旅行につきものなのがお土産。贈る人へ思いを馳せながらその人にあったお土産を選ぶのは楽しいものです。
でも、旅行中の時間が限られた中、大量のお土産を買わなければいけない場合、残念ながら楽しみが苦しみへと変わってしまいます。ましてや新婚旅行となると、身内の方だけでなく、職場の方など、沢山の方々へお土産を買う必要がありますよね。
私も毎年１回日本へ帰省するのですが、その度、日ごろからお世話になっている人などへお土産を購入するのに、かなり時間と労力を費やします。
特別な人へちょっと奮発していいものをお土産にする場合は、イタリア製の皮製品や高級ワインなど、すぐに目星がつくのですが、ほんの気持ち程度のバラまき土産をたくさん選ぶのは意外に大変。
限られた予算やスーツケースのスペースを考慮しながら、かさばらず軽量で低予算なものを選び、なおかつ見栄えがよくてもらって嬉しいものを探します。
実際探してみると、そんな条件にあったものは、なかなか見つかりません。時間をかけて一生懸命探して、予算よりちょっと高めだけど奮発して買ったお土産が、日本の100円ショップに類似品、もしくはもっと性能がいいものが売られているのを見たことが何度かありました。
せっかくの二人だけの時間を楽しむハネムーンで、お土産探しに時間を割くのはちょっと残念ですよね。
今回は、私の毎年のイタリア土産選びの経験を生かし、ハネムーナーさんの貴重なお時間をお守りしたいと思います（笑）！
新婚旅行で購入するならコレ！イタリアのバラまき土産5選
スーパーで買えるお手軽なバラまき用のお土産の中で、やっぱり一番もらって嬉しい食べ物のみを5つ厳選し、ランキング形式で紹介します。
イタリアバラまき用土産【第1位】即席リゾット
毎年必ずお土産に持って帰るのが即席リゾットです。「即席」と書きましたが15分くらいかかります。
レストランやイタリアの家庭で作ったリゾットよりは味が落ちますが、なかなか美味しいです。
日本で買うと高いリゾット米と一緒に既に調味料が入っており、沸騰したお湯（記載の水量）に入れて焦げ付かないように15分前後、時々混ぜながら作っていきます。日本でもおなじみのクノール社からのもありますし、スーパーマーケットが出しているオリジナルブランドのもあります。
お値段は大体1.5ユーロ～2ユーロ前後（2019年1月現在の換算レートですと約188円～312円）。
色々な味のリゾットがあって迷ってしまいます。どれもなかなかおいしいのですが、おススメはこの二つ。
●漁師風リゾット（リゾット・アッラ・ぺスカトーラ）
●ポルチーニ茸とサフランのリゾット（リゾット・アイ・フンギ・ポルチーニ・エ・ザッフェラーノ）
お土産として渡す時は、作り方の以下のようなメモを添えて渡すと親切です。
裏面の分量（大抵500～600ml）のお湯を鍋に沸かし、沸騰したら袋の中身を投入して、蓋をせずに、15分前後、もしくは水分が減るまで、焦げ付かないように時々混ぜます。できたら熱いうちにお召し上がりください。
お好みでお好きな材料やチーズをいれても更においしくなります。
リゾット米はアルデンテですので、歯ごたえが残ります。
イタリアバラまき用土産【第２位】チョコレート
イタリアのチョコは本当に沢山の種類があって、味わいも深くて、おススメです。
夏場はちょっと溶けてしまう恐れがあるので気を使いますが、冬場なら是非お土産にしたいものです。王道のバチ（BACI）チョコはお土産に不動の人気です。
お土産、何にしていいか困ったときはこれで・・・。
こんなにも種類があり箱入りのものや袋入りのもの、板チョコも豊富です。
オリジナリティー溢れるお土産にしたい場合は、こんな変わり種のチョコを選んではいかがでしょうか？
ノーヴィ社の「ネーロシリーズ」。
このシリーズのチョコは70％カカオのビターなチョコにコーヒー豆、キイチゴ、ブルーベリー、ミント、オレンジピールなどが入った大人のチョコです。板チョコといえど、パッケージも厚手の紙で高級感があり、絵柄もお洒落で素敵です。
