普段あまり旅行をしない。行くのは国内ばかり・・・。そんな方でも、ハネムーンだから特別な旅にしたいと考えている方は多いはず。
でも、海外旅行をしたことがないという場合は、行き先選びに迷いますよね。
さらに英語はちょっと苦手。せっかくの旅行なのに、日本語が通じないのは緊張すると考えている方に、耳よりな情報が飛び込んできました。
前編ではハネムーンはビーチリゾートに行きたいと考えている方向けに、初めての海外でも安心して楽しめる行き先選びを伝授。
後編では、ビーチリゾート以外でおすすめの行き先をご紹介していきます。
ハネムーンが初めての海外の場合、おすすめのビーチリゾート3選
初めての海外旅行で三大お悩みポイントは「ことば」「迷子」「食事」なのでは?特に直行便が飛んでいない国だと、乗換えが心配という声を聴きます。
そこで、日本から直行便が飛んでいて、英語が苦手な方でもリラックスして過ごせるビーチリゾートを厳選してみました。
海外初心者おすすめのビーチリゾート
日本人観光客が多い王道のビーチリゾート「ハワイ」
カラッとした貿易風が吹くハワイは、南国リゾートの中でも抜けるような青空と豊かな大自然、そして美しい海が広がるビーチリゾートの代表格。一度訪れるとその魅力に取りつかれ、何度もリピートしてしまうともいわれています。
日系移民が多く、日本語が通じやすいイメージがありますね。最近ではホノルル空港があるオアフ島に「ワイキキ横丁」がオープンし、日本食を気軽に食べられるようになりました。
そういう意味で初めての海外旅行行き先としては「優等生」といえるかもしれません。
また、キラウエア火山などスケールの大きな大自然を体感できる人気の離島、ハワイ島(ビッグアイランド)へも直行便が就航!どちらかが2度目、3度目のハワイなら、こちらも検討中というカップルも多いかもしれません。
ハワイ・ワイキキのあるオアフ島へのハネムーンについてはこちら≫
ハワイ島へのハネムーンについてはこちら≫
<ハワイハネムーンのメリット>
- オアフ島、ハワイ島へは直行便がある
- 日本語サービスのあるホテルがある
- オアフ島は日本食が充実
<ハワイハネムーンのデメリット>
- 物価が高いので現地での出費が大きい
- 置き引き、盗難など治安には注意が必要
- 観光客が多く人気のスポットは混雑
- オアフ島のワイキキ周辺以外は日本語がほぼ通じないので注意
ハワイハネムーンの旅行日数・予算はどのぐらい?
日本からハワイまでは直行便で約7時間、帰りは自転と向かい風の影響で8時間から10時間ぐらいかかります。
普段の旅行なら最低5日間、ゆっくり過ごしたいハネムーンなら最低でも7日間は欲しいところです。
インターネットなどで紹介されているハワイ7日間パッケージツアーの平均的な費用は15万~20万ぐらい。ただ、せっかく新婚旅行でハワイに泊まるなら「海が見える部屋がいい」「ワイキキビーチや繁華街に近いところがいい」ですよね。
さらに、日本語サービスが充実している「シェラトン・ワイキキ・リゾート」などを希望する場合は、最低でも20万から、お部屋のカテゴリーにこだわるなら30万ぐらいをみておきましょう。
日本人ハネムーナーに大人気のハレクラニなら最低でも40万から、アウラニ・ディズニー・リゾート&スパ コオリナ2泊とワイキキ滞在3泊を組み合わせて最低でも30万ぐらいです。予算が厳しい場合は、ハレクラニやアウナラニに1~2泊、残りの1~2泊ばランクを落として・・・もありですよ。
ビジネスクラスへのアップグレード等で値段は変わってきます。また、現地でのオプショナルツアーなどもありますので、詳しくはハネムーンコンシェルジュに相談し、プランと見積もりを取り寄せましょう。
ボラボラ島にこだわらなければ意外に安いビーチリゾート「タヒチ」
フレンチスタイルのビーチリゾートとして、欧米からは絶大の人気を集めるタヒチ。南太平洋の楽園として人気を誇ります。思い切って1度行ってみたら、何度でも行きたくなると評判です。
タヒチときくと日本人はつい「ボラボラ島=水上バンガロー」を思い浮かべますが、実はボラボラ島以外にも魅力的な島がたくさんあります。たとえば、玄関口となるタヒチ島にも水上バンガローがありますし、モーレア島、ランギロア島にも。
また、ボラボラ島や水上バンガローにこだわらなければ、もっと滞在費を抑えられるのでハワイよりもリーズナブルな値段で、しかもオーシャンビューのお部屋に宿泊できるかもしれませんよ!
タヒチまでは直行便が飛んでいるので、乗換でまごつくことはありません。また、日本語サービスを受けられるリゾートもありますし、何よりもフレンドリーで温かいタヒチの人たちに魅了されるという声多数!
週2便のフライトで旅行日数に制約がある、フライトキャンセルが心配という声がありますが、年間を通じて飛ばなかったことは1~2回程度。
9月からエアタヒチヌイでは飛行機の機材変更で、ビジネスクラス・プレミアムエコノミークラスが導入されます。リーズナブルにかつ、ゆったりと空の旅を楽しめますよ。
シーフードを使ったお料理は日本人の口に合いますし、フレンチスタイルのスイーツも充実していますので、グルメも楽しめます。
<タヒチハネムーンのメリット>
- 直行便がある
- 日本語サービスのあるホテルがある
- アジアからの観光客が少なく、静かにのんびりと過ごせる
- 治安が良い
- 1年中ベストシーズン(いついっても楽しめる)
<タヒチハネムーンのデメリット>
- ボラボラ島は宿泊費、物価が高く、予約が取りにくい
- フライトの関係で最低でも6日間と旅行日程が決まってしまう
- ハワイのような巨大なショッピングセンターやDFS(免税店)はない
タヒチハネムーンの旅行日数・予算はどのぐらい?
