美しい聖地、モンサンミッシェル。中世の面影が今なお残る田舎町の数々。海峡を渡ってやってきたイギリス文化と混ざり合う独特なフランスを体感しよう。
中世の面影が今なお残るモンサンミッシェル。イギリス文化と混ざり合う独特な雰囲気。
酪農が盛んで生クリームやシードル(リンゴ酒)を使ったソースで仕上げたお料理が特徴。
オンフルールやドーヴィル、ブルターニュのサンマロなど洗練されたビーチリゾートがたくさん!
モンサンミッシェルはパリと組み合わせたツアーが多く、フランス北西部限定の日本発パッケージツアーはまずありません。
東京発でパリ・モンサンミッシェルなどノルマンディー地方周遊7日間のオリジナルプランなら、お1人当たり40万円以上の予算を目安にしておくといいでしょう。
極寒となる冬期は格安ツアーが出回ることがあります。
パリからモンサンミッシェルまで、最も早い行き方だとTGV(高速列車)とバスを利用した場合で約3時間、料金は100ユーロ前後(約13,000円前後)です。
時間はかかりますが安い行き方ならパリからの直行バス利用です。こちらは約5時間で25ユーロぐらい(約3,300円前後)。
海外初心者さんであれば、オプショナルツアー利用がベスト。日本語のガイドさんなどがつくので安心ですね。日帰りなら100ユーロぐらい(約1万~2万円)、モンサンミシェル近くで1泊する場合だと、3万~4万ぐらいです。
パリを含めたモンサンミシェル周遊プランで7日間から。時間と共に表情を変えるモンサンミシェルの美しさを堪能するなら、ぜひ、現地に1泊し、8日間以上がおすすめです。
少し足を延ばして、ブルターニュ地方の個性的な海岸線や巨石文明が残るカルナックや元海賊の街、サンマロなどを訪れてみては?
直行便はないので、パッケージツアーの場合、必ずパリで宿泊・観光します。パリでの宿泊を予定しないのであれば、ハネムーンコンシェルジュにオリジナルプランをお願いしましょう。
1月 | ▲ |
---|---|
2月 | ▲ |
3月 | ▲ |
4月 | ● |
5月 | ● |
6月 | ◎ |
7月 | ◎ |
---|---|
8月 | ◎ |
9月 | ◎ |
10月 | ◎ |
11月 | ▲ |
12月 | ● |
フランス北西部のノルマンティー地方にあるモンサンミシェルは、ブルターニュ地方の境目にあります。
北海道より緯度が北にあり、一年を通じて気温は平均的に低めですが、さほど冷え込みが厳しくなることはありません。
ただし、天気が変わりやすく雨が多いのがこのエリアの特徴。とくに11月を過ぎるとどんよりとした曇りの日が続きます。
モンサンミッシェルをハネムーンで訪れるなら春から夏、5月から10月にかけてがおすすめ。この期間はイベントがたくさん開催され、楽しみも多い季節です。
ただし、天候の良い季節は観光客で混雑するので、宿泊先や旅券などが高めに設定されています。予約は早めにした方が良いでしょう。
ゲランドの塩で有名なブルターニュ地方もは、3月~10月がおすすめ。春はリンゴの花が美しく咲き、秋は名産の「ブロン牡蠣」がおいしい季節。レンヌやサンマロなどの街歩きも楽しい時期です。
旅費が安くなるのはクリスマス、年末年始を除いた11月後半から。天気が不安定で、湿気のある北風が厳しい季節です。その分、ツアー料金や宿泊代がお安めになるので、旅費をできるだけ抑えたいカップルには狙い目かもしれません。
モンサンミッシェルの夕暮れや夜景を楽しむなら、すぐ近くに宿泊するのがイチバン!ホテルは島内と橋を渡った対岸の2つのエリアで可能です。
でもハネムーンなら、ぜひ中世の雰囲気がたっぷりと味わえる島内のホテルに滞在しましょう。夜遅くまでお散歩もできるので、モンサンミッシェルの滞在を思う存分楽しめます。
「ラ・メール・プーラール」は、そんな島内の中心にあるホテル。モンサンミッシェル名物のオムレツを生み出したプラールおばさんが巡礼者のために1888年に創業した、歴史あるホテルです。中世の時代から巡礼客や著名な人々が滞在したといわれるお部屋からは、修道院はもちろん海と島の街並みが一望できます。
