奄美大島は鹿児島と沖縄のほぼ中間ぐらいに位置する離島です。加計呂麻島、与路島、請島、喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島までを含めて8つの有人島を奄美群島と呼んでいます。
奄美大島は奄美群島の中でも最も大きな島。沖縄と本土両方の影響を受けながら独自の文化を持ち、ここだけにしか生息しないアマミノクロウサギやアマミアオガエルなど豊かな自然が息づいています。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、ハネムーンの行き先に迷っているという方も多いのでは?国内の新婚旅行、人気の行き先は沖縄がダントツ。でも他にも素敵なリゾートや島があります。今回は2人でのんびりおこもりステイができるおすすめの離島を大特集。滞在先を含めた素敵なハネムーンモデルプランをご紹介します。
奄美大島は鹿児島と沖縄のほぼ中間ぐらいに位置する離島です。加計呂麻島、与路島、請島、喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島までを含めて8つの有人島を奄美群島と呼んでいます。
奄美大島は奄美群島の中でも最も大きな島。沖縄と本土両方の影響を受けながら独自の文化を持ち、ここだけにしか生息しないアマミノクロウサギやアマミアオガエルなど豊かな自然が息づいています。
奄美大島の最南端にある秘境リゾート「THE SCENE amami spa&resort」。賑やかな繁華街から離れ、国立公園に指定されているエリアにたたずむ自然のエネルギーに満ちたスポットです。奄美唯一の天然温泉があり、スパメニューも充実。オーシャンビューのチャペルでリゾートウェディング、フォトウェディングだけでももちろんOKです。
奄美大島の北部、空港から車で約10分の場所にある「伝泊 The Beachfront MIJORA」。奄美大島出身の建築家・山下保博氏が手掛けたリゾートで、1棟貸切タイプのヴィラが海に向かって立ち並ぶ贅沢なロケーションが人気です。
美しい夕陽と満点の星空。まるで海の上に浮かぶ水上ヴィラで過ごしているかのような気分を味わえますよ。
奄美空港から車で約20分、全室オーシャンビュー&ヴィラタイプのビーチリゾートが「Miru Amami(旧ネストアット奄美ビーチヴィラ)」です。何もせずにおこもりするもよし、アクティビティを楽しむのもよし。
近くには恋のパワースポットとして有名な“ハートロック”もあります。
奄美大島は関東エリアからなら飛行機(約2時間30分)、鹿児島空港からならフェリー(約11時間)も選べます。直行便を利用すれば2泊3日でも楽しめますが、せっかくの島時間。ぜひ3泊以上でのんびり過ごしてみては?鹿児島観光と合わせて周遊もおすすめです。
宿泊先を安く抑えれば比較的リーズナブル。でもせっかくのハネムーンですから、ぜひ宿にも贅沢をしておこもりステイを楽しんでください。リゾートステイなら2人でプラス10~15万円は余分にみておきましょう。
梅雨に入る5~6月、台風シーズンにあたる8・9月は避けるのがベスト。梅雨入り前の4月、夏真っ盛りの7月、少し肌寒くなり始める10~11月がおすすめです。最も寒い1月でも春先ぐらいの気温ですので、料金が安い時期を狙うなら冬もアリです。
奄美大島の北部、空港からもほど近い土盛ビーチは、その美しさから“ブルーエンジェル”とも呼ばれています。潮の流れが激しいので遊泳には向きませんが、フォトジェニックな写真が撮れますよ。ダイビングやシュノーケルなら倉崎海岸がおすすめ。近くには有名なハートロックがあります。
ハネムーンならやっぱりココ!赤尾木(あかおぎ)集落の東側の海岸にあるハート型の潮だまりです。干潮で波が穏やかな時だけ現れるパワースポット。
1~3月はハートを縁取るようにアオサが付き、緑と青のコントラストが美しく見えるそうですよ。
天然の亜熱帯広葉樹が生茂る希少な原生林。生きた化石といわれる巨大なヒカゲヘゴや国指定天然記念物のルリカケスやキノボリトカゲなど、稀少な生物も生息しています。映画「ゴジラ」のロケ地としても有名。認定栄枯ツアーガイド同行で訪れることができます。
大島紬は世界三大織物の一つともいわれる奄美大島の特産品。絹を泥で先染めしてから織りあげる伝統工芸品です。大島紬村では、その製造工程が見学できる施設。1万5千坪といわれる亜熱帯植物庭園の中にあり、実際にそでを通すことができる着付け体験も可能です。
住用町(すみようちょう)にある黒潮の森マングローブパークは、国立公園特別保護区に指定されたマングローブ原生林が広がる場所。グランドゴルフやカヌー、セグウェイ体験が楽しめる他、奄美の希少な生き物に出会える原生林ナイトツアーも実施しています。
鶏肉や錦糸卵、しいたけなどの具材を乗せて、スープをかけていただく奄美大島の郷土料理です。旨味たっぷりの鶏だしが絶品。お店ごとに味が異なるので、いろいろ食べ比べてみては?
