南太平洋有数のリゾート地として知られるタヒチ。ゴーギャンが愛した最後の楽園。鮮やかな色彩の花々や山の緑、トルコ色や紺碧色の海。誰もが憧れるのんびりとした時間が迎えてくれます。
(Main Photo: Raymond Sahuque/Christian Durocher/Xavier Lancry)
タヒチといえばやっぱりこれ!ハネムーンで泊まりたい憧れの宿泊施設。
ダイナミックで美しいタヒチの自然、そこで暮らす素朴で人々の温かさ。
ピンク色のサンゴ礁が創り出すロマンティックで神秘的なビーチがある。
(© Tahiti Tourism)
タヒチはビーチリゾートの中でも物価が高いことで知られています。予算については選択するホテルのランクや食事、オプションのアクティビティによって大きく変わります。
基本となるタヒチ島とボラボラ島の2島に滞在する6日間フリープランの場合、水上バンガローで朝食付きを指定するとお1人当たり50~60万円ぐらい。またハイシーズンにはプラス10~20万円くらいみたほうがよさそうです。
ボラボラ島以外の島で水上バンガロー泊を希望するなら、お1人あたり40万~50万円ぐらい。もう少し金額を抑えるなら、水上バンガローではなく、ビーチバンガローを選ぶという手もあります。
タヒチでは街にでかけて安いレストランで食事はできません。各島のリゾート内では食事代も高いため、オールインクルーシブプランをお願いするという手もあり。
ただ、タヒチに行くのであれば、しっかりと予算に余裕を見ていくのがベスト。格安ツアーを希望するなら、行き先をアジアやハワイなどに変更することをおすすめします。
直行便であるエア タヒチ ヌイが週2往復のため、日程の自由度はあまり高くありません。
基本的なプランとしては、6日間(月曜出発-土曜帰着)または8日間(月曜出発-翌月曜帰着または土曜出発-翌土曜帰着)になるでしょう。
6日間プランの場合は、フライトの時間と時差の関係で実質的にタヒチに滞在できるのはほぼ4日間。ボラボラ島やモーレア島に3泊、残り1泊をタヒチ島(パペーテ)1泊というパターンです。
8日間の場合は、各島で5泊できるのでのんびり。水上バンガローにゆっくり滞在し、モツピクニックなども楽しめます。
いくつかの島を周遊したいなら10日間、もしくは、13日間がおすすめ。いろいろな島の魅力をじっくり味わうことができますよ。
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1年を通してビーチリゾートが楽しめるタヒチ。年間の平均気温は27℃前後で寒暖の差もあまりありません。
そして南半球に位置するので、季節は日本と逆。だから日本の寒い冬の時期に暖かいタヒチでリゾートハネムーンを楽しむことができます。
乾季と雨季がありますが、新婚旅行を計画する際には、さほど気にする必要はありません。タヒチの雨季にあたる12月から3月も、スコールの回数が増えたり雨量が少し増えるほどで、連日雨降りになることはほとんどありません。
夏場の12月から3月は気温と湿度が高くなるのが気になるところ。それに比べ、冬の4月から11月ごろは乾季で、夏の雨期に比べてさわやかな日が多く、気温も暑すぎることがないので過ごしやすい気候です。
過ごしやすい時期をベストシーズンとするなら乾季がおすすめです。ただ夏のバカンスシーズンである8月前後は運賃が高くなるので、そこを避けるとすると、5月のGW明けもしくは10月がベストといえそうです。
どの季節でもハネムーンを楽しめるタヒチではありますが、旅費を考えると12月ごろから3月は比較的リーズナブル。気温は高めですが、花々がたくさん咲き、緑も濃く、南国らしい風景が楽しめます。
クリスマスから年末年始を避ければ、比較的旅費を抑えられ、混雑しないのでおすすめかもしれません。
タヒチと日本の時差はマイナス19時間。常夏の楽園というだけあって、年中真夏の服装で快適に過ごせます。