同じく島内にある「テラス・プーラール」は、海を望む客室が素敵なホテル。メイン通りから少し上がったところにあるので、お部屋の中では周りの喧騒が嘘のよう。併設のレストランではシーフードを堪能することもできるので、ハネムーンにはぴったりです。
少し費用を落とすなら4つ星「ホテル ドゥ ラ ディーグ」。モンサンミシェルまで徒歩約30分で、真正面にパノラマ風景が広がります。
対岸での宿泊なら、全客室からモンサンミッシェルを眺めることのできるホテル「ルレ・サン・ミッシェル」がイチオシ。ホテル内のレストランには、緑に囲まれたモンサンミッシェルが一望できるテラス席も。夕日に映える海に浮かぶ島を眺めながら、ロマンティックディナーが堪能できます。
「メルキュール・モン・サンミッシェル」も対岸に位置するホテル。ツアーホテルにも選ばれる4つ星ホテルだから、贅沢な客室でゆったりと滞在できると、ハネムーンカップルに人気。
近くにはスーパーマーケットもあるから、買い出しをしてお部屋で食べることができるのも魅力です。併設のレストランもおしゃれで美味しいお料理がいただけると評判。ラグジュアリーな滞在がお望みのカップルに最適なホテルです。
ノルマンディー地方の街、ルーアンは、ゴシック建築の傑作ノートル・ダム大聖堂やジャンヌ・ダルク教会など、見所がたくさん。ここを拠点にモンサンミシェル観光も楽しむカップルは「ホテル・ドゥ・ブールトルルド・オートグラフコレクション」に宿泊してみては。
歴史的建造物に指定された建物を生かしたこのホテルは、とってもラグジュアリー。大理石のフロントデスク、室内プールとスパなどを併設しているから、ワンランクアップのスティが実現できます。ルーアン・ノートルダム大聖堂から約150・というロケーションも、人気の理由です。
パリからTGVでモンサンミシェルに行くときに必ず通るレンヌの街。ここを拠点にモンサンミシェルまで日帰りツアーを組むのもおすすめです。
100年以上の歴史を誇る4つ星のプチホテル「ルコック・ギャドビ」は、駅からも近く、ミシェランで一つ星を獲得したレストラン併設。ブルターニュの新鮮なシーフードを使ったお料理を楽しめます。
ビーチリゾート、サンマロの海岸にあるスパホテル「ホテル・ヌーヴォー・モンデ」は、本場のタラソテラピーが楽しめます。また、「ホテル ラ ヴィルフロモア 」は、ビーチまで約1分の好立地。夕暮れ時はテラスから美しい海の景色を楽しめます。
この他にも予算に合わせたホテルがいろいろ。ハネムーンコンシェルジュに条件に合うロマンティックなホテルを提案してもらいましょう。
印象派で有名なモネが描いた舞台そのものの風景が広がるノルマンディー地方。このエリアの見どころは、遠浅の海の小島にそびえ立つモンサンミッシェルです。
世界遺産の島内には修道院はもちろん、島を囲む城壁、19世紀より灯台となっているガブリエルの島など、見どころがたくさん。もちろん、お土産店やレストランが軒を連ねる参道の「グランド・リュ」も注目です。
そして中世の趣そのままのモンサンミッシェルでは日中の観光も素敵ですが、昼の表情とは違う夜景がさらに幻想的。とくにライトアップされた島の風景は、とってもロマンティックです。
夏場は日没後でも修道院に入場が可能。時間に余裕のあるカップルは、ぜひサンセット後に訪れてみましょう。またその時間に合わせたモンサンミッシェル夜景ツアーを開催しているツアー会社もあるので、現地ツアーに参加して観光するのもいいかもしれません。
「パリを拠点にモンサンミッシェルへ行きたいけど、行き方がわからない」というカップルは、パリ発のオプションツアーに参加してみては。とくに日本語対応の添乗員つきツアーなら、海外旅行初心者のふたりでも安心してモンサンミッシェルが観光できます。
またモンサンミッシェルからはフランスで最も美しい村に認定された「ブブロン村」を訪れる現地ツアーが出ています。絵本に登場するようなパン屋さんや雑貨屋さんが並ぶこの村で、ノルマンディーの伝統的な街並みを楽しみましょう。かわいらしさたっぷりの村をふたりで散策すれば、メルヘンチックな時間が過ごせますよ。