屋久島は鹿児島市の南方約135㎞の沖合に浮かぶ島で、九州最高峰の宮之浦岳を始めとする標高1,000m以上の山々が連なり「洋上のアルプス」とも呼ばれています。
樹齢1,000年を超える屋久杉で有名。日本の年間平均降水量の2倍を超える雨が降り、亜熱帯から冷温帯にかけてのさまざまな植生を持つため、日本列島をそのまま凝縮したような島と呼ばれることも。白谷雲水峡にある「苔むす森」はまさに映画「もののけ姫」の世界が広がっています。
屋久島の東南、空港から車で約40分の場所にある「sankara hotel&spa 屋久島」。オーベルジュ型のリゾートホテルとして、ここでしか味わえない上質なお料理に出会えます。
森の中にたたずむヴィラタイプの客室やホテルタイプの客室。海を臨むお部屋もあります。屋久島のエネルギーを取り入れるトリートメントが受けられるスパや海を見下ろすプールなど、贅沢な時間が過ごせます。
屋久島は鹿児島空港乗換で飛行機(約35分)が最も便利。鹿児島本港から高速船なら約1時間50分、フェリーだと約4時間かかります。大阪、福岡からなら1日1便、直行便もあります。最短で2泊3日でも楽しめますが、天候が急変しやすいので屋久杉などを見に行くなら3泊以上は見ておくほうがいいかも。鹿児島観光と合わせて周遊もいいですね。
予算は宿泊先にもよりますが、「sankara hotel&spa 屋久島」リゾートステイなら2人でプラス10~20万円は余分にみておきましょう。
普段から雨が多い屋久島は梅雨の時期は避けるべき。梅雨前の時期なら登山も楽しめます。海や川のアクティビティを楽しむなら夏。秋は山歩きに最適なので、静かな森を楽しむなら10月や11月もおすすめですよ。
年間何万人も訪れるという縄文杉。樹齢7,000年以上といわれる神秘的でダイナミックなその姿をぜひ1度は見てみたいものです。途中、見上げるとハート形の空が見えるウイルソン株があり、恋愛パワーがもらえると話題になっています。
ただし、標高600~1,300mと高低差のあるところを10時間以上歩くロングトレッキング。天候も変わりやすいので準備は万全に!
