情熱と太陽の国スペイン。多くの巨匠を虜にしてきた秘密をこの目で確かめてみよう。
フラメンコに闘牛、サッカー。そしてガウディの独創的な建築物など、スペインにしかない魅力がいっぱい!
「タパス」や「ピンチョス」で1杯。いろんなお店をはしごして楽しもう!
ローマやモンサンミシェルで世界遺産巡りも楽しんじゃおう!
ヨーロッパではイタリアに次いで人気のスペイン新婚旅行、平均予算としては1人だいたい30~50万円ぐらいを考えている人が約6割です。
特に要望が多いのが「サッカー観戦」。FCバルセロナとレアルマドリッドのような有名カードは高額覚悟で、かなり入手が難しいと考えておきましょう。
激安パッケージツアーなどで、20万円以下のものが出回っていますが、ホテルがいまいちだったり、交通の便が悪かったりとハネムーンには向きません。
どうしても予算がないということであれば、いいホテルに泊まるのは我慢し、行き先をバルセロナだけ、マドリッドだけと1都市に絞るのも手です。
サグラダファミリアやマドリードの王宮、ミハスなど、フォトウェディングにぴったりのロケーションがそろっているスペイン。
サッカー好きならカンプノウで撮影もいいですね。費用はドレス持ち込みで20~30万円ぐらいを予定しておきましょう。
スペイン・マドリッドまでの直行便が2016年に復活。人気のバルセロナやアンダルシアへは、国内便や高速鉄道「AVE」を利用して周遊が便利になりました。
スペインのみの滞在であれば、平均旅行日数は6~7日間というところでしょうか。
ハネムーンSを利用したカップルで最も多かったのがは7日間で、平均予算は約33万円。次いで8日間、9日間、6日間の順。予算はいちばん短い6日間で28万円、8・9日間で33万円が平均予算でした。
直行便が乗り入れるマドリッドだけ、バルセロナだけであれば、ぎりぎり6日間も可能。ただし、別の都市を周遊するなら、最低でも7日間は確保しましょう。
1月 | ● |
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3月 | ● |
4月 | ● |
5月 | ◎ |
6月 | ◎ |
7月 | ◎ |
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8月 | ◎ |
9月 | ◎ |
10月 | ◎ |
11月 | ● |
12月 | ● |
スペインは、訪れる都市によって気候が異なります。北部のカンタブリア海沿岸(バスク地方・ガリシア地方)は、夏はさほど熱くならず、冬でもあまり寒くならない西岸海洋性気候です。
マドリッドやトレドなど中央部は、夏冬、昼夜の気温差が大きい大陸性気候。地中海に面したバルセロナ、バレンシア、マラガなどの南部は年間を通して温暖でカラっとした地中海性気候です。ただ、バルセロナだけは10月~11月、3月~4月は雨がよく降ります。
行き先の都市によって多少差がありますが、天気が良くて暖かい時期、観光客もさほど多くないのが6月と10月。
7月から9月になるとハイシーズンになるので、ツアー料金も高騰します。ホテルも予約が取りにくく、値段もあがるので、新婚旅行はその時期を避けてがおすすめ。
カトリックの国、スペインでは、聖週間(3月下旬から4月上旬)は大変混雑します。また、ユネスコ無形文化遺産になっているバレンシアの火祭り、セビリアの春祭りと続くので、値段はかなり上がると考えておきましょう。
この他にも、8月末にバレンシアで行われる「トマト投げ祭り」や9月末にあるバルセロナ最大の「メルセ祭り」、年末年始などは、地元っ子も多く集まるので大変賑やか。ホテルなどの予約はお早めに。
スペインといえばリーガ・エスパニョーラ。人気なのがFCバルセロナとレアルマドリッド。イタリアよりも安心して観戦できるので、ぜひハネムーンで計画してみては?チケットが入手できなくても、スポーツバルで地元っ子と一緒に応援も楽しそう。