パリから普通列車で1時間30分ほどのルーアンは、街全体が美術館と称されている、ローマ時代から歴史が続くノルマンディーの古都。
印象派の大御所、モネの連作モデルになったことでも知られるステンドグラスが美しいノートルダム大聖堂や、芸術的な教会の建築物など、見どころが多い街です。
夏にこの「ルーアン」を訪れるのなら、大聖堂のプロジェクトマッピングは必見です。
6月から9月までの限定期間で大聖堂に映し出されるこのプロジェクトマッピックング。その幻想的な映像は、ハネムーンの思い出に残ること間違いありません。
そのほかジャンヌ・ダルクが火刑にあった場所に建てられた「ジャンヌ・ダルク教会」や印象派のコレクションが充実している「ルーアン美術館」、ヨーロッパ中の鉄工芸品が集まる「ル・セック・デ・トゥルネル鉄工芸美術館」なども、ルーアンでぜひ訪れたい観光名所です。
ノルマンディー海岸に点在するリゾート地も、モンサンミッシェルから足を延ばしたいスポット。中でもセーヌ川の河口にある街「オンフール」は小さいながらも、どこを見ても絵になる港町、カラフルな街並みが絵本のようです。
フォトジェニックな風景に、カメラのシャッターを切る手が止まらないかもしれません。港の周りにはカフェやレストランがずらっと並び、地元の人やパリジャンでいつも賑わっています。
ノルマンティーの高級リゾート地として知られる「ドーヴィル」は、映画「華麗なるギャツビー」をはじめ50本以上の映画がここで撮影されています。毎年9月頃に行われる「ドーヴィル・アメリカ映画祭は、華やかなイベントとして知られています。
パリからはモンサンミッシェルと一緒にこの街を巡るオプショナルツアーが出ています。交通の足が不安というカップルは、ぜひ利用してみましょう。
英国から渡来したケルト人とその文化が色濃く残るブルターニュ地方。また、ブルターニュの「ロクロナン」で行われる「パルドン祭」をはじめ、古くから伝わる宗教や音楽のさまざまなイベントも見逃せません。
また妖精達の伝説にまつわる場所が点在する「ブロセリアンドの森」、自然が作り出した美しいバラ色の花崗岩海岸で有名な「プルマナック」なども、ブルターニュだけでしか観ることができない景勝地。モンサンミッシェルハネムーンでぜひ足を延ばしたいスポットです。
ちょっとユニークなのが南ブルターニュにあるカルナックの巨石遺跡。紀元前3,000年頃に造られたといわれるこの場所で、太古のロマンに思いをはせてみてはいかがでしょうか。
広大な平野と海岸沿いが特徴のノルマンディーとブルターニュには、フィーからの素晴らしい眺めが素晴らしいゴルフ場や広大な平野を駆け抜ける乗馬コースを持つ乗馬場、動物達とアットフォームな雰囲気で楽しめる農場が多いのも特徴です。
フランスの田舎らしい田園風景をたっぷりと味わいながら楽しむアクティビティは格別。アウトドアー派のカップルは、ぜひトライしてみてください。
ノルマンディー料理は乳製品を使ったソースと海の幸をふんだんに使うのが特徴。そんなノルマンディー料理を堪能するなら「テラス・プーラール」へ。海を一望できるお部屋のあるこのレストランでシーフード料理をディナーでいただけば、ロマンティックな夜になること間違いなしです。
ノルマンディーの伝統料理を頂くなら「ル・ムートン・ブラン」がおすすめ。14世紀創業の老舗ホテルにあるこのレストランでは、落ち着きのある店内でオムレツはもちろん肉料理や魚料理が堪能できます。夕食処に困ったら、ぜひ訪ねてみてください。
街全体が美術館のような美しい街「ルーアン」では、ミシュラン星レストランの「ジル」でディナーを予約してみては。セーヌ川沿いのこのレストランは、カニやオマールなどを使った魚介類のお料理が人気。極上のレストランで、ワンランク上のお食事が堪能できます。
そしてハネムーンの特別なお食事に欠かせないのが、このエリア特産のりんごの発泡酒。葡萄が育たないノルマンディーやブルターニュでは、ワインの代わりにリンゴを使った発泡酒シードルやカルバドスをいただきます。