ただし6~9月ごろには朝夕涼しく感じられることもあるので長袖を一枚用意しておくと便利です。また街なかであっても外出のときはサングラスや帽子ほかUVケアは必須。水着になるときは背中や脚にも十分な紫外線対策が必要です。
ホテルや高級レストランでディナーをとる予定がある場合には、さすがにTシャツに短パン、サンダル履きというわけにはいかないので、ポロシャツにスラックス、女性ならリゾートウェア程度はひと揃え持って行ったほうが無難でしょう。
ハネムーナーに人気のタヒチ島やボラボラ島などにはヒルトンやル・メリディアン、インターコンチネンタルといった日本でも有名なグループ系列のホテルがあり、日本人コンシェルジュがいるホテルがほとんど。
また到着と出発の手続き、そしてアクティビティの予約などを日本で行うことができるホテルもあり、海外初心者カップルでも安心して新婚旅行が楽しめます。
たとえば一番大きな島、タヒチ島に広大な敷地を有する「インターコンチネンタル タヒチ リゾート&スパ」。
この大型ラグジュアリーリゾートでは、日本での準備期間は専用予約センターを通して、現地では親切な日本人スタッフがさまざまな面で助けてくれるから、安心ですね。
また敷地内にある2のプールでは、水に入ったままドリンクを楽しむこともできて、映画の一場面さながらの体験も。水上バンガローもあるので、ボラボラ島では予算オーバー、旅行日数が6日間しかないという場合はおすすめです。
離島に滞在したいけど、予算は抑えたいというカップルにおすすめなのがモーレア島。高速フェリーで約30分、国内線で約10分の距離にあります。
険しい山々と深い緑、島を取り囲むブルーのラグーン。ゴーギャンが古城のようだと表現した姿をしています。
モーレア島でもトップクラスのリゾート「ヒルトン モーレア ラグーン リゾート&スパ」。サンセットもサンライズも両方楽しめるのはここだけ。水上バンガローで満点の星空を楽しんでみては?
「太平洋の真珠」といわれるボラボラ島。水上バンガローが立ち並ぶ風景はハネムーナー憧れ、タヒチを代表する島です。大変人気があるため、予約が取りにくく価格も高め。
オールインクルーシブプランがある「インターコンチネンタル タラソ スパ ボラボラ」やセレブ気分が味わえる「セントレジス ボラボラ」、オテマヌ山の眺望がすばらしい「ル・メリディアン ボラボラ」など、どれを選んでも大満足間違いなしです。
ピンクサンドビーチがあるのは、ティケハウ島、ランギロア島、ファカラバ島の3島です。
ランギロア島はたくさんのモツ(小島)に囲まれた世界で2番目に大きなラグーンがあり、天然の水族館ともいわれています。
ランギロア島にある「ホテル キアオラ リゾート&スパ(2019年5月に星野リゾート運営終了)」は、島で唯一の4つ星リゾートホテル。憧れの水上バンガローもあります。ピンクサンドビーチまで約2時間。ランチ付きのオプショナルツアーも可能です。
ティケハウ島はランギロア島のお隣。ピンクサンドビーチ目の前のある「ティケハウパールビーチリゾート」は、日本人も少なく穴場的な存在。もちろん水上バンガローもあります。
ランギロアと同じツアモツ諸島にあるファカラバ島。手つかずの自然が残り、ユネスコ希少生物保護区に指定されています。プチホテルが多く、残念ながら水上バンガローはなし。唯一のホテルは「ホワイトサンドビーチリゾート」で、真っ青なラグーンと白砂が目の前に広がるこじんまりとしたリゾートです。
こちらもピンクサンドビーチへのツアーがあるので、エコ派の2人にはおすすめです。
ヨーロッパのセレブが集まる隠れ家的なリゾート、バニラの産地としても有名なタハア島。ここにある「ル・タハア・アイランド リゾート&スパ」は、タヒチで唯一、フランスで名誉あるルレ・エ・シャトー加盟のリゾートです。
もちろん水上バンガローもあり、海の美しさはお墨付き。魚影が濃く、色鮮やかなサンゴ礁が広がり、シュノーケリングにはもってこいです。憧れのガラステーブルがあり、バンガローについた階段からそのまま海へも入れます。
観光客が多いボラボラを避けて、タハアでリラックス。おすすめです!
