いよいよ12月。バルセロナも一気にクリスマスモードに入ります。
カトリックの国スペインなら、さぞかしクリスマスは盛り上がるだろうと思うところですが、クリスマス商戦の華々しい日本のようにクリスマス一色になるわけではありません。何となくクリスマス...という感じでしょうか。静かなクリスマスも、これはこれでいいものです。
クリスマス・ハネムーンの思い出に、スペインの伝統的なお菓子
それでもやっぱりクリスマス。食品売り場はクリスマス菓子でいっぱいになります。
スペインのクリスマス菓子の代表選手、トゥロンです。アーモンドが丸ごと入った固い食感がお好きな方にはTurron de Alicante(トゥロン・デ・アリカンテ)。アーモンドプールでしっとり柔らかく仕上げたトゥロンはTurron de Jijona(トゥロン・デ・ヒホーナ)。他にもチョコレートのトゥロン、ココナッツ入りなど、いろんなバージョンがあって、見ているだけでも楽しいです。
ちょっとお高めのVicenc(ビセンツ)のトゥロンたち。
バルセロナの唯一のデパートEl Corte Inglesの食品売り場にも、トゥロンが勢揃い。
スペイン人は甘党が多くて、男性たちも食後の甘いデザートをとても楽しみにしていますから、クリスマス・パーティーの食後には必ず登場します。
でも日本人にはちょっと甘すぎるかもしれませんね。
ハネムーンのお土産にお勧めなのは、アーモンド、ラード、小麦粉がベースのポルボロンです。トゥロンよりも優しい素朴な甘味で、私も大好き!
ひと箱にたくさん入っていて食べ応えもあるので、会社へのお土産にも最適です。La Estepenaのポルボロンは、レトロなデザインが素敵でしょ?
カタルーニャのクリスマス・ソングFum Fum Fumを聞きながら、ポルボロンをいただきまーす。