フランス領ポリネシアのソシエテ諸島に属すボラボラ島。他の世界から隔絶されたような美しいリゾートでのひと時は、格別な体験になることでしょう。
(Main Photo: David Kirkland/Philippe Bacchet/Grégoire Le Bacon)
ガラスのスライドテーブルやカヌーで朝食も楽しみのひとつ。(©INTERCONTINENTAL HOTELS & RESORTS)
美しく透き通ったブルーのグラデーションを描く海。湖のように静かなラグーンは水族館のよう。
島の中央にそびえる聖なる山。ゴーギャンも魅せられた神秘的な姿に感動します。
ボラボラ島に行くならやっぱり、水上バンガローに泊まりたい。ということになると、やはりそれなりの予算は必要です。パペーテ1泊を含む6日間でお1人当たり60~70万円、8日間で65~75万円ぐらいをみておきましょう。
なんとか格安でと思っているならボラボラ島はあきらめた方がよさそう。オーダーメイドプランや格安旅行会社のパッケージツアー、個人手配の場合と比べても、最終的にはほとんど差がありません。
予算を抑えて水上バンガロー泊を狙うなら、タヒチ島やモーレア島がベストということになります。
直行便が週2往復。ボラボラ島へは、さらにタヒチ島から国内線を利用して移動します。このためボラボラ島に3泊するには6日間の旅行日程が最低でも必要になります。
タヒチ島からボラボラ島までの移動は国内線で約50分、1日10本前後のフライト。ホテルのロケーションによりますが、だいたい空港から30分前後、移動時間がかかります。
日本への帰国便はパペーテ発が、 深夜もしくは早朝に限られているため、帰国前日には必ずパペーテで1泊します。できれば、8日間もしくは、10日間の旅行日程は欲しいところです。
1月 | ▲ |
---|---|
2月 | ▲ |
3月 | ▲ |
4月 | ▲ |
5月 | ● |
6月 | ● |
7月 | ● |
---|---|
8月 | ● |
9月 | ● |
10月 | ● |
11月 | ▲ |
12月 | ▲ |
タヒチにあるボラボラ島は、乾季である5月~10月がハネムーンのおススメシーズン。
でも7月は「ヘイヴァ・イ・タヒチ」を狙って訪れる観光客が多いので、この時期に新婚旅行を計画するカップルは早めに予約をしましょう。
また平均して25度前後と一年を通して暖かく過ごせますが、雨季は雨と湿気が多く、27~30度ぐらいになります。そしてこの季節はサイクロンが多くなるのも気になるところ。ハネムーンで晴天を狙うなら、やはり乾季がおススメです。
高級リゾート内では、カジュアルになりすぎず、ショートパンツや短パンは避けた方が無難。男性はチノパンにポロシャツなど、女性はワンピースやアクセサリーを工夫するなどある程度、おしゃれな装いを心がけましょう。
乾季である5月~10月は冬にあたります。水着の上からさっと羽織れるサマードレスやシャツを準備しておくと便利です。日焼けをしやすいのでサングラスや帽子は必需品。
ハイキングや4WDサファリを楽しむ場合は、スニーカーを持参。虫よけスプレーもあるといいでしょう。
ボラボラ島の中でも最も美しいラグーンの眺めといわれているのがマティラ岬。その先端に広がるのが、5つ星ホテルの「インターコンチネンタル ボラボラ ル モアナ リゾート」です。
バンダナスの葉を編み込んだ屋根や竹で編まれた壁など、釘を使わずにロープで作り上げたナチュラルな建物は、タヒチならではの雰囲気。水上バンガローのガラステーブル、もしくは、床から直接泳ぐ魚を見ることができ、開放感あふれる滞在が人気を呼んでいます。
朝はもちろん、憧れのカヌーブレックファースト。日本語スタッフの対応もあるので、海外初心者でも安心して過ごせます。
もう一つ、ボラボラ島にある「インターコンチネンタル リゾート&タラソ スパ ボラボラ」は、島の東側モツにある全室水上バンガローのリゾート。目の前にオテマヌ山を臨むロケーションで特別感たっぷり。
タラソスパを併設した本格的なスパが受けられるのが魅力的。無料シャトルボートでそれぞれのリゾートを行き来できるのでお得感があります。
世界中からセレブが訪れる豪華水上ビラとビーチビラが圧巻。スタンダードな客室でも144m²とボラボラ島一の広さをを誇ります。
