日本と違い湿度を感じる暑さではないけれど、平気で40度近い気温になるのがここ数年のローマです。暑さのあまり、アスファルトが溶けている箇所もあるくらい!!

《暑いローマを観光するアドバイス》

●午後2時から4時頃は一番暑い

この時間帯にお昼をいただくなり、ホテルに一度戻り疲れを取ってみてはどうですか? 暑い中無理して歩かなくても、ローマの夏は夜8時過ぎまで明るいですので、夜のお散歩のための体力を養いましょう。朝8時頃から14時頃まで。16時から22時頃までと一日を2パターンに分けるといいですよ。

●UVカットつばの広い帽子、サングラス、日焼け止めクリーム

日本のように、UVカットアームカバーをするような人はいませんし、日よけのために長袖を着用する人もいません。日傘をさして片手がふさがっているとジプシーに狙われる可能性もあります。服装で100%日本人観光客とわかります。

帽子で日除け、腕には日焼け止めクリームを塗って元気に観光してくださいね。

●歩きやすいサンダル

オーダーメイド可能。歩きやすいサンダルでローマ観光

ビーチサンダルをはいている観光客も多いですが、イタリア人でビーチサンダルで歩き回る人はほとんどいません。イタリアはおしゃれなサンダルもたくさん売っています。トラステベレの手作りサンダルショップでサンダルをオーダーメイドするのもいいかもしれませんね。

パンプスの靴ではストッキングを履くと暑苦しく感じます。ストッキングよりもカバーソックスで素足感覚のおしゃれのほうがいいですね。

●少し幅のある夏用のショール

キリスト教の教会では、肌の露出の多い方は出入り禁止です。 タンクトップや、ショートパンツで街中を観光している間に教会を見学するのであれば教会内ではショールで肩を覆えば問題ないです。(この場合でもビーチサンダルなどは不謹慎な装いとなります)

●ジェル状の保冷剤

保冷剤を凍らせておけば、暑いローマの観光のときに便利です。 ホテルの冷蔵庫で夜中に冷凍しておいて、昼の観光時に、持ち歩くと熱中症予防にもなります。

●水筒もしくは空になってもペットボトルは捨てない

ローマにある湧き水ポイント。ペットボトルが空になっても捨てないように

暑い夏のローマでは水分補給が必要です。ローマ市内には、湧き水ポイントが多々ありますので、空のペットボトルや水筒があれば、その都度冷たい湧き水を補給できます。

上の写真の様に蛇口を止めると、上から飲みやすく水が噴き出す仕組みになっていますので、水筒がなくても水分補給ができます。

※コロッセオ周辺など、モロッコ人などが冷たいペットボトルを持ち歩き手売りしています。凍って冷えていておいしそうですが、彼らからの購入は控えたほうがいいですよ。

私個人的な意見かもしれませんが、歩き売りモロッコ人が「立ちション」している姿を何度も見かけます。その後手を洗っていないのも知っています。衛生的に口につけるものは彼らから購入しないほうがいいですね。

●観光バスを賢く利用

8月のローマを観光するのに、暑い中歩くよりも、観光バスを上手に利用して、観光名所をめぐるといいです。 ホテルから近い昇降口を覚えておくことをお忘れなく。

観光バスのチケットは、観光バス乗り場で直接購入できます。

8月のローマは、普段のローマと少し違い、お店が夏季休暇になっていることもありますので、お目当てのお店やレストランには電話してみたり、HPで確認をすると安心ですね。

楽しい夏の思い出をたくさん作ってくださいね。

ローマより 桜子