Bonjour !
パリは雪こそ降っていませんが、いよいよ寒くなってきましたよ。
さて、今日は寒いこの季節に欠かせない、悶えるほどおいしい郷土料理をご紹介しましょう。
それは・・・ラクレット!! フランスのサヴォア地方の郷土料理で、フランス人たちから愛されています。
冬のフランス・ハネムーンの醍醐味を味わって!!
チーズを溶かして、生ハムなどのシャキトゥリーやホカホカのジャガイモにかけて・・・至福の時。
本物のラクレットはこの機械に巨大ラクレットチーズを装着して溶かします。
上の部分が熱せられてどんどん溶けてくるので、少し焦げ目が付いたくらいでチーズを手前に取り出して斜めに。流れ出すとろけたチーズを木のヘラですくい取って生ハムやジャガイモにかけていただきます!
ちょっとチーズを放置しすぎて焦げちゃった香りも小さなシアワセ。
あああああっ!!!この何ともシンプルな料理、悶えるほど美味しいのです。
パリのレストランやお家でいただくなら、もう少し簡単な機械で。この写真の奥にある機械で、チーズを溶かします。
とにかくボリューミーですが、何とも美味。ワインもすすみます。この1食にどのくらいのカロリーがあるかは考えずに(笑) 楽しみましょう!
おなかが温まったら・・・冷たい冬の空気も心地よく感じるはず。ロマンティックなパリの夜の街を少しお散歩してホテルに帰りましょう♪
ラクレットとは?
ラクレットは牛乳から作られるハードタイプのチーズ。ラクレットということばは、フランス語の“ラクレ=削るもの、引っかくもの”から。チーズの断面を温めて、溶けたところをナイフなどで削り、ジャガイモなどにからめて食べるところから名づけられたそうです。
スイス国境に近いフランス・サヴォア地方以外にも、スイスでももちろん、同じような食べ方をします。アニメ「アルプスの少女ハイジ」で、暖炉の火にチーズをかざし、溶けたところをパンにつけて食べるシーンがありました。ご覧になったことがあるのではないでしょうか?
山岳リゾートへハネムーンはいかが?
サヴォア地方は、スイスとの国境に近いので、フランス~スイス~イタリア~ドイツと周遊を楽しんでもいいですね!モンブランやシャモニーなど山岳リゾートへ足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。