スペインはカトリックの国。みんな素敵なウェディングドレスを着て、教会で厳粛な結婚式を挙げるのだろうなと想像しがちです。
ところが特に都会では、若年層に限らず教会離れの傾向があり、同性婚、事実婚も認められるとてもリベラルな国となりました。
スペインのウェディング、最近の傾向は?
結婚式に関しては、教会の挙式より、市役所で簡単に式を挙げる民事婚を選ぶカップルが圧倒的に多いのです。30分位で終わるとはいえ、結婚誓約書にサインをして、指輪の交換、ライスシャワーもあります。
市役所での民事婚を選ぶカップルのお楽しみは、家族や友人を招いてのウェディングパーティーでしょう。職場の上司や家族、友人の祝辞などというものもありません。レストランでのいわゆる披露宴から、友人との会食まで、スタイルはそれぞれ。
先週末、バルセロナ近郊の浜辺のウェディングパーティーに招待していただきました。
チリンギート(ビーチの簡易バル)を借り切ってのパーティーは若さムンムン。
友達の笑顔が何よりの祝福のメッセージですね。
皆さん、カジュアルなお洒落が決まっています。
新郎新婦もシンプルなお洒落を楽しんでいます。愛さえあれば、よけいな飾りは邪魔なだけ?
彼女のバイオリンコンサートもあり、個性がキラキラ光る、素敵なパーティーで、私も幸せオーラのおすそ分けをいただきました。
ウェディングスタイルを決めるのは、お二人です。「らしさ」を大切にしたっ素晴らしいウェディングになりますように。