルームが3つもあり、そのうち一つはマスターベッドルームはご覧の景観!

圧巻のパノラマが楽しめるマスターベッドルーム 
圧巻のパノラマが楽しめるマスターベッドルーム  (C)Baglioni Hotel Regina

窓から見渡せるのは、バチカン市国の聖ピエトロ大聖堂やローマのランドマークのヴィットリアーノなどの圧巻のパノラマです。

窓の下にあるミラーの中には薄型テレビが隠されており、パノラマの妨げにならないように配慮した作りです。ボタンワンタッチでテレビが上にあがってきます。

窓の下にあるミラーの中に薄型TV
薄型TVがミラーの後ろに隠されてる
窓から見えるパノラマを遮らない配慮
ワンタッチでTVが上にせりあがる仕掛け

キッチンやダイニングまで付いており、さらには24時間対応の執事、1日3時間の専属シェフ、プライベートバーマンサービスまで、至れり尽くせりのサービスが満載です。

ローマの街をぐるりと360度見渡せるテラスには屋外ジャグジープールもあります。

290㎡もの広々としたテラス (C)Baglioni Hotel Regina

夢のようなステイが楽しめるペントハウス、気になる宿泊料は、1泊9,000 ユーロから。

日本円にするとだいたい116万円前後です(2018年6月現在のレート)。ただし、ミニマムステイは2泊からです。

このペントハウスは現実離れした豪華さで手が届きにいのですが、お部屋が空いている時に限り、テラスを貸切り、ホテルの他の宿泊客を誘ってホテル側が即興でアペリティフ(食前酒と軽食を楽しむこと)をする時があるそうです。

このテラスでアペリティフをすることは、ホテルが即興で行うことなので、残念ながら前もって知ることはできないそうです。

通常のアペリティフは、毎日ホテルのラウンジで夜7時頃にから楽しめますので、ご安心を。

まるで映画「甘い生活」に出てくる主人公達になったような気分に浸れるこのホテル。

お部屋の外の通路や階段も、ヨーロッパならではの趣のあるつくりとなっています。

次回の記事ではホテルでのお食事やスパなどについてレポートします。

動画提供:Regina Hotel Baglioni Roma

<Information>
バリオーニ・ホテル・レジーナ Baglioni Hotel Regina
ホームぺージ
住所:Via Vittorio Veneto, 72 00187 Roma
最寄りの駅:地下鉄 A 線 バルベリーニ駅(Barberini)より徒歩約5分





★日本での予約・お問合せ先★

ザ・リーディングホテルズ・オブ・ザ・ワールド
ホームぺージ
電話:0120-086-230(平日9:30~18:00)


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