プロヴァンス・ニース新婚旅行のホテル・レストラン・観光情報【ハネムーンS】

南仏の中心都市でもあるエクサンプロヴァンスは、印象派の巨匠として知られる画家セザンヌが愛した地。彼のキャンパスを彩った美しい眺めと南仏らしいデザインで美しくまとめたロマンティックなホテルが多く点在します。

なかでも「ヴィラ ガリシ」は世界中のインテリア雑誌にも特集されている、プロバンサルなインテリアに定評があるラグジュアリーなホテル。お部屋は天蓋付きのベッドと豪華な家具がまるで宮殿のよう。広々とした中庭にあるテラスとプールでは、南仏の太陽を浴びながらワンランクアップのハネムーンスティが楽しめます。

リゾート地として有名なコート・ダジュールの中心都市ニース。海岸沿いに建つ「ホテル ラ　ペルーズ　べ　ザンジュ」はツアーホテルにも選ばれる、海外旅行者初心者にも優しいホテル。

ビーチまで歩いて1分、オペラハウスは8分という立地の良さが人気です。客室はクラッシックでエレガント。一部のお部屋からはニースの街とアンジュ湾が一望でき、テラスに座りながら南仏らしさを堪能できます。プールやスポージムも完備され、贅沢気分になれる小さなホテルだから、くつろぎの滞在が約束されています。

歴史的遺産価値がある小さな田舎町を「美しい村」として認定する制度があるフランス。ここ南フランスにもいくつかおすすめの「美しい村」があります。

プロヴァンス地方のリュベロンの岩山に張り付くように広がるゴルド。ラヴェンダーの産地でもあり、初夏に街を歩くとかぐわしい香りに包まれます。アクセスが難しいので、できれば1泊して夜景も楽しんでみては？

日本人に大人気なのがコートダジュールにある「鷲の巣村」と呼ばれるエズ。標高427mから見下ろす海岸線の美しさはため息がでるほど。

日帰りでも行けますが、ぜひ1泊してフランスの素朴な田舎町の雰囲気を味わってみるのも楽しいはず。ぜひオリジナルプランでお願いしてみましょう。

コート・ダジュール、イタリアとの国境近くに位置するモナコ公国の一流ラグジュアリーホテルといえば「オテル・ド・パリ」。世界中のセレブを魅了するこのホテルは、洗礼されたゴージャスさが何とも心地の良いトップクラスのホテル。

ホテル内にはあのスパーシェフ、アラン・デュカスが経営するレストラン「ルイ・キャーンズ」が出店しているのも見逃せません。極上にラグジュアリーな宿泊を楽しめること間違いなしです。

ビーチでゆったりしたバカンス気分を味わいたいカップルはやっぱりコートダジュール。フランスでもっとも有名な避暑地のひとつ「ニース」を訪ねましょう。世界中からリゾート客が訪れるこの街では、美しいビーチと街歩きはもちろん世界的に有名な美術館が堪能できます。

「マティス美術館」や「シャガール美術館」は必見スポット。またサッカーファンのカップルには、ユーロ2016年が開催されたOGC NICEがホームチームの「スタッド・アリアンツ・リヴィエラ」がおすすめ。現代建築の傑作とも呼ばれる美しいスタジアムは、眺めるだけでも楽しめます。

南仏らしさを堪能したいのであればカンヌへ。ニースから電車で約40分ほど。パリからは「オルリー空港」から飛行機で約１時間半。国鉄でもアクセス可能です。5月に映画祭会場となる「パレデ・フェスティバル・エ・デ・コングレ」のレッドカーペットで記念撮影できます。お忍びで訪れているハリウッドスターに会えるかも！？

またコートダジュール周遊拠点でもあるニースからは、「モナコ公国」や「エズ」といった近郊の観光スポットを巡る現地ツアーやオプショナルツアーが多数出ています。日本語の添乗員がついたツアーもあるので、海外旅行初心者のカップルはぜひ利用しましょう。

手つかずの大自然が残るコルシカ島へは、「ニース」から高速フェリーで行くことができます。パステルカラーの街並み、コルシカ鉄道からの絶景、透明度抜群のビーチ、ワインやシーフードなどのグルメ、どれをとっても魅力的！

ダイビングやカイトサーフィン、乗馬、トレッキング、ハイキングなどいろいろなアクティビティが体験できるので、時間に余裕のあるカップルは足を延ばしてみるのもいいかもしれません。

街がF1グランプリのコースになっているモナコ公国は、紺碧の海が輝く、世界中のセレブが集まるリゾート地。グレース・ケリーが結婚し、埋葬されている大聖堂、大公宮殿などの有名スポットがあります。

1日で十分見て回れる広さだから、現地ツアーやパリからのツアー、または近隣のニースと合わせて巡るツアーに参加するのがおすすめ。観光名所を見逃すことなく、効率よく回れます。世界中のブランドが集まる街でもあるので、ショッピングにも最適ですよ。

カンヌから内陸へ入ったところにあるグラースには、ラベンダーや花の王ジャスミン、花の女王ローズ、オレンジフラワー、ミモザなど、香水に欠かせない花々が栽培されています。

町のいたるところに香水工場があり、見学や調香体験も可能。ハネムーン思い出の香りをぜひご自身の手で完成させてみてはいかがでしょうか？街中ではかわいい香水瓶なども売っています。

国際香水博物館には日本語のガイドもあります。5月に行われるバラ祭りは圧巻！まさにいるだけで幸せな気分になれます。

カンヌ駅からバスでアクセスするのが便利ですが、もちろん、現地オプショナルツアーをお願いするのも便利ですね。

港町の「マルセイユ」はパリからアクセスがしやすいので、時間のないハネムーンカップルにはオススメの観光スポット。早起きをして、魚を売る市がたつ旧港を散策してみましょう。

