新婚旅行でイタリアに行くなら、現地で気軽にバール(BAR)を利用してみたい。でも、イタリア語が分からないし、英語も得意じゃない。注文のシステムがむずかしそう。
そんな不安を感じる海外初心者の旅行者も多いことでしょう。
イタリアのバール(BAR)と日本のカフェテリアとの大きな違いは“コーヒーの飲み方”。
バール(BAR)ではカウンターで立ち飲みタイムを利用する人が多いので、カウンターに人が集まります。
日本のように席に座ってゆっくりとせず、キュッとエスプレッソを飲んでお店を後にします。
イタリア滞在が数日あるのであれば、ホテル朝食を一度は抜いて、街中のバール(BAR)でイタリア人と共に朝食を楽しんでみませんか。
朝食はイタリアのバール(BAR)が断然安い!
朝のバール(BAR)では、おいしいコルネット(=甘い菓子パン)が並びます。
ここで気を付けていただきたいのが、あらかじめ小銭のお財布を用意しておくことです。
理由の一つ目は、朝から大きなお札で支払うのは敬遠されます。二つ目はスリがそばにいたら大変です。
バール(BAR)での朝食は、お二人で6ユーロ~10ユーロが目安と思ってくださいね。
イタリアのホテルの朝食はお一人10ユーロ~が相場ですので、バール(BAR)で頂く朝食のほうが断然安いです。
イタリアのバール(BAR)での注文方法
注文までの流れを簡単に説明しましょう!
(1)店内の「レジ」で注文
(2)レシートをカウンターに置き、バリスタに注文内容を伝える
(3)カウンターの立ち位置を変えずにコーヒーを待つ
バリスタはレシートを受け取ると、お客様の手前にカップソーサーを置き、出来上がったコーヒーはそこに置きます。
バリスタはいちいち「誰の」コーヒーかは言いません。ここが日本と違うところですね!
カウンターの立ち位置を移動してしまうと、自分のコーヒーを受け取れなくなってしまうので注意しましょう。
種類豊富なコルネットが陳列されているので、ご自分でお好きなコルネットを取りましょう。コーヒーと一緒に支払いをします。
その場で立ち食いは抵抗がありますが、周りのスーツを着たサラリーマンもお洒落な女性もほとんどが立ち食いしています。
カウンターでとる朝食は、バリスタの笑顔やイタリア人の生活をまじかに感じられます。まさにイタリアに来た!と感じる事でしょうね。
ゆっくり座ってコーヒーをいただきたい場合は?
テーブル席でゆっくりコーヒーを飲みたい場合は、席まで注文を取りに来てくれますので、空いているところに座りましょう。
お店によってはテーブル席の場合、サービス料が取られることがあります。
また、バール(Bar)で立ち飲み注文をした場合でも、カウンターでコーヒーをカウンターで受け取ってから椅子に座る事もできます。
その時に注意するのは、店員さんに、『Posso sedere?ポッソセデーレ=すわってもいいですか?』と聞いてみましょう。
バール(Bar)によってはテーブル席とカウンター席とでの料金差額が無い所もあります。
テーブルを離れる時、
日本と違い気を付けることは、絶対に荷物を置いて席を確保しない事です。席に戻った時に荷物が無くなっているかもしれませんので。
朝のちょっとしたお散歩に、ぜひホテルの周りのバール(BAR)チェックをしてみませんか。
バール(BAR)の閉店時間もチェックしておけば、夕晩にホテルに戻った時、ちょっとお酒が飲みたいな、ちょっとコーヒー飲みたいな、と感じた時のブレイクタイムにも利用できます。
新婚旅行の合間にイタリアンな生活を覗いてみることお勧めします。
・コーヒー(Caffe’ )0.80~1.00ユーロ
・カプチーノ( Cappuccino) 1.00~1.50ユーロ
・コルネット( Cornetto) 1.00~2ユーロ
<テーブルサービス料の目安>
・高級BAR テーブルコーヒー 4.00ユーロ~
・カプチーノ 5.00ユーロ~
・普通のBAR テーブルコーヒー 3.00ユーロ前後
・カプチーノ 4.00ユーロ前後
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