こんにちは!ハネムーンS編集部のはるるです。
この度、タヒチ観光局主催のFamツアーでタヒチ研修に出かけてきました。6日間で視察したリゾート(ホテル)はなんと12か所!?
かなり濃厚なスケジュールです。
そのおかげで、何をポイントにリゾートを選べばよいのかを身をもって体感できました。駆け足ながら、ハネムーンならではの島選び、リゾート選びなどを私目線でご紹介したいと思います。
タヒチ島に着いたら、まずお買い物を楽しんで欲しい!!
国際空港があるタヒチ島。ハネムーナーの方は、ほぼ素通り(帰りの飛行機が深夜なので仕方なくここで1泊!?)していくことが多いのではないでしょうか。
今回視察してみて感じたのは、モーレア島やボラボラ島などの離島へ移動する前に「パペーテでお買い物をしてから、お出かけするとより楽しめる!」ということです。
パペーテにはマルシェ(市場)があり、タヒチらしい食材や雑貨などが販売されています。マルシェ周辺には、おしゃれなセレクトショップや黒真珠でアクセサリーを作ってくれるお店も!
ここで、パレオやバッグ、アクセサリーなどをまずGetしてから、各島のリゾートへ移動すると、テンションがかなり上がります。
今回の視察で訪れた他のメンバーは、フランスのアーティストがデザインしたセレクトショップでかわいいバッグやポーチを購入。
私はマーケットでカゴバッグを買いました。
本当は黒真珠を自分で選び、オリジナルのアクセサリーにしてもらえる「Vaimiti Perles」で、ぜひ購入したかったのですが、時間がなく諦めて帰国。
これからハネムーンでタヒチへ行かれる場合、可能であれば離島への移動をちょっぴり遅らせ、パペーテでのお買い物タイムをぜひ満喫してくださいね。
タヒチ島のリゾート選びは「滞在」「利便性」のいずれを重視するかで選ぼう
最終日の1泊だけ、最後の買い物やルロット(屋台)を楽しみたい。そんな方は空港やパペーテの街に近い「利便性」重視でホテルを選んでもらいましょう。
ボラボラ島で予算をしっかり使い、タヒチ島ではコスパのいいところ。そういう選択肢もありです。
もしタヒチ島到着日と最終日、2泊を予定するなら「滞在」する魅力も感じられるリゾートを選ぶのがポイントです。
タヒチ島では「あまりリゾート気分を味わえないのでは?」と感じていらっしゃる方。そんなことはありません。
今回視察した以下、3つのリゾートをダイジェストにご紹介します。
火山の島、タヒチならではの黒砂ビーチが魅力の「タヒチ パールビーチ リゾート」
空港からパペーテ市内を抜け、島の北側・マヒナ地区に位置しているホテル。せっかくのハネムーンだから、静かにゆったり過ごしたいと思うカップルにおすすめのロケーションです。
ホテルエントランスにはパワーを感じる、エナジーストーンのオブジェが飾られているのが印象的。
ホテル正面に広がるマタヴァイ湾は、タヒチの歴史を物語る重要な場所。タヒチ王族が好んで訪れていた場所として、近くにはお墓も残存しています。
マタヴァイ湾で暮らす野生のイルカをビーチから観察でき、8月~11月には鯨の親子を見ることも!こちらのビーチの黒砂はとてもきめ細かく、スパではこちらの砂を使ったスクラブマッサージが受けられます。
そしてこちらのリゾートにあるチョコレートショップ「クルール・カカオ(Couleur Cacao)」、タヒチ産のカカオ豆を使用しているそうです。視察に訪れた際は、残念ながら定休日(涙)。
ハネムーンで訪れた際は、ぜひ購入してみてはいかがでしょうか。
モーレア島ビューのインフィニティプールあり!「マナバ スイート リゾート タヒチ」
ファアア国際空港から車で約5分、パペーテ市内からは約10分。2009年にオープンした「マナバ スイート リゾート タヒチ」は、客室のほとんどにキッチンが備わった滞在型のホテルです。
ビーチはありませんが、タヒチ島で最大といわれるインフィニティプールがあり、目の前にはモーレア島が見える絶好のロケーション!プールバーもあるので、リゾート気分を満喫できます。
2018年にはプールエリアに人口モツ(小島)が登場。多彩なマリンアクティビティを楽しめるとともに、ビーチリゾートらしい気分をたっぷり味わえます。
徒歩圏(5分~15分)のところに小さなスーパーもあるので、こちらで食材などを買い物して、お部屋でワインやおつまみなどをゆっくり楽しむのもあり!