ふたりの特別な夕食に郷土料理と合わせて、ぜひこの発泡酒を堪能してみてください。
ノルマンディーとブルターニュ地方の境目にあるモンサンミッシェルでは、両方のいいところどりができます。
モンサンミッシェルであまりにも有名なのが「ふんわりオムレツ」。その昔、巡礼者のためにマダム・プラールが作ったといわれるこのオムレツは卵を泡立て、たっぷりのバターで焼きあげているのでまるでスフレのよう。
多くのレストランで食べることのできるオムレツですが、レストラン「ラ・メール・プラール」は、オリジナルの味。ぜひお試しあれ。
海辺の塩分とミネラルたっぷりの牧草で育った仔羊(プレ・サレ)は、この地方のもうひとつの名物。お肉が柔らかいことで有名です。
そんなプレ・サレのローストは、ホテル「メルキュール・モン・サン・ミシェル」併設のレストラン「ル・プレ・サレ」で味わえます。このレストランの子羊のローストは絶品。足を運ぶ価値ありです。
ブルターニュ地方のお料理の特色は、バターと生クリームをたっぷり使ったお料理。オマール海老、牡蠣などの海産物も豊富で、中でも「ブロン牡蠣」はプリプリッとした身がおいしいと評判です。牡蠣はモンサンミシェル近くにあるカンカルでは、生カキの屋台村まであります。
そば粉と卵、そしてバターで焼き上げる「ガレット」は、ブルターニュ料理の代表選手。軽いお食事にぴったりの一品です。この地方ではカフェよりポピュラーなのがガレット専門店。中でも「ラ・シレーヌ」は美味しいのはもちろんのこと種類も豊富だから、行列ができるほど人気があります。
ガレットは地域の特産リンゴのシードルと一緒にいただきましょう。もちろんスイーツ系のクレープもバターたっぷりで美味ですよ。
モンサンミッシェルでは、島のメイン通り「グランド・リュ」でお土産探しをしましょう。
オムレツで有名な「ラ・メール・プラール」系列のお店「ブティック・ラ・メール・プラール」では「ガレットクッキー」がイチオシ。日本でもファンが多い、塩バターをたっぷりと使ったサクサクのクッキーは、お土産に持ち帰って喜ばれること間違いなしです。
小分けのものはバラマキ用にも最適ですよ。またノルマンディー地方特産の牛乳とバターで作られた「塩キャラメル」もおすすめ。塩気と甘みがくせになるキャラメルは、可愛いパッケージが魅力的です。
お酒好きなカップルは、ぜひりんご酒も買って帰りましょう。飲みやすい「シードル」とアルコール度数の高い「カルバドス」の二種類があるので、両方楽しむのもいいかもしれません。
モンサンミッシェルの対岸にある複合スーパー「レ・ギャラリー・ドゥ・モンサンミッシェル 」は、バラマキ用お土産探しにぴったりのスポット。ガレットクッキーはもちろんチョコなどもあります。
古都「ルーアン」を訪れたカップルは、町の中心部である大時計通りへ。石畳の両側にお店やパティスリーなどがずらりと並び、目移りしてしまいます。
ノルマンディー地方名産のリンゴで作ったジャムやキャンディー、チョコレートなどはおすすめです。
またこの歴史ある街、ルーアンでは16世紀から作り続けられている陶器が有名です。可愛らしい色使いのルーアン焼きを、自分たち用のお土産にしてみては。毎日のテーブルを明るく彩ってくれるに違いありません。
ブルターニュといえば、塩やバターを使ったスイーツが多いのが特徴。すぐお隣のロワール地方で作られている「ゲランドの塩」とバターをたっぷり使ったキャラメルやクッキーなどを購入して帰りましょう。
また、タラソテラピーの本場ということもあり、シャンプーやバスソルトなども豊富。自分用にちょっと贅沢してもいいですね。
リンゴを使ったシードルやケルトの伝統を受け継ぐウイスキー、そばを使ったユニークなビールもあります。
ハネムーンSは、「旅行会社の中でも新婚旅行に詳しい担当者」=【ハネムーンコンシェルジュ】に、無料で旅行プランを作ってもらえるサイトです。
お二人の希望をかんたんに入力していただくだけで、複数のコンシェルジュにプランを作成してもらえます。ご利用はもちろん無料!