春は気温が変わりやすいので、脱ぎ着しやすい服装を心がけて。6月に入ると夏の気温になります。秋になると雨が多くなるので、折りたたみの傘は持って行った方がいいでしょう。
冬は平均して10度ぐらいなので、底冷えするほどでもありません。ただし、乾燥しているのでのど、鼻の粘膜が弱い人は注意です。
マドリッドの緯度は日本でいうと青森と同じぐらい。気温は東京とほぼ同じです。夏はともかく暑く、冬は冷たい風が吹き寒さを感じます。基本的に年間を通して乾燥しているのも特徴の一つです。夜と昼の気温の差が激しいので、夏でも羽織物を用意して行った方が良いでしょう。
年間を通しての服装は日本とほとんど変わりませんが、冬は日が落ちると冷え込むので、靴下や下着を含め防寒対策をしておいた方がよさそうです。
年間を通して温暖な地中海性気候であり、冬も比較的温暖なのがこのエリアの特徴です。ただし、夏はとても乾燥していて日差しが強く暑いので、外出にはサングラスや日焼け止めは必需品です。乾燥している為、あまり喉の渇きを感じませんが、熱中病対策の為水分補給はこまめに行いましょう。
服装は日本とあまり変わりありませんが、1月2月はやはり冷え込むことがあるので、厚手のコートやマフラーなどがあると安心。日中は脱いで温度調整できるような重ね着にしておきましょう。
気になるのはレストランのドレスコード。ちょっと高級感のあるところでのディナーなら、女性はワンピース、男性はジャケットを羽織るなどの気配り程度で大丈夫です。あまりフォーマルなスタイルだと浮いてしまうかも。フラメンコショーとセットになったディナーでも同様です。
スペインといえばクラブで夜遊び!ここはやはり、日本と同じようにクラブの雰囲気に合うおしゃれを楽しんでほしいもの。スペインでは若くても大人でもセクシーなドレスアップが主流のようです。ミニドレスやミニスカートでお出かけください。
大聖堂や教会などの場合、露出度の高い服装は避けましょう。ノースリーブに短パンだと、体を覆うようにいわれる場合があります。
スペインには日本でもおなじみのブランド「ZARA」や「MANGO」もあるので、必要に応じて現地で調達してもいいですね。
スペインハネムーンで宿泊するなら、1泊はパラドールでがおすすめ。バラドールとは、中世のお城や修道院貴族の館などを独自でリノベーションした国営ホテルチェーンです。
歴史的建築物や美しい中庭があり、絶景が望める場所に建つホテルなど現在スペイン国内に90カ所以上が存在し、世界中の観光客の注目を集めています。
スペインを代表する世界遺産「アルハンブラ宮殿」内に宿泊できる「パラドール・デ・グラナダ」や、サンティアゴ大聖堂の隣に位置する最も美しいパラドールとも呼ばれている「パラドール デ サンティアゴ デ コンポステーラ」などが人気が高いパラドールのようです。
バルセロナというと、やっぱりガウディ建築を見たいという要望が多い都市。カサ・ミラやカサバトリョなどがあるのはエシャンプラ地区です。高級ブランド店が立ち並ぶ華やかなグラシア通りが中心をとおっているので比較的治安がいいのがポイント。人気のサグラダファミリアへも地下鉄で簡単にアクセスできます。
ガウディのサグラダファミリアがお目当てということなら、近くにあるホテルをお願いするのもあり。繁華街ではないので、夜遊びはしないというカップルには穴場かも。
マドリッドでのホテル選び、ポイントは治安の良さです。エリアによっては地元の人でも避ける場所があります。安さだけではなく、こういったところも注目して選びましょう。
おすすめのエリアは「オペラ駅」周辺。王立劇場があり、バルやレストラン、市場など、スペイングルメを気軽に楽しめるのが魅力。賑やかな場所になるので、静かで落ち着いた環境が希望のカップルには、高級ブランド店が立ち並ぶセラーノ通り周辺がおすすめです。
白い村やひまわり畑で有名なアンダルシア地方。パラドールもいくつかあるので、ハネムーンコンシェルジュに観光に便利なところを紹介してもらってもいいですね。
