こんにちは。
イタリアの子供たちはカーニバル時期に何を着るか、いろいろと考えています。
先週はヴェネチアカーニバルのご紹介しましたね。
今週はカーニバルの時期にだけ販売されるお菓子をご紹介いたします。
古代ローマ時代から食べられているカーニバルのお菓子「フラッペ」
ローマでは「フラッペ」と一般的に呼ばれていますが、地方や場所によって呼び方が変わるのが、このカーニバルのお菓子の特徴の一つでもあります。
ローマ地方「フラッペ(カーテンに着ける飾りのヒラヒラの意味、ラテン語のFrappesusから)」
多地方 「キアッキエーレ(おしゃべりという意味)」
トリノ・ミラノ地方 「ブジーレ(嘘という意味)」
サルでニア地方「オルリエッタス」
ボローニャ地方「スフラッポーネ」
他にもいろいろな呼び名がついています。
古代ローマ時代から食べられてきたそうで、小麦粉と卵で作った生地を油で揚げて、はちみつや粉砂糖をまぶして食べます。
このお菓子は、揚げているタイプと、オーブン焼きタイプと2種類あり、どちらもサクサクとした歯ごたえでとてもおいしいです。
丸い揚げ菓子やクリームの入った揚げ菓子などこの時期だけのドルチェもありますよ。
バールで「フラッペ」を注文してみよう!
今の時期、お菓子屋さんや、BARに行くと、「フラッペ(ローマ呼び)」がたくさん並んでいます。
重量売りなので、店員さんに「Un po’ di Frappe(ウンポディフラッペ)」と言って、買ってみませんか?袋に入れてもらえば、散歩しながらパクパク食べ歩いても楽しいですね。
※Un po'(ウンポ)とは、「少し」という意味です。 旅行中になにかと必要になる「単語」かと思います。
私個人は、チョコレート(Fondente/ダークチョコレート味)がかかっているフラッペが大好きです。
この時期にイタリアへいらっしゃるお二人は、カーニバルを見て楽しみ、カーニバルのお菓子を食べて楽しんでくださいね。
2015年 ローマより 桜子
※カーニバルは、移動祝祭日の復活祭(イースター)を基準にしているので、毎年時期が変わるので注意!
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