パペーテまでのタクシーボートも運行(往復3,500CFP=約4,000円)しているので、クルーズ気分を楽しみながらショッピングにお出かけもいいですね。
空港に近くトランジットルームも完備した「インターコンチネンタル タヒチ リゾート&スパ」
モーレア島が目の前に見える、空港から最も近いリゾートがこちら。水上バンガローではカヌーブレックファーストも楽しめます。
早朝・深夜発着のゲストのために、シャワーのついたトランジット用個室があるのも嬉しい!
チェックインまでの時間を、フランスのタラソテラピー老舗アルゴテルム社直営の「ディープネイチャースパ」で、カップルマッサージもおすすめです。
視察の最終日には、「インターコンチネンタル タヒチ リゾート&スパ」のメインダイニングで夕食をいただきました。レストランでは週に2回、水曜・金曜はディナーショーが行われているそうです。
オープンエアの空間で海風に吹かれながらの食事はとてもおいしかった!私事ではありますが、視察中に誕生日を迎えたということでお祝いしていただきました。
一生忘れられない誕生日です。
▶インターコンチネンタル タヒチ リゾート&スパについてもっと詳しく
スーパーまで徒歩圏!白砂ビーチが広がる「タヒチ イア オラ ビーチ リゾート マネージド バイ ソフィテル」
空港から南に約10㎞程移動した白砂ビーチにある「タヒチ イア オラ ビーチ リゾート マネージド バイ ソフィテル」は、フランス資本のソフィテルが経営するホテルです。
こちらのリゾート、もともとはメリディアンが所有していたもので、建物の外観はその当時の面影を残し、あとはソフィテル流にシックな印象のインテリアへ生まれ変わっています。
こちらのリゾートにも水上バンガローがあり、お部屋のガラス床からは海の中を楽しむことができます。
水上バンガローのアメニティはなんとエルメス!
贅沢な気分になれますね~。
このホテルの魅力は、徒歩約5分程度のところに小さなショッピングモールやスーパーがあること。夜になると屋台も登場するので、最終日の宿泊先としてはなかなか魅力的。
視察で宿泊した際も「スーパーU」まで最後のお土産買い出しに行きました。モール内にあるパン屋さんがとてもおいしいそうですよ。
ディナーの前にフロントから美しい夕焼けをキャッチできてとてもラッキー!こちらの敷地内で8枚花びらがあるティアレを見つけたおかげかも。
冬期は深夜発のフライトを活用して、最終日は屋台体験やお買い物ラストスパート!
エアタヒチヌイ、冬期(2020年3月28日まで)の成田へのフライトは現地時間で深夜1時30分発(成田着は朝の8時)。夏期(2020年3月29日~2020年10月24日)は朝の8時発(成田着は午後14時5分)となっています。
深夜便の場合は、フライト時間までホテルをデイユースして、ゆっくり休むのもあり。また、午前中にチェックアウトして荷物を預け、パペーテでお買い物をがっつり楽しむのもいいですね。
夜はルロット(屋台)でタヒチ最後の夕食を楽しみましょう。
朝のフライトの場合は前日が、タヒチ島を満喫するラストチャンス。買い残したばらまき用お土産や、自分たち用に何か購入できたらいいですね。
国際空港があるタヒチ島内の移動はタクシーがおすすめ!
