こんにちは。
雨の続くローマです。冬のイタリア新婚旅行には雨具の用意を忘れずにご持参くださいね。
12月に入るころには、マフラーや帽子や手袋が必要になるくらい寒くなるのでしょう。
今年もあと1か月と半月。
イタリアの大イベント!クリスマス時期に突入します!!
イタリア人の約90%はキリスト系カトリック教徒です。
その為、新年を祝うよりも、クリスマスを祝う事の方が、大事な行事。
上の写真はローマカトリック本堂「サンピエトロ寺院広場」のクリスマス時期の様子(2013年)です。
1月6日まで続くクリスマスのお祝いムードに包まれるイタリア
イタリアでのクリスマスの始まりは12月8日からです。
クリスマスを祝う期間は12月8日から1月6日まで続きます。
12月8日は「聖母マリアがキリストを受胎した日」として、祝日です。
この日に、クリスマスの飾りつけを始めるのが、一般的なクリスマス行事のスタートとなります。
日本だと、クリスマスというと、ツリーの飾りがメインとなる事でしょうが、イタリアでは、クリスマスツリーももちろんではありますが、「プレセピオ」と呼ばれるキリストの誕生を再現させた人形を飾ります。
ローマで有名なクリスマスの見どころといえば、
「ナボナ広場」、「サンピエトロ寺院」です。
華やかなクリスマスムードでいっぱいの「ナボナ広場」
12月のナボナ広場は、クリスマスの飾りつけの屋台がずらりと並び、普段の穏やかな広場とは違い、人でごった返していますが、そんなナボナ広場を見て歩くのはとても楽しいです。(写真下は2013年クリスマス時期のナボナ広場)
12月8日以降にイタリアへ旅行されるのであれば、クリスマス期間限定のイタリアを堪能されてくださいね。
サンピエトロ寺院では等身大のプレセピオでキリスト生誕を再現
サンピエトロ寺院では、広場と教会内に等身大のプレセピオでキリストの誕生シーンが飾られます。
毎年イタリア国内から選ばれた土地のプレセピオを飾るため、その年その年の楽しみが違うのも素敵です。
(写真下は2013年度 ナポリのプレセピオが飾られました)
プレセピオの馬小屋では、皆が何かを待っている構図となっています。
そこには何もありません。
そして12月24日の夜12時に、プレセピオの中に、赤ちゃんが飾られます。
つまり、キリストが誕生したという飾りになるわけです。
12月25日から1月6日まではキリストが誕生した様子が飾られます。
お二人のいらっしゃる2014年のサンピエトロ寺院のプレセピオはどんな仕様なのでしょうね。今から楽しみです。
2014年 ローマから 桜子
【関連記事】
・イタリアのクリスマスは12月8日からスタート!この時期のハネムーンは?
・幻想的なクリスマス時期のローマへ新婚旅行
・クリスマスの見どころ@ローマハネムーン
・クリスマス・年末のローマハネムーンでの過ごし方