もう一つ、アンダルシア地方でおすすめなのが、コスタ・デル・ソル(太陽海岸)での滞在。玄関口として有名なマラガには美しいビーチはもちろん、ピカソの生誕地としても有名。美術館や生家を訪ねたり、闘牛を見に行ったりしてみるのもいいですね。
現在、イタリアについで新婚旅行で行きたいヨーロッパの国として、人気急上昇中のスペイン。2か国以上周遊希望の場合でも必ず名前が上がります。
陽気な人々と、フラメンコや闘牛を始めとする独特な文化にエキゾチックな芸術。サッカー観戦やタパスを代表する美味しいスペイン料理などなど。多種多様な魅力がたっぷり詰まったスペインは、何度足を運んでも飽きる事のない国の一つといえます。やりたいことが沢山ある時は、優先順位をしっかりきめて旅の計画を立ててみると良いでしょう。
スペインには、年間数百ものお祭りがあるといわれ、年中どこかで開催されているお祭り大国です。トマトの投げ合いで知られる「ラ・トマティーナ」は、スペイン・バレンシア州の街、ブニョールで8月の最終水曜日に行われる収穫祭です。もう一つ、バレンシアで最も盛り上がるのは春に行われる火祭り。ド派手な花火や爆竹で観光客の度肝を抜きます。
スペインで一番大きなお祭りは、毎年9月24日のメルセ聖母の日を中心に4日間にわたって行われるメルセ祭(La Mercè)。街中に登場する巨大人形「ジャンガン」のダンスなど伝統舞踊でも知られていますが、人間の塔と呼ばれるカステイが一番の見所。実際に観ると相当な迫力なので感動すること間違いありません。
新婚旅行の日程がお祭りと重なりそうであれば、思い切って参加してみるのもよいのでは?
今や世界最高峰のサッカーリーグともいわれるスペインリーグ「リーガ・エスパニョーラ」は、サッカーファンならば一度は観戦しておきたいもの。基本的に試合は土日開催されることになっており、チケットもイタリアや英国に比べてリーズナブル。ハネムーンでスペインを訪れるなら本場の試合を楽しむチャンスですね!
ただし、バレンシアやレアル・アマドリードなどの強豪チームは、窓口販売するチケットは少ないようなので、事前に旅行会社などを通してチケットを購入していった方が良いでしょう。
最近注目を集めているのがスペイン北部にあるバスク地方。フランスとの両側にまたがり、独自の文化と言語を持ちます。ピンチョス発祥の地といわれ、美食の町で知られています。
日本に来た宣教師、フランシスコ・ザビエルは実はバスク人。ヘミングウェイの「日はまた昇る」の舞台であり、「牛追い祭り」で有名なパンプローナもバスク地方にあります。ガリシア地方にある巡礼路で有名なサンティアゴ・コンポステーラと合わせて、ハネムーンプランをお願いしてもいいですね。
火祭りやトマト祭りで有名なバレンシア地方。スペイン東南部にあり、マドリッド、バルセロナに次スペインぐ第3の都市です。パエリア発祥の地、おいしいオレンジの産地としても知られています。
バレンシアの魅力はなんといっても治安がいいこと!物価も抑えめなので、新婚旅行でのんびりと過ごしたいカップルにはとてもおすすめです。
バスク地方やバレンシア地方のパッケージツアーはなかなかないので、ぜひオーダーメイドプランで、スペインの都市周遊を楽しんでみてはいかがでしょうか。
地中海に面したスペイン。中でもビーチリゾートとして人気の高いマヨルカ島は「ヨーロッパのハワイ」とも呼ばれ、中世の面影が残る楽園です。
一方、イビサ島は、ヨーロッパのクラブ文化の中心ともいわれ、「パーティアイランド」としても知られています。美しい自然や歴史的遺産なども残されており、白い砂浜が広がるビーチリゾートとしても魅力的。
また最近注目を集めているのがメノルカ島。まるでボートが浮かんでいるかのように見える透明度の高い海や観光地化されていない素朴な街並みなど、のんびり過ごしたい人にはぴったりです。
街歩きや観光も楽しみたいけど、ビーチリゾートでのんびり過ごす時間が欲しいというお2人には、スペインの離島もおすすめですよ!