離島への拠点であり、帰りは必ず1泊するタヒチ本島。パペーテで人気のスポットとえばマルシェ、月曜から土曜日まではオープンしています。パレオや雑貨などもあるので、滞在初日に購入してタヒチ気分を満喫してもいいですね。
モーレア島行きフェリーふ頭の近く、パペーテ港の広場に夕方になると現れるルロット(屋台)。トラックを改造した屋台で、タヒチ料理以外にも中華やイタリアンの屋台も。リーズナブルに夕食を撮りたいときは便利です。
タヒチの歴史に触れるなら「マラエ」がおすすめスポット。「マラエ」とはポリネシア古代宗教の神殿跡で、タヒチ島の西岸にはその「アラフラフのマラエ」が再現されているから足を運んでみましょう。毎年7月開催される「ヘイヴァイ・タヒチ」の舞台でもあります。
タヒチの古代史は謎が多いのですが、近くのタヒチ博物館にも貴重な展示が多く、古代の人々への想像をかきたててくれます。
ゴーギャンの足跡がたどれる「ゴーギャン博物館」(タヒチ島)は、残念ながら現在閉館中。再開日が決まり次第、お知らせします。
モーレア島随一の景勝地「トアテア展望台」にまず上ってみましょう。透明度抜群のマエ・ビーチやタヒチ島が見渡せる絵葉書のような景色が楽しめます。
もう一つの景勝地はトヒエア山の中腹にある「ベルヴェデーレ展望台」。こちらは、険しいロツイ山やパリハイ山、クック湾、オフノフ湾を見渡す勇壮な景色が見ごたえ十分です。
浅瀬のラグーンが広がるモツ・アヒ。小さな魚が集まり、エイの餌付けも楽しめるピクニックツアーがあります。規模は小さいですが、「ティキビレッジ」はポリネシアンディナーや黒真珠の養殖方法、タヒチアンミュージックなどが楽しめるテーマパーク。タヒチらしい雰囲気が味わえます。
白いサンゴ礁に囲まれた紺碧のラグーンとそびえ立つオテマヌ山の深い緑が美しい島のボラボラ島。ここでは、水上バンガローや白い砂浜でのんびりと過ごすのがいちばんです。
気が向いたら、海のアクティビティもぜひトライしてみましょう。種類が豊富にあるマリンスポーツの中でも無人島ツアーの「モツ・ピクニック」は、マリンアクティビティは自信がないというカップルでも楽しめるからオススメ。
カヌーでラグーンにあるシュノーケリングポイントを巡り、昼には無人島に上陸してタヒチアンバーベキューを楽しみます。二人だけのためにプライベートツアーを組むこともできるから、ハネムーンにはぴったりです。
アドベンチャー体験なら4WDサファリ。オテマヌ山を登って美しいラグーンを見下ろしてみましょう。
時間に余裕のあるカップルは、オプショナルツアーを利用して、数日かけて島々を巡る大型客船やヨットでのクルージングを体験してみては。さまざまな特徴を持つ島々との出会い、そして船上でのロマンティックなディナーなど、楽しみが盛りだくさんです。
現地ツアーのほとんどが日本語オッケー。日本人スタッフが添乗してくれるので、言葉の心配もなく思う存分ツアーを楽しめます。シュノーケリングでは水中写真撮影をお忘れなく。
世界的なリゾートだけにタヒチでのお食事はバリエーションが豊かです。しかも海に囲まれた島々からなるタヒチだから、新鮮なシーフード料理は絶品なものばかり。
中でもタヒチの定番ともいえる「ポワソンクリュ」は生魚の切り身にココナッツミルクをからませたマリネの一種で、日本人にも馴染みやすいお味です。ぜひ試してみましょう。
またフランス領のタヒチでは、高級ホテルで本格的なフランス料理が楽しめます。水上にテーブルを用意したレストランもあるので、海に沈む夕陽を眺めながらロマンチックな夕食を堪能してみたいものですね。
しかも離島のホテルではオールインクルーシヴが多く、セレブ感たっぷりのお料理もお値段を気にせずにいただけます。ただ飲み物が含まれていない場合があるので、事前に確認した方が良いでしょう。
タヒチ島ならフランスパンにハムやツナを挟んだバゲットサンドなどカジュアルな食べ物もあちこちで手に入りますから、手軽なランチに利用できます。