オテマヌ山の正面に位置する贅沢なロケーション。全室バトラーサービスがあるのは、フレンチ・ポリネシアではここだけ。日本後スタッフの対応もあります。
水上に浮かぶレストラン「ラグーン」でロマンテックなハネムーンを楽しめます。
モツ・ピティアアウにある「メリディアン ボラボラ」は、海岸線からオテマヌ山が最も美しく見える場所としてハネムーナーに人気があります。ラグーン内では、ウミガメと一緒に泳ぐこともできます。
ここの水上バンガローは、ボラボラで最も大きい約2畳分のガラス床があります。足元に広がる美しい海とトロピカルな魚に滞在中ずっと癒されてください。
ボラボラ島の南西にある「コンラッド ボラボラヌイ」は、贅沢を極めたホテル。コバルトブルーに輝く海に浮かぶ水上ヴィラからは、直接海に降りることもできます。
そして島で唯一サンセットが望めるのもこのホテルの魅力。ロマンティックなハネムーンスティを約束するホテルです。
日常からかけ離れた特別な時間を過ごしたいカップルには、客室のほとんどが水上バンガローの「フォーシーズンズリゾート・ボラボラ」がおすすめ。
バンガローのバスタブからはオーシャンビューを望め、緑に囲まれたスパでは至福のトリートメントが体験できるから、優雅な新婚旅行を実現できること間違いなしです。
ショッピング三昧のハワイハネムーンとは違い、大自然に思う存分触れることができるのがボラボラ島ハネムーンの醍醐味。そんな島ではマリンスポーツがハネムーンカップルにイチオシのアクティビティ。
なかでもダイビングは南国のリゾートならではの美しさを思う存分楽しめるから人気です。サメやクジラ、マンタなどが集まる「南大西洋の真珠」と呼ばれるボラボラ島周辺の海でダイビングをすれば、心底海好きなカップルはもちろん、ダイビングビギナーのふたりでも満足度たっぷりの体験ができること間違いありません。
「ダイビングは自信がない」というふたりなら、シュノーケリングにトライしてみましょう。水上バンガロー周辺でもシュノーケルができるホテルもあるから、とっても気軽にできますよ。
ボラボラ島ではほかにも、「サーフィン」や「ジェットスキー」、「ホエールウォッチング」など、さまざまマリンスポーツが体験できます。現地ツアーやオプショナルツアーに参加して、とことん楽しみましょう。
また無人島ツアーの「モツピクニックツアー」に参加するのも、オススメ。このツアー、ボートで島々を巡りながらシュノーケリングをしたり、エイの餌付にトライしたり、ランチは無人島で地元のお料理を楽しんだりと、楽しさ盛りだくさん。
日本語のガイドがつくツアーが多いので、英語が不得意なお二人でも心配なし!というのも魅力です。
のんびり派カップルは、美しくどこまで広がるビーチでゆったりと過ごしましょう。ボラボラ島の「マティラ岬」は、ホワイトサンドのビーチ。ラグーンもあり、地元の人にも人気です。とくに夕暮れどきはロマンティック。
ふたりで砂浜に寝転んで、刻々と色の変わる水平線を眺めてみては。またマティラ岬からヴァイタペの街まではホテルやスーパーマーケット、ショップが並ぶにぎやかなエリアなので、ちょっとした買い物などもできますよ。
ハートの形をした環礁がある「ツパイ島」。ボラボラ島の北側にある無人島です。島の東側上空から見ると完璧で美しいハート型に見え、最高にロマンティックなスポットとして人気を集めています。
いままではヘリコプターによる遊覧飛行のみでしたが、2012年より9年間の期間限定で、島に上陸して結婚式を挙げることを許可されました。1日1組限定で式を挙げるカップルのみ上陸できます。
※2018年6月現在、ヘリコプター会社の営業見合わせにより遊覧飛行もウエディングも中止中です。再開したらまたお知らせします。
ハネムーンでボラボラ島、水上バンガローに宿泊するなら、ぜひ体験したいのがカヌーブレックファースト!他では味わえない特別な時間になります。
カヌーに乗ったスタッフがバンガローまで朝食をお届け。バルコニーにテーブルセッティングしてくれます。
ボラボラ島に2つあるインターコンチネンタルのリゾート、ヒルトン 、セントレジス ボラボラ リゾート、フォーシーズンズなどで用意されてますよ!