パエリアにタパスなど、親しみが深いスペイン料理も是非本場で味わってみましょう。
スペイン料理の特徴は素材を生かした調理方法に加えて、フランス料理に影響を受けたバスクやカルターニャ地方の料理、モロッコに影響を受けエスニックテーストが強い料理など、その地方に影響を与えた民族の料理が多いです。特産物を生かした郷土料理が楽しめます。
また、スペインの人々の社交の場「バル」に立ち寄って一口サイズのパンにバラエティ豊かな具を載せたピンチョスと共に、美味しいスペインワインを味わってみましょう。
日本でもおなじみパエリアは、お米と野菜、魚介類、お肉などを炊き込んだスペインを代表する料理。バレンシア語では「パエージャ」と発音し、「フライパン」を意味します。
スペインに稲作をもたらしたアラブ人が起原。かつてはオレンジの木を薪にして炊いていたといわれています。日本では魚介類と炊き込むことが多いのですが、鶏やウサギ、野菜を使ったものが本場の味。ハネムーンでぜひ、味わってみてはいかがでしょうか。
スペインハネムーンの要望で多いのが「バル巡りがしたい!」。一軒で長居するのではなく、次々バスをハシゴするのは、バスク地方独特のピンチョ・ポテという慣習によるもの。
南スペイン発祥の「タパス」はワインやお酒と一緒に食べられる簡単な一品料理のこと。スペイン語で蓋をするという「タパ」が語源です。「ピンチョス」は、バスク地方のサン・セバスチャン村が発祥といわれていて、スペイン語のピンチャール(刺す)に由来します。パンの上に食材を載せて、串に刺して提供され、見た目もカラフルで目でも楽しめます。
バルセロナやマドリッドでも楽しめますが、本場のバル巡りをするならやっぱりバスク地方?
スペインはイタリア、フランスに次ぐ、世界第3位の生産国。フランスとの国境に近いリオハは、良質な赤ワインを生産する地域として有名です。
スペイン北西部の町リアス・バイシャスは白ワイン、カタルーニャ地方はシャンパーニュと同じ製法で作られるカヴァ、白い村のひとつヘレス・デ・ラ・フロンテーラで作られるシェリー酒、ワインカクテルのサングリアなど、ぜひ、スペイン料理とともにワインも楽しんでみては?
日本でもおなじみのスペインブランドといえば、ロエベやZARA(ザラ)、カンペール、マンゴーなど。高いものからプチプラ、リーズナブルなものまで、お買い物の楽しみも味わえちゃいますね。
また、スペインは世界一の生産量を誇るオリーブオイルの産地。食用はもちろん、化粧品などもたくさんあります。最近注目を集めているのは塩!パッケージもかわいいのでお土産にも人気。
カラフルな陶器やアクセサリー、エスパドリュー、サッカーグッズなど、自分用のお土産からばらまき用まで楽しく選んじゃいましょう!
デパートなどの大きなお店を除き、あまり英語が通じないスペイン。基本的なスペイン語を覚えておき、笑顔で応対するのが基本です。
お店にはいったらまずは元気にあいさつ。何か手に取ってみたい場合は、必ず店員さんに声をかけ、対応してもらいましょう(勝手に手に取るのはNGですよ)。
「こんにちは(Hola オラ)」や「ありがとう(Gracias グラシアス)」、「いくらですか?(Cuanto es? クアント・エス?」など、最低限な言葉を覚えておくと、便利ですよ!
