6月の18日からラマザン(断食月)が始まりました。
ここモルディブはイスラムの国ですので全員がムスリムです。ラマダンと発音するところもあるようですがここではRamazanと言います。
始まる日にちは毎年違って新月から月が見えた日の次の日から始まり、新月の次に月が見えた日で終わります。
基本的に日に5回お祈りすると言うのは変わらないのですが日が出ている間は一切何も口にしてはいけないのです、水もタバコもです。そして日が沈むと同時に私たちで言う朝食(ブレイクファースト)を取ります。Breakfast、ファースト(Fast)は断食の意味でそれをブレイクすると言うことですね。
だったら朝早く日が出る前に食べてから寝たら良いのでは?と思いますが、4時頃にはモスクでお祈りを始めるのでその前2時間くらいから何もおなかに入れてはいけないらしいです。なので彼らは夜中の12時から2時くらいに食事を済ませないといけないそうです。
そういうわけでモルディブのラマザン中、ローカルの島は夜中がとてもにぎわっています。
普段からモルディブ人は昼よりも夜に活動している人が多く、夜更かしの国民ですが、この時期はさらに盛んになります。その分昼間は何もしない、この時期に休暇を取る人も多いです。
そして神聖な(ホーリーな)月というわけなので、この時期は禁欲の時期でもありそのような行動や言動も慎まなくてはならないそうです。
ラマザンとハネムーン時期が重なったら?
でも、リゾートではその様な雰囲気はまったく見られませんので、皆さんは十分ハネムーンを満喫できます。もちろんグルメも十分楽しめます。
何故なら、リゾートにはそれはいろいろな国籍の方がいらっしゃいますので、リゾートのゲストに合わせていろいろな行事がイベントとしてあるくらいですので、安心してきてください。
ただこの時期首都マーレでお買い物したいと計画の方は、時間帯に注意されたほうがいいかもしれません。もし喫茶店などに入りたい、となっても開いていないことが多いですし、お店も夜しか開いていないかもしれません。