飲食店の少ないボラボラ島。でもほとんどのホテルでイタリアンから中華まで、さまざまなタイプのレストランを展開しているので、食事選びには困りません。
「インターコンチネンタル ボラボラ ル・モアナ リゾート」は、フランス料理メインのレストラン「ノアノア」とプールサイドにあるカジュアルレストラン「ヴィニヴィニ」の2か所。姉妹リゾートのタラソ・スパへの送迎もあるので、両方を行き来できます。
ビーチや水上バンガローのテラスでプライベートディナーも対応してくれるので、思いっきり贅沢でロマンティックな体験ができますね。
「ラグーン・レストラン」は、ボラボラ島東海岸にある高級ホテル「セントレジス ボラボラリゾート」内にあるフレンチレストラン。このレストランではて海に面したテーブル席を予約しましょう。ニューヨーク帰りのシェフが腕を振るうお料理に舌鼓を打ちながら、ワインを片手にラグジュアリーな夕食を楽しめます。
またボラボラ島のほとんどのホテルにオールインクルーシブプランがあるので、ホテル内ですべての食事を済ませたいカップルは利用してみましょう。食事代を気にせず、高級料理をいただけます。
島の中心地ヴァイタペ付近はカフェやレストラン、お土産屋さん、スーパーマーケットなどが並んでいるエリア。そんなヴァイタペにある「アロエ・カフェ」は気軽にお食事ができるスポット。
ランチメニューも豊富でサンドイッチからパスタ、肉料理やコーヒー、デザートまで揃っているので、ホテルの料理に飽きたときにはとっても便利です。
ショッピングセンターの奥にある「ル・セントジェームス」は、ラグーンを見下ろすレストラン。シーフードと地元で獲れたお魚が人気で、オープンエアのテラス席がおすすめです。
同じくヴァイタペの町はずれにある「マイカイ・ボラボラ」は、テラス席のある落ち着いた感じのレストラン。隠れ家的な存在でマリーナにあります。フランス料理、ポリネシア料理を提供しています。
「ブラッディ・マリー」は、ボラボラではとっても有名な老舗レストラン。ハリウッドスターも訪れることで有名です。
サンセットを楽しみながらのお食事なら、マティラ岬の方へ。ビーチ沿いにある「モイ・ヘレ」は、ロケーション抜群のレストラン。軽食がメインですが、サンセットを眺めながら、夕食も楽しめます。
同じくビーチ沿いにある「マティラ・ビーチ・レストラン」は、バーガー類などの他にお刺身やお寿司なども提供しているので、和食が恋しくなったら訪ねてみては?マティラ岬に宿泊しているなら、サイクリングがてら訪れることもできますよ。
モツにあるホテルの場合は、ボートでの送迎が必要です。オプショナルツアーとして予約できる場合もあるので、ハネムーンコンシェルジュにあらかじめ相談しておきましょう。
ボラボラ島のショッピングは、ヴァイタペ付近へ行ってみましょう。メイン通り沿いにはトロピカルな雰囲気のレストランやカフェ、そしてお土産屋などが並んでいて、とってものんびりムード。
ローカルなお店の多いこの地区では、手作りの小物やバナナ、マンゴなどを売る道端のお店にぜひ立ち寄りましょう。タヒチらしい買い物ができますよ。
もちろんタヒチらしいカラフルなパレオもおすすめ。水着の上に着たり、ちょっとしたリゾートドレスにアレンジしたりと便利です。
またヴァイタペの街にはスーパーマーケットもあります。「チン・リー」はこのエリアで一番ポピュラーなスーパー。生鮮食料品からワインまで、大抵のものが揃っています。バラマキ用のお菓子をここで買うのもいいかもしれません。