スペインで行われる大きなバーゲンセール。夏は7月~8月(6月下旬から開催する場所もあり)。冬は1月~3月上旬になります。クリスマスの12日後から約2か月間開催。セール中でも1店舗の購入額が100ユーロを超える場合は、免税になるので、お店で支払い前に「Tax Free,Please」と伝え、パスポートを提示しましょう。
新婚旅行の日時がこの時期と重なるならラッキーですね。
バルセロナはガウディの建築群が有名ですが、ミラ邸やバトリョ邸は通り沿いから見るだけでなく、入館料を払えば中も見学できて、ガウディの世界をより楽しめます。
スペインにはシエスタ(昼の休憩時間)があり、14時~17時くらいに店が閉まり、お土産を買う時間がなくなってしまった。買えるところでちょこちょこ買い物をしておくことをお勧めします。
愛媛県・30代
アンダルシア地方のマラガ県からカディス県に続いている海岸沿いのコスタ・デル・ソルは観光地としてとても有名。一見、普通のレストランでもとても美味しいお肉やお魚を出してくれます。外人も多いところなので、英語も通じる事がありました。
中でも、魚介類のスープライスのようなものがあり、とてもスープにコクがあり、美味しいです。マラガ県のデュケッサのビーチの近くではこのスープライスを美味しく出してくれる、レストランがありました。
大阪府・30代
バルセロナ、グラナダ、マドリードを周遊。
格安のツアーだったせいか、添乗員さんがイマイチ。観光地で道に迷うわ、レストランにたどりつけないわ、炎天下の中歩かされたり・・・。ホテルのトラブルもまったく対応してくれず、自力でフロントで交渉したりした。
新婚旅行なんだからもっと奮発すればよかったと後悔。
北海道・30代
慣れていない土地(特に海外)へ行かれる場合は、食事付き・日本語ガイド付きなど、なるべくサービスの整っているツアーをおすすめします。そのほうが、短期間の旅行の中で、各地のいい所を効率的にまわることができ、そのぶん二人の時間を満喫することができるからです。
愛媛県・30代・スペイン周遊
余り欲を出しすぎて、あっちもこっちもと言うとかえって疲れてしまうので、気を張らずに、楽しく過ごせるようにと思う程度なくらいが、一番満足できる旅行になるのではないかと思います。折角の新婚旅行なのですから、完璧さを重視しなくても良いと思います。
大阪府・30代・スペイン周遊
みなさん。新婚旅行に期待と少しの不安をかかえておられると思います。旅にはトラブルはつきもので、思いがけないアクシデントに見舞われたり、ささいなことでパートナーの方とケンカしてしまったりすると思いますが、大丈夫です。命に関わる様なことでなければ、なんとかなります。むしろそれを逆に楽しんでしまうくらいの気持ちでいた方がいいと思います。
ただ、二人互いに歩み寄るのを忘れず、それさえ心がけていればきっと素敵な新婚旅行ができると思います。みなさん、素敵な新婚旅行をしてくださいね!
大阪府・30代・スペイン
盛千夏
スペイン在住17年のスペイン留学エージェント。スペイン人夫と二人暮らしで新婚旅行はスペイン北部を回る旅でした。本業のほかライター業もこなし、スペインの魅力を紹介したブログ「スペイン庶民生活@バレンシア」を運営中。趣味は食べ歩き!
KawaguchiMine
バルセロナ在住25年。保険営業、趣味の散歩で集めた旬の街角情報を お届けします。 何度歩いても新発見のある驚きの街バルセロナ。 海、山、イベントなど、魅力に満ちた街の表情をお伝えします。
スペイン第二の都市「バルセロナ」。地中海性気候の為年間を通して温暖で過ごしやすいのが特徴です。世界遺産に登録されているアントニ・ガウディの作品群を始め、歴史的建築物やピカソ美術館など見所も豊富です。
スペインの都市「マドリード」。経済の中心地でもあり王宮もある近代的な都市では、サッカーやフラメンコ、蚤の市など日常的なイベントをじっくりと楽しむ他、世界三大美術館「プラド美術館」にも是非足を運んでみて欲しい。
スペイン南部にあるアンダルシア地方。スペインを征服したイスラム教徒最後の宮殿「アルハンブラ」があるグラナダ、石灰を塗り込めた真っ白な壁の家があるまる「白い村」など、陽気で情熱的なスペインらしい表情に触れることができるエリアです。
スペインへの直行便は、2016年に約20年ぶりに復活。JALとイベリア航空のコードシェア便で成田からマドリッドまで週3便飛んでいます。今までヨーロッパの主要都市を経由しておよそ16時間から18時間ぐらいかかっていたのが、約14時間で到着できます。
バルセロナはLCCの乗り入れが多く、マドリッドやアンダルシアの玄関口マラガなどへは、飛行機を使った移動も意外にリーズナブルです。格安なら早朝や深夜便を狙いましょう。
空港から街の中心部は離れているので、旅行日数が短く、無駄なく移動したい場合は、高速列車「AVE(アヴェ)」がおすすめ。マドリッドとバルセロナ間を約2時間50分~3時間30分で結びます。ただ、お値段は高め。
旅行日数に余裕があるならバス移動がともかく安い!主要都市を結んでおり、格安シートからプレミアムシートまで選べます。マドリッドからグラナダまで約5時間ぐらいで18.63ユーロと激安(飛行機なら1時間で220ユーロから)。
スペインは地下鉄も整備され、マドリッドやバルセロナ、バレンシアは路線も充実。路線バスとの共通カードを利用するのもありです。また、タクシー料金が安いので、活用してみては?