路線バス(片道1人250CPF=約300円)もありますが、時刻表があってないようなもの。予定が押している場合は、あまりおすすめできません。
少し高くなりますが、ホテルでタクシーを呼んでもらい、パペーテの街まで移動するのが一番です。料金は片道2,000~3,000CPF(往復で5,000円前後)。
パペーテ市街から戻る場合は、バイマ・ショッピングセンター前にタクシー乗り場があります。タヒチでは日本のように“流し”のタクシーはありませんので、必ずタクシー乗り場やホテル、レストラン等で呼んでもらいましょう。
ちなみにインターネットなどで紹介されている、トラックを改造した「ル・トラック」という日本でいうコミュニティバスのような交通手段ですが、現在タヒチ島では運行していないようです。
ハネムーンでのタヒチ島内移動はタクシーもしくは、リゾートが運行しちているシャトルバスをご利用ください。
宿泊するホテルによっては、シャトルバスを運行しているところもあります。以下、視察したホテルの場合をご紹介しましょう。
「タヒチ パールビーチ リゾート&スパ」無料送迎
フロントにて送迎シャトルバスを予約。満席になり次第受付終了。午前・午後の1日2便です。
「マナバ スイート リゾート タヒチ」有料送迎
パペーテ市内行きへは1日4便運行で片道700CPF(=約800円)。市内からリゾートまで戻るシャトルバスは1日3便あります(往復利用で要予約)。
「インターコンチネンタル タヒチ リゾート&スパ」有料送迎
パペーテ市内行きシャトルバスは片道500CPF(=約570円)です。こちらも予約が必要。
「タヒチ イア オラ ビーチ リゾート マネージド バイ ソフィテル」有料送迎
要予約で往復2,500CPF(=約2,850円)。片道利用だった場合でも料金は同じです。1日1往復。
※料金は2020年2月現在のものです。運行状況や値段など変更になる場合もありますのでご注意ください。
タヒチ島でレンタカー利用はあり?なし?
国際免許を取得すれば、タヒチでも車の運転は可能です。ただし、パペーテ市内や空港周辺では交通量が多く、渋滞もあるので、あまりおすすめできません。
フランスと同じ左ハンドル、右側通行。交差点はランウンドアバウト(環状交差点)になっています。
合流と分岐を繰り返す円形の交差点で、安全に進行方向を変えられるのがメリットですが、日本ではあまりなじみがないのでちょっと戸惑うかもしれません。
ちなみにタヒチ島以外の離島、モーレア島などでは道路幅も広く、レンタカー移動がなかなか便利。こちらはレンタカーもありですね!
タヒチハネムーンで絶対後悔しないタヒチ島でのリゾート選びまとめ
フライトの関係で、タヒチハネムーンでは最低でも1泊するタヒチ島。ほとんどのホテルはトランジットホテルとして利用されることが多いのも事実です。
予算は少ないけど「どうしてもタヒチに行ってみたい!」「水上バンガローに泊まってみたい」という場合、タヒチ島滞在のみに絞るというのもあり。
カヌーブレックファーストを楽しみたいなら、「インターコンチネンタル タヒチ リゾート&スパ」でできますし、ガラス床から海の中を見たいなら「タヒチ イア オラ ビーチ リゾート マネージド バイ ソフィテル」がおすすめ。
「タヒチ=ボラボラ島=高い!」と思い込んでいるカップルの皆さん。ちょっと発想をかえて、気軽にタヒチを楽しんでみませんか?
日帰りでモーレア島へ遊びに行く。パペーテでショッピング三昧。ルロットでタヒチアンと一緒に地元グルメを楽しむなどなど。タヒチ島のみの滞在でも、十分タヒチの魅力を満喫する方法はありますよ。
リゾートやホテル選びに迷ったら、タヒチに詳しいハネムーンコンシェルジュにじっくり相談してみましょう。条件や要望を伝えれば、ぴったりな滞在先やプランを提案してもらえますよ。
ぜひ、タヒチで素敵なハネムーンを楽しんできてくださいね。