タヒチハネムーンの代表的なお土産を探したいカップルは、ヴァイタペにある黒真珠専門店「ロバート・ワン」へ。ゆったりとした店内にはネックレスやピアスなどがたくさん。
日本人スタッフもいるので、言葉に自信のないカップルも安心してお気に入りのアイテムが購入できます。
タヒチとニューカレドニアはどちらもフランス領ですが、南フランスのような雰囲気のあるニューカレドニアの方が、フランスらしさはより楽しめます。
またプチパリと呼ばれる街のヌメアがあるので、ショッピングやグルメを堪能したいカップルにもニューカレドニアがオススメ。
逆に水上バンガローでのプライベート感と雄大な自然を満喫したいのであれば、タヒチを選んだ方が良いでしょう。
料金的にはニューカレドニアの方がお手頃価格です。
南半球のタヒチとケアンズ。どちらも季節が日本と反対になるので、日本が寒い時期にビーチリゾートでハネムーンを楽しめるのは魅力。
ただケアンズに比べてタヒチまではフライト時間が少し長め。加えて時差もケアンズは1時間に対し、タヒチは19時間なので、時間に余裕のない、または時差ボケが気になるカップルにはケアンズがおすすめです。
また、タヒチはリゾート滞在でのんびり過ごしたい派向け。観光や食事、買い物、動物との触れ合いなど、アクティブに過ごしたい派はケアンズになります。
料金的には断然、ケアンズの方が安くすみます。
年間を通じて常夏のタヒチ。雨季もありますが、それほど気にせず旅行ができますが、バリ島はモンスーンの影響で乾季と雨季がはっきりしています。
リゾートハネムーンの場合、満足度はかなり天候に左右されるので、晴天の青い海を満喫したいのであれば、タヒチを選んだ方が安全かもしれません。
旅行日数が限られてるカップル、予算が少な目のカップルならアジアのビーチ。バリ島やプーケット島、セブ島などアジアのビーチを選びましょう。同じ予算でかなり贅沢な滞在が楽しめますよ。
大自然を満喫できるタヒチに比べてハワイはマリンスポーツとショッピングがメインになりがち。だから買い物好きなカップルには、断然ハワイがおすすめです。
ただホテルでは、タヒチの方が水上バンガローがあるので、ふたりだけのロマンティックでゆったりした時間を過ごしたいのであれば、タヒチを選んだ方が良いでしょう。
料金的にはハワイの方が安くすみます。旅行日数は同じぐらいですが、自由度はハワイです。
インド洋に浮かぶ楽園のモルディブと太平洋に浮かぶ真珠のタヒチ。ハネムーンの旅行先としては両方とも魅力のある場所。人気の水上バンガローが立ち並ぶ風景は印象的です。
違いはたくさんの環礁が集まって構成されているモルディブは1島1リゾートに対して、タヒチはボラボラ島やモーレア島に各社リゾートホテルがあるということ。その点ではモルディブの方がプライベート感はたっぷり味わえます。
ただタヒチのリゾートホテルのほとんどが、ハネムーン向けにさまざまなサービスを設けているので、ロマンティックな滞在をお望みのカップルは、タヒチを選んだ方が良いでしょう。
旅行日数、費用的にはタヒチの方がやや高めですが、モルディブもリゾートによっては高くなるので、予算を伝えてどちらがベターかはプロの意見を聞くのがイチバンです。
ハネムーンSは、「旅行会社の中でも新婚旅行に詳しい担当者」=【ハネムーンコンシェルジュ】に、無料で旅行プランを作ってもらえるサイトです。
お二人の希望をかんたんに入力していただくだけで、複数のコンシェルジュにプランを作成してもらえます。ご利用はもちろん無料!