町の中心から少し離れているからかしら。こんなに素敵な場所なのに、観光客にあまり知られていないのが、ネオクラシックのラベリント公園(Parc del Laberint d’Horta )です。

バルセロナの北の山側に位置して緑の多いこの辺り、昔はお金持ちが別荘を建てた所です。

Parc del Laberint d’Horta

バルセロナの子供たちには、家族や学校の課外授業で訪れる楽しいラベリントでお馴染みの公園です。

入場料無料の日曜日、「パパ!僕迷っちゃったよ!」「待ってよ。道がわからなくなっちゃた!」と子供たちの明るい笑い声が行き交います。大人も真剣にあっちへ行ったり戻ってみたり。

こんなの簡単!とラベリントに迷い込むと、思ったよりも難しい。童心に返ってかくれんぼや鬼ごっこをしながら、大人も楽しめるラベリント(迷宮、)です。

ラベリント

子供たちだけではありません。絵になる写真スポットがいっぱいで、結婚式を挙げたカップルが、ハネムーンに出かける前に記念撮影をする場所としても有名です。

公園の歴史は古く、1794年にDesvalls 家の私有の公園として建設が始まりました。その後時を経て水路や滝も加わって、益々美しくロマンチックな場所となりました。歴代の王様を迎えたり、野外劇場として利用され、現在は市民の憩いの場として親しまれています。

滝

二人でゆっくりロマンチックな写真を撮るなら、平日がお勧めです。

雑景

雑景

地下鉄の緑のL3で、カタルーニャ広場から最寄り駅のMundetまで18分。10時に開園で、閉園は夕暮れ時。夏は9時まで開いています。

ペットボトルのお水を携えてラベリント。ハネムーンの楽しい思い出作りに、二人でちょっと迷ってみませんか。