ローマには、チネチッタ(Cinecitta)と呼ばれる、映画製作所があります。
日本とイタリアを結ぶ映画といえば・・・「テルマエ・ロマエ」と思いませんか?
漫画家・やまざきまりさんの作品で、2012年に、映画化され、主演の阿部寛さんを主役にローマ時代の温泉と現在日本のお風呂との裸の交流を描く、笑いあるストーリーです。
映画「テルマエ・ロマエ」はここ、チネチッタで撮影
この映画は、2012年夏に、ローマを流れるテベレ川沿いで屋外上映がされたほど、ローマでも話題になった作品です。
見学の写真で見るのと、映画としてセットされているのとでは、リアル感が違いますね。
個人的に思ったのは、阿部さん顔は濃いけれど、胸毛やすね毛がなくて肌がきれいだった(笑)。
実際のローマ人は、胸毛もすね毛も濃くてすごかったのだろうけれど・・・。
映画ファンには必見のスポット!ガイド付きツアーで回ります
チネチッタでは、古代ローマ時代の映画撮影や、アメリカ西部やNYの街並みを再現した屋外スタジオなど、映画の好きな人には楽しい空間です。
私も、昨年チネチッタを見学に行きました。
ローマは街中に遺跡があり、古代ローマの大理石の柱に触れる機会も多いのですが、チネチッタの古代ローマはやはりスタジオ。
見た目は大理石ですが、触ってみると、「なるほど、これで作られているのですね」と納得いたします。
チネチッタの撮影所を見るためには、ガイド付きのツアー見学のみとなります(2014年現在1人20ユーロ、約2,600円ぐらい)。
自由見学(10ユーロ)は構内につくられた映画博物館のみになりますのでご注意を。
場所は「ローマテルミニ駅」から地下鉄A線に乗り、「チネチッタ(Cinecitta)駅」で降りてすぐです。
帰りはタクシーで、旧アッピア街道を通り、タクシーに少し待ってもらい、古代ローマ時代の石畳を歩き、そしてまたタクシーで市内まで送ってもらうというのはいかがでしょうか。
チネチッタから旧アッピア街道まで車で約10分の距離です。
※タクシー代:チネチッタからの往復&10分前後の散歩待ちで約20-30ユーロが相場です。
この写真は、旧アッピア街道。チネチッタの石畳とはやはり歴史が違います。
ハネムーンのフリータイムにぜひ。
ローマより 桜子
<Information> チネチッタ Cinecitta
ホームぺージ
住所: Via Tuscolona 1055 Roma
最寄り駅: 地下鉄A線「チネチッタ(Cinecitta)駅」目の前
営業時間: 9時30分~18時30分、水曜定休
※ガイドツアーはイタリア語で1日5回、約40分間で10名~20名のグループで回ります。その他は英語とフランス語の回もあります。以下を参考にしてください(2018年9月現在の情報)
●10時 イタリア語
●11時30分 イタリア語・英語
●12時 フランス語
●13時 イタリア語
●14時 イタリア語
●15時15分 イタリア語・英語
●16時30分 イタリア語
※このツアーの時だけ日本語ガイドに付き添いを希望する場合は相談に乗ります。ハネムーンS編集部(honeysupport@honeymoon-s.jp)までお問合せください。
※日本語ガイドをお願いする場合は、ガイド料の他にチネチッタ入場料(20ユーロ)と交通費が別途かかります。あらかじめご了承ください。