活気溢れる港を歩けば、南仏で生活をしている気分に浸れます。ブイヤベース発祥の地だから、美味しい魚料理を堪能するのもお忘れなく。また貿易の要衝として長い間栄えたこの街では、歴史ある建造物も見応えたっぷりです。

海と山に囲まれた魅力的なプロヴァンス地方では、その牧歌的な田園風景の美しさを満喫しましょう。

とくに画家の愛した街「アルル」や「エクスアンプロヴァンス」はハネムーンにオススメの場所。エクサンプロヴァンスはセザンヌの故郷で、「セザンのアトリエ」が残されています。一方、アルルは、ゴッホ作品に登場するゆかりのスポットが必見です。

そして「アヴィニョン」では、世界遺産の「法王庁宮殿」などの歴史的な建造物を楽しみながら、クルージングやワインテースティングなどのツアーに参加。街中は小さな観光バス「プチトラン」に乗れば、効率よく観光名所を見て回れます。

もちろん童話「アヴィニョンの橋の上で」にも登場する世界遺産の「サン・ベネゼ橋」をバックに写真を撮りましょう。きっと一生の思い出に残りますよ。

この「アヴィニヨン」はプロヴァンス地方周遊の拠点におすすめ。ここから出発するツアーに参加すれば、周りに点在する小さな村々を巡ることができます。

アルピーユ山脈にある、自然が作り上げた石灰の奇岩の壮大な景観を持つ小さな村レ・ボー＝ド＝プロヴァンスも、アヴィニョンから日帰りツアーで行くことのできるスポット。「フランスの美しい村」に指定されているこの村で、南仏ならではの大自然を堪能しましょう。

南フランスのお料理はオリーブオイル、トマト、ニンニクそしてハーブをたっぷりと使うのが特徴。そして魚介類のお料理も有名です。

とくにマルセイユ生まれの世界三大スープのひとつ「ブイヤベース」は、ハネムーンでぜひ堪能したいお料理。

さまざまな魚介類とサフランをたっぷり入れてグツグツ煮込んだボリュームたっぷりのこのスープは、にんにくを入れたアイオリソースと小さなスライスしたバンを浮かべていただきます。

また野菜の肉詰め「プティ・ファルシー」やニンニクとハーブをふんだんに使った煮込み料理など、山間部の食べ応えあるお料理も美味。ぜひ試してみましょう。

ニースでは、スナック感覚で食べられる郷土料理「ソッカ」にトライ。ヒヨコ豆の粉をフライパンのような平たい大きな器でクレープ状に焼き上げたこの「ソッカ」は、ニース旧市街や朝市で食べることができます。

ニースを訪れたなら、シャガール美術館に併設された小さなカフェに立ち寄ってみては。美術館のお庭の中にあるので、素敵な雰囲気の中ゆっくりと時間が過ごせます。

カンヌの「ラ・パルムドール」は、ミシュラン2つ星を獲得したレストラン。海が一望できるテラス席でのティナーはとってもロマンティックです。ハネムーンの大切な思い出に残ること間違いありません。

肌に優しいと定評のあるマルセイユ石鹸が人気です。オリーブオイルとラベンダー、レモンなどの天然由来の香料を使っているから、お肌の弱いに人にも優しい石鹸です。まとめ買いしてもいいかもしれませんね。

もちろんプロヴァンスらしいラベンダーの「ポプリ」も購入して帰りましょう。ラベンダーのリラックス効果が、旅の疲れを癒してくれます。

ハーブ類では「ハーブミックス」がお土産にイチオシ。小さい袋に入ったミックスハーブなので、お友だち用にたくさん買って帰るのもオススメです。スーパーなどでも購入できますよ。

またアヴィニョンから20kmほど南に位置するサンレミ・ドゥ・プロヴァンスも、さまざまなブティックや朝市で有名なショッピングに最適な場所。ラベンダー製品やマルセイユ石鹸、プロバンサル柄のキッチン用品など、南フランスらしいお土産探しができますよ。ぜひ足を延ばしてみましょう。

太陽がいっぱいの南フランスには、温かい色合いの郷土みやげがたくさん。なかでもプロヴァンス陶器は、明るい色合いが特徴のプロヴァンスの名産品。自分たち用に購入すれば、新しく始まる生活に役立つこと間違いなし。毎日の食卓を色鮮やかに彩ってくれるはずです。

サントン人形もプロヴァンスを代表する名産のひとつ。クリスマスに飾られる粘土で作られたこの人形は、どれも民族衣装を着ていて、可愛いものばかり。

結婚を祝福してくれた大切な人に最適なお土産アイテムではないでしょうか。アルルにある「ル・クロワートル」は、そんなサントン人形の専門店。ぜひ立ち寄って、数ある個性豊かなサントン人形の中からお気に入りを見つけて日本に持ち帰りましょう。

エクス・アン・プロヴァンスの有名なお菓子「カリソン」。アーモンドとメロンなどのフルーツを混ぜた焼き菓子に砂糖がコーティングされたお菓子で、小さな箱に入っています。美味しいのはもちろん、持ち運びが簡単なので、お土産に最適です。

また南フランスの街を歩くと必ず目にするのがビスキュイトリー（焼き菓子のお店）。マルセイユ発祥といわれている「ナヴェット」もビスキュイのひとつです。オレンジフラワーウォーターが生地に練りこまれているので、ほんのり甘くオレンジの香りがします。

少し固めの「クロッカント」は、アーモンドやはちみつ入りのビスキュイ。日持ちがするのでお持ち帰りに便利ですね。