バルセロナと言えば、建築家アントニオ・ガウディ。
サグラダ・ファミリア、カサ・バッジョ、グエル公園、カサ・ミラなど、バルセロナを訪れたからには訪れたい建築物がいっぱいです。
他にないですかと聞かれれば、それがあるのですよ、山側にひっそりと。
その名も、Torre Bellesguard(ベリャスグァルド(フィゲーラス邸))。
この場所は1410年にお城が建てられた所。その後17世紀には、廃墟となったお城を、カタルーニャ英雄(私は密かにカタルーニャのねずみ小僧と呼んでいる)Sarrallongaが隠れ家としていたそうです。
知る人ぞ知る、ガウディ建築を見に行ってみる?
わずかに残ったお城の壁を使って、1900年にわれらがガウディによるネオゴシック様式の別荘が建てられました。
その後、孤児院や病院として使われた後、現在は二世帯が居住しているのでお家の中には入れませんが、建物の見学ができます。
Noches Gaudiというガウディ建築見学のキャンペーンの一環として、ここのお庭で野外コンサートが行われます。
金曜の夜、Noche Gaudiのギターコンサートに行って来ました。
久々のクラシックギター。そよ吹く風が心地よく、アルコールも手伝ってほんわりいい気分です。
ブルース、ジャズ、クラシック...可愛いガウディのお家見学の後、生ハムとワインを注文して、しっとり音楽を聴くのもいいものです。
ハネムーンの思い出がまたひとつ増えますね。
見学だけなら、月曜から土曜まで、11時始まりは英語での説明、12時始まりはスペイン語かカタランの説明となります。
ほんの少し街外れなので、タクシーがいいかもしれません。
ベリャスグァルド(フィゲーラス邸) 地図