日本からタヒチまでは直行便で約11時間、帰りは約12時間になります。
成田空港からエアタヒチヌイ・JALが直行便を就航。週2便のため、旅行日数は最低で6日間です。ゆっくり過ごしたいハネムーンなら最低でも8日間は欲しいところです。
インターネットなどで紹介されているタヒチ8日間パッケージツアーの平均的な費用は20万~30万ぐらい。ボラボラ島なら50万~60万ぐらいです。せっかく新婚旅行でタヒチに行くなら「水上バンガローがいい」ですよね。
日本語サービスが充実したホテル希望なら、インターコンチネンタル系のリゾートがおすすめ。タヒチ島にも水上バンガローがあり、モーレア島を望む素晴らしいロケーションが人気です。
モーレア島へも日帰りで遊びに行けるのでおすすめです。水上バンガロー宿泊なら予算は40万ぐらいをみておきましょう。
欧米人に人気の高いガーデンビューやB&Bスタイルの宿を組み合わせて利用すれば、もっと予算を抑えることも可能。また、ビジネスクラスへのアップグレード等で値段は変わってきます。
詳しくはハネムーンコンシェルジュに相談し、プランと見積もりを取り寄せましょう。
▼関連記事
ディズニーやUSJも楽しめるビーチリゾート「ロサンゼルス」
真っ青な空とどこまでも続く美しいビーチ。元祖ディズニー・パーク、ショービジネスの中心地、ハリウッドなど、テーマパークも充実しているアメリカ・ロサンゼルス。
ビーチリゾートだけではなく、有名なテーマパークやショッピングなど、多彩なプランを楽しみたいなら断然ロサンゼルスですね。
東京からの直行便は1日9便、大阪からも1便飛んでいます。フライト時間も約11時間程度。日本語サービスのあるホテルや現地ツアーもありますし、英語が苦手な方でもあまり苦労はいりません。
人気が高い絶景スポット、グランドキャニオンやラスベガスへの周遊も可能。ハワイと組み合わせて贅沢に楽しむのもおすすめです。
<ロサンゼルスハネムーンのメリット>
- 直行便がある
- 日本語サービスのあるホテルがある
- ディズニーやUSJなどテーマパークが充実
- 日本食も充実
- 1年中ベストシーズン(いついっても楽しめる)
<ロサンゼルスハネムーンのデメリット>
- 治安に注意が必要な場所がある
- 道路渋滞が多く、移動に時間がかかる場合がある
- 観光スポットはさほど多くはない
ロサンゼルスハネムーンの旅行日数・予算はどのぐらい?
日本からロサンゼルスまでは直行便で約11時間、帰りは約12時間になります。東京からなら1日に何便も直行便が飛んでいるので、旅行日数は5日間からでも可能です。
ただ、ゆっくりしたい&テーマパークで遊びたいという欲張りなハネムーンなら最低でも7日間、他の都市との周遊を考えるなら9日間は欲しいところです。
インターネットなどで紹介されているロサンゼルス7日間パッケージツアーの平均的な費用は20万~30万ぐらいです。
日本語が通じる「ミヤコホテル」は有名ですが、少しランクの高いホテルを選べば、安心して過ごすことができます。ディズニー公式ホテルを利用する手もありますね。
ホテルにスタッフが常駐していなくても、日本語で対応してもらえるサービスもあるので、詳しくはハネムーンコンシェルジュに相談し、プランと見積もりを取り寄せましょう。
初めての海外でも、心配なくカリブ海に行く方法
最近人気急上昇中の行き先なのが、メキシコ・カンクン。ブルーが美しいグラデーションを描く海と真っ白な砂浜のコントラスト、一度見たら忘れられません。
さらにカンクンへの玄関口でもあるアメリカ・フロリダ州のオーランドには、巨大な「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」があります。本場のディズニーを体験したいというカップルには、魅力的ですよね。
ただ、必ずアメリカ国内で乗り継ぎが必要で、言葉の不安があるという方もいらっしゃるようです。
そこでおすすめしたいのがディズニー・クルーズ!
「動くディズニー・テーマパーク」ともいわれ、ディズニーのプライベートアイランド「キャスタウェイ・ケイ」に上陸できるのは、ディズニー・クルーズだけです。
日本語サービスが充実しており、初めての海外・初めてのクルーズでも安心して楽しめます。特に添乗員同行ツアーを選べば、乗り継ぎはもちろん、船内でもいろいろサポートが受けられるのでまったく心配無用です。
もちろん、オーランドで「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」で遊べるプランが充実しているので、まさにディズニー三昧ですね。
新婚旅行が初めての海外!英語が苦手な場合の行き先選びヒントまとめ
新婚旅行はビーチリゾートに行きたい!でも、英語が苦手だから海外は心配という方向けに、おすすめのビーチリゾートをご紹介しました。
ことばや食事、乗り継ぎの問題で「沖縄でいいや」と思っている方も多いかもしれません。でも、直行便を利用すれば以外に身近で行きやすい海外。
日本語サービスが充実しているところ、親日家が多いところ、和食や日本人の口に合う食事が食べられるところなどを選べば、そんなに心配したり、不安に思う必要はありません。
せっかくのハネムーンですから、妥協なく特別な滞在を楽しめるプランを選んでほしいもの。ぜひ、こちらの記事を参考に魅力的なビーチリゾート滞在を楽しんでみては?