本格的な登山は心配というカップルには白谷雲水峡がおすすめ。屋久島の北東部を流れる白谷川の上流に位置する白谷休養林の中にあります。3~5時間程度で歩けます。深い緑に覆われた苔むす森は、映画「もののけ姫」の世界そのもの。神秘的な世界に出会えます。
水の島でもある屋久島では、ダイナミックに流れ落ちる滝がいくつかあります。千尋の滝もその一つ。2020年には3つ目の展望台もでき、いろいろな角度から楽しめます。
この他にも日本の滝百選にも選ばれた大川の滝や太平洋へ直接流れ落ちるトローキの滝もおすすめです。
屋久島周辺の海は日本一魚の種類が多いといわれています。ウミガメ遭遇率も高く、竜宮城のような気分を味わえます。屋久島の海に精通したダイビングサービスが揃っていますので、初心者でも美しい海の世界を満喫できますよ。
ラムサール登録地でもある永田いなか浜は日本一のウミガメ産卵地として有名。屋久島では数少ない砂浜です。5月~7月はアカウミガメ、アオウミガメが産卵のため上陸するので「ウミガメ観察会」が実施されます。天気がよければ美しい夕陽を見に行くのもおすすめです。
屋久島でよく食べられているカメノテ。見た目はちょっとグロテスクですが、塩ゆでや味噌汁にするとおいしいことで知られています。この他にも「首折れサバ」やトビウオなど、鮮度抜群の地魚がずらり。ぜひ堪能して帰りましょう。
壱岐は玄界灘に浮かぶ長崎の離島。古代から中国、朝鮮半島への往来があり、神々が集う島として数々のパワースポットが残されています。
海の美しさは沖縄に負けないほどで、マリンアクティビティも充実。玄界灘の荒波にもまれた海産物は、ここでしか味わえない贅沢さです。何もせずまったりとすごしたいというカップルにはぜひおススメしたい行き先です。
郷ノ浦港や空港から車で約15分の場所にある「壱岐リトリート 海里村上」。全室オーシャンビューで露天風呂を備えた贅沢な客室が自慢です。壱岐牛や海産物を使った四季折々のお料理。温泉認定基準の17倍といもいわれる超高濃度温泉源泉かけ流しなど、ココでしか味わえない特別な時間が流れます。
シーカヤックやクルーズ、星空ツアー、せりツアーなどリゾート限定のアクティビティも充実。神々が集うといわれる島のパワーをたっぷり取り込んでみてはいかがでしょうか。
壱岐までのアクセスは福岡の博多港から船(カーフェリーで約2時間20分、カーフォイルで約1時間10分)が便利。長崎経由なら飛行機で約30分です。最短で2泊3日で楽しめますが、ぜひ九州周遊と合わせて5日間~7日間で予定を組んではいかがでしょうか。
予算は宿泊先にもよりますが、「壱岐リトリート 海里村上」リゾートステイなら2人でプラス5~10万円は余分にみておきましょう。
対馬暖流の影響を受ける壱岐島は、夏は過ごしやすく冬は暖かいため、いつ行っても楽しめます。7~8月はピークシーズンで混みあうため、春や秋の平日を狙うとのんびり過ごせそうです。台風シーズンはフェーリーなどが欠航しやすいのでご注意を。
壱岐北東部・芦辺町にある小島神社は、岸から約150m沖に現れる小島にあります。大潮の干潮時になると参道現れることから日本のモンサンミシェルと呼ばれることも。島全体が神域のため、小石1つ島から持ち出すことはできません。御朱印をいただく場合は事前予約が必要です。
黒崎半島の先端にある猿岩は、そっぽを向いた猿の姿にそっくり。高さ45mある巨大な岩でです。壱岐は“生き島”といわれ、勝手に移動してしまうと考えられたため、神様が島が動かぬよう立てた八本柱の一つだそう。
すぐ近くには東洋一といわれた巨大な戦争遺跡「黒崎砲台跡」もあります。近くで見るとその大きさに驚きますよ。
弥生時代は「一支国(いきこく)」と呼ばれていた壱岐島。外交の玄関口でもあり、弥生時代の遺跡が残されています。一支国博物館は、屋根全体を緑化されたユニークな外観でとてもフォトジェニック。島内から出土した実物資料を約2,000点展示し、一部は実際に持ち上げて重さなどを確かめることもできます。
壱岐島最北端にある勝本港の沖に浮かぶ無人島・辰ノ島。エメラルドグリーンに輝く海と白浜、玄界灘の荒波に削られた奇岩・断崖絶壁が連なる景勝地です。3月~11月は観光渡船が運行しており、遠浅のきれいなビーチでまったり過ごせます。天候に恵まれれば、海から船が浮かんでいるような現象も起こるそうですよ。
「イルカパーク&リゾート」は勝本町にあるテーマパーク。イルカにごはんをあげたり、タッチができるプログラムがあります。この他にもSUPやカヤック体験などのアクティビティもいろいろ。ロードバイクで島内観光を楽しめるツーリングもありますよ。
海からのミネラル分を豊富に取り込んだ壱岐牛は、口の中でとろけるような脂と柔らかな肉質で食通たちから注目を集めています。焼き肉やステーキ、ハンバーガーなど、県外で壱岐牛を食べられるチャンスはなかなかありません。島の宝といわれるウニやケンサキイカ、アワビなど海産物ももちろんおいしいですよ!