ホテルのお料理に飽きてしまったカップルには「ル・ココス」がおすすめ。ここはタヒチ島でとっても人気のフレンチレストラン。海辺の一軒家をイメージしている建物で、海が目の前というロケーションおこのレストラン、ロマンティックなディナーにはぴったりです。
二人のお好みの魚を調理してもらい、ビーチを眺めながら夕食をすれば、一生の思い出に残るでしょう。
タヒチ島でぜひ行きたい、もうひとつのグルメスポットがパペーテ港の広場にある「ルロット」と呼ばれる屋台村。夜になるとたくさんの店が開き、ピザや中華風焼きそば、ステーキなどのおいしそうな匂いが食欲を誘います。
地元の人たちに交じって、ローカルフードを楽しみましょう。
買い物はやはりタヒチ島がメイン。ちょっとしたお土産や日用品探しなら、パペーテ中心部にあるマルシェやショッピングセンターへ行ってみましょう。
とくにヴァイマ・プラザ・オットの1階にある「タヒチくん」は日本人女性がオーナーのセレクトショップ。日本人のツボを心得た品揃えが評判です。
ほかにもパペーテ周辺にはさまざまなショップが建ち並んでいるので、ブラブラ歩きながら、お気に入りのアイテムを見つけることができるでしょう。
タヒチらしいお土産を探すならタヒチ名物「パレオ」がおすすめ。ゴーギャンが描いた女性たちも身にまとっている「パレオ」は、南国らしい色鮮やかな布。テーブルクロスなどにも利用できるから、お土産に持ち帰ればとっても重宝します。
「モノイオイル」は今話題のココナッツオイルにお花を漬け込んで作られたオイル。手作り製品はパペーテの市場などでも売られていますが、クリームや石けんなど、オイルに少し手を加えた化粧品類が、スーパーなどで購入できます。乾燥肌の人にはおすすめです。
もう一つ、タヒチの特産品といえばバニラ。世界で最も香りが良いといわれ、お菓子の香りづけに使うバニラビーンズはスーパーでも気軽に手に入ります。タヒチアンバニラの8割はタハア島で生産されているので、もし訪れたら購入していきましょう。
タヒチハネムーンのふたりの思い出になるお土産なら、世界の95%をタヒチ産が占める黒蝶真珠(黒真珠)がピッタリ。
養殖から手掛け、商品のバリエーションも広い「ロバート・ワン・タヒチ」には日本人のアドバイザーがいて疑問にも丁寧に答えてくれます。
南太平洋に広がる118の島々からなるタヒチ。国際空港があるタヒチ島の他、国内線やフェリーを乗り継いで他の島々を訪れることができます。島ごとに違った魅力がり、1度の旅でそのすべてを知ることはできません。美しいラグーンからそびえ立つオテマヌ山の景観で有名なボラボラ島が属するソシエテ諸島、広大なラグーンを持つランギロア島などがあるツアモツ諸島、ゴーギャンが眠るヒバオア島があるマルケサス諸島、ホエール・ウォッチングで有名なオーストラル諸島などがあります。
島から島への移動は国内線、もしくはフェリー、スピードボートになります。国内線ならタヒチ島からモーレア島までは約10分、フェリーでh約30分になります。また、タヒチからボラボラ島までは飛行機で約50分になります。
日本のハネムーナーに圧倒的な人気を誇るボラボラ島。ブルーラグーンのグラデーションと神々しいオテマヌ山の風景から「太平洋の真珠」と称されています。いくつものモツと呼ばれる小島に囲まれ、本島の間に広がるラグーンは息をのむほど美しく、水上バンガローからの眺めは楽園の名にふさわしく、一度は訪れてみたい島です。
タヒチ島、ボラボラ島と同じソシエテ諸島に属し、タヒチ島のシスター・アイランドと呼ばれています。映画「南太平洋」の舞台になり、ロツイ山やバリハイ山をはじめとする美しい山並みと透明度の高いブルーラグーンが訪れた人を魅了します。モツ・ファレオネやモツ・アヒへ渡り、ピクニックを楽しんだり、サメやエイの餌付けのアクティビティが人気。
ツアモツ諸島にあるランギロア島は、フレンチ・ポリネシア最大のサンゴ礁の島です。ツアモツ諸島にはヤシの木より高い建物がないため、夜空すべてを覆い尽くす満天の星が圧巻です。ハネムーンにおすすめはピンクサンドビーチへのオプショナルツアーで、エメラルドグリーンのラグーンと砂浜のピンクがまさにフォトジェニック!
