前回ご好評だったバラまき土産の記事に引き続き、今回もスーパーで買えるイタリアバラまき土産のご紹介です。
第1弾は万人受けする食べ物からのチョイスでしたが、今回は特に女性がもらって嬉しいスキンケア関係にフォーカス。お財布に優しいプチプラのバラまき土産を厳選してみました。
新婚旅行に行かれるなら必見!バラまきイタリア土産ランキング・スキンケア5選
見た目も可愛く、実用性もバッチリの優秀スキンケア商品は、大量に購入して余ってしまっても自分用に使えてしまいますね!
今回ご紹介するのは以下の5つ。
- マネッティ&ロバーツのローズウォーターの化粧水
- マーヴィスの歯磨き粉
- ニュートロ・ロバーツのシャワ―オイル
- イ・プロヴェンツァーリのマルセイユ石鹸
- イ・プロヴェンツァーリのアルガンリップクリーム
ここでご紹介するものはすべてイタリアの会社の製品です。せっかくのイタリアからのお土産なのに、実はフランスやスイスのものを買ってきてしまったりする失敗も防げます。
スーパーで買えるものばかりなので、ハネムーン中にぶらりと立寄った時にまとめ買いすることをお勧めします。それではさっそくそれぞれを詳しくご紹介していきましょう。
イタリアプチプラ土産【第1位】マネッティ&ロバーツのローズウォーターの化粧水
マネッティ&ロバーツのローズウォーターの化粧水(Tonico rinfrescante)は、イタリアで本当に長く愛されてきたロングセラー定番商品。イタリアの殆どのスーパーで購入可能です。
1843年にフィレンツェ在住のイギリス人薬剤師ロバーツ氏により設立され、1921年にフィレンツェのイタリア人薬剤師のマネッティ氏との共同事業になり、マネッティ&ロバーツ社と名を変えました。
ヨーロッパらしい格調あるレトロなパッケージデザインも素敵ですが、化粧水としてももちろん優秀です。バラの香りが香る敏感肌対応の化粧水でさっぱりとした使用感です。
ローズウォーターシリーズの製品は95%の成分が自然由来のもので、主成分は3種類のバラの花とローズヒップの実から抽出された成分で安心のクオリティーです。
上写真のものは100mlのミニボトルで2ユーロ前後(2019年4月現在で約250円)。300mlのボトルも5ユーロ前後(2019年4月現在で約630円)とかなりリーズナブル。
使い方は洗顔後、化粧水のように手のひらに出すかコットンで顔や首筋に付けます。もしくは、拭き取り用化粧水として使うこともできます。
イタリアの水は硬水なので収れん作用が強いのが難点。硬水で洗うと、その収れん効果で顔が乾燥してしまうため、水を使った洗顔を避け、拭き取りだけで済ますやり方が主流です。軟水の日本では問題なく洗顔ができるので、日本で使用するなら通常の化粧水としての使い方がベターでしょう。
他にも拭き取り専用化粧水やアンチエイジングクリームなども出ています。気になる方はローズウォーターシリーズの公式サイトでチェック。
イタリアプチプラ土産【第2位】マーヴィスの歯磨き粉
1902年にフィレンツェで設立されたルドヴィコ・マルテッリ社のマーヴィスシリーズの歯磨き粉は、これまたイタリアで長く愛されているロングセラーの歯磨き粉です。歯磨き粉売り場でひときわ目立つパッケージデザインが特徴です。
高級感溢れるレトロなデザインのパッケージは外箱もチューブも素敵です。チューブはまるで絵の具のチューブのようで歯磨きが毎回楽しくなりますね。インテリアとしてバスルームにあるだけで朝から気分が上がりますね。
実は蓋までオシャレ!
