Bonjour!

今週から一気に寒くなったParisです。

先日、パラスの称号を持つブリストルの中にある、3つ星レストランで食事をしてきました。歴史のあるホテルでの優雅な雰囲気、とても礼儀正しく、でも高圧的ではないサービス、もちろん美味しいお食事。さすがパラスと呼ばれるだけあります。
パラスの称号を持つブリストルの中にある、3つ星レストラン
せっかくのハネムーン。パリの星付きレストランでのお食事も楽しみたいもの。その時の気になるマナーをご紹介しましょう。
星付きレストランのテーブルマナーをマスターしましょう

服装の注意点とレディファーストの精神

まずは服装から。女性はワンピースであればまず間違いはありません。男性はシャツ、もし嵩張らなければやはりジャケットは持参したいところ。
座ったり、注文したり・・・すべては女性が先です。フランスはレディファーストの国。これが基本!
3つ星レストランになると、女性に渡されるメニューにはお値段が載っていないことがほとんど。気になりますよね、いくらなのか・・・(笑)でも男性のメニューを覗き込んだりするのはNG!ここはぐっとこらえて!
女性のメニューにはお値段は書いてありません!

魔法のひとこと「MERCI!」

注文した品が出てきて説明してもらったり、お手洗いの帰りに椅子をひいてもらったら、必ずMERCI !この魔法の一言で、サービスする方もぐっと気分があがるもの。
日本のお蕎麦ではありません。お食事中、音を立てるのは絶対にNG!
冬によくありがちな日本人のNG。日本人で目立つのが、鼻をすする人。けれど、フランスではこれが絶対にNG!!鼻をすするのであれば、ティッシュでかむこと。
星付でよくあるのが、最後のフロマージュ ビュッフェ。お上品なのは2-3種類だけ選ぶこと。どれもこれもと欲張るのは避けましょう!
フロマージュブッフェは取りすぎないのがマナー
どうしてもタバコが吸いたくなったら・・・フランスでは、喫煙席はありません。屋内は全て禁煙です。
もしレストランでどうしてもタバコが吸いたくなったらデザートや食後のコーヒーの時であればOK。そっと外に出て吸いましょう。でもなるべく吸わないのが理想的です(パートナーを一人ぼっちにさせてしまいますしね)。

チップは10~15%ぐらいを目安に

 星付きのレストランの場合は、お支払いはカードでも、最後にチップを残すことを忘れずに。恐らく領収書やショップカード、お釣りが挟まった台紙が置かれますので、そこにそっとチップを置いて帰りましょう。星付きであれば硬貨のチップは少し失礼。10%から15%くらいが目安です。
普通のビストロの場合、アメリカのように多額のチップは必要ありません。二人で60ユーロくらい食べたら3-4ユーロ程度。感謝の気持ちを込めて・・・
不安も多いかもしれないレストランマナーですが、以上のことを気を付けていれば大丈夫!そして何より、Merci!の気持ちと笑顔を忘れずに。素敵なレストランタイムを過ごしてくださいね!