ランギロア島と同じツアモツ諸島にあり、タヒチ特産の黒真珠の養殖場が最初につくられた島。シマハギやカスミアジ、ナポレオン、マダラハタ、マンタ、イーグルシャークなど、さまざまな魚にるダイビングスポットとして有名です。現在島内の宿泊施設はペンションのみ。国内線の便数が少ないため、アクセスも難しいので要注意です。
タヒチ本島からヘリでライアテア島へ行き、そこから水上タクシーでのみアクセスできるタハア島は、人気急上昇中の隠れ家的リゾート。高品質なタヒチアンバニラ、黒真珠の産地として有名で、別名バニラアイランドとも呼ばれています。熱帯雨林の山々と透明度抜群の美しい海。手つかずの自然を堪能できます。
タヒチ本島から飛行機で約60分。王冠のような形をした白とピンクの砂浜に囲まれた環礁のティケハウ島。ヨーロピアンがハネムーンで訪れる穴場の離島です。魚影の濃い海はシュノーケーリングにぴったり。南国で暮らす希少な鳥たちに出会えるバードアイランドツアーや、ピンクサンドビーチがあるモツ・ピクニックでロマンティックにお過ごしください。
ティアレ
アジアからタヒチへの直行便が飛んでいるのは日本だけ!最高にロマンティックなシチュエーションで過ごす、特別なハネムーンをぜひタヒチで楽しんでみませんか?「エア タヒチ ヌイ」中の人が語る、とっておきのタヒチ情報をお届けします。
成田からパペーテのファアア国際空港へは、エア・タヒチ・ヌイが週2往復の直行便を運航しています。
冬期(11~3月)と夏期(4~10月)で出発時刻が多少変わりますが、毎週月曜と土曜の午後に成田を出発。往きのフライトは11時間程度です、日付変更線をまたぐため同日の朝パペーテに到着です。帰りは金曜・土曜にパペーテを朝出発、土曜・月曜の午後に成田到着です。
パペーテからはそれぞれの島々に国内便が出ており、到着日のうちに移動が可能。ちなみにボラボラ島へは50分、モーレア島へは10分、ランギロア島やティケハウ島へは約60分のフライトになります。
ハネムーンなら、ちょっと贅沢にクルーズで離島を回るというのもあり!「ハウマナ・クルーズ」は、ボラボラ島やライアテア島、タハア島を結ぶ3泊のミニクルーズを就航中。豪華客船「ポール・ゴーギャン・クルーズ」は専用のプライベートビーチもあり、夢のような時間を楽しえます。
また、ハワイ経由も人気で、挙式はハワイで挙げて、タヒチへハネムーンに行くという方もいらっしゃいます。ハワイからはハワイアン航空が週1便運航しています。ハワイとタヒチ間は約6時間ぐらいです。行きもしくは帰りは直行便にすると10~11日間、往復ハワイ経由なら12~13日間の行程になるので、お休みがたっぷりとれるカップル向けですね。
この他、オーストラリア経由、ニュージーランド経由、ニューカレドニア経由などもありますが、乗継がスムーズではなく、割高になるのでおすすめしません。
パスポートは日本に帰国したとき3カ月以上の有効期間が残っていることが必要です。もし残りが少なくなっているようなら、地元都道府県の旅券課などで切り替え(新規発給申請)しておきましょう。またビザは観光目的で現地に30日以内の滞在なら不要です。
※ビザ・パスポート等の情報は予告なく変更されることがあるので、必ず大使館、領事館または旅行会社で確認するようにしてください。
現地の通貨はフレンチ・パシフィック・フラン(CFPまたはXPFと表記)。出発前、成田空港で両替できますが、1,000フラン単位の両替になります。日本円のまま持っていき、両替は空港や市内の銀行で行ってもOk。一般的にはホテルより銀行のほうがレートがよいようです。
ホテル代など高額の支払いならクレジットカードのほうが有利。離島の小さなお店やペンションなどを除けば、VISAやMasterなど主要なクレジットカードは使用可能です。なおチップの習慣はありません。
タヒチに免税で持ち込めるのは、旅行中に個人が消費する目的のものだけで、たばこ200本、アルコール飲料2リットル(ワインは2リットルまで別枠で携行可能)、香水50グラム、オードトワレ0.25リットル、コーヒーまたはコーヒーエキス500グラム以内などとなっています。
タヒチの治安は比較的安全です。凶悪犯罪などはほとんどないですが、やはり自分の身は自分で守るという心構えは必要。
危険な場所には近づかない、夜遅くにひとりで外出するのを避けるなど、用事は大切です。
また置き引きにも十分注意が必要です。食事中に椅子にカバンをかけていたら、置き引きにあったという話はよくあります。貴重品は自分の体に密着するように置いておくなど、つねに気をつける姿勢を保ちましょう。
ホテルの電源は220V/60Hzで、コンセントは丸穴2ぴんのCタイプがほとんどです。適切な変換プラグを用意しておきましょう。また220Vに対応していない日本製品を持参するときには変圧器も必要になります。
ただ高級ホテルなどには現地仕様のドライヤーが用意されていることも多いので、何が必要なのか事前にリサーチしておけば無駄な荷物を減らすことができます。
ショップの営業時間は多くが月曜から金曜の午後5時ごろまでです。土曜日も午前中だけというショップもありますし、日曜は休みの店も多いので買い忘れがないように計画を立てておきましょう。
日本から持ち込んだ携帯電話・スマートフォンが使えるエリアもありますが、利用するためには出発前に各種の設定が必要になりますので、事前に各携帯電話会社に確認してください。
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