写真は85mlのチューブですが4~5ユーロで購入できます(2019年4月現在で約500~630円)。25ml入りのミニサイズの商品もありますが、このサイズはスーパーにはないことが多いです。
7つもフレーバーがあり、フレーバーごとに色の違うパッケージをすべてそろえたくなります。
緑のクラシックストロングミント(写真のもの)、白のホワイトニングミント、青のアクアティックミント、紫のジャスミンミント、オレンジのジンジャーミント、黒のリコリスミント、赤のシナモンミント。
その中で、一番人気のフレイバーはホワイトニングミントです。ホワイトニングミントの値段設定は7ユーロ前後(2019年4月現在で約880円)。
イタリアの他の歯磨き粉に比べてちょっと割高です。日本ではデパートでの取り扱いがあるこのマーヴィスの歯磨き粉は、かなりの高級品として販売。
お土産にされると喜ばれると思います。ちなみに、味もおいしいです(笑)。
イタリアプチプラ土産【第3位】ニュートロ・ロバーツのシャワーオイル
こちらの商品も第1位でご紹介したローズウォーターを製造する「マネッティ&ロバーツ社」のもの。シャワーオイルも優秀です。
シャワーオイルとは、オイルでできたボディーソープのことで、乾燥肌や敏感肌の人に最適です。刺激が強いとされる物質(パラベン、アルコール、ラウレス硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、シリコン、パラフィン、鉱物油、フェノキシエタノール、プロピレングリコール、ワセリンなど)を一切除去してあります。泡立ちは控えめですがスッキリと洗って、洗い流しても肌がしっとりすべすべになります。
硬水のお湯を浴びると肌がすごく乾燥してしまうのですが、このシャワーオイルを使えばお肌の潤いが持続しています。洗い流すマッサージオイルとしても使えます。
日本で使用する場合は乾燥しやすい冬場向きかもしれません。
このシリーズはアルガンオイル(写真のもの)、ココナッツオイル、オリーブオイル、アーモンドオイルの4種類の植物オイル成分のものがあります。
お土産には、日本でも最近注目されているアルガンオイルのシャワーオイルがおススメです。モロッコ地方に自生するアルガンの木の種子から抽出された、希少なオイルが使用されています。
上写真のものはトラベル用の40mlのミニサイズですが、250mlの普通サイズのもスーパーで4ユーロ前後で購入でできます(2019年4月現在で約500円)。
イタリアプチプラ土産【第4位】イ・プロヴェンツァーリのマルセイユ石鹸
北イタリアのサヴォ―ナで1965年にドメニコ・ジャナッソ氏により始められた小さな石鹸工房は、1970年にジェノヴァに移転してからも変わらぬ職人精神を貫いていきました。1998年に「イ・プロヴェンツァ-リ」という社名になっています。
この会社は、環境に優しい自然のオーガニック製品を多くの人々に提供したいというモットーに、お手頃価格なナチュラルボディ&ヘアケア商品を多く作っています。その中でもコストパフォーマンスが最もよいマルセイユ石鹸をお勧めいたします。
オリーブオイルを初めとする植物由来の成分のみのエクストラファインマルセイユ石鹸は、子供から大人まで、しかも髪の毛を含めた全身を洗うことができ、洗濯にも使えるオールマイティーな石鹸です。
髪の毛を洗う時は、手で先に泡立てて、その泡で洗うようにすれば石鹸カスが髪に残らないそうです。
ただ、アルカリ性に傾くので、すすいだ後にクエン酸などでHP調整をする必要があります。
お洗濯に使う場合はシミなどに直接石鹸でこすり、そのまま洗濯機に入れればOKです。
あと、クローゼットに入れて置けば虫よけの効果もあるそうです。
職人気質を大事にするこの会社は、この石鹸を木の板の台に流しこみ、自然乾燥させてから切る、という昔ながらの製法で製造しているそうです。
一つ1.5ユーロ前後でコスパも素晴らしいです(2019年4月現在で約190円)。
他にもたくさんの種類の商品を出しているので、気になる方は「イ・プロヴェンツァ-リ」公式サイトをどうぞ。
イタリアプチプラ土産【第5位】イ・プロヴェンツァーリのアルガンリップクリーム
これまたイ・プロヴェンツァ-リ社の製品の、アルガンオイル入りのリップクリームをおススメします。実際使ってますがガサガサのくちびるもすぐに潤う優秀なリップクリームです。
日本でもアルガンオイルの製品が増えましたが、まだまだ高価なものばかりで、これはお土産にもらって嬉しいものだと思います。
アルガンオイルの良さを知る日本の友人からリクエストの入るイタリア土産は、このリップクリームをはじめとするアルガンオイル配合のものです。イタリアはアルガンの木の原産国のモロッコから近いおかげか、アルガン製品もお手頃価格のものが豊富です。
イタリアでもアルガンオイル、大変注目されています。そのため、イ・プロヴェンツァ-リのアルガンオイルシリーズの他の商品ラインナップも豊富です。
アルガンオイル商品のラインナップはこちらのぺージを参考にしてください。
この製品は95.49%の原料がオーガニック素材で、100%が植物由来の成分で作られています。
環境にもお肌にも優しいだけでなく、お財布にも優しいこのリップクリームのお値段は3.5ユーロです(2019年4月現在で約450円)。
イタリアでバラマキ用におすすめしたプチプラ土産5選まとめ
バラまきイタリア土産ランキングのスキンケア商品編はいかがでしたでしょうか。
私の場合「あんなに買ったのにお土産が足りない!」という事態が日本への一時帰国の度に起こるので、とにかくたくさん買っておきます。
イタリアの食べ物のお土産が口に合うか分からない、もしくは苦手な方へのお土産に最適です。ちょっと年配の方などにはチョコなどの定番イタリア土産以外は食べ物系のお土産は敬遠されることがあります。
今回ご紹介したベスト5は、すべて実際自分で使ったことのある商品で、使用感や仕上がりがよかったものを厳選しております。これらのお土産を使った知り合いからのフィードバックもなかなかでした。
バラまき土産といえども、もらって嬉しいお土産だとあげる方も安心ですよね。
ハネムーンでイタリアへ行かれた際は、ぜひこちらの記事を参考に、時間・手間をかけず、喜ばれるお土産をゲットしてお帰りくださいませ。