小笠原諸島は東京から南南東へ約1,000㎞の太平洋上にある約30余りの島々から群島です。そのままさらに南へ進めばマリアナ諸島があります。有人島は父島・母島のみ。
小笠原諸島でしか見ることが出来ない固有の生き物が多く、日本最大のアオウミガメ産卵地として知られています。奄美大島同様「東洋のガラパゴス」とも呼ばれ、今もなお生物の進化の過程を見ることができることから「進化の実験場」といわれることもあります。
小笠原諸島・父島の二見港からと予約1分の好立地。カフェを併設したプチリゾートが「ハートロックヴィレッジ&カフェ」です。小笠原の自然を知り尽くした熟練ガイドがアクティビティをサポートしてくれるツアーデスクがあり、滞在中快適にサポート。
「快適だけどエコ」をテーマに環境に優しい宿としてどのお部屋からも、小笠原の海や森が楽しめ、ゆったりくつろげます。
小笠原諸島を訪れるには週に1便運行している定期船「おがさわら丸」のみ。片道24時間かかるので、最低でも6日間、往復船中4泊、現地2泊が基本です。スケジュールに余裕があるなら12日間、現地8泊というのも贅沢ですね。WiFi環境が整っているのでリモートワークが可能。長期滞在しながらのハネムーンはいかがでしょうか。
滞在先は民宿やペンションなどが多いので予算を抑えることは可能。その分、船の船室をグレードアップし、クルーズ気分を味わいながらゆったり過ごすのおススメです。スタンダードな客室で片道22,870円から、特等で57,240円です(季節変動あり)。
ホエールウォッチングを狙うなら2~4月。梅雨明けが早いので海の穏やかな6月はねらい目です。7~9月はマリンレジャーに最適ですが混みあうのが難点。夏の日差しや混雑を避けるなら10月以降もおすすめですよ。
野生のイルカが回遊してくる小笠原諸島。船の上から見ることもできますが、人懐っこいミナミバンドウイルカなら一緒に泳ぐ体験も可能です。ツアーが実施されていますのでぜひ参加してみましょう。
2008年3月「小笠原南島の沈水カルスト地形」の名称で国の天然記念物にも指定され、新東京百景にも選ばれました。無人島の南島。この景観を守るため、観光客の皆様にはルールに従って上陸していただく必要があります。南島へ上陸するには、東京都自然ガイドの同行が必要となり、1日100人という入島制限や、1人のガイドに15名まで等の自主ルールが定められており、自然を大切にしながら楽しむエコツーリズムの精神でツアーが催行されています。
小笠原諸島は、大陸と一度も陸続きになったことが無いため、海流、風、鳥などによって運ばれてきた動植物は独自の進化を遂げました。原生状態を保つ亜熱帯の森と山を、固有の動植物や鳥をウォッチングしながらのハイキングやトレッキングは驚きと感動がいっぱいです。
夜の小笠原も見所が一杯です。夜の森ではほのかに緑に光るキノコ「グリーンペペ」や天然記念物に指定されている固有種の「オガサワラオオコウモリ」が飛ぶ姿も見られます。海辺では夜行性の生き物に出会うことができます。また、満天の星空は夏以外でも天の川が見えてしまうほど、たくさんの星が見られます。
透明度の高い海を自然に優しいカヤックでクルージング。ガイドに案内してもらえれば初心者でも安心して体験していただけます。エンジンを使わないので静かに大自然を楽しむことができます。シーカヤックでしか辿り着けないビーチに上陸して、ランチなんてプランもあります。
小笠原諸島で古くから食用として獲られてきたアオウミガメのお刺身や、鰆などの白身魚をお醤油ベースのたれに漬け込んだ「づけ」の握りが有名。こちらではわさびではなく、辛子を付けていただきます。
小笠原諸島は日本で初めてコーヒー栽培を試みた場所。太平洋戦争でいったん栽培が途絶えたものの、返還後に野生化したコーヒーを発見し、再び栽培を始めたのが野瀬農園です。「ハートロックカフェ」で飲める他、野瀬農園でコーヒーツアーも実施しています。
ハネムーンSは、「旅行会社の中でも新婚旅行に詳しい担当者」=【ハネムーンコンシェルジュ】に、無料で旅行プランを作ってもらえるサイトです。
お二人の希望をかんたんに入力していただくだけで、複数のコンシェルジュにプランを作成してもらえます。ご利用はもちろん無料!