バチチョコも出しているペルジーナ社のオトナの板チョコもおすすめです。カカオ豆、ピスタキオ、オレンジピールなどが入ったチョコ、85％の超ビターチョコなどがあります。この超ビターチョコはエスプレッソコーヒーによく合う味です。
あと、大人の味チョコで、おすすめなのはペペロンチーノ（とうがらし）入りの板チョコです。ペペロンチーノチョコは上のペルジーナ社が出してるネーロシリーズからも出ています。
スイスのメーカーになりますが、リンツ社のペペロンチーノチョコもおいしいです。
口に入れる時はトウガラシの味はしないのですが、のど越しがほんのりトウガラシです。
辛くはなく、わずかにピリピリとした感覚が残ります。好きな人とそうでない人が分かれそうですが、お土産としては面白いです。
今回ご紹介した変わり種の板チョコのお値段は1～2ユーロ台で買えます（2019年1月現在の換算レートですと約125円～250円）。
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イタリアバラまき用土産【第３位】カラーパスタ
カラーパスタ、なかなか日本で売ってないものですし、調理したときに見た目も素敵です。ただ、イタリアの一般的な家庭ではあまり使われず、ホームパーティーなどで特別な演出をしたい時などに使う人もいます。
ただ、ちょっと重くてかさばるのでスーツケースの許容量に余裕があるときのみおススメします。あと、輸送中に割れないように気を使う必要があります。
カラーパスタのお値段はピンキリですが、通常のパスタよりは割高で、大体250ｇ4～6ユーロくらいします（2019年1月現在の換算レートですと、約500円～750円）。
コロッセオやピサの斜塔、ミラノのドゥオモなどのイタリア各地の有名モニュメントの形をしたカラーパスタもあります。
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イタリアバラまき用土産【第４位】スパイス
料理好きな人に必ずあげるお土産は、やっぱりスパイスです。コスパもよくて、軽いです。
ガラス瓶に入ったものや、プラスチックの入れ物に入ったものがありますが、プラスチック製のものの方がはやり軽くて、割れる心配をしなくていいです。
手のひらに収まるくらいの小瓶に入ったスパイスや乾燥ハーブ。全部そろえたくなりますね。
お料理の用途に合わせていろいろな乾燥ハーブやスパイス、塩がミックスされている調味料もおススメです。調理する時にふりかけるだけで本場の味になります。
袋に入ったスパイスもかさばらずに軽くて、リーズナブルです。
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イタリアバラまき用土産【第５位】オリーブオイル
日本でも人気の高いイタリア製のオリーブオイルはやっぱり美味しいです。
郊外のスーパーなどに行くと、大きい瓶や缶に入ったオリーブオイルしか売ってないのが難点。でも、ローマの歴史街地区のスーパーに行くと、大抵お土産に最適な小さな容器に入ったオリーブオイルが売られています。
前回の記事でご紹介したテルミ二駅地下街のスーパーマーケットのコナッドに、豊富にあります。
瓶よりもやはり小さい缶入りのオリーブオイルが、スーツケースの中で安心です。
今回ご紹介したお土産の中で一番値が張りますが、日本で同じ物を買うと、これの数倍のお値段がしますし、イタリア産のオイルが使われていない場合も多くあります。
色々なフレイバー付きオリーブオイルも、調理する時やでき上がったパスタにかけたりするとこれまた本場の味に近づけることができます。トウガラシ、バジリコ、白トリュフ、レモン、ガーリックなどの風味のオリーブオイル、これだけでコクが出せます。
いかがでしたでしょうか？
バラまき土産を探す時間が省ければ、二人のための貴重なお時間をさらに満喫できること間違いなしですね！
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