友人と待ち合わせをするのに、エンリック・グラナダス通りを指定されることが多くなりました。
バルセロナ大学の裏側のこの通りは、町の中心街にありながら、静かでちょっと気のきいたカフェテリアが点在します。
車は通行止めで歩きやすく、ツーリストも少なくて、近所に住んでるバルセロナっ子たちがワンちゃんを連れてコーヒータイムにお散歩する通りです。
勿論スリやひったくりはどこにでもいますから油断は禁物ですが、ランブラス通りやグラシア通りよりもはるかにリラックスできるので、気持ちの良い季節は私もテラス席でゆっくりします。
とは言え、ハンドバッグのたすきがけは常識ですよ!
甘党の彼なら、遠慮なくケーキを楽しんで!
スペイン人はとっても甘いものが好き。特に男性のほとんどが、びっくりするほど甘党ときています。
定食やコース料理でお肉をしっかり食べた後、ウェイターに「デザートは何にしますか?」と聞かれて何にしようか迷っている時のスペイン人男性は、まるで子供のように生き生きした目をします。デザートは別腹だとか。
スペイン人に、ワインやビールを浴びるほど飲んでいるようなイメージを抱いていた私には、これは軽いカルチャーショックでした。
それでも最近は、スペイン特有の甘くて甘くて食べきれないケーキ類は時代とともに流行らなくなり、ヘルシー志向も手伝って、この界隈ではキャロットケーキなども出るようになってきました。
キャラリーカフェCOSMOで(住所:Enric Granados, 3)でゆっくりするもよし、
日本食が恋しくなったら、FUTAMI(C/ Enric Granados, 10 )でお寿司を食べるもよし。
バルセロナに、こんな通りがもっと増えるとうれしいな。ハネムーンにぜひ!