観光目的の場合6ヵ月間で90日以内の滞在の場合ビザは不要で滞在できます。また、パスポートの未使用査証欄は見開き2頁以上必要になっていますので、足りない場合は事前に増補しておくとよいでしょう。
ヨーロッパの国をいくつか周遊する場合、EUの一部の国が結んでいるシェンゲン条約加盟国(イタリアやフランス、ギリシャなど)を経由してスペインに行く場合は、乗継国で入国審査をします。パスポート残存有効期間は出国時に3ヵ月以上必要です。
※ビザ・パスポート等の情報は予告なく変更されることがあるので、必ず大使館、領事館または旅行会社で確認するようにしてください。
スペインの通貨はユーロです。補助通貨はセントになります。1セントから2ユーロまでの硬貨と、5ユーロから500ユーロまでの紙幣があります。
現地の銀行や両替所で両替はユーロの両替は可能ですが、レートが日本よりも良くても手数料が高く設定されている事が多いので、スペインに行く際は日本の銀行で両替をして行った方がお得です。
現地で両替する際は、銀行や両替所によってレートや手数料が異なるので、きちんと計算してから利用する両替所を選ぶことをおススメします。
空港内の両替所は、銀行系列なので街の銀行と両替するのと同じ金額です。ただし、夜間や予期せぬストライキなどで窓口が閉まっている事もあるので、どちらにせよ到着してから利用する最低限の金額は日本で両替していきましょう。
いちばん便利なのがやはりクレジットカード。スリ対策としてもおすすめです。現金が必要な場合でも、クレジットカードのキャッシング機能を利用して現地のATMでお金を引き出すこともできます。
カードは基本、VISAかMasterカード。ダイナースやアメックスに対応しているところは多少ありますが、JCBはほとんどありません。
スペインでは、チップの習慣がありませんが、レストランやタクシーで良いサービスを受けた場合は心づけ程度に渡してみてもよいでしょう。外国のホテルで必要とされている明度さんへの枕銭は、ほぼ必要ありません。
他のユーロ圏同様、肉製品、 乳製品、卵製品の持ち込みは原則禁止になっています。アルコール類は、アルコール度23%以上の酒類の場合1本、アルコール度22%以下の酒類は、2本、ワイン2リットルまでの持ち込みが認められています。
また、1万ユーロ以上の現金などを持ち込み、あるいは持ち出しする場合は別途申告が必要なので注意しましょう。
有名観光地であるバルセロナが最も多く、次いでマドリードで窃盗やスリなどが発生しています。
空港や駅、スペイン広場、ホテル、レストランなど、観光客が多く集まる場所でスリや置き引きが多発しています。ぶつかったり、話しかけたり、小銭を落としたりして、注意がそれた瞬間にカバンから財布が抜き取られるなどの事案が発生。特にケチャップをかけられて汚れをとるふりをして財布を盗むこともありますので、荷物から目をそらさないようにしましょう。
署名を求めたり、警官を装い、持ち物を提示させるなどがあるので、注意しましょう。
スペインの電源は220V/50HzでコンセントはCタイプ。日本の電気製品を持ち込むときは適切な変換プラグと変圧器が必要になります。
スペインのお水は基本的に硬水で、マドリッドのみ軟水です。基本的には水道水を飲んでも大丈夫ですが、石灰が多くカルキ臭が強いのでおいしくありません。お腹が弱いなど心配な場合はペットボトルのミネラルウォーターを利用しましょう。
バルセロナにある「カナレタスの泉」でお水を飲むと、またバルセロナに帰ってこれるという言い伝えがあるそう。近くを訪れた場合は、ぜひ一口、飲んでみては?
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