
ハネムーンはやっぱり国内、南の島でのんびりしたいという方は多いですよね。沖縄の八重山諸島にはまるで天国のような島があります。
それは波照間島!
今回は、シルバーウィークの後半、沖縄ではまだ夏という時期に訪れてきました。国内だけど非日常をたっぷり楽しめる波照間島についてご紹介してきましょう。
日本最南端の「有人島」である波照間島とは?
波照間島は日本最南端の「有人島」で、民間人が日常的に訪問できる日本最南端の島でもあります。その名前は「果てのうるま(琉球やサンゴ礁を意味する)」に由来するそうです。

南十字星を好条件で観測できる日本国内でも数少ない離島で、「星空に一番近い島」ともいわれています。ちなみに南十字星が観測できるのは12月の前半から6月末まで。これからがベストシーズンといえますね。
波照間島へのアクセスは、石垣島から高速船かフェリー

波照間島へ渡るには、石垣島から高速船もしくはフェリーに乗るしかありません。石垣港離島ターミナルから「安永観光」が1日3便の高速船を定期運行(時刻表はこちら)しています。
車ごと移動したい場合は貨客カーフェリー。ただしこちらは火曜・木曜・土曜のみの運行ですのでご注意を。波照間島への航路は波や風の影響を受けやすいため、欠航率が高いので日帰りはちょっと厳しいかもです。
料金は中学生以上で「石垣島~波照間島」往復が7,830円(2022年10月現在)。燃料サーチャージを含んだ金額のため、燃料価格に比例して上下します。
石垣島で前泊し、午前の便で波照間島へ移動!
石垣港離島ターミナルを訪れたら、まずは“マリアシェイク”がお約束。

島ターミナル内にある「七人本舗(ななぴとほんぽ)」で購入できます。
つい先日、日本テレビ系列「月曜から夜更かし」の“全国ご当地あるある”で波照間島が紹介されていましたね。マクドナルドなどのファストフードチェーン店やファミレスはもちろん、コンビニもない。何もないといわれていました。
ちなみに、島の共同売店は集落ごとに何カ所かあります。
台風などでフェリーが欠航すると売店から物がなくなるので、まとめ買いが必須とか。ただし、アマゾンは送料無料で物が届くので便利といっていました。
乗船前に離島ターミナルの売店で、飲み物やオヤツ、オツマミなどなど、少し買いこんでから乗船されると便利かもしれません。
今回はお昼時の出航でしたので、オニギリ、お茶、そして島に滞在中用に少々のペットボトル飲料や缶ビールを買い込んで乗船!離島ターミナル内には売店が充実しており、ついつい色々買ってしまいそうになります。
約1時間20分程度で波照間島へ到着!

石垣港離島ターミナルを11時45分(2便目)で出発。13時20分頃に波照間島に無事到着しました。

2便は不定期に西表島の大原に寄港するすることがあるようで、この日も大原に寄港しながらののんびり船旅でした。
波照間島へ来島する場合は、まずは宿泊先の確保が大事!
今回の宿は、ニシハマを目の間に臨む絶景の「ペンション最南端」。
波照間島出身のご夫婦がオーナーのこの宿は、最南端の離島にあって、お部屋にバス・トイレ付き、冷蔵庫、ベランダ付き、全部屋オーシャンフロントのツインとは素敵すぎます。

ただし、予約を取るのも「最難関」です。ご旅行の3か月前の1日にすかさず予約の電話をしましょう。
波照間島は飛行機よりも、船よりも、何より宿の確保が最優先といわれるほどです。

こーんな素晴らしい景色が、時間と共に海の色を変えながら、お部屋からいつでも独り占めなのです。テンション上がります。
到着早々、オリオンビールで乾杯です。
“波照間ブルー”と真っ白な砂浜が美しいニシハマへは徒歩圏

ニシハマは、波照間島にあるメインビーチです。遠浅の海に珊瑚礁が広がり、シュノーケリングでも十分楽しめる感じ。
ニシは沖縄の方言で「北」のこと。波照間島の北部にあるので“ニシ”ハマなんです笑。
今回宿泊した「ペンション最南端」からは、徒歩1分と海遊びには超便利な立地。他の宿から行くならレンタル自転車がおすすめです。
到着早々、波照間ブルーの海に吸い込まれるようにまっしぐら。シュノーケリングでひと遊びしました。
夕暮れ時にはさらに素晴らしい光景が!

海から上がって一息ついて、夕食前にペンションの屋上へ。美しい夕陽が海にしずむのを堪能しました。なかなかロマンティックですよね。

夕飯はペンションの食堂で。1日目の夕食はこんな感じでした。

島野菜や島近海で獲れたお魚のお刺身、お豆腐などを日替わりで出してくれます。
波照間島には、沖縄本島などのような設備が整ったホテルはありません。しかし、海の美しさ、自然の豊かさでは八重山諸島随一といわれるほど。
ダイビングが好き、美しい海でのんびり過ごしたい。そんなカップルの方、ぜひ波照間島旅行にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
波照間島、2日目はダイビングとシュノーケリングをしました。そちらの様子もぜひチェックしてくださいね。
▼波照間島3泊4日の旅シリーズ
・波照間島1日目島の魅力をダイジェストで
・波照間島2日目透明度抜群の海でダイビング&シュノーケリング
・波照間島3日目電動チャリで日本最南端を訪れる
・波照